JP2582594Y2 - 格納箱用背負い緩衝装置 - Google Patents

格納箱用背負い緩衝装置

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JP2582594Y2
JP2582594Y2 JP1992033763U JP3376392U JP2582594Y2 JP 2582594 Y2 JP2582594 Y2 JP 2582594Y2 JP 1992033763 U JP1992033763 U JP 1992033763U JP 3376392 U JP3376392 U JP 3376392U JP 2582594 Y2 JP2582594 Y2 JP 2582594Y2
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storage box
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shock absorber
belt
backpack
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JP1992033763U
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JPH0584638U (ja
Inventor
邦利 小川
Original Assignee
株式会社ソキア
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は格納箱用背負い緩衝装置
に係り、特に重量のあるものを収容する格納箱であって
三点式の背負いベルトに好適に用いられる格納箱用背負
い緩衝装置に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来から重量のある測量機
等の格納箱Hには、図4で示すように、三点式の背負い
ベルト51によって運搬可能になっている。この背負い
ベルト51は、2本のベルト52,53の一端部52
a,53a側で係合部材Kと連結されており、他端部5
2b,53b側は自由端として係合部材(図示せず)が
取着されている。そして一端部52a,53a側の係合
部材Kと、他端部52b,53b側の係合部材とを、格
納箱Hに配設された周知の係合部材とで連結する。そし
て係合部材K側である頂点側を上方にして背負うように
なっている。一般にベルト52,53は布製で、このベ
ルト52,53の肩内側には肩当パットPが配設されて
いる。肩当パットPは、中がスポンジ等で外側がビニー
ル等で構成され、縫合等によってベルト52,53に取
着されている。
【0003】しかし、従来の肩当パットPはクッション
性があまりよくなく、長期的に使用するとクッション性
が劣るということがあった。また、格納箱Hが背中に当
る部分にはパットがないため、長時間に亘って格納箱H
を背負うと、背中に当る部分がいたくなることがあっ
た。
【0004】本考案は格納箱を背負うときに、直接格納
箱が身体に触れないようにして、長時間の運搬を行ない
易くできる格納箱用背負い緩衝装置を提供することにあ
る。本考案の他の目的は、取り外しが可能で不使用時に
は小さく収容でき、さらにベルトの肩への当たり具合を
調節することのできる格納箱用背負い緩衝装置を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案に係る格納箱用背
負い緩衝装置は、格納箱と三点で係合する格納箱用背負
いベルトに用いられる緩衝装置であって、前記背負いベ
ルトの肩内側に沿って形成された肩部と、該肩部から背
中側に連続して形成された背部と、を有し、前記肩部と
前記背部とは連通路によって連通した複数の小室と空気
の注入排出口を備えた空気袋とされ、前記肩部と前記背
部には前記ベルトとの係合部が形成され、前記背部の反
格納箱側には起毛が形成されると共に、格納箱側は、滑
り止めが形成されてなることを特徴とする。
【0006】
【作用】背負いベルトの肩内側に沿って形成された肩部
と、肩部から背中側に連続して形成された背部と、を有
、前記肩部と前記背部とは連通路によって連通した複
数の小室と空気の注入排出口を備えた空気袋とされてい
るので、使用時には、肩に当る肩部および背中に当る背
部が空気でふくらみ、ベルト部分および格納箱部分が肩
および背中に直接当らない。空気袋からなる肩部と背部
とを連通路によって連通した複数の小室から形成してい
るので、格納箱の移動によって空気袋内の空気が急激に
移動するのを防止でき、安定して背負うことが可能とな
る。またベルトとは、肩部と背部に形成された係合部に
よって、係合することができるので、着脱が可能であ
る。また背部の反格納箱側に起毛を形成しているので、
背中の当たりを良好にでき、格納箱側に滑り止めを形成
しているので、緩衝装置と格納箱との移動を規制するこ
とができる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。なお、以下に説明する部材,配置等は本考案を
限定するものでなく、本考案の趣旨の範囲内で種々改変
することができるものである。図2及び図3は本考案に
係る格納箱用背負い緩衝装置Sの一実施例を示すもので
あり、本例に係る格納箱Hは、従来例と同様に、周知の
係合手段によって三点で背負いベルト52,53と着脱
できるようになっており、背負いベルト52,53は一
端側で連結され、この連結側が肩部側として格納箱Hの
中央位置で係合され、他端側で格納箱Hの両端側を係合
するように構成されている。
【0008】 そして本例の格納箱用背負い緩衝装置S
は、空気袋本体10と、空気の注入排出口13と、係合
部14と、から構成され、空気袋本体10は肩部11及
び背部12を備えている。本例の肩部11と背部12
は、複数の小室21,21,・・となるように形成さ
れ、これらの小室21を連通路22によって連結し連通
する一つの空気袋として構成されている。小室21を連
通路22によって連結すると、身体の移動によって格納
箱Hが移動しても、格納箱用背負い緩衝装置S内の空気
が小室21の壁に阻まれて急激に移動することを防止で
きるので、より安定して背負うことが可能となる。
【0009】 本例の空気袋本体10を構成する肩部11
は、背負いベルト52,53の肩内側に沿うように形成
され、この肩部11から背中側に連続して背部12が形
成されている。そして本例の背部12は格納箱Hの上面
の面積と略同じ広さ、或は広く形成されている。また本
例の背部12の側方で格納箱H及び身体に直接接触しな
い所望位置には空気の注入排出口13が形成されてい
る。本例の注入排出口13は、逆止弁等が組み込まれた
従来公知のものを用いることができる。
【0010】 また本例では、肩部11の上面位置と、背
部12の下部位置に、背負いベルト52,53とそれぞ
れ係合する係合部14を形成している。本例の係合部1
4は係合ループからなるものであり、図1で示すよう
に、格納箱用背負い緩衝装置Sは背負いベルト52,5
3を係合ループ内に挿通して、背負いベルト52,53
と格納箱Hとの間で、格納箱Hに接触させ取付けるもの
である。
【0011】また 本例では、図3に示すように、背部1
2の反格納箱H側には起毛31aを形成し、格納箱H側
は滑り止め33aを形成している。即ち、反格納箱H側
における表面生地を、起毛31aのある布製等の生地3
1として裏側をゴム,合成樹脂等の気密性のある材質3
2としてラミネートしたものとし、格納箱H側に接触す
る面を滑り止め33a,本例ではイボ等の小さな凹凸に
形成して、裏側をゴム,合成樹脂等の気密性のある材質
32として、これらによって袋状に形成したものであ
る。
【0012】 背部12の反格納箱H側に起毛31aを形
成し、格納箱H側に滑り止め33aを形成すると、 格納
箱用背負い緩衝装置Sと格納箱Hとの移動を小さな凹凸
(即ち滑り止め)で規制することができるだけでなく、
身体の背中と接触する背部12との間で発汗等による不
快感を、起毛や布製の生地によって防止することができ
る。
【0013】例では、係合部として係合ループを用い
て形成しているが、係合ループの代りに、一端が格納箱
用背負い緩衝装置Sに取着されて、他端側に面状ファス
ナ等を形成した係合部として、面状ファスナの部分によ
り係脱可能に形成しても良い。このようにすると格納箱
用背負い緩衝装置の着脱がより容易となる。
【0014】
【考案の効果】以上のように、本考案によれば格納箱が
直接体に当らないため、長時間運ぶことができる。ま
た、使用しないときには、空気を抜いて折りたためるた
め小さくなる。また、空気を使用するためクッション性
が劣ることがない。そして空気量を調整することによ
り、ベルトの肩への当り具合を簡単にかつ微調整するこ
とが可能である。肩部と背部とを複数の小室から形成
し、連通路によって連通した構成としているので、背負
い具を背負った場合に最も力がかかる肩部が破損しにく
く、格納箱の移動によって空気袋内の空気が急激に移動
するのを防止でき、安定して背負うことができる。また
緩衝装置とベルトとは着脱が可能である。また背部の反
格納箱側に起毛を形成しているので背中の当たりが良好
であり、格納箱側に滑り止めを形成しているので緩衝装
置と格納箱との移動が規制される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る格納箱用背負い緩衝装置の一実施
例を示す斜視図である。
【図2】 図1の格納箱用背負い緩衝装置を格納箱に取付
けた状態を示す斜視図である。
【図3】 図1の格納箱用背負い緩衝装置の部分断面図で
ある。
【図4】 従来例を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
10 空気袋本体 11 肩部 12 背部 13 注入排出口 14 係合部(係合ループ) 21 小室 22 連通路 31 布製等生地 31a 起毛 32 気密性のある材質 33a 滑り止め(イボ等の小さな凹凸)51 三点式の背負いベルト 52,53 背負いベルト52a、52b、53a、53b 背負いベルトの端部 H 格納箱 K 格納箱と緩衝装置とを係合する係合部材 P 肩当パット S 格納箱用背負い緩衝装置

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 格納箱と三点で係合する格納箱用背負い
    ベルトに用いられる緩衝装置であって、前記背負いベル
    トの肩内側に沿って形成された肩部と、該肩部から背中
    側に連続して形成された背部と、を有し、前記肩部と前
    記背部とは連通路によって連通した複数の小室と空気の
    注入排出口を備えた空気袋とされ、前記肩部と前記背部
    には前記ベルトとの係合部が形成され、前記背部の反格
    納箱側には起毛が形成されると共に、格納箱側は、滑り
    止めが形成されてなることを特徴とする格納箱用背負い
    緩衝装置。
JP1992033763U 1992-04-23 1992-04-23 格納箱用背負い緩衝装置 Expired - Lifetime JP2582594Y2 (ja)

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JPH0584638U JPH0584638U (ja) 1993-11-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006109965A (ja) * 2004-10-13 2006-04-27 Sumitomo Rubber Ind Ltd リュックサック及びそのバック面に固定しうる空気袋

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