JP2580844B2 - 可動式日射設備 - Google Patents

可動式日射設備

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JP2580844B2
JP2580844B2 JP2162623A JP16262390A JP2580844B2 JP 2580844 B2 JP2580844 B2 JP 2580844B2 JP 2162623 A JP2162623 A JP 2162623A JP 16262390 A JP16262390 A JP 16262390A JP 2580844 B2 JP2580844 B2 JP 2580844B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、試験室内に放熱電球や反射鏡により構成さ
れる日本設備本体を設けて車等の試験を行う日射設備に
関する。
[従来の技術] 車等の試験設備において、従来は試験室内で光熱を放
出する日射設備本体を試験室の天井などに固定したもの
がほとんどであり、特開昭60−135840号公報には、試験
室の側壁に赤外線ランプなどを設け試験体に対して光を
水平に照射する技術が開示されている。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来技術では、オートエアコンに使用されるフォ
トセンサに光を照射する試験の際に、以下のような不具
合が生じる。
フォトセンサは車内の前方に内蔵されており、車両窓
を通じて車外の光量を検知するものであり、自然界では
種々の角度から光がフォトセンサに対して照射されてい
る。従って、日射設備本体が試験室の天井に固定されて
いる場合には、フォトセンサに対する日射設備本体の照
射角度を任意、かつ、簡単に変更できない。すなわち、
試験室の天井や側壁に日射設備本体を設ける従来技術に
おいては、照射角度を変更するために日射設備本体を複
数設け個々の日射設備本体を使用することで所望の照射
角度に光を照射することが考えられるが、使用する日射
設備本体のフォトセンサに対する距離が一定とならず使
用する日射設備本体によってフォトセンサが受ける照射
量が変化してしまい、自然界における日射の状況を正確
に模擬することができない。
本発明の目的は、上記問題を解決し、自然界における
日射の状況を正確に模擬することができる日射設備を提
供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明は、床面に設けた
半円形の移動用レールと、前記移動用レールの円弧の中
心部上方に軸支部を有する架台と、 前記軸支部により回転可能に上端部が軸支され下端が
前記移動用レールに沿って移動可能な半円形の可動レー
ルと、駆動手段を有し前記可動レールに沿ってその内周
側で移動可能な放熱電球を有する日射設備本体とからな
り、前記軸支部に設けた駆動手段により前記可動レール
が回転され、前記日射設備本体を保持する前記可動レー
ルの下端が前記移動用レール上を移動することを特徴と
するものである。
[作用] 本発明によれば、日射設備本体が可動レールに沿って
試験車の高さ方向に移動し、該可動レールの上端が水平
方向に回転し下端が床面に設けた移動用レール上を移動
するため、車内に設置されたフォトセンサに対して任意
の照射角度を設定することができ、前記可動レール及び
前記移動用レールが円弧形、すなわち半円形になってい
るため、フォトセンサに対して日射設備本体を移動させ
ても照射量の調整を行うことなく照射量を一定に保持す
ることができる。従って、本発明によれば、自然界にお
ける日射の状況を正確に模擬することができる日射設備
を得ることができる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、本実施例における日射設備を試験車の側方
から見た図であり、第2図は、同じく上方から見た図で
ある。
まず、日射設備本体の試験車に対する高さ方向の移動
について第1図を用いて説明する。
円弧形の可動レール6は下端を床面に設置した半円形
の移動用レール5上に移動可能に接触しており、架台4
は移動用レール5の円弧の中心部上方において該可動レ
ール6の上端部を回転可能に軸支している。該可動レー
ル6は電球により熱量を発生する日射設備本体1を可動
レール6の内周側、すなわち試験車2側に保持してお
り、試験車2の室内に設置されたフォトセンサ3は該日
射設備本体1が照射した光を検知する。
第1図においては、移動前の日射設備本体1を実線で
示し、移動後の日射設備本体1を点線で示す。
該日射設備本体1に設けた減速機付モータ7が作動す
ると、日射設備本体1が可動レール6の内周に沿って下
方向に移動する。従って、日射設備本体1は試験車2の
高さ方向に関して任意の角度に照射角度を調整すること
ができる。
次に、試験車に対する幅方向の移動について第2図を
用いて説明する。なお、説明の都合上、第2図に示す日
射設備本体1の位置は第1図に示す日射設備本体1の位
置と異なり、一例として日射設備本体1を試験車2の左
側(第2図における下方向)に移動させた場合を示して
いる。
可動レール6の上端部が架台4に回転可能に軸支され
ているため、減速機9を備えたモータ8が動作するとプ
ーリ10aが回転し、ベルト11によってプーリ10bが回転す
ることで、床面に設置した半円形の移動用レール5上を
可動レール6の下端が移動し試験車2の左側に移動す
る。可動レール6の移動に伴い、可動レール6が保持す
る日射設備本体1も試験車2の左側に移動する。すなわ
ち、試験車2の幅方向に関して照射角度を調整すること
ができる。
以上述べたように、本実施例によれば、日射設備本体
1の照射角度を、試験車2の高さ方向及び幅方向で任意
に設定することができる。
また、移動用レール5及び可動レール6はともに円弧
形、すなわち半円形になっているため、日射設備本体1
の位置を変更しても試験車2の車内に設けたフォトセン
サ3との距離は一定であり、日射設備本体1の位置に応
じて照射量の調整(日射設備本体1内の電球に対する供
給電圧の調整等)を行う必要なく照射量を一定に保持す
ることができる。
さらに、日射設備本体1を大型化したり数量を増加す
る必要がないため、設備自体を小型化することができ
る。
[発明の効果] 本発明によれば、試験車、すなわち車内に設けたフォ
トセンサに対する日射設備本体の位置を変化させること
ができ、照射量を調整することなく任意の照射角度を得
ることができるため、自然界における日射の状況を正確
に模擬することができる日射設備を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は発明の日射設備の一実施例を示す側面図であ
る。第2図は第1図に示す実施例における上面図であ
る。 1……日射設備本体、2……試験車、3……フォトセン
サ、4……架台、5、6……レール、7……減速機付モ
ータ、8……モータ、9……減速機、10a、10b……プー
リ、11……ベルト

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】床面に設けた半円形の移動用レールと、 前記移動用レールの円弧の中心部上方に軸支部を有する
    架台と、 前記軸支部により回転可能に上端部が軸支され下端が前
    記移動用レールに沿って移動可能な半円形の可動レール
    と、 駆動手段を有し前記可動レールに沿ってその内周側で移
    動可能な放熱電球を有する日射設備本体とを備え、 前記軸支部に設けた駆動手段により前記可動レールが回
    転され、前記日射設備本体を保持する前記可動レールの
    下端が前記移動用レール上を移動することを特徴とする
    可動式日射設備。
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