JP2581764Y2 - バルブ装置 - Google Patents

バルブ装置

Info

Publication number
JP2581764Y2
JP2581764Y2 JP4928092U JP4928092U JP2581764Y2 JP 2581764 Y2 JP2581764 Y2 JP 2581764Y2 JP 4928092 U JP4928092 U JP 4928092U JP 4928092 U JP4928092 U JP 4928092U JP 2581764 Y2 JP2581764 Y2 JP 2581764Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve body
valve
connecting rod
valve housing
sleeve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4928092U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0610667U (ja
Inventor
正夫 小河
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP4928092U priority Critical patent/JP2581764Y2/ja
Publication of JPH0610667U publication Critical patent/JPH0610667U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2581764Y2 publication Critical patent/JP2581764Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sliding Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、バルブハウジング内
を摺動するバルブ本体が磨滅した際に、その部位のみの
交換を可能にするバルブ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】たとえば、オイルシール(オイルリン
グ)をワークの圧入孔に装着するための圧入装置には、
図2に示すように手動操作される切換バルブA′と圧入
装置側に接続されるシリンダBが構成されている。図2
は従来の切換バルブとシリンダの概略を示す断面図であ
る。
【0003】上記切換バルブA′は、手動操作される操
作ロッド1に連結されるバルブ本体2をバルブハウジン
グ3内に摺動自在に内嵌してある。このバルブ本体2に
は、バルブハウジング3の内周凹部3aに設けたばね4
によって付勢される出没自在なボール部材5に嵌合する
二段の位置決め凹部2a,2a′と、バルブハウジング
3の外周に穿設したエア導入孔3bならびにエア排出孔
3c,3c′を連通する小径部2bと、この小径部2b
の上下二個所に穿設されてバルブ本体2の移動によって
バルブハウジング3のエア排出孔3c,3c′に交互に
連通するバルブ本体エア排出孔2c,2c′を構成して
ある。さらに、上記バルブ本体2の上端部と下端部に
は、連結ロッド6を貫通させた上部の蓋体2dと下部の
蓋体2d′をそれぞれ設けてある。
【0004】上記連結ロッド6はその先端部に螺刻部を
形成してあり、上部蓋体2dならびに操作ロッド1に螺
着し、また一方の基端部はバルブ本体2内を貫通して前
記シリンダBのピストンロッドB1に係合させてある。
このシリンダBには、バルブハウジング3の上下のエア
排出孔3c,3c′に回路7a,7bを介して連通され
る上部エア供給孔B3と下部エア供給孔B4を設けてあ
る。
【0005】以上のように構成される切換バルブA′
は、次のように作動する。バルブ本体2が図2の仮想線
の状態にあるときに、操作ロッド1を押し下げると、バ
ルブ本体2が下方に移動して下段の凹部2a′に嵌合し
ていたボール部材5が上段の凹部2aに嵌合する。これ
により、バルブ本体2の小径部2bも下方に移動して、
図示するようにエア導入孔3bと下部のエア排出孔3
c′が連通して、回路7aを通じて下部エア供給孔B4
からシリンダB内にエアが供給される。この結果、ピス
トンB2を上方に移動させてピストンロッドB1を縮退
作動させる。
【0006】さらに、上記状態から操作ロッド1を引き
上げると、バルブ本体2が上方に移動してボール部材5
が下段の凹部2a′に嵌合する。これにより、バルブ本
体2の小径部2bも上方に移動して、回路7bを通じて
上部エア供給孔B3からシリンダB内にエアが供給され
る。この結果、仮想線で示すようにピストンを下方に移
動させてピストンロッドB1を伸長作動させる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら従来技術
によると、切換バルブA′を操作するたびにボール部材
5がバルブ本体2の上段の凹部2aおよび下段の凹部2
a′を摺動するので、この部位が磨滅して不作動を引き
起こす原因となった。このため、バルブ本体2を交換す
ることになるが、バルブ本体2は一体構造であるので、
全体を交換することになり費用が嵩んだ。
【0008】この考案は上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、バルブ本体の磨滅部位となる凹部をバルブ本
体から分割可能に構成して、バルブ本体の交換部位を最
小限度に止めてコストの低減を図るバルブ装置を提供す
ることを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この考案は上記課題を解
決するため、操作ロッドが制御されることによってバル
ブハウジング内を摺動するバルブ本体に、アクチュエー
タに係合する連結ロッドが連結され、かつバルブハウジ
ング内から出没自在なボール部材に嵌合する複数段の位
置決め凹部が形成され、さらにバルブハウジングに形成
した流体導入孔ならびに流体排出孔の連通路となる小径
部が形成されるバルブ装置において、上記バルブ本体の
うちボール部材が摺動する位置決め凹部を分割可能に形
成するとともに、上記連結ロッドにスリーブを介してバ
ルブ本体を装着するバルブ装置を構成したものである。
【0010】
【作用】この考案のバルブ装置によると、バルブ本体の
凹部が磨滅して交換するに際し、バルブ本体の位置決め
凹部を分割可能に構成してあるので、スリーブを介した
連結ロッドをバルブ本体から外すことによって、バルブ
本体から位置決め凹部が脱着自在となり、磨滅した凹部
に代えて新規の凹部に交換することができる。そして、
バルブ本体と凹部にスリーブを介した連結ロッドを連結
することによって、バルブ本体が装着可能となる。
【0011】
【実施例】この考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。図1はこの考案に係るバルブ装置を示す断面図であ
る。なお、実施例の説明にあたり、従来例と同一部材,
同一部位には同一符号を付したが、その構成および作用
は従来例と同一であるので説明は省略する。
【0012】図示するように、バルブ本体10は上段の
凹部10bおよび下段の凹部10b′の部分を形成した
上部バルブ体10aと、小径部10dならびにバルブ本
体エア排出孔10e,10e′を形成した下部バルブ体
10cの二部材に構成してあり、両者の接合部は嵌合可
能なように、上部バルブ体10aの下部を凹状に、そし
て下部バルブ体10cの上部を凸状に形成してある。
【0013】さらに、上部バルブ体10aと下部バルブ
体10cを一体的に構成するため、スリーブ11を介し
た連結ロッド6で装着可能にしてある。このスリーブ1
1は、連結ロッド6に外嵌し、かつ上部バルブ体10a
と下部バルブ体10cの中空な軸心部に内嵌し、さらに
連結ロッド6を操作ロッド1に連結することで上部バル
ブ体10aおよび下部バルブ体10cを押圧状態に装着
するものである。スリーブ11の上端部は上部バルブ体
10aの上端部に位置する雌ねじを形成した当接部材1
2に当接させ、さらにスリーブ11の下部はその内側面
の段部を下部バルブ体10cの下端部に当接させるとと
もに、スリーブ11の下端部に形成した凹部に連結ロッ
ドの段部6aが当接する態様に構成してある。
【0014】以上のように構成した切換バルブAにおけ
るバルブ本体10の交換手順を説明する。 まず、バルブハウジング3の下蓋3dを取り外して、
連結ロッド6を操作ロッド1から取り外す。 連結ロッド6の螺刻部とバルブ本体10の当接部材1
2が螺合した状態のまま連結ロッド6を引いて、バルブ
本体10をバルブハウジング3から引き出す。 次に、連結ロッド6から当接部材12を外して、磨滅
した上部バルブ体10aをスリーブ11から上方に引き
抜く。 新規の上部バルブ体10aをスリーブ11に外嵌し
て、当接部材12を連結ロッド6の螺刻部に螺着する。 上記状態でバルブ本体10をバルブハウジング3内に
挿入して、連結ロッド6と操作ロッド1を連結する。 最後に、バルブハウジング3の下蓋3dを取り付け
て、交換作業が終了する。
【0015】以上のように、磨滅した上部バルブ体10
aのみを交換できるので、バルブ本体10の全体を交換
するのに比べてコストの低減が図れる。なお、この考案
は上記実施例に限るものではなく、この考案の主旨に沿
って種々の応用と実施態様をとることができる。たとえ
ば、上部バルブ体10aと下部バルブ体10cは凹凸の
関係で分割したが、ピンとピン孔の嵌合関係としてもよ
いことは勿論のことである。
【0016】
【考案の効果】この考案のバルブ装置によると、バルブ
本体の磨滅しやすい凹部をバルブ本体から分割可能に構
成したので、その部位のみの交換が可能となり、コスト
の低減に通じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る切換バルブの断面図である。
【図2】従来の切換バルブとシリンダの概略を示す断面
図である。
【符号の説明】
A:切換バルブ(バルブ装置) B:シリンダ B1:シリンダロッド B2:ピストン 1:操作ロッド 3:バルブハウジング 3b:エア導入孔 3c:エア排出孔 3c′:エア排出孔 5:ボール部材 6:連結ロッド 7a:回路 7b:回路 10:バルブ本体 10a:上部バルブ体 10b:上段の凹部 10b′:下段の凹部 10c:下部バルブ体 10d:小径部 11:スリーブ 12:当接部材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作ロッドが制御されることによってバ
    ルブハウジング内を摺動するバルブ本体に、アクチュエ
    ータに係合する連結ロッドが連結され、かつバルブハウ
    ジング内から出没自在なボール部材に嵌合する複数段の
    位置決め凹部が形成され、さらにバルブハウジングに形
    成した流体導入孔ならびに流体排出孔の連通路となる小
    径部が形成されるバルブ装置において、 上記バルブ本体のうちボール部材が摺動する位置決め凹
    部を分割可能に形成するとともに、上記連結ロッドにス
    リーブを介してバルブ本体を装着することを特徴とする
    バルブ装置。
JP4928092U 1992-07-14 1992-07-14 バルブ装置 Expired - Fee Related JP2581764Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4928092U JP2581764Y2 (ja) 1992-07-14 1992-07-14 バルブ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4928092U JP2581764Y2 (ja) 1992-07-14 1992-07-14 バルブ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0610667U JPH0610667U (ja) 1994-02-10
JP2581764Y2 true JP2581764Y2 (ja) 1998-09-24

Family

ID=12826460

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4928092U Expired - Fee Related JP2581764Y2 (ja) 1992-07-14 1992-07-14 バルブ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2581764Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0610667U (ja) 1994-02-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5843966U (ja) 蓄圧タイプの噴霧器
JP2581764Y2 (ja) バルブ装置
JPS60147774U (ja) プランジヤポンプ
JPH06298072A (ja) マスタシリンダ
JPH0444483U (ja)
JPH0637861Y2 (ja) 圧入パンチ
CN217713802U (zh) 一种自闭阀通用连接结构
JPH0330514U (ja)
JPH03123984U (ja)
JPH02145748U (ja)
JPH0451857U (ja)
JPH0424678U (ja)
CN2165779Y (zh) 淋浴喷头附件
JPS6175090U (ja)
JPH0488603U (ja)
JPH0249673U (ja)
JPH1035524A (ja) パワーステアリング用シリンダおよびその製造法
JPH0356884U (ja)
JPS58129079U (ja) 送液ポンプ
JPH0458602U (ja)
JPS6167272U (ja)
JPS6417079U (ja)
JPH01150334U (ja)
JPH0177105U (ja)
JPH01163571U (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees