JP2582988Y2 - スクリューピン - Google Patents
スクリューピンInfo
- Publication number
- JP2582988Y2 JP2582988Y2 JP3584092U JP3584092U JP2582988Y2 JP 2582988 Y2 JP2582988 Y2 JP 2582988Y2 JP 3584092 U JP3584092 U JP 3584092U JP 3584092 U JP3584092 U JP 3584092U JP 2582988 Y2 JP2582988 Y2 JP 2582988Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw
- ridge
- pin
- cutting tool
- screw pin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/56—Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor
- A61B17/58—Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor for osteosynthesis, e.g. bone plates, screws, setting implements or the like
- A61B17/68—Internal fixation devices, including fasteners and spinal fixators, even if a part thereof projects from the skin
- A61B17/84—Fasteners therefor or fasteners being internal fixation devices
- A61B17/86—Pins or screws or threaded wires; nuts therefor
- A61B17/8625—Shanks, i.e. parts contacting bone tissue
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/56—Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor
- A61B17/58—Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor for osteosynthesis, e.g. bone plates, screws, setting implements or the like
- A61B17/60—Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor for osteosynthesis, e.g. bone plates, screws, setting implements or the like for external osteosynthesis, e.g. distractors, contractors
- A61B17/64—Devices extending alongside the bones to be positioned
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Orthopedic Medicine & Surgery (AREA)
- Surgery (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Neurology (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Medical Informatics (AREA)
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- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、引き抜き強度を高める
ことのできるスクリューピンに関する。
ことのできるスクリューピンに関する。
【0002】
【従来の技術】図5に示されるように、骨折部Aの固定
等のためにスクリューピン1が用いられる。複数本のス
クリューピン1を骨折部Aの骨B,Cに捩じ込み、それ
らを固定ブロック2で連結することにより骨折部Aを固
定するのである。
等のためにスクリューピン1が用いられる。複数本のス
クリューピン1を骨折部Aの骨B,Cに捩じ込み、それ
らを固定ブロック2で連結することにより骨折部Aを固
定するのである。
【0003】従って、スクリューピン1は容易に骨B,
Cから抜け出ることがあってはならず、その骨B,Cに
埋め込まれるネジ部3には引き抜き強度を高めるための
形状が付されている。すなわち、従来は、図4に示され
るように、ネジ溝4がその横断面が円弧状となるように
形成されている。これにより、ネジ部3の表面積を大き
くして骨組織と密着させ、骨から抜け難くしているので
ある。
Cから抜け出ることがあってはならず、その骨B,Cに
埋め込まれるネジ部3には引き抜き強度を高めるための
形状が付されている。すなわち、従来は、図4に示され
るように、ネジ溝4がその横断面が円弧状となるように
形成されている。これにより、ネジ部3の表面積を大き
くして骨組織と密着させ、骨から抜け難くしているので
ある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、ネジ溝
4を円弧状に形成するには、総形バイトで旋盤加工する
必要があるが、総形バイトを用いる場合は切削抵抗が大
きいため径の小さいネジやピッチの大きいネジを加工す
る場合に母材が撓み、加工が困難となる。また、砥石で
研削して成形することもできるが、その場合は加工効率
が悪く、加工時間が長くなり、コストアップの原因とな
る。
4を円弧状に形成するには、総形バイトで旋盤加工する
必要があるが、総形バイトを用いる場合は切削抵抗が大
きいため径の小さいネジやピッチの大きいネジを加工す
る場合に母材が撓み、加工が困難となる。また、砥石で
研削して成形することもできるが、その場合は加工効率
が悪く、加工時間が長くなり、コストアップの原因とな
る。
【0005】従って、本考案は、引き抜き強度が高く、
かつ加工が容易なスクリューピンを提供することを目的
とする。
かつ加工が容易なスクリューピンを提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、本考案は、スクリューピンのネジの螺旋に沿ってネ
ジ溝内に凸条、凹条又は段部が設けられた構成を採用し
ている。
め、本考案は、スクリューピンのネジの螺旋に沿ってネ
ジ溝内に凸条、凹条又は段部が設けられた構成を採用し
ている。
【0007】
【作用】凸条、凹条又は段部の存在によりネジの表面積
が大きくなり、骨組織との密着性が高まる。
が大きくなり、骨組織との密着性が高まる。
【0008】また、凸条、凹条又は段部はネジの螺旋に
沿っているので、母材との接触面積の小さいバイトを用
いて旋盤等により形成することができる。従って、小径
のネジやピッチの大きいネジの加工が容易となり、かつ
加工効率も向上する。
沿っているので、母材との接触面積の小さいバイトを用
いて旋盤等により形成することができる。従って、小径
のネジやピッチの大きいネジの加工が容易となり、かつ
加工効率も向上する。
【0009】
【実施例】以下、図面に基づき本考案に係るスクリュー
ピンの実施例について説明する。実施例1 図1に示されるように、スクリューピンのネジ部5は円
錐状となっている。そして、ネジ溝6の底にはネジの螺
旋に沿って段部7が階段状に形成されている。
ピンの実施例について説明する。実施例1 図1に示されるように、スクリューピンのネジ部5は円
錐状となっている。そして、ネジ溝6の底にはネジの螺
旋に沿って段部7が階段状に形成されている。
【0010】このようにネジ山8の間に段部7が複数条
設けられているので、それだけネジの表面積が大きくな
り、骨組織との密着性が高まることとなる。上記ネジ部
5は、例えば、旋盤により切削形成される。
設けられているので、それだけネジの表面積が大きくな
り、骨組織との密着性が高まることとなる。上記ネジ部
5は、例えば、旋盤により切削形成される。
【0011】その際に用いられるバイト9としては、ネ
ジ山8の斜面に合致した第1と第2の切れ刃部分9a,
9bとスクリューピンの母材の中心軸に平行な第3の切
れ刃部分9cとを有したものを用いることができる。
ジ山8の斜面に合致した第1と第2の切れ刃部分9a,
9bとスクリューピンの母材の中心軸に平行な第3の切
れ刃部分9cとを有したものを用いることができる。
【0012】切削に際しては、例えば、上記バイト9を
その第3の切れ刃部分9cが段部一段の幅となるように
円錐に沿って送ればよい。このようにバイト9として総
形バイトを用いる必要がないので、該ネジが小径であっ
たり、ネジのピッチが大きいものであったりしても、母
材に撓み等を生ずることなくネジを切削することができ
る。
その第3の切れ刃部分9cが段部一段の幅となるように
円錐に沿って送ればよい。このようにバイト9として総
形バイトを用いる必要がないので、該ネジが小径であっ
たり、ネジのピッチが大きいものであったりしても、母
材に撓み等を生ずることなくネジを切削することができ
る。
【0013】なお、ネジ部5に円錐形状が設けられない
場合は、段部7に代えて凹条又は凸条を設けることもで
きる。実施例2 図2に示されるように、スクリューピンのネジ部10の
ネジ溝11内におけるネジ山12の斜面にはネジの螺旋
に沿って段部13が形成されている。
場合は、段部7に代えて凹条又は凸条を設けることもで
きる。実施例2 図2に示されるように、スクリューピンのネジ部10の
ネジ溝11内におけるネジ山12の斜面にはネジの螺旋
に沿って段部13が形成されている。
【0014】この段部13によりネジの表面積が大きく
なり、骨組織との密着性が高まる。上記ネジ部10は、
例えば、図2に示されるようなバイト14を用いた旋削
により形成される。該バイト14は、ネジ山12の片側
の斜面に対応する切れ刃部分14aに段部13に合致す
る形状の凸刃部分14bを備えている。このようなバイ
ト14を使用してネジ切りすることにより、ネジ山12
の片側の斜面の切削と同時に段部13も切削されること
になる。
なり、骨組織との密着性が高まる。上記ネジ部10は、
例えば、図2に示されるようなバイト14を用いた旋削
により形成される。該バイト14は、ネジ山12の片側
の斜面に対応する切れ刃部分14aに段部13に合致す
る形状の凸刃部分14bを備えている。このようなバイ
ト14を使用してネジ切りすることにより、ネジ山12
の片側の斜面の切削と同時に段部13も切削されること
になる。
【0015】実施例3 図3に示されるように、スクリューピンのネジ部15の
ネジ溝16の底には、該ネジの螺旋に沿って凸条17が
設けられている。
ネジ溝16の底には、該ネジの螺旋に沿って凸条17が
設けられている。
【0016】この凸条17の介在によりネジの表面積が
大きくなり、骨組織との密着性が高まる。上記ネジ部1
5は、例えば、図3に示されるようなバイト18により
切削される。
大きくなり、骨組織との密着性が高まる。上記ネジ部1
5は、例えば、図3に示されるようなバイト18により
切削される。
【0017】このバイト18はネジ山19の斜面に合致
した第1及び第2の切れ刃部分18a,18bとスクリ
ューピンの母材の中心軸に平行な第3の切れ刃部分18
cとを有しており、該バイト18を用いてネジ山19の
一方の斜面を切削した後、他方の斜面を切削することに
より、凸条17をネジ溝16の底に形成することができ
る。
した第1及び第2の切れ刃部分18a,18bとスクリ
ューピンの母材の中心軸に平行な第3の切れ刃部分18
cとを有しており、該バイト18を用いてネジ山19の
一方の斜面を切削した後、他方の斜面を切削することに
より、凸条17をネジ溝16の底に形成することができ
る。
【0018】
【考案の効果】本考案によれば、凸条、凹条又は段部に
よりネジの表面積を大きくすることができる。従って、
ネジと骨組織との密着性を高め、スクリューピンの引き
抜き強度を増大することができる。
よりネジの表面積を大きくすることができる。従って、
ネジと骨組織との密着性を高め、スクリューピンの引き
抜き強度を増大することができる。
【0019】また、凸条、凹条又は段部はネジの螺旋に
沿っているので、母材との接触面積の小さいバイトを用
いて旋盤等により形成することができる。従って、小径
のネジやピッチの大きいネジの加工が容易となり、かつ
加工効率も向上する。
沿っているので、母材との接触面積の小さいバイトを用
いて旋盤等により形成することができる。従って、小径
のネジやピッチの大きいネジの加工が容易となり、かつ
加工効率も向上する。
【図1】本考案の第1の実施例のスクリューピンにおけ
るネジ部の縦断面図である。
るネジ部の縦断面図である。
【図2】本考案の第2の実施例のスクリューピンにおけ
るネジ部の縦断面図である。
るネジ部の縦断面図である。
【図3】本考案の第3の実施例のスクリューピンにおけ
るネジ部の縦断面図である。
るネジ部の縦断面図である。
【図4】従来のスクリューピンにおけるネジ部の縦断面
図である。
図である。
【図5】スクリューピンの使用例を説明する概略図であ
る。
る。
6,11,16…ネジ溝 17…凸条 7,13…段部
Claims (1)
- 【請求項1】 スクリューピンのネジの螺旋に沿ってネ
ジ溝内に凸条、凹条又は段部が設けられたスクリューピ
ン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3584092U JP2582988Y2 (ja) | 1992-05-28 | 1992-05-28 | スクリューピン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3584092U JP2582988Y2 (ja) | 1992-05-28 | 1992-05-28 | スクリューピン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0593413U JPH0593413U (ja) | 1993-12-21 |
JP2582988Y2 true JP2582988Y2 (ja) | 1998-10-15 |
Family
ID=12453181
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3584092U Expired - Lifetime JP2582988Y2 (ja) | 1992-05-28 | 1992-05-28 | スクリューピン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2582988Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2811926B1 (en) * | 2012-02-09 | 2019-04-10 | Orthopedic Medical Channels, LLC | Bone screw |
-
1992
- 1992-05-28 JP JP3584092U patent/JP2582988Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0593413U (ja) | 1993-12-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |