JP2581570Y2 - 自動かしめ装置 - Google Patents
自動かしめ装置Info
- Publication number
- JP2581570Y2 JP2581570Y2 JP9288292U JP9288292U JP2581570Y2 JP 2581570 Y2 JP2581570 Y2 JP 2581570Y2 JP 9288292 U JP9288292 U JP 9288292U JP 9288292 U JP9288292 U JP 9288292U JP 2581570 Y2 JP2581570 Y2 JP 2581570Y2
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- Japan
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- clip
- caulking
- tool changer
- clipper
- locking
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- Automatic Assembly (AREA)
- Wire Processing (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は自動車用シートのシー
トスプリングをシートフレームに繋止するときに使用さ
れるハートコクリップ等の繋止用具をかしめることによ
って2部材を結合するときに適用される自動かしめ装置
に関する。
トスプリングをシートフレームに繋止するときに使用さ
れるハートコクリップ等の繋止用具をかしめることによ
って2部材を結合するときに適用される自動かしめ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用シートの各S型シートスプリン
グをシートフレームにハートコクリップによって自動繋
止するに際し、従来では例えば図5に示すように、水平
移動可能なスライダ51に連結されたクリッパ50にハ
ートコクリップを供給し、供給されたハートコクリップ
をクリッパ50によってかしめてシートスプリング52
の端部をシートフレーム53にハートコクリップによっ
て繋止し、この繋止動作をクリッパ50およびスライダ
51の間欠移動毎に反復していた。
グをシートフレームにハートコクリップによって自動繋
止するに際し、従来では例えば図5に示すように、水平
移動可能なスライダ51に連結されたクリッパ50にハ
ートコクリップを供給し、供給されたハートコクリップ
をクリッパ50によってかしめてシートスプリング52
の端部をシートフレーム53にハートコクリップによっ
て繋止し、この繋止動作をクリッパ50およびスライダ
51の間欠移動毎に反復していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】シートフレーム53に
シートスプリング52を繋止するハートコクリップとし
て異なった仕様を有する複数種類のハートコクリップが
使用されるので、ハートコクリップの仕様に合わせてク
リッパ50の機種を選定する必要があり、ハートコクリ
ップの種類の数と同数のかしめ装置が必要となって設備
費が高くなる問題点がある。本考案は上記問題点を解消
することを課題とするものである。
シートスプリング52を繋止するハートコクリップとし
て異なった仕様を有する複数種類のハートコクリップが
使用されるので、ハートコクリップの仕様に合わせてク
リッパ50の機種を選定する必要があり、ハートコクリ
ップの種類の数と同数のかしめ装置が必要となって設備
費が高くなる問題点がある。本考案は上記問題点を解消
することを課題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案の自動かしめ装置
は手首部に上ツールチェンジャが連結されたロボットハ
ンドを有するロボットの近傍には前記上ツールチェンジ
ャに解離可能に結合される下ツールチェンジャと、この
下ツールチェンジャに結合され、かしめ治具ストック台
上に位置決めされて載置される位置決めプレートと、繋
止用具を押し曲げて繋止形態に変形させるクリッパと、
このクリッパに供給される多数個の繋止用具が整列状態
で載置されるフィーダとを有し、繋止用具の仕様に合わ
せて前記手首部に択一的に取付けられる複数個のかしめ
治具を配置した構成を有する。
は手首部に上ツールチェンジャが連結されたロボットハ
ンドを有するロボットの近傍には前記上ツールチェンジ
ャに解離可能に結合される下ツールチェンジャと、この
下ツールチェンジャに結合され、かしめ治具ストック台
上に位置決めされて載置される位置決めプレートと、繋
止用具を押し曲げて繋止形態に変形させるクリッパと、
このクリッパに供給される多数個の繋止用具が整列状態
で載置されるフィーダとを有し、繋止用具の仕様に合わ
せて前記手首部に択一的に取付けられる複数個のかしめ
治具を配置した構成を有する。
【0005】
【作用】ロボットハンドの手首部に連結された上ツール
チェンジャに解離可能に結合される下ツールチェンジャ
と、この下ツールチェンジャに結合され、かしめ治具ス
トック台上に載置される位置決めプレートと、繋止用具
を押し曲げて繋止形態に変形させるクリッパと、このク
リッパに供給される多数個の繋止用具が整列状態で載置
されるフィーダとをそれぞれ有し、かしめ治具ストック
台にストックされた複数個のかしめ治具のうち、使用す
る繋止用具の仕様に適応するかしめ治具を選定して前記
手首部に取付け、そのかしめ治具によって繋止用具をか
しめるかしめ作業を反復する。
チェンジャに解離可能に結合される下ツールチェンジャ
と、この下ツールチェンジャに結合され、かしめ治具ス
トック台上に載置される位置決めプレートと、繋止用具
を押し曲げて繋止形態に変形させるクリッパと、このク
リッパに供給される多数個の繋止用具が整列状態で載置
されるフィーダとをそれぞれ有し、かしめ治具ストック
台にストックされた複数個のかしめ治具のうち、使用す
る繋止用具の仕様に適応するかしめ治具を選定して前記
手首部に取付け、そのかしめ治具によって繋止用具をか
しめるかしめ作業を反復する。
【0006】
【考案の効果】本考案は前記したように構成してあるの
で、仕様が異なる複数種類の繋止用具を使用する場合に
同一設備によって各仕様の繋止用具をそれぞれに適応す
るかしめ治具によってかしめて被繋止部材を的確に繋止
することができ、かしめ作業に要する設備のスペースを
縮小して設備コストを低減させ、また、搬送回数を低減
させてかしめ工程の生産性を向上させることができる。
で、仕様が異なる複数種類の繋止用具を使用する場合に
同一設備によって各仕様の繋止用具をそれぞれに適応す
るかしめ治具によってかしめて被繋止部材を的確に繋止
することができ、かしめ作業に要する設備のスペースを
縮小して設備コストを低減させ、また、搬送回数を低減
させてかしめ工程の生産性を向上させることができる。
【0007】
【実施例】次に、本考案の1実施例を図1〜図4にした
がって説明する。自動かしめ装置のロボット1はシート
フレームFおよびこのシートフレームFに繋止されるS
型のシートスプリングSが載置されたターンテーブル1
5に対向してベース3上に設置されて安全柵2内に装入
され、その本体部の上端には旋回動作および進退動動作
および傾動動作可能で、片持状に支持されたロボットハ
ンド4が連結されている。
がって説明する。自動かしめ装置のロボット1はシート
フレームFおよびこのシートフレームFに繋止されるS
型のシートスプリングSが載置されたターンテーブル1
5に対向してベース3上に設置されて安全柵2内に装入
され、その本体部の上端には旋回動作および進退動動作
および傾動動作可能で、片持状に支持されたロボットハ
ンド4が連結されている。
【0008】ロボットハンド4の先端の手首部4aには
円盤状の上ツールチェンジャ7が回動可能に連結され、
この上ツールチェンジャ7は下方へ並行状に突出された
1対の位置決めピン8と、この両位置決めピン8間に並
設されて内外方向へ傾動制御される1対のクランプ爪9
とを備え、この両クランプ爪9の下端には外側へ曲折さ
れた掛止部9aがそれぞれ形成されている。
円盤状の上ツールチェンジャ7が回動可能に連結され、
この上ツールチェンジャ7は下方へ並行状に突出された
1対の位置決めピン8と、この両位置決めピン8間に並
設されて内外方向へ傾動制御される1対のクランプ爪9
とを備え、この両クランプ爪9の下端には外側へ曲折さ
れた掛止部9aがそれぞれ形成されている。
【0009】ロボットバンド4の手首部4aが移動可能
なスペース内でベース3上に並置された複数個のストッ
カベース16上には各1対のかしめ治具ストック台6が
それぞれ並行状に立設され、各かしめ治具ストック台6
の上端にはそれぞれ上方へ突出された位置決めピン6a
が形成されている。
なスペース内でベース3上に並置された複数個のストッ
カベース16上には各1対のかしめ治具ストック台6が
それぞれ並行状に立設され、各かしめ治具ストック台6
の上端にはそれぞれ上方へ突出された位置決めピン6a
が形成されている。
【0010】C形状の断面形状を有するハートコクリッ
プ(繋止用具)Cを円筒形状にかしめてシートスプリン
グSの端部をシートフレームFに繋止するために設けた
複数個のクリップかしめ治具5のうち、供給されるハー
トコクリップCの仕様に適合するクリップかしめ治具5
がロボットバンド4の手首部4aに上ツールチェンジャ
7を介して択一的に取付けられ、その他のハートコクリ
ップCの仕様に適合するクリップかしめ治具5はそれぞ
れかしめ治具ストック台6にストックされる。
プ(繋止用具)Cを円筒形状にかしめてシートスプリン
グSの端部をシートフレームFに繋止するために設けた
複数個のクリップかしめ治具5のうち、供給されるハー
トコクリップCの仕様に適合するクリップかしめ治具5
がロボットバンド4の手首部4aに上ツールチェンジャ
7を介して択一的に取付けられ、その他のハートコクリ
ップCの仕様に適合するクリップかしめ治具5はそれぞ
れかしめ治具ストック台6にストックされる。
【0011】各クリップかしめ治具5の上端には上ツー
ルチェンジャ7の両クランプ爪9が突入可能な挿通口1
0aを有し、上ツールチェンジャ7に解離可能に結合さ
れる下ツールチェンジャ10が配設され、この下ツール
チェンジャ10には上ツールチェンジャ7の位置決めピ
ン8が挿脱される1対のピン孔10bが貫設されてい
る。
ルチェンジャ7の両クランプ爪9が突入可能な挿通口1
0aを有し、上ツールチェンジャ7に解離可能に結合さ
れる下ツールチェンジャ10が配設され、この下ツール
チェンジャ10には上ツールチェンジャ7の位置決めピ
ン8が挿脱される1対のピン孔10bが貫設されてい
る。
【0012】ロボットハンド4の手首部4aが下降し、
上ツールチェンジャ7の両位置決めピン8が下ツールチ
ェンジャ10の両ピン孔10b内に挿入されかつ両クラ
ンプ爪9が下ツールチェンジャ10の挿通口10a内へ
突入して両ツールチェンジャ7,10が対接した状態
で、両クランプ爪9がそれぞれ外方へ傾動すると、クラ
ンプ爪9の掛止部9aが挿通口10aの下端縁にそれぞ
れ掛止されて下ツールチェンジャ10が上ツールチェン
ジャ7に結合される。
上ツールチェンジャ7の両位置決めピン8が下ツールチ
ェンジャ10の両ピン孔10b内に挿入されかつ両クラ
ンプ爪9が下ツールチェンジャ10の挿通口10a内へ
突入して両ツールチェンジャ7,10が対接した状態
で、両クランプ爪9がそれぞれ外方へ傾動すると、クラ
ンプ爪9の掛止部9aが挿通口10aの下端縁にそれぞ
れ掛止されて下ツールチェンジャ10が上ツールチェン
ジャ7に結合される。
【0013】下ツールチェンジャ10の後側にはこの下
ツールチェンジャ10に結合され、1対のかしめ治具ス
トック台6上に位置決めされて載置される位置決めプレ
ート13が水平状に設置され、この位置決めプレート1
3の両端部にはかしめ治具ストック台6の位置決めピン
6aが挿脱されるピン孔13aがそれぞれ貫設され、下
ツールチェンジャ10は位置決めプレート13を介して
かしめ治具ストック台6に位置決めされてセットされ
る。
ツールチェンジャ10に結合され、1対のかしめ治具ス
トック台6上に位置決めされて載置される位置決めプレ
ート13が水平状に設置され、この位置決めプレート1
3の両端部にはかしめ治具ストック台6の位置決めピン
6aが挿脱されるピン孔13aがそれぞれ貫設され、下
ツールチェンジャ10は位置決めプレート13を介して
かしめ治具ストック台6に位置決めされてセットされ
る。
【0014】下ツールチェンジャ10の下方にはシート
スプリングSの端部をシートフレームに結合するときに
ハートコクリップCをその回りから押し曲げて断面が筒
形状のかしめ形態に変形させるクリッパ11が連設され
ている。
スプリングSの端部をシートフレームに結合するときに
ハートコクリップCをその回りから押し曲げて断面が筒
形状のかしめ形態に変形させるクリッパ11が連設され
ている。
【0015】クリッパ11の後方には後上方へ湾曲状態
で延出されて前端がクリッパ11の後側面に固定された
樋状のクリップフィーダ14が設置され、このクリップ
フィーダ14の一方の側板の後端付近にはピン14aが
突設され、クリップフィーダ14の底板上にはクリッパ
11に供給される多数個のハートコクリッパCが整列状
態で載置されている。
で延出されて前端がクリッパ11の後側面に固定された
樋状のクリップフィーダ14が設置され、このクリップ
フィーダ14の一方の側板の後端付近にはピン14aが
突設され、クリップフィーダ14の底板上にはクリッパ
11に供給される多数個のハートコクリッパCが整列状
態で載置されている。
【0016】ストッカベース16の上方でかしめ治具ス
トック台6の後方にはクリップフィーダ14上のハート
コクリップCの残量を検出する近接スイッチ18と、こ
の近接スイッチ18の検出信号によって作動するエアシ
リンダ20とが設置されている。
トック台6の後方にはクリップフィーダ14上のハート
コクリップCの残量を検出する近接スイッチ18と、こ
の近接スイッチ18の検出信号によって作動するエアシ
リンダ20とが設置されている。
【0017】クリップフィーダ14上のハートコクリッ
プ数が所定数以下に減少すると、近接スイッチ18が検
出信号を発信してエアシリンダ20が作動し、引き金1
9がエアシリンダ20によって駆動されてクリップフィ
ーダ14がピン14aを介して引き金19によって引下
げられ、クリッパ11がかしめ動作可能な状態となる。
プ数が所定数以下に減少すると、近接スイッチ18が検
出信号を発信してエアシリンダ20が作動し、引き金1
9がエアシリンダ20によって駆動されてクリップフィ
ーダ14がピン14aを介して引き金19によって引下
げられ、クリッパ11がかしめ動作可能な状態となる。
【0018】各対のかしめ治具ストック台6の後方には
クリップフィーダ14上へ補給される多数個ハートコク
リップCが整列状態で載置されたクリップ供給レール2
1がそれぞれ前下り状に傾斜して設置され、その後端に
はクリップ投入部21aが形成されている。
クリップフィーダ14上へ補給される多数個ハートコク
リップCが整列状態で載置されたクリップ供給レール2
1がそれぞれ前下り状に傾斜して設置され、その後端に
はクリップ投入部21aが形成されている。
【0019】クリップ供給レール21の下側にはクリッ
プ供給レール21上のハートコクリップ数が指定数以上
になったときに検出信号を発信する満量検出用の光電ス
イッチ26と、クリップ供給レール21上のハートコク
リップ数が所定数以下となったときに検出信号を発信す
る残量検出用の光電スイッチ27とが取付けられてい
る。また、安全棚2にはクリップ残量の不足時に点灯す
るパトライト28が取付けられている。
プ供給レール21上のハートコクリップ数が指定数以上
になったときに検出信号を発信する満量検出用の光電ス
イッチ26と、クリップ供給レール21上のハートコク
リップ数が所定数以下となったときに検出信号を発信す
る残量検出用の光電スイッチ27とが取付けられてい
る。また、安全棚2にはクリップ残量の不足時に点灯す
るパトライト28が取付けられている。
【0020】クリップ供給レール21上の前部にはエア
シリンダ24によって駆動されてシーソー状に搖動する
クリップ補給部材23が設置され、このクリップ補給部
材23の前端および後端にはクリップ補給部材23の搖
動動作によって相反方向へ昇降してクリップ供給レール
21上のクリップ通路を遮断および開通するシャッタ2
3a,23bがそれぞれ突出形成されている。
シリンダ24によって駆動されてシーソー状に搖動する
クリップ補給部材23が設置され、このクリップ補給部
材23の前端および後端にはクリップ補給部材23の搖
動動作によって相反方向へ昇降してクリップ供給レール
21上のクリップ通路を遮断および開通するシャッタ2
3a,23bがそれぞれ突出形成されている。
【0021】シートスプリングSとシートフレームFと
の自動結合作業に際し、シートフレームFおよび多数個
のシートスプリングSがターンテーブル15上にセット
されると、このシートスプリングSとシートフレームF
とを結合するハートコクリップCの仕様に適合するクリ
ップかしめ治具5がかしめ治具ストック台6から選択的
に取出されてロボットハンド4の手首部4aに上ツール
チェンジャ7を介して取付けられる。
の自動結合作業に際し、シートフレームFおよび多数個
のシートスプリングSがターンテーブル15上にセット
されると、このシートスプリングSとシートフレームF
とを結合するハートコクリップCの仕様に適合するクリ
ップかしめ治具5がかしめ治具ストック台6から選択的
に取出されてロボットハンド4の手首部4aに上ツール
チェンジャ7を介して取付けられる。
【0022】この状態で、クリップかしめ治具5のクリ
ッパ11によってハートコクリップCを円筒状に押し曲
げてかしめ形態に変形させ、かしめられたハートコクリ
ップCによってシートスプリングSの端部をシートフレ
ームFに繋止する繋止動作がロボットハンド4の移動毎
に反復され、各シートスプリングSがハートコクリップ
CによってシートフレームFに結合される。
ッパ11によってハートコクリップCを円筒状に押し曲
げてかしめ形態に変形させ、かしめられたハートコクリ
ップCによってシートスプリングSの端部をシートフレ
ームFに繋止する繋止動作がロボットハンド4の移動毎
に反復され、各シートスプリングSがハートコクリップ
CによってシートフレームFに結合される。
【0023】ハートコクリップCを異なった仕様のハー
トコクリップCに切換える場合にはその仕様に適合する
クリップかしめ治具5が交替してロボットハンド4の手
首部4aに取付けられる。
トコクリップCに切換える場合にはその仕様に適合する
クリップかしめ治具5が交替してロボットハンド4の手
首部4aに取付けられる。
【0024】続いて、上記した構成をもつ実施例の作用
と効果を説明する。本例では手首部4aに上ツールチェ
ンジャ7が連結されたロボットハンド4を有するロボッ
ト1の近傍には上ツールチェンジャ7に解離可能に結合
される下ツールチェンジャ10と、この下ツールチェン
ジャ10に結合され、かしめ治具ストック台6上に位置
決めされて載置される位置決めプレート13と、ハート
コクリップCを押し曲げて繋止形態に変形させるクリッ
パ11と、このクリッパ11に供給される多数個のハー
トコクリップCが整列状態で載置されるクリップフィー
ダ14とを有し、ハートコクリップCの仕様に合わせて
手首部4Aに択一的に取付けられる複数個のクリップか
しめ治具5を配置してある。
と効果を説明する。本例では手首部4aに上ツールチェ
ンジャ7が連結されたロボットハンド4を有するロボッ
ト1の近傍には上ツールチェンジャ7に解離可能に結合
される下ツールチェンジャ10と、この下ツールチェン
ジャ10に結合され、かしめ治具ストック台6上に位置
決めされて載置される位置決めプレート13と、ハート
コクリップCを押し曲げて繋止形態に変形させるクリッ
パ11と、このクリッパ11に供給される多数個のハー
トコクリップCが整列状態で載置されるクリップフィー
ダ14とを有し、ハートコクリップCの仕様に合わせて
手首部4Aに択一的に取付けられる複数個のクリップか
しめ治具5を配置してある。
【0025】このため、仕様が異なる複数種類のハート
コクリップCを使用してシートスプリングSをシートフ
レームFに繋止する場合に同一設備によって各仕様のハ
ートコクリップCを各ハートコクリップCの仕様にそれ
ぞれ適応するクリップかしめ治具5によってかしめてシ
ートスプリングSをシートフレームFに的確に繋止する
ことができ、クリップのかしめ作業に要する設備のスペ
ースを縮小して設備コストを低減させ、また、シートフ
レームFおよびシートスプリングの搬送回数を低減させ
てクリップかしめ工程の生産性を向上させることができ
る。
コクリップCを使用してシートスプリングSをシートフ
レームFに繋止する場合に同一設備によって各仕様のハ
ートコクリップCを各ハートコクリップCの仕様にそれ
ぞれ適応するクリップかしめ治具5によってかしめてシ
ートスプリングSをシートフレームFに的確に繋止する
ことができ、クリップのかしめ作業に要する設備のスペ
ースを縮小して設備コストを低減させ、また、シートフ
レームFおよびシートスプリングの搬送回数を低減させ
てクリップかしめ工程の生産性を向上させることができ
る。
【0026】なお、繋止用具としてハートコクリップC
に代えてC形状のホグリングを使用する場合には、クリ
ッパ11に代えてホグリングを押し曲げて変形させるホ
グリングガンを使用し、クリップフィーダ14およびク
リップ供給レール21の形状を、ホグリング内に挿通可
能でホグリングが滑動可能な外径を有する丸棒状の形状
にすると、ハートコクリップCと同様にしてホグリング
を自動かしめ装置に適用することができ、また、その他
の繋止用具の形状に適合するクリッパ、クリップフィー
ダ、クリップ供給レールを使用することによって、他の
繋止用具を自動かしめ装置に適用することができる。
に代えてC形状のホグリングを使用する場合には、クリ
ッパ11に代えてホグリングを押し曲げて変形させるホ
グリングガンを使用し、クリップフィーダ14およびク
リップ供給レール21の形状を、ホグリング内に挿通可
能でホグリングが滑動可能な外径を有する丸棒状の形状
にすると、ハートコクリップCと同様にしてホグリング
を自動かしめ装置に適用することができ、また、その他
の繋止用具の形状に適合するクリッパ、クリップフィー
ダ、クリップ供給レールを使用することによって、他の
繋止用具を自動かしめ装置に適用することができる。
【図1】本考案の1実施例を示すもので、自動かしめ装
置の斜視図である。
置の斜視図である。
【図2】同じく、要部の拡大斜視図である。
【図3】同じく、クリップかしめ治具およびクリップ供
給機構の斜視図である。
給機構の斜視図である。
【図4】シートスプリングをハートコクリップによって
シートフレームに繋止した状態を示す斜視図である。
シートフレームに繋止した状態を示す斜視図である。
【図5】従来の自動かしめ装置の斜視図である。
1 ロボット 4 ロボットハンド 4a 手首部 5 クリップかしめ治具 6 かしめ治具ストック台 7 上ツールチェンジャ 10 下ツールチェンジャ 11 クリッパ 13 位置決めプレート 14 クリップフィーダ C ハートコクリップ(繋止用具)
Claims (1)
- 【請求項1】 手首部に上ツールチェンジャが連結され
たロボットハンドを有するロボットの近傍には前記上ツ
ールチェンジャに解離可能に結合される下ツールチェン
ジャと、この下ツールチェンジャに結合され、かしめ治
具ストック台上に位置決めされて載置される位置決めプ
レートと、繋止用具を押し曲げて繋止形態に変形させる
クリッパと、このクリッパに供給される多数個の繋止用
具が整列状態で載置されるフィーダとを有し、繋止用具
の仕様に合わせて前記手首部に択一的に取付けられる複
数個のかしめ治具を配置したことを特徴とする自動かし
め装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9288292U JP2581570Y2 (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 自動かしめ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9288292U JP2581570Y2 (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 自動かしめ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0653035U JPH0653035U (ja) | 1994-07-19 |
JP2581570Y2 true JP2581570Y2 (ja) | 1998-09-21 |
Family
ID=14066828
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9288292U Expired - Fee Related JP2581570Y2 (ja) | 1992-12-25 | 1992-12-25 | 自動かしめ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2581570Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107931455B (zh) * | 2017-11-24 | 2023-10-20 | 安徽鲲鹏装备模具制造有限公司 | 一种用于冷柜内胆边角点铆的立柱式钉铆模块 |
CN107900238B (zh) * | 2017-11-24 | 2023-10-17 | 安徽鲲鹏装备模具制造有限公司 | 一种用于冷柜内胆边角点铆的钉铆机构 |
CN110153357B (zh) * | 2019-07-02 | 2024-05-14 | 东莞威仕达汽车零部件有限公司 | 一种汽车安全带产品框架零件自动组装铆接机 |
-
1992
- 1992-12-25 JP JP9288292U patent/JP2581570Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0653035U (ja) | 1994-07-19 |
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