JP2580999Y2 - 液圧供給装置を有する射出成形機 - Google Patents

液圧供給装置を有する射出成形機

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JP2580999Y2 JP1990113793U JP11379390U JP2580999Y2 JP 2580999 Y2 JP2580999 Y2 JP 2580999Y2 JP 1990113793 U JP1990113793 U JP 1990113793U JP 11379390 U JP11379390 U JP 11379390U JP 2580999 Y2 JP2580999 Y2 JP 2580999Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は電動機で駆動されるポンプ複数台で液圧源を
構成する液圧供給装置を有する射出成形機に関するもの
である。
(従来の技術) 型締力が1000TONfを越える大型射出成形機では、その
液圧源として150KW〜400KW程度の液圧ポンプ駆動電動機
を必要とする。この場合液圧装置はコストや使い勝手の
理由から通常数十KW程度の電動機を幾台も組合わせるこ
とにより構成されている。そしてこれ等の電動機は、成
形機の1サイクルの間常時負荷を受けているのではな
く、所定の期間、或いはタイミングによって負荷を受
け、それ以外は極めて低負荷(具体的には数KW程度)の
みを受けるのであるが、常時回転させられている。
これは成形機の各動作行程により、成形機の必要とす
る液量が大きく変わること、またその液量変化の立上が
り、立下がりも、0.1〜0.3秒程度の短時間に行なわれな
ければならず、必要の都度電動機を起動、停止させてい
たのでは用をなさないからである。
第3図に従来の油圧回路を、第4図に第3図における
各ポンプ用電動機の負荷状況を現わすシーケンスの1例
を示す。図において1から6までは電動機を示し、その
番号に従い、M1〜M6とする。電動機自体は図示されない
制御回路により、成形運転中は常時回転している。また
11から16までは2連式の液圧ポンプでP−1〜P−6と
し、夫々前記電動機に付した数字と同じ電動機により回
転させられる。
また21から26及び31から36は、液圧ポンプ11から16の
ポンプの吐出圧力を上げたり、下げたりするソレノイド
で、一般的には140〜160kgf/cm2と、2〜3kgf/cm2の両
方のレベルの圧力を出せる様になっている。即ち、ソレ
ノイドが励磁されると、ポンプの吐出圧が上がり、消磁
されると下がる。ポンプの吐出圧が140〜160kgf/cm2
なる時、各ポンプから吐出された圧液は、共通ライン10
0で合流した上、成形機シーケンスに応じ、型締ユニッ
ト、射出ユニット、可塑化ユニットへ必要の都度回され
る。なお、送られる液量の多寡は各ユニットの動く速度
により決まり、これはソレノイド21〜26、31〜36を適宜
作動させることにより決められる。
各ポンプが圧液を吐出するか、停止するかの切換えの
タイミングは、前述の通り0.1〜0.3秒程度しかないの
で、従来は成形条件の如何に拘わらず、電動機1〜6は
成形運転中は常に駆動しておく構成となっていた。
(考案が解決しようとする課題) 第3図及び第4図に示す回路及びシーケンス図でも明
らかな如く、この成形条件においては各ソレノイド25,2
6,35,36は、1サイクル中全く励磁されていない。従っ
て電動機(M−5)5、(M−6)6は、ただ2〜3kgf
/cm2の低圧液を循環させているのみで、エネルギーを無
駄に消費しているにすぎない。
以上のようにエネルギーの無駄であることは分かって
いても、或る成形条件で運転すると決めた時、どの電動
機が1サイクル中全く負荷を受けないか否かをシーケン
スチャートから作業員が読み取り、不用の電動機の回路
を切って回るということは、理屈の上では出来ないこと
ではないが、数時間毎には必ずといってよい程変更にな
る条件を、その度毎に点検して回路を間違いなく(誤っ
て切っては正常の運転が出来ず、省エネルギーどころの
騒ぎではすまされない)切ることは、不可能に近い問題
であった。
しかしながら省資源の、或いはまたランニングコスト
を少しでも引き下げるという観点からすれば、これを小
まめに実行することは、決して軽んずべきことではな
い。
本考案は一連の面倒な作業、即ち、シーケンスの点
検、電動機回路の入・切を自動的に行なわせ、低労力に
て省エネルギー、低ランニングコストを実現できる液圧
供給装置を提供せんとするものである。
(課題を解決するための手段) このため本考案は、複数台数のポンプ駆動電動機で液
圧源を構成し、1サイクル中のポンプの負荷シーケンス
を予め記憶する記憶回路を有し、同記憶回路により前記
ポンプを運転する液圧供給装置を有する射出成形機にお
いて、同ポンプのロードの有無をチェックするチェッカ
ーと、同チェッカーを一定時間作動させる押釦スイッチ
と、複数台数のポンプ駆動電動機の入・切を前記チェカ
ーからの信号により制御する遠隔操作スイッチとから構
成され、前記押釦スイッチの入・切により前記チェッカ
ーが同成形機のポンプロードの有無をチェックし、1サ
イクル中に全くロードしないポンプの有無と、そのポン
プを明らかにして該当する遠隔スイッチの入・切を発し
て、1サイクル中全く負荷の加わらないポンプについて
は、当該電動機を停止するようにしてなるもので、これ
を課題解決のための手段とするものである。
(作用) 近年成形機の自動化は著しく進み、成形条件はスイッ
チ1個の操作で容易に設定、変更が可能で、かつまたこ
れを記憶させておくことも一般的となった。従って1サ
イクル中のポンプの負荷の有無は、成形条件のメモリを
チェックすれば、これが容易に判別出来るので、本考案
ではこのチェックシステムを成形機本体に組込み、これ
を成形運転開始の信号と共に作動させ、当該電動機を停
止せしめる回路を働かせることにより選択的に運転され
るようにする。
(実施例) 以下本考案を図面の実施例について説明すると、第1
図及び第2図は本考案の実施例を示す。なお、第1図に
おいて符号1〜6、11〜16、21〜26、31〜36、100は、
前記第3図で説明したものと全く同じである。また図中
に示す機械のシーケンスも同一であるが、符号5(M−
5)6(M−6)の2台のモータが回転していない点で
のみ異なる。
41〜46は遠隔操作スイッチで、電動機1〜6の入・切
を外部信号により制御するものである。また101は成形
機の1サイクルにおける液圧ポンプ11〜16の電動機1〜
6のシーケンスを記憶したメモリであり、押釦スイッチ
102はポンプロードの有無のチェッカー105を一定時間作
動させるためのもので、第1図では成形運転の起動押釦
(図示せず)とは連動していないが、一般には連動させ
る方が便利である。また103はリレー、104は限時タイマ
を示す。
次に以上の如く構成された実施例について作用を説明
すると、押釦スイッチ102を押すと、リレー103が作用
し、チェッカー105が成形機のポンプロードの有無をメ
モリするメモリ101をチェックし、1サイクル中に全く
ロードしないポンプの有無と、そのポンプを明らかにす
る。第2図の例では、電動機5と6との4個のソレノイ
ド25,26,35,36が全く働かないことが分かったので、遠
隔スイッチ41〜44を入とし、遠隔スイッチ45,46を切と
する指示をチェッカー105が発する。チェッカー105の作
動がタイマ104のタイムアウトにより終了すると、図示
しない指示回路により成形運転が開始される。
(考案の効果) 以上詳細に説明した如く本考案によると、サイクル中
の複数個のポンプのローディング、アンローディングの
パターンを稼働中にメモリ部に記憶させておくことが出
来る。また外部通信の押釦を押すことにより、1サイク
ル中に一度もローディングされなかったロード切換制御
指令と、これと組み合わされているポンプと電動機を、
前記パターン情報を基に探しあてて該当のモータを停止
させ、1サイクル中無用な電動機(無負荷で回り続けて
いる電動機)を停止させてしまうことにある。
即ち、オペレータが成形条件を設定し、運転を始めた
後に無駄な動力を使っていないかチェックでき、無駄な
電力消費を省くことが出来る。従って本考案では、省エ
ネルギー、低ランニングコスト運転が、成形に携わる作
業員に何の苦労も不便も与えることなく可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る液圧供給装置の油圧及び
電気回路図、第2図は第1図における各ポンプ用電動機
1サイクル中の運転手順を示す動作説明図、第3図は従
来の液圧供給装置を示す油圧回路図、第4図は第3図に
おける各ポンプ用電動機1サイクル中の負荷状況を示す
動作説明図である。 図の主要部分の説明 1〜6……電動機(M1〜M6) 11〜16……液圧ポンプ 21〜26、31〜36……ソレノイド 100……共通ライン 101……メモリ 102……押釦スイッチ 103……リレー 104……タイマ 105……チェッカー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−83686(JP,A) 特開 昭61−291888(JP,A) 特開 昭56−59005(JP,A) 特開 昭63−295884(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F04B 49/06

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数台数のポンプ駆動電動機で液圧源を構
    成し、1サイクル中のポンプの負荷シーケンスを予め記
    憶する記憶回路を有し、同記憶回路により前記ポンプを
    運転する液圧供給装置を有する射出成形機において、同
    ポンプのロードの有無をチェックするチェッカーと、同
    チェッカーを一定時間作動させる押釦スイッチと、複数
    台数のポンプ駆動電動機の入・切を前記チェカーからの
    信号により制御する遠隔操作スイッチとから構成され、
    前記押釦スイッチの入・切により前記チェッカーが同成
    形機のポンプロードの有無をチェックし、1サイクル中
    に全くロードしないポンプの有無と、そのポンプを明ら
    かにして該当する遠隔スイッチの入・切を発して、1サ
    イクル中全く負荷の加わらないポンプについては、当該
    電動機を停止するようにしたことを特徴とする液圧供給
    装置とを有する射出成形機。
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