JP2581110Y2 - 自動給水装置 - Google Patents

自動給水装置

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JP2581110Y2
JP2581110Y2 JP748593U JP748593U JP2581110Y2 JP 2581110 Y2 JP2581110 Y2 JP 2581110Y2 JP 748593 U JP748593 U JP 748593U JP 748593 U JP748593 U JP 748593U JP 2581110 Y2 JP2581110 Y2 JP 2581110Y2
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雅弘 中野
滋保 金田
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Tokai Rika Co Ltd
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Tokai Rika Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、便器、手洗い器などへ
自動的に給水するための自動給水装置、特には電池を電
源とした自動給水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、大勢の人の使用に供される小便
器には、その水洗を自動的に行うための自動給水装置を
設置することが一般的となっている。このような自動給
水装置は、基本的には、小便器の前方へ向けて投光する
投光素子と、この投光素子による投光が小便器の前に立
った人により反射されたときにその反射光を受光する受
光素子と、この受光素子が受光状態となったときに検出
信号を発生する制御回路と、この制御回路から検出信号
が出力されたときに動作されて水洗動作を行わせる弁装
置とを組み合わせて構成される。この場合、上記のよう
な自動給水装置では、その設置工事の簡単化を図るため
に、電源として電池を利用することが一般的となってい
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来構成の自動給
水装置では、電池のみを駆動源としている関係上、その
電池の消耗が比較的早いという事情があり、このため電
池の交換を比較的頻繁に行わねばならないなど、そのメ
ンテナンス性に劣るという問題点があった。
【0004】本考案は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、電源を構成する電池の寿命を長期化
できて、電池交換のための手間の軽減及びこれに伴うメ
ンテナンス性の向上を図り得るようになる自動給水装置
を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は上記目的を達成
するために、被検出エリアに向けて投光する投光素子
と、前記被検出エリアでの反射光を受光する受光素子
と、この受光素子の受光状態に応じて検出信号を発生す
る制御回路と、上記検出信号に基づいて動作される弁装
置とを備え、前記投光素子、受光素子、制御回路及び弁
装置の電源を電池から得るようにした自動給水装置にお
いて、前記電池の出力端子間にバッファコンデンサを接
続すると共に、このバッファコンデンサに充電するよう
に接続され定常状態での出力電圧が前記電池の定格開放
電圧より高く設定された太陽電池を設ける構成としたも
のである。
【0006】
【作用】バッファコンデンサは、太陽電池(太陽電池の
出力電圧が低い場合には電池)から充電されると共に、
投光素子、受光素子、制御回路及び弁装置に供給される
負荷電流が増大したときに放電動作を行うようになる。
特に、弁装置の動作時には比較的大きな負荷電流が流れ
るが、この場合には、バッファコンデンサの充電電荷が
負荷電流として供給されることになるため、電池の消耗
が抑制されることになる。また、太陽電池からの出力電
圧が前記電池の定格開放電圧より高い状態時には、前記
負荷電流は専ら太陽電池から供給されるようになるか
ら、この面からも電池の消耗が抑制されるようになり、
総じて電池の寿命が引き延ばされるようになる。
【0007】
【実施例】以下、本考案を小便器用の自動水洗装置に適
用した第1実施例について図1〜図3を参照しながら説
明する。図2及び図3において、コントローラユニット
1は、小便器2上方の壁3に埋め込まれた状態で設けら
れている。このコントローラユニット1は、壁3に形成
された穴に嵌め込まれる矩形状の枠体4と、この枠体4
の裏側に連結される矩形状の筐体5を備えた構成となっ
ており、枠体4の前面開口部には、その前面側から化粧
パネル6が当該枠体4と面一な状態で嵌め込まれてい
る。
【0008】この場合、上記化粧パネル6は、例えば鉄
のような磁性体により構成されており、枠体4側の上下
に夫々固定された磁石7、7に吸着することによって脱
落防止が行われる。また、化粧パネル6は、太陽電池8
を取り付けるための開口部6aと、色付きのプラスチッ
ク板が嵌め込まれた投受光窓6bとを備えた構成となっ
ている(図3参照)。
【0009】筐体5内には、基板9aを備えた制御ユニ
ット9及び当該制御ユニット9の電源をなす電池10が
設けられており、この実施例では、上記電池10として
リチウム電池のような一次電池を用いている。制御ユニ
ット9の基板9aには、前記投受光窓6bに臨む位置
に、発光素子としての発光ダイオード11及び12と、
受光素子としてのホトトランジスタ13とが設けられて
いる。この場合、発光ダイオード11及び12は、小便
器2の前方位置(本考案でいう被検出エリアに相当)へ
向けて投受光窓6bを通じて投光する構成となってお
り、また、ホトトランジスタ13は、小便器2の前方位
置からの反射光を投受光窓6bを通じて受光する構成と
なっている。
【0010】筐体5外に設けられた弁装置14は、例え
ばパイロット弁タイプの電磁弁より成るもので、その駆
動コイル14aに一定時間ずつ通電されるようになって
おり、その通電に応じた開弁状態では、前記小便器2に
図示しない水源からの水を供給してその洗浄動作を行う
ようになっている。
【0011】図1には電気的構成が示されており、以下
これについて説明する。即ち、図1において、前記太陽
電池8、電池10及び弁装置14は、制御ユニット9に
対し夫々コネクタ9b、9c及び9dを介して接続され
る。制御ユニット9内に設けられた制御回路15は、発
光ダイオード11、12の点灯制御並びにホトトランジ
スタ13による受光信号の処理制御を投受光回路16を
通じて行うと共に、ホトトランジスタ13の受光状態に
基づいて弁装置14の駆動制御を行う。具体的には、制
御回路15は、発光ダイオード11、12による投光動
作を間欠的に行うと共に、その間欠投光動作に同期して
ホトトランジスタ13の受光信号を読み込むようになっ
ており、当該ホトトランジスタ13が受光状態となった
ときには検出信号を発生する。そして、制御回路15
は、斯様な検出信号を発生したときには、弁装置14を
駆動して小便器2の洗浄動作を実行する。
【0012】前記電池10の出力端子間には、逆流防止
用のダイオード17を介してバッファコンデンサ18が
接続されており、前記制御回路15は、バッファコンデ
ンサ18を介して電源供給される構成となっている。ま
た、前記太陽電池8は、バッファコンデンサ18に対し
逆流防止用のダイオード19を介して接続されており、
以てその出力電圧によりバッファコンデンサ18に充電
するように構成されている。
【0013】ここで、制御ユニット9は、その通常状態
時(弁装置14の非作動状態時)での平均消費電流が5
0μA程度となるように構成されている。また、太陽電
池8としては、その受光照度が200ルクス程度ある定
常状態時において50μA/9Vの出力を発生するもの
が選定される。そして、電池10としては、その定格開
放電圧が太陽電池8の定常状態での出力電圧(9V)よ
り低い例えば6.9V程度となるものが選定される。
【0014】従って、上記のような本実施例の構成によ
れば、以下に述べるような作用効果が得られる。弁装置
14が動作されていない通常状態時には、太陽電池8の
出力電圧(9V)が電池10の定格開放電圧(6.9
V)より高い状態となっているから、制御ユニット9の
消費電流(平均値で50μA)が専ら太陽電池8の出力
(50μA/9V)により賄われることになり、電池1
0の消耗が抑制される。また、バッファコンデンサ18
は、太陽電池8の出力電圧が電池10の出力電圧より高
い状態時には当該太陽電池8から充電され、これと逆の
状態時には電池10から充電されるようになる。斯様な
バッファコンデンサ18の充電電荷は、弁装置14の動
作に応じて負荷電流が増大したときに放電されるように
なるから、電池10の負担が少なくて済むようになり、
この面からも電池の消耗が抑制される。この結果、電池
10の寿命が引き延ばされて電池の交換を頻繁に行う必
要がなくなるから、メンテナンス性が向上するようにな
る。
【0015】図4には本考案の第2実施例が示されてお
り、以下これについて前記第1実施例と異なる部分のみ
説明する。即ち、この第2実施例では、第1実施例にお
ける電池10に代えてニッケルカドミウム電池のような
二次電池20を用いる構成としたものであり、この電池
20が太陽電池8の出力により充電されるようにするた
め、第1実施例における逆流阻止用ダイオード17を除
去した点に特徴を有する。
【0016】このような構成によれば、太陽電池8の出
力電圧が電池20の出力電圧より高い状態時には、太陽
電池8の出力により電池20が充電されることになり、
結果的に電池20の一層の長寿命化を図り得るようにな
る。
【0017】尚、本考案は上記した各実施例に限定され
るものではなく、例えば自動水洗装置に限らず、手洗い
器用の自動給水装置にも適用できるなど、その要旨を逸
脱しない範囲で種々変形して実施できるものである。
【0018】
【考案の効果】本考案によれば以上の説明によって明ら
かなように、電池を電源とした自動給水装置において、
上記電池の出力端子間にバッファコンデンサを接続する
と共に、定常状態での出力電圧が当該電池の定格開放電
圧より高く設定された太陽電池を設けて、この太陽電池
により前記バッファコンデンサに充電するように構成し
たので、電池の寿命が長期化するようになって、その交
換のための手間の軽減に伴うメンテナンス性の向上を実
現できるという実用上有益な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す概略的な電気回路構
成図
【図2】取付状態での縦断面図
【図3】要部の分解斜視図
【図4】本考案の第2実施例を示す図1相当図
【符号の説明】
図面中、1はコントローラユニット、2は小便器、8は
太陽電池、9は制御ユニット、10は電池、11、12
は発光ダイオード(発光素子)、13はホトトランジス
タ、14は弁装置、15は制御回路、18はバッファコ
ンデンサ、20は電池を示す。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E03D 5/10 E03C 1/05

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検出エリアに向けて投光する投光素子
    と、前記被検出エリアでの反射光を受光する受光素子
    と、この受光素子の受光状態に応じて検出信号を発生す
    る制御回路と、上記検出信号に基づいて動作される弁装
    置とを備え、前記投光素子、受光素子、制御回路及び弁
    装置の電源を電池から得るようにした自動給水装置にお
    いて、 前記電池の出力端子間に接続されたバッファコンデンサ
    と、 このバッファコンデンサに充電するように接続され定常
    状態での出力電圧が前記電池の定格開放電圧より高く設
    定された太陽電池とを備えたことを特徴とする自動給水
    装置。
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