JP2579932Y2 - 赤子用鼻汁吸取器 - Google Patents

赤子用鼻汁吸取器

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JP2579932Y2
JP2579932Y2 JP1992033330U JP3333092U JP2579932Y2 JP 2579932 Y2 JP2579932 Y2 JP 2579932Y2 JP 1992033330 U JP1992033330 U JP 1992033330U JP 3333092 U JP3333092 U JP 3333092U JP 2579932 Y2 JP2579932 Y2 JP 2579932Y2
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Inventor
明弘 倉橋
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株式会社太陽医療品製作所
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は赤子の鼻孔内へ挿入して
鼻汁を吸い込み除去する赤子用鼻汁吸取器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術としては、スポイト管の基端
に弾性の袋体を接続し、スポイト管に逆止弁を配備した
ものが、例えば実公昭55−30494号の赤子用鼻汁
吸取器に見られる。
【0003】しかし、上記技術においてはスポイト管を
赤子の鼻孔内へ挿入し難く、鼻孔を傷付ける怖れを伴
い、かつ鼻汁を吸い込んだ場合と鼻汁を吸い込まなかっ
た場合とで吸気力に差を生じ、中空体に同程度の押圧力
を加えていたとしても吸い込みが激しくなったときは、
赤子が呼吸困難を起こすなど使用上に問題があるととも
に、製作工程が複雑なため高価になるなど製作上にも問
題があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、従来の技術
におけるスポイト管は上記のように、赤子の鼻孔内へ挿
入し難く、鼻孔を傷付ける怖れを伴い、かつ鼻汁を吸い
込んだ場合と鼻汁を吸い込まなかった場合とで吸気力に
差を生じ、中空体に同程度の押圧力を加えていたとして
も吸い込みが激しくなったときは、赤子が呼吸困難を起
こすなど使用上に問題があるとともに、吸い込みが急激
なため、赤子が呼吸困難を起こすなどの使用上の問題
や、製作工程が複雑なため高価になるなどの製作上の問
題があるのに鑑み、これを解決することを目的とする。
【0005】
【実施例】図1は本考案の平面図であり図2は縦断面図
である。そして1はAS樹脂にて成型してなる筒状の本
体であって、底壁2を扁平部に構成するとともに、先端
を狭窄して通孔3を形成し、後端を開放してある。通孔
3から後方へ底部の扁平壁2に固着して保持筒4を設け
てある。この保持筒4はシリコンゴムにて成型した柔軟
かつ可撓性の長い喇っぱ管状のノズル5を保持するもの
であって、このノズル5は本体1の後端開放部26から
保持筒4の後方開口部6に挿入し、保持筒4の前方開口
部7から突出させ、中間に設けた突縁8を本体1の前面
開口端9に係止して後方への脱出を食い止めるよう構成
してある。ノズル5には硬質の樹脂にて形成した支筒1
0が後方から挿入される。この支筒10には喇っぱ管状
のノズル5の後方開口端に係止する突縁11を設けると
ともに、後端に筒状部12を形成し、この筒状部12に
弁体13を内方にのみ開放するよう構成した吸込逆止弁
14の弁匡15を取付けてある。
【0006】本体1の上部に傾斜壁16を形成し、この
傾斜壁16の後方に肉厚部17を構成し、この肉厚部1
7に排気孔18を穿ち、この排気孔18の外周に凹陥部
19を設け、凹陥部19に弁体20を外方にのみ開放す
るよう形成した吐出逆止弁21の弁匡22を取付けてあ
る。吐出逆止弁21の位置はノズル5の後端部上方にあ
ることが望ましい。本体1の後方にフード係止用突縁2
3を設けるとともに中空の拡縮体24の係止部25を設
けてある。
【0007】本考案の赤子用鼻汁吸取器を使用するに
は、赤子をだっこし、片方の手で支えながら赤子の顔面
に底壁2の扁平部を平たく近づけるようにして鼻孔内へ
ノズル5の先端部を挿入する。そして拡縮体24を圧縮
すると本体1内の空気は吐出逆止弁21の弁体20を外
方へ押し開き、空気は本体1の外へ排出され、一方吸込
逆止弁14の弁体13は弁匡15へ押圧されて閉じたま
まとなり、鼻孔内への噴出が阻止される。次に拡縮体2
4の圧縮を解くと本体1の内部圧力が低下するため、吸
込逆止弁14の弁体13は内側に押し開かれて鼻孔内に
吸引力が作用し、鼻汁が吸い取られる。一方吐出逆止弁
21の弁体20は弁匡22へ吸い付けられるため弁体2
0は閉じたままである。従って拡縮体24の拡縮を繰り
返すことにより、赤子の鼻孔内へ空気が吹き出すことな
く鼻汁の吸い取りを連続して行うことができる。
【0008】本考案の赤子用鼻汁吸取器を洗浄するに
は、適当な容器にぬるま湯を満たし、ノズル5を下方に
して吐出逆止弁21が隠れるまで中に入れ、拡縮体24
の拡縮操作を繰り返す。これによりノズル5、支筒1
0、逆止弁14を通って本体1の中空部へぬるま湯が吸
い込まれ、ぬるま湯は鼻汁とともに逆止弁21より本体
1外へ吐き出される。
【0009】
【考案の効果】筒状の本体1の底壁2を扁平に構成し、
先端を狭窄して通孔3を形成するとともに、後端を開放
し、通孔3から後方へ底壁2に固着して保持筒4を設
け、この保持筒4にシリコンゴムにて成型した長い喇っ
ぱ管状のノズル5を保持させ、このノズル5の先端を保
持筒4の前方開口部7から突出させ、中間に設けた突縁
8にて本体1の前面開口端9に係止して後方への脱出を
食い止めるようにしたので、底壁2を赤子の顔面に平た
く近ずけることができる。従って鼻孔内へノズル5の先
端部を挿入し易い。ノズル5は柔軟性と可撓性を有し、
長い喇っぱ管状に構成して本体1の中空部にて開口させ
たので、鼻汁はノズルを通過する間に拡散し、従って鼻
汁を吸い込んだ場合と鼻汁を吸い込まなかった場合とで
吸気力に差を生じ、中空体に同程度の押圧力を加えてい
たとしても吸い込みが激しくなったときは、赤子が呼吸
困難を起こすなど使用上に問題があるとともに、吸い込
みが急激なため赤子が呼吸困難を起こすなどの使用上の
問題を解決することができた。
【0010】ノズル5に硬質の樹脂にて形成した支筒1
0を後方から挿入し、この支筒10に突縁11を設けて
ノズル5の後方開口端に係止するとともに、後端に筒状
部12を形成し、この筒状部12に弁体13が内方にの
み開放する吸込逆止弁14の弁匡15を取付け、本体1
の上部に傾斜壁16を形成し、この傾斜壁16の後方に
肉厚部17を設け、この肉厚部17に排気孔18を穿
ち、この排気孔18の外周に凹陥部19を設けて弁体2
0を外方にのみ開放する吐出逆止弁21の弁匡22を取
付け、本体1の後方に中空の拡縮体24を取付けるよう
構成したから、ノズル5を本体1の後端開口部26から
保持筒4に挿入して組立てることができる。従って製作
工程を簡易にして製作上の問題を解決するとともに、安
全に使用できる商品を安価に提供することができるなど
の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による赤子用鼻汁吸取器の平面図。
【図2】同上赤子用鼻汁吸取器の縦断面図。
【図3】拡縮体を外して示す本体の背面図。
【図4】ノズルを除いて示す本体の側面図。
【図5】ノズルの側面図。
【符号の説明】
1 本体 2 底壁 3 通孔 4 保持筒 5 ノズル 6 保持筒の後方開口部 7 保持筒の前方開口部 8 保持筒の突縁 9 本体前方の開口端 10 支筒 11 支筒の突縁 12 弁嵌合用筒状部 13 弁体 14 吸込用逆止弁 15 弁匡 16 傾斜壁 17 本体の肉厚部 18 排気孔 19 凹陥部 20 弁体 21 吐出用逆止弁 22 弁匡 23 フード係止用突縁 24 中空の拡縮体 25 拡縮体係止用突縁 26 本体の後方開口部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状の本体(1)の底壁(2)を扁平に
    構成し、先端を狭窄して通孔(3)を形成するととも
    に、後端を開放し、通孔(3)から後方へ底壁(2)に
    固着して保持筒(4)を設け、この保持筒(4)にシリ
    コンゴムにて成型した可撓性の長い喇っぱ管状ノズル
    (5)を保持させ、このノズル(5)の先端を保持筒
    (4)の前方開口部(7)から突出し、中間に設けた突
    縁(8)を本体(1)の前面開口端(9)に係止して後
    方への脱出を食い止めるよう構成し、ノズル(5)に硬
    質の樹脂にて形成した支筒(10)を後方から挿入し、
    この支筒(10)に突縁(11)を設けてノズル(5)
    の後方開口端に係止するとともに、後端に筒状部(1
    2)を形成し、この筒状部(12)に弁体(13)が内
    方にのみ開放する吸込逆止弁(14)の弁匡(15)を
    取付け、本体(1)の上部に傾斜壁(16)を形成し、
    この傾斜壁(16)の後方に肉厚部(17)を設け、こ
    の肉厚部(17)に排気孔(18)を穿ち、この排気孔
    (18)の外周に凹陥部(19)を設けて弁体(20)
    を外方にのみ開放する吐出逆止弁(21)の弁匡(2
    2)を取付け、本体(1)の後方に中空弾力性の拡縮体
    (24)を取付けたことを特徴とする赤子用鼻汁吸取
    器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009297432A (ja) * 2008-06-17 2009-12-24 Jex Inc 吸引ノズル

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WO2023195191A1 (ja) * 2022-04-05 2023-10-12 株式会社United family 鼻水吸引器
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JPS629619Y2 (ja) * 1978-08-18 1987-03-06

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