JP2583102Y2 - 建物のアルコーブスクリーン - Google Patents
建物のアルコーブスクリーンInfo
- Publication number
- JP2583102Y2 JP2583102Y2 JP9282492U JP9282492U JP2583102Y2 JP 2583102 Y2 JP2583102 Y2 JP 2583102Y2 JP 9282492 U JP9282492 U JP 9282492U JP 9282492 U JP9282492 U JP 9282492U JP 2583102 Y2 JP2583102 Y2 JP 2583102Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screen
- alcove
- window
- building
- wall
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- Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、建物の外壁のアルコ
ーブ部分に取り付けられるスクリーンに関するものであ
る。
ーブ部分に取り付けられるスクリーンに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】住宅などの建築物の外壁にアルコーブと
称する窪みを形成して、外壁に変化を持たせることは従
来公知である。
称する窪みを形成して、外壁に変化を持たせることは従
来公知である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のアルコーブにおいては、単純に外壁を窪ませただけ
のものであって、外側から見て単なる凹所があるだけで
あるから、いま一つ魅力に乏しいという欠点があった。
来のアルコーブにおいては、単純に外壁を窪ませただけ
のものであって、外側から見て単なる凹所があるだけで
あるから、いま一つ魅力に乏しいという欠点があった。
【0004】この考案は、このような従来の欠点を解消
して、単純に窪ませただけのアルコーブにスクリーンを
設けることによって、従来にない優れた外観を有するア
ルコーブを提供することを目的としてなされたものであ
る。
して、単純に窪ませただけのアルコーブにスクリーンを
設けることによって、従来にない優れた外観を有するア
ルコーブを提供することを目的としてなされたものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この考案では、建物の外壁に形成したアルコーブの
上下方向の中間部に、そのアルコーブを跨ぐようにして
多孔板からなるスクリーンを取り付けたことを特徴とす
る。
め、この考案では、建物の外壁に形成したアルコーブの
上下方向の中間部に、そのアルコーブを跨ぐようにして
多孔板からなるスクリーンを取り付けたことを特徴とす
る。
【0006】同じく、この出願の請求項2の考案は、ス
クリーンが外方に膨出する概略断面半円状であることを
特徴とする。
クリーンが外方に膨出する概略断面半円状であることを
特徴とする。
【0007】更に、この出願の請求項3の考案は、アル
コーブの正面壁に窓を設けるとともに、スクリーンの上
端がこの窓の下端と同じか若しくは僅かに上方若しくは
下方となるようにして取り付けたことを特徴とする。
コーブの正面壁に窓を設けるとともに、スクリーンの上
端がこの窓の下端と同じか若しくは僅かに上方若しくは
下方となるようにして取り付けたことを特徴とする。
【0008】また、請求項4の考案は、窓下のアルコー
ブ正面壁にフラワーボックスを設けるとともに、そのフ
ラワーボックスを覆うようにしてスクリーンを取り付け
たものである。
ブ正面壁にフラワーボックスを設けるとともに、そのフ
ラワーボックスを覆うようにしてスクリーンを取り付け
たものである。
【0009】
【作用】上記構成によれば、単なる窪みであったアルコ
ーブの一部にスクリーンが取り付けられるので、このア
ルコーブ部分にアクセントができ、従来にない優れた外
観を提供できる。また、窓の下側に設けることによっ
て、窓からの外方視界を大きく妨げることなく、一方に
おいて斜め下方から室内を覗かれる恐れが少ない。更
に、スクリーンは、多孔板であるからある程度の透光性
を有し、全体が重苦しくなるのを防いでいる。
ーブの一部にスクリーンが取り付けられるので、このア
ルコーブ部分にアクセントができ、従来にない優れた外
観を提供できる。また、窓の下側に設けることによっ
て、窓からの外方視界を大きく妨げることなく、一方に
おいて斜め下方から室内を覗かれる恐れが少ない。更
に、スクリーンは、多孔板であるからある程度の透光性
を有し、全体が重苦しくなるのを防いでいる。
【0010】
【実施例】図1〜図3は、この考案のスクリーンを取り
付けた外壁のアルコーブ部分を示している。(1)は、
外壁(2)の一部を一階から二階迄凹状に窪ませたアル
コーブであり、このアルコーブ(1)の正面壁(3)に
は、二階の窓(4)と一階の窓(5)が形成されてい
る。二階の窓(4)の下側には、同じくその正面壁
(3)にフラワーボックス(6)が取り付けられてい
る。(7)が、断面概略半円状に形成されたこの考案の
スクリーンであり、図3で示すように、その上端が二階
の窓(4)の下端と略同一高さとなる位置において、ア
ルコーブ(1)を跨ぐようにして取り付けられている。
また、このスクリーン(7)の下端は、一階の窓(5)
の上端よりやや高くなる位置までとされている。前記フ
ラワーボックス(6)は、このスクリーン(7)に覆わ
れている。(18)は、一階の窓(5)用のシャッター雨
戸を示している。
付けた外壁のアルコーブ部分を示している。(1)は、
外壁(2)の一部を一階から二階迄凹状に窪ませたアル
コーブであり、このアルコーブ(1)の正面壁(3)に
は、二階の窓(4)と一階の窓(5)が形成されてい
る。二階の窓(4)の下側には、同じくその正面壁
(3)にフラワーボックス(6)が取り付けられてい
る。(7)が、断面概略半円状に形成されたこの考案の
スクリーンであり、図3で示すように、その上端が二階
の窓(4)の下端と略同一高さとなる位置において、ア
ルコーブ(1)を跨ぐようにして取り付けられている。
また、このスクリーン(7)の下端は、一階の窓(5)
の上端よりやや高くなる位置までとされている。前記フ
ラワーボックス(6)は、このスクリーン(7)に覆わ
れている。(18)は、一階の窓(5)用のシャッター雨
戸を示している。
【0011】上記スクリーン(7)は、平面から見て半
円状に屈曲した長方形のフレーム(9)と、そのフレー
ム(9)の中央部に設けた縦方向の桟材(10)と、それ
らのフレーム(9)と桟材(10)に囲まれる空間部に取
付けたパンチングメタル等の多孔板(11)からなり、フ
レーム(9)の両側に、それぞれ上記下一対の取付けプ
レート(12)を突出させている。他方、アルコーブ
(1)両側の外壁面には、その外壁(2)を構成する軸
組(13)の支柱(14)(14)間に差し込んで取り付けた
支持プレート(15)が、外壁板(16)より突出されてお
り、この支持プレート(15)の先端と前記取付けプレー
ト(12)を重ねて、ボルト接合して取り付けている。図
5は、フラワーボックス(6)の取付け構造を示し、同
様に、外壁から突出させたステー(17)へ、フラワーボ
ックス(6)の両端部分を外嵌してボルトで固定するよ
うにしている。
円状に屈曲した長方形のフレーム(9)と、そのフレー
ム(9)の中央部に設けた縦方向の桟材(10)と、それ
らのフレーム(9)と桟材(10)に囲まれる空間部に取
付けたパンチングメタル等の多孔板(11)からなり、フ
レーム(9)の両側に、それぞれ上記下一対の取付けプ
レート(12)を突出させている。他方、アルコーブ
(1)両側の外壁面には、その外壁(2)を構成する軸
組(13)の支柱(14)(14)間に差し込んで取り付けた
支持プレート(15)が、外壁板(16)より突出されてお
り、この支持プレート(15)の先端と前記取付けプレー
ト(12)を重ねて、ボルト接合して取り付けている。図
5は、フラワーボックス(6)の取付け構造を示し、同
様に、外壁から突出させたステー(17)へ、フラワーボ
ックス(6)の両端部分を外嵌してボルトで固定するよ
うにしている。
【0012】
【考案の効果】上記のように、この考案では、単純な窪
みであったアルコーブの一部にスクリーンが取り付けら
れるので、このアルコーブ部分にアクセントができ、従
来にない優れた外観を提供できる。また、窓の下側に設
けることによって、窓からの外方視界を大きく妨げるこ
となく、一方において斜め下方から室内を覗かれる恐れ
が少ないという効果が得られる。更に、スクリーンは、
多孔板であるからある程度の透光性を有し、全体が重苦
しくなることがないという効果がある。加えて、窓の下
側のフラワーボックスをこのスクリーンで覆うことで、
外から見たとき花のみがスクリーンの上方に出ることに
なり、より優れた外考えられることになる。
みであったアルコーブの一部にスクリーンが取り付けら
れるので、このアルコーブ部分にアクセントができ、従
来にない優れた外観を提供できる。また、窓の下側に設
けることによって、窓からの外方視界を大きく妨げるこ
となく、一方において斜め下方から室内を覗かれる恐れ
が少ないという効果が得られる。更に、スクリーンは、
多孔板であるからある程度の透光性を有し、全体が重苦
しくなることがないという効果がある。加えて、窓の下
側のフラワーボックスをこのスクリーンで覆うことで、
外から見たとき花のみがスクリーンの上方に出ることに
なり、より優れた外考えられることになる。
【図1】この考案のスクリーンを取り付けたアルコーブ
の要部の斜視図である。
の要部の斜視図である。
【図2】同じくスクリーンを取り付けたアルコーブ部分
の縦断面図である。
の縦断面図である。
【図3】スクリーンの取付け方法を示す取付け部の分解
斜視図である。
斜視図である。
【図4】同じくスクリーン取付け部の横断面図である。
【図5】フラワーボックスの取付け構造を示す要部分解
斜視図である。
斜視図である。
(1) アルコーブ (2) 外壁 (3) 正面壁 (4) 窓 (6) フラワーボックス (7) スクリーン
Claims (4)
- 【請求項1】 建物の外壁に形成したアルコーブの上下
方向の中間部に、そのアルコーブを跨ぐようにして多孔
板からなるスクリーンを取り付けたことを特徴とする建
物のアルコーブスクリーン。 - 【請求項2】 スクリーンが外方に膨出する概略断面半
円状である請求項1の建物のアルコーブスクリーン。 - 【請求項3】 アルコーブの正面壁に窓を設けるととも
に、スクリーンの上端がこの窓の下端と同じか若しくは
僅かに上方若しくは下方となるようにして取り付けたこ
とを特徴とする請求項1または2の建物のアルコーブス
クリーン。 - 【請求項4】 窓下のアルコーブ正面壁にフラワーボッ
クスを設けるとともに、そのフラワーボックスを覆うよ
うにしてスクリーンを取り付けた請求項3の建物のアル
コーブスクリーン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9282492U JP2583102Y2 (ja) | 1992-12-26 | 1992-12-26 | 建物のアルコーブスクリーン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9282492U JP2583102Y2 (ja) | 1992-12-26 | 1992-12-26 | 建物のアルコーブスクリーン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0654896U JPH0654896U (ja) | 1994-07-26 |
JP2583102Y2 true JP2583102Y2 (ja) | 1998-10-15 |
Family
ID=14065187
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9282492U Expired - Fee Related JP2583102Y2 (ja) | 1992-12-26 | 1992-12-26 | 建物のアルコーブスクリーン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2583102Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-12-26 JP JP9282492U patent/JP2583102Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0654896U (ja) | 1994-07-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |