JP2579444Y2 - キャンピングカ−等における設備等の簡便積卸、自在格納配置のための床装置 - Google Patents
キャンピングカ−等における設備等の簡便積卸、自在格納配置のための床装置Info
- Publication number
- JP2579444Y2 JP2579444Y2 JP4719992U JP4719992U JP2579444Y2 JP 2579444 Y2 JP2579444 Y2 JP 2579444Y2 JP 4719992 U JP4719992 U JP 4719992U JP 4719992 U JP4719992 U JP 4719992U JP 2579444 Y2 JP2579444 Y2 JP 2579444Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor
- equipment
- guide rail
- rail groove
- unloading
- Prior art date
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- Passenger Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は、キャンピングカ−等
において床面全般に亘って設備等を簡便に積卸し、自在
に格納配置できる床装置に関する。
において床面全般に亘って設備等を簡便に積卸し、自在
に格納配置できる床装置に関する。
【０００２】
【従来技術】輸送車等の荷台に積卸し、移動のためのレ
−ルを設けて積み荷を配置する手段（例えば特開平２−
２５４０４３、２４９７３３）、あるいはレ−ルを介し
て引出しパレットを設ける手段（例えば実開昭６３−１
６０２４２、実開昭６２−２５２３６）はこれまでに種
々提供されている。しかし床面全般に亘って設備等の積
卸し、格納配置を効率的に工夫したものは見当たらな
い。即ち縦横自在の移動配置に配慮されておらず、また
一旦奥に配置した積み荷、設備等のみを取り出し、交換
したい場合でも手前側の積み荷、設備等を順に引出す
か、あるいはパレットを目一杯引き出す必要があるなど
無駄な労力を強いられる。
−ルを設けて積み荷を配置する手段（例えば特開平２−
２５４０４３、２４９７３３）、あるいはレ−ルを介し
て引出しパレットを設ける手段（例えば実開昭６３−１
６０２４２、実開昭６２−２５２３６）はこれまでに種
々提供されている。しかし床面全般に亘って設備等の積
卸し、格納配置を効率的に工夫したものは見当たらな
い。即ち縦横自在の移動配置に配慮されておらず、また
一旦奥に配置した積み荷、設備等のみを取り出し、交換
したい場合でも手前側の積み荷、設備等を順に引出す
か、あるいはパレットを目一杯引き出す必要があるなど
無駄な労力を強いられる。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、従来のかか
る実情に鑑みてなされたもので、キャンピングカ−等に
おいて床面全般に亘って設備等を簡便に積卸し、又自在
に格納配置できる手段、特に縦横自在の移動配置、単独
の取出し・交換を可能とした床装置を提供するものであ
る。
る実情に鑑みてなされたもので、キャンピングカ−等に
おいて床面全般に亘って設備等を簡便に積卸し、又自在
に格納配置できる手段、特に縦横自在の移動配置、単独
の取出し・交換を可能とした床装置を提供するものであ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案は、車体１の運転席を除く床面２に縦横に適
宜交差する案内レ−ル溝３を前記床面２と同一平面とな
るように埋設し、前記床面２後部側縁２ａ或いは昇降側
縁２ｂに臨む前記案内レ−ル溝３の断面３ａを外部に開
放状態に露出させる。そして前記案内レ−ル溝３には、
その案内レ−ル溝３の幅員内に納まる方向自在滑走子４
を装着した取付板５を移動自在に嵌装するとともに前記
案内レ−ル溝３の適宜中間位置に前記方向自在滑走子４
が上方へ外れる切欠部６を配設する。そして前記取付板
５に床面２に積卸、格納配置すべき設備等の底面を固定
するようにして構成される。
め、本考案は、車体１の運転席を除く床面２に縦横に適
宜交差する案内レ−ル溝３を前記床面２と同一平面とな
るように埋設し、前記床面２後部側縁２ａ或いは昇降側
縁２ｂに臨む前記案内レ−ル溝３の断面３ａを外部に開
放状態に露出させる。そして前記案内レ−ル溝３には、
その案内レ−ル溝３の幅員内に納まる方向自在滑走子４
を装着した取付板５を移動自在に嵌装するとともに前記
案内レ−ル溝３の適宜中間位置に前記方向自在滑走子４
が上方へ外れる切欠部６を配設する。そして前記取付板
５に床面２に積卸、格納配置すべき設備等の底面を固定
するようにして構成される。
【０００５】
【実施例】図１、図２において１がキャンピングカ−の
車体で、その運転席Ｄを除く床面２に縦横に交差する案
内レ−ル溝３が床面２と同一平面となるように埋設さ
れ、床面２後部側縁２ａ或いは昇降側縁２ｂに臨む案内
レ−ル溝３の断面３ａを外部に開放状態に露出させてあ
る。そして同図１、２および図３に示すように前記案内
レ−ル溝３には、その案内レ−ル溝３の幅員内に納まる
プラスチック製の円盤状方向自在滑走子４を装着した取
付板５を移動自在に嵌装するとともに前記案内レ−ル溝
３の適宜中間位置に前記方向自在滑走子４が上方へ外れ
る切欠部６を配設する。そして前記取付板５に床面２に
積卸、格納配置すべき設備等Ｓの底面を接着剤を介して
固着するようにして構成される。なお図３において８は
積卸、格納配置すべき設備等Ｓに装置したブレ−キ手段
で、中央のハンドル９の回わし操作により左右に備えた
弾圧棒１０がワイヤ−１１を介して引き・押しの連動動
作をもたらし、案内レ−ル溝３への固定あるいはそれよ
りの解除を司る。
車体で、その運転席Ｄを除く床面２に縦横に交差する案
内レ−ル溝３が床面２と同一平面となるように埋設さ
れ、床面２後部側縁２ａ或いは昇降側縁２ｂに臨む案内
レ−ル溝３の断面３ａを外部に開放状態に露出させてあ
る。そして同図１、２および図３に示すように前記案内
レ−ル溝３には、その案内レ−ル溝３の幅員内に納まる
プラスチック製の円盤状方向自在滑走子４を装着した取
付板５を移動自在に嵌装するとともに前記案内レ−ル溝
３の適宜中間位置に前記方向自在滑走子４が上方へ外れ
る切欠部６を配設する。そして前記取付板５に床面２に
積卸、格納配置すべき設備等Ｓの底面を接着剤を介して
固着するようにして構成される。なお図３において８は
積卸、格納配置すべき設備等Ｓに装置したブレ−キ手段
で、中央のハンドル９の回わし操作により左右に備えた
弾圧棒１０がワイヤ−１１を介して引き・押しの連動動
作をもたらし、案内レ−ル溝３への固定あるいはそれよ
りの解除を司る。
【０００６】
【作用並びに効果】本発明は以上のようで、積み荷、設
備等の積卸しの際には、それらの底面に取付板５を介し
て固定された方向自在滑走子４が縦横交差の案内レ−ル
溝３内を滑走し、その案内レ−ル溝３が床面２後部側縁
２ａ或いは昇降側縁２ｂに断面３ａを露出させてあるか
ら、作業者は押し、引きのスライド動作のみで目的物を
効率的に積上げ、移動、排出ができるとともに床面２の
縦横所望の位置に格納配置を行なえ、且つ床面２後部側
縁２ａ或いは昇降側縁２ｂのいずれの方向からも作業が
可能となる。また案内レ−ル溝３の中間に方向自在滑走
子４が上方へ外れる切欠部６を設けたことにより、既に
配置体制を完了した後、奥側にあるものを取出しあるい
は交換した場合はその切欠部６位置に滑走子４を動かす
ことにより上方へ抜き取ることが可能となる。なお、本
考案にあっては床面２全般に亘って縦横に案内レ−ル溝
３が巡らしてあるが、キャンピングカ−などのように居
室として利用する場合には、配置後の床面隙間にはマッ
ト等を敷くことにより床面の平らを保持することができ
る。
備等の積卸しの際には、それらの底面に取付板５を介し
て固定された方向自在滑走子４が縦横交差の案内レ−ル
溝３内を滑走し、その案内レ−ル溝３が床面２後部側縁
２ａ或いは昇降側縁２ｂに断面３ａを露出させてあるか
ら、作業者は押し、引きのスライド動作のみで目的物を
効率的に積上げ、移動、排出ができるとともに床面２の
縦横所望の位置に格納配置を行なえ、且つ床面２後部側
縁２ａ或いは昇降側縁２ｂのいずれの方向からも作業が
可能となる。また案内レ−ル溝３の中間に方向自在滑走
子４が上方へ外れる切欠部６を設けたことにより、既に
配置体制を完了した後、奥側にあるものを取出しあるい
は交換した場合はその切欠部６位置に滑走子４を動かす
ことにより上方へ抜き取ることが可能となる。なお、本
考案にあっては床面２全般に亘って縦横に案内レ−ル溝
３が巡らしてあるが、キャンピングカ−などのように居
室として利用する場合には、配置後の床面隙間にはマッ
ト等を敷くことにより床面の平らを保持することができ
る。
【図１】本案装置を実施したキャンピングカ−の平面図
【図２】要部である案内レ−ル溝と方向自在滑走子の部
分斜視図
分斜視図
【図３】昇降口付近における作業状態を示す斜視図
１ 車体 ２ 床面後部 ２ａ 側縁 ２ｂ 昇降側縁 ３ 縦横交差の案内レ−ル溝 ３ａ 断面 ４ 方向自在滑走子 ５ 取付板 ６ 切欠部
Claims (1)
- 【請求項１】 車体（１）の運転席を除く床面（２）に
縦横に適宜交差する案内レ−ル溝（３）を前記床面
（２）と同一平面となるように埋設するとともに床面
（２）後部側縁（２ａ）或いは昇降側縁（２ｂ）に臨む
前記案内レ−ル溝（３）の断面（３ａ）を外部に露出さ
せ、前記案内レ−ル溝（３）にはその案内レ−ル溝
（３）の幅員内に納まる方向自在滑走子（４）を装着し
た取付板（５）を移動自在に嵌装するとともに前記案内
レ−ル溝（３）の適宜中間位置に前記方向自在滑走子
（４）が上方へ外れる切欠部（６）を配設し、前記取付
板（５）に床面（２）に積卸、格納配置すべき設備等の
底面を固定するようにしたキャンピングカ−等における
設備等の簡便積卸、自在格納配置のための床装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4719992U JP2579444Y2 (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | キャンピングカ−等における設備等の簡便積卸、自在格納配置のための床装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4719992U JP2579444Y2 (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | キャンピングカ−等における設備等の簡便積卸、自在格納配置のための床装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06911U JPH06911U (ja) | 1994-01-11 |
| JP2579444Y2 true JP2579444Y2 (ja) | 1998-08-27 |
Family
ID=12768468
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4719992U Expired - Lifetime JP2579444Y2 (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | キャンピングカ−等における設備等の簡便積卸、自在格納配置のための床装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2579444Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7132577B1 (ja) * | 2021-08-27 | 2022-09-07 | 有限会社ツカサオート | 車両用荷室 |
-
1992
- 1992-06-12 JP JP4719992U patent/JP2579444Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06911U (ja) | 1994-01-11 |
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