JP2582214B2 - 測定機の減衰装置 - Google Patents

測定機の減衰装置

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JP2582214B2 JP5066714A JP6671493A JP2582214B2 JP 2582214 B2 JP2582214 B2 JP 2582214B2 JP 5066714 A JP5066714 A JP 5066714A JP 6671493 A JP6671493 A JP 6671493A JP 2582214 B2 JP2582214 B2 JP 2582214B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、測定機の減衰装置に関
する。例えば、三次元測定機において、可動部の移動時
の生じる振動を速やかに減衰させるための測定機の減衰
装置に関する。
【0002】
【背景技術】CNC三次元測定機では、高精度化の要求
とともに、測定の高能率化が要求されている。測定の高
能率化を図るには、各軸キャリッジの高速化、高加減速
駆動が不可欠である。しかし、各軸キャリッジの高速
化、高加減速駆動は、各軸キャリッジの振動を伴う結
果、測定精度の低下をもたらす。つまり、各軸キャリッ
ジの高速化、高加減速駆動と高精度化とは相反する。こ
れまで、三次元測定機では、運動精度の向上のため案内
軸受としてエアーベアリングが多用されているが、エア
ーベアリングは非接触軸受であるため振動の減衰効果が
きわめて小さい。従って、このような三次元測定機にお
いて、測定の高速化を図ると、各軸キャリッジの移動時
に生じる振動によってプローブと変位検出器間の相対変
位をもたらし、これが測定誤差となるという問題があっ
た。
【0003】従来、これらの問題を解消する方法とし
て、次に述べる方法が採られている。例えば、 駆動速度は高速を維持しつつ加減速度を小さく抑え振
動の発生を少なくする方法、 高速駆動から測定時の低速駆動に移行したのち、実際
にプローブが被測定物に接触するまでのアプローチ距離
を長くし、速度移行時に発生した振動が減衰するまでの
時間をかせぐ方法、 積極的に減衰を与えるために、軸受部とは別に摩擦を
付加する方法、 などが採られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たいずれの方法でも次のような問題があった。まず、
およびの方法では、振動の減衰のために加減速度を小
さくしたり、アプローチ距離を長くして測定時間を長く
しているため、結局、測定の高速化という目的を達成で
きない。また、の方法では、駆動する方向により摩擦
力の方向も変わり、駆動の作用点と摩擦の摺動抵抗が働
く箇所との間でモーメントが生じ、構造体に変形を与え
幾何学的な精度に狂いが生じやすいという問題があっ
た。
【0005】ここに、本発明の目的は、このような従来
の問題を解消し、高精度化を維持しつつ、測定の高速化
を達成することができる測定機の減衰装置を提供するこ
とにある。また、本発明の目的は、高速領域でのエネル
ギ効率の低下を防止できるとともに、低速領域での十分
な減衰特性が得られる測定機の減衰装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、固定部に
対して移動可能に設けられた可動部を有する測定機の減
衰装置であって、前記固定部に前記可動部の移動方向に
沿って開口を有する収容部を設け、この収容部内に粘性
流体を収容するとともに、前記可動部に先端が前記開口
を通って前記収容部内の粘性流体に浸されたダンパ板を
設けた、構成である。第2の発明は、第1の発明に、こ
のダンパ板と前記収容部側壁との間の粘性流体層の厚さ
または粘性流体に対するダンパ板の接触面積が変化する
ようにダンパ板を変位させる変位手段を設けた、構成で
ある。
【0007】
【作用】第1の発明では、測定において、可動部が固定
部に沿って移動されると、その可動部の移動時におい
て、速度が低速から高速に、また、高速から低速に移行
したとき、可動部には振動が発生する。しかし、可動部
側に固定されたダンパ板の先端が固定部側に設けられた
収容部内の粘性流体に浸されているから、可動部に発生
した振動が速やかに減衰される。その結果、測定点の座
標位置などを取り込む段階では既に振動を減衰させてお
くことができるから、高精度化を維持しつつ、測定の高
速化を達成することができる。
【0008】ところで、図1に示すように、可動部にダ
ンパ板を設け、それを収容部内の粘性流体に浸した構成
の場合、粘性抵抗Fは、 F=μ・A・v/ε………(1) で与えられる。 ここで、μ;粘性係数、A;粘性流体
に対するダンパ板の接触面積、ε;ダンパ板と収容部側
壁(そのダンパ板に近い方の側壁)との間の粘性流体層
の厚さ(図1参照)、v;ダンパ板と収容部側壁との相
対速度、である。従って、この(1)式から、図1の構
成の場合、可動部が最高速で移動すると駆動抵抗が非常
に大きくエネルギ効率が低下し、一方、低速領域では粘
性流体の粘性抵抗が小さく十分な減衰特性が得られなく
なることが考えられる。
【0009】第2の発明では、ダンパ板と前記収容部側
壁との間の粘性流体層の厚さまたは粘性流体に対するダ
ンパ板の接触面積が変化するようにダンパ板を変位させ
る変位手段を設けてあるから、高速領域でのエネルギ効
率の低下を防止できるとともに、低速領域での十分な減
衰特性を得ることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の測定機の減衰装置について好
適な実施例を挙げ、添付図面を参照しながら詳細に説明
する。第1実施例 第1実施例を図2〜図4に示す。図2において、1は被
測定物を載置する定盤である。定盤1の上面両側には固
定部としての脚ブロック2A,2Bが前後方向(紙面と
直交する方向;これをY軸方向という)に沿って固定さ
れている。各脚ブロック2A,2Bの上面には、Y軸レ
ール3A,3Bを介して可動部としてのX軸ビーム6の
両端側に設けられたY軸キャリッジ4A,4BがY軸方
向へ移動可能に設けられている。Y軸キャリッジ4A,
4Bは、各Y軸レール3A,3Bの上面および両側面に
それぞれ対向配置され、かつ、それらに向かってエアー
を噴出する3つのエアーパッド5A,5Bを備え、これ
によって、各Y軸レール3A,3Bを案内としてY軸方
向へ摺動される。
【0011】前記X軸ビーム6には、X軸スライダ7が
左右方向(X軸方向)へ移動自在に設けられている。X
軸スライダ7にはZ軸部材8が上下方向へ昇降可能に支
持され、このZ軸部材8の下端には被測定物との接触に
よって接触信号を出力するタッチ信号プローブ9が取り
付けられている。なお、10は前記Y軸キャリッジ4
A,4BおよびX軸ビーム6をY軸方向へ移動させる駆
動軸である。また、X軸スライダ7およびZ軸部材8
は、図示しない各軸駆動系によってそれぞれの軸方向へ
移動されるとともに、各軸方向の移動量が図示しない各
軸毎の変位検出器によって検出されるようになってい
る。
【0012】前記各脚ブロック2A,2Bの上部には、
図3(同図は右側のみ)に詳細を示す如く、前記Y軸キ
ャリッジ4A,4Bの移動方向(つまり、Y軸方向)に
沿って上面に開口を有する収容部としてのオイルパン2
1A,21Bがそれぞれ設けられている。オイルパン2
1A,21Bは、図4に示す如く、前後端に耳部22を
有し、その耳部が止ねじ23によって脚ブロック2A,
2Bに固定される。オイルパン21A,21B内には、
粘性流体、ここでは、オイル24A,24Bが収容され
ている。一方、これと対応する各Y軸キャリッジ4A,
4B側には、オイルパン21A,21B内のオイル24
A,24B内に下部が浸されたダンパ板25A,25B
の上部が固定されている。なお、26A,26Bはオイ
ルパン21A,21Bおよびダンパ板25A,25Bを
覆うカバーである。
【0013】このような構成であるから、測定では、Y
軸キャリッジ4A,4BおよびX軸ビーム6が送りねじ
軸10の回転駆動によってY軸方向へ、X軸スライダ7
がX軸駆動系によってX軸方向へ、Z軸部材8がZ軸駆
動系によってZ軸方向へ予め設定された順序に従って移
動され、タッチ信号プローブ9から接触信号が出力され
たとき各軸方向の座標位置が読み込まれ、これらの座標
値を基に被測定物の寸法や形状が測定される。
【0014】この測定において、Y軸キャリッジ4A,
4BおよびX軸ビーム6が送りねじ軸10の回転駆動に
よってY軸方向へ移動する際、各Y軸キャリッジ4A,
4B側から出したダンパ板25A,25Bの下部がオイ
ルパン21A,21B内のオイル24A,24Bに浸さ
れているから、Y軸キャリッジ4A,4BおよびY軸ビ
ーム6の加減速に伴う振動が速やかに減衰される。
【0015】従って、第1実施例によれば、各脚ブロッ
ク2A,2Bの上部にY軸キャリッジ4A,4Bの移動
方向(つまり、Y軸方向)に沿って上面に開口を有する
オイルパン21A,21Bをそれぞれ設ける一方、各Y
軸キャリッジ4A,4B側にはそのオイルパン21A,
21B内のオイル24A,24Bに下部が浸されたダン
パ板25A,25Bを固定したので、これによって、Y
軸キャリッジ4A,4BおよびX軸ビーム6の加減速に
伴う振動を速やかに減衰することができる。その結果、
タッチ信号プローブ9が被測定物に接触しその座標位置
を取り込む段階では、既に振動を減衰させておくことが
できるから、高精度化を維持しつつ、測定の高速化を達
成することができる。
【0016】また、Y軸キャリッジ4A,4BおよびX
軸ビーム6によって門形フレームを構成した場合、Y軸
方向の駆動系が門形フレームの重心位置から離れた位置
に配置、つまり、駆動軸10が門形フレームの重心位置
から離れた片側位置に配置される。すると、駆動の加減
速時にモーメントが発生し、門形フレームの移動が振動
的になるが、この振動に対しても高い減衰効果を発揮す
ることができるから、高精度化を維持しつつ、測定の高
速化を達成することができる。。
【0017】また、構造的には、脚ブロック2A,2B
の上部にオイルパン21A,21Bを取り付け、各Y軸
キャリッジ4A,4B側にはダンパ板25A,25Bを
固定するだけでよいから、きわめて構造が簡単である。
しかも、カバー26A,26Bを設けてあるので、ダン
パ板25A,25Bの移動時にオイル24A,24Bが
オイルパン21A,21Bの外部へ飛散してもカバー2
6A,26Bによって覆われているから、定盤1や被測
定物を汚すことがない。
【0018】第2実施例 第2実施例を図5(図3に対応して右側のみ表現してあ
るが、左側も同じである。)〜図8に示す。なお、これ
らの図の説明に当たって、第1実施例と同一の構成要件
については、同一符号を付し、その説明を省略もしくは
簡略化する。本実施例では、図5に示す如く、前記Y軸
キャリッジ4A,4Bと前記ダンパ板25A,25Bと
の間に、ブラケット30を介して、ダンパ板25A,2
5Bと前記オイルパン21A,21Bの側壁との間のオ
イル24A,24B層の厚さεが変化するようにダンパ
板21A,21BをX軸方向へ平行変位させる変位手段
31が設けられている。
【0019】前記変位手段31は、基端部が前記ブラケ
ット30に固定されかつ先端変位部に前記ダンパ板25
A,25Bの上部を固定した変位拡大機構32と、この
変位拡大機構32の先端変位部をX軸方向へ変位させる
2組の積層形圧電変位素子33,34とから構成されて
いる。変位拡大機構32は、図6および図7に詳細を示
す如く、前記ブラケット30に取り付けられる取付部3
5と、この取付部35の中央位置からダンパ板25A,
25Bと直交する方向へ一体的に突出成形された基部3
6と、この基部36の先端からくびれ部37を介してダ
ンパ板25A,25Bと平行な上下方向に一体形成され
た変位部38と、この変位部38の上下端に基部36と
同方向へ一体的に突出成形された支持部39とから構成
されている。各積層形圧電変位素子33,34は、取付
部35と変位部38との間でかつ基部36を挟んだ両側
に配置されている。
【0020】ここで、図6は積層形圧電変位素子33,
34に電圧を印加する前の状態、図7は積層形圧電変位
素子33,34に電圧を印加した後の状態である。い
ま、変位拡大機構32の各くびれ部37の中心から各積
層形圧電変位素子33,34までの距離をL1,各積層形
圧電変位素子33,34から各支持部39までの距離を
2 、積層形圧電変位素子33,34の電圧印加時の変
位をδとすると、ダンパ板25A,25Bの変位Δε
は、 Δε=L2 /L1 ・δ………(2) で表される。従って、変位拡大機構32を用いることに
よって、積層形圧電変位素子33,34の変位を拡大す
ることができる。
【0021】積層形圧電変位素子33,34に印加する
電圧は、Y軸の位置検出のための変位検出器からのパル
ス信号や駆動モータの速度制御用に使用されているエン
コーダ信号をF/V変換(周波数/電圧変換)するなど
して、必要な電圧に変換して与えられる。例えば、図8
に示す如く、スケール51(脚ブロック2A,2BにY
軸キャリッジ4A,4Bの移動方向に沿って固定)に対
向してY軸キャリッジ4A,4Bに設けられた位置検出
器52から得られるパルス信号をF/V変換器53で周
波数/電圧変換し、続いて、アンプ54で増幅したの
ち、積層形圧電変位素子33,34に印加する。このよ
うにすると、積層形圧電変位素子33,34に印加され
る電圧は、Y軸キャリッジ4A,4Bの移動速度に応じ
て変化するから、Y軸キャリッジ4A,4Bの移動速度
に応じてεの値を変化させることができる。
【0022】ちなみに、粘性減衰係数Cは次式で与えら
れる。 C=μ・A/ε………(3) 更に、減衰機構として必要とされる減衰比ζは次式で与
えられる。
【0023】
【数1】
【0024】ここで、 m;振動体の質量(この場合はY軸キャリッジの質量) k;ばね定数(この場合は駆動部の剛性) である。このことから、粘性抵抗Fおよび減衰比ζは、
ともにεの関数として与えられ、εの値を可変とするこ
とにより粘性抵抗Fおよび減衰比ζの値を変えることが
できることが判る。
【0025】従って、第2実施例によれば、Y軸キャリ
ッジ4A,4Bの移動速度に応じてεの値を変化させる
ことができるから、高速領域ではεの値が大きくなるよ
うにダンパ板25A,25Bを変位させるとともに、低
速領域ではεの値が小さくなるようにダンパ板25A,
25Bを変位させれば、高速領域ではエネルギ効率の低
下を防止でき、低速領域でも十分な減衰特性を得ること
ができる。
【0026】なお、上記第2実施例では、εの値をY軸
キャリッジ4A,4Bの移動速度に応じて変化させるよ
うにしたが、Y軸キャリッジ4A,4Bの移動速度に関
係なく、必要に応じて任意にεの値を変化させるように
してもよい。また、εの値を変えるのではなく、図9に
示す如く、ダンパ板25A,25Bを上下方向へ変位さ
せる変位手段31Aを設け、必要に応じて、または、速
度に応じてダンパ板25A,25Bを上下方向へ変位さ
せるようにしても同様な効果が期待できる。つまり、ダ
ンパ板25A,25Bを上下方向へ変位させると、
(1)式のAの値が変化するので、同様な効果が期待で
きる。
【0027】以上、本発明について好適な実施例を挙げ
て説明したが、本発明は上記実施例の構成に限定される
ものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種
々の改良並びに設計変更ができることは勿論である。例
えば、上記実施例では、Y軸方向へ移動する部材の振動
を減衰するためのみ設けられているが、これに限らず、
X軸方向へ移動するX軸スライダ7の振動を減衰するた
めに適用してもよい。これには、X軸ビーム6にオイル
パンをX軸方向に沿って設けるとともに、X軸スライダ
7に下部をオイルパン内のオイルに浸したダンパ板を設
ければよい。
【0028】また、粘性流体としては、上記実施例で述
べたオイルに限らず、一定の粘性を有する流体であれば
いずれでもよい。また、上記実施例では、三次元測定機
に適用した例について説明したが、本発明はこれに限ら
ず、固定部に対して可動部が移動する構造を備えた測定
機全てに適用することができる。
【0029】
【発明の効果】以上の通り、本発明の測定機の減衰装置
によれば、高精度化を維持しつつ、測定の高速化を達成
することができる。また、高速領域でのエネルギ効率の
低下を防止できるとともに、低速領域での十分な減衰特
性が得られる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概略構成を示す図である。
【図2】本発明の第1実施例を示す正面図である。
【図3】同上実施例における要部を示す図である。
【図4】同上実施例におけるオイルパンの取り付け構造
を示す斜視図である。
【図5】本発明の第2実施例の要部を示す図である。
【図6】同上実施例における変位手段を示す拡大図であ
る。
【図7】同上実施例における変位手段の変位状態を示す
拡大図である。
【図8】同上実施例における積層形圧電変位素子の駆動
回路を示す図である。
【図9】本発明の異なる他の実施例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
2A,2B 脚ブロック(固定部) 4A,4B Y軸キャリッジ(可動部) 6 X軸ビーム(可動部) 21A,21B オイルパン(収容部) 24A,24B オイル(粘性流体) 25A,25B ダンパ板 31,31A 変位手段

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定部に対して移動可能に設けられた可動
    部を有する測定機の減衰装置であって、前記固定部に前
    記可動部の移動方向に沿って開口を有する収容部を設
    け、この収容部内に粘性流体を収容するとともに、前記
    可動部に先端が前記開口を通って前記収容部内の粘性流
    体に浸されたダンパ板を設けた、ことを特徴とする測定
    機の減衰装置。
  2. 【請求項2】固定部に対して移動可能に設けられた可動
    部を有する測定機の減衰装置であって、前記固定部に前
    記可動部の移動方向に沿って開口を有する収容部を設
    け、この収容部内に粘性流体を収容するとともに、前記
    可動部に先端が前記開口を通って前記収容部内の粘性流
    体に浸されたダンパ板を設け、このダンパ板と前記収容
    部側壁との間の粘性流体層の厚さまたは粘性流体に対す
    るダンパ板の接触面積が変化するようにダンパ板を変位
    させる変位手段を設けた、ことを特徴とする測定機の減
    衰装置。
JP5066714A 1992-12-18 1993-03-25 測定機の減衰装置 Expired - Lifetime JP2582214B2 (ja)

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