JP2579042Y2 - 給電部材付白熱電球 - Google Patents
給電部材付白熱電球Info
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- JP2579042Y2 JP2579042Y2 JP1993037261U JP3726193U JP2579042Y2 JP 2579042 Y2 JP2579042 Y2 JP 2579042Y2 JP 1993037261 U JP1993037261 U JP 1993037261U JP 3726193 U JP3726193 U JP 3726193U JP 2579042 Y2 JP2579042 Y2 JP 2579042Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、管形封体の両端に形成
されたピンチシール部にセラミック製ベースが接着剤を
使用せず取り付けられた白熱電球に関するものである。
されたピンチシール部にセラミック製ベースが接着剤を
使用せず取り付けられた白熱電球に関するものである。
【0002】
【従来の技術】管形をした石英ガラス製の封体の管軸に
沿ってフィラメントが配設された直管型の電球は、複写
機の露光用光源や定着用光源などに幅広く使用されてい
る。このような白熱電球は、封体の両端に形成されたピ
ンチシール部から伸びだした外部リードに給電用の接点
やリード線が溶接され、この溶接部分を絶縁したり、白
熱電球を保持するためにセラミック製ベースを用いてい
る場合が多い。そして、セラミック製ベースは封体に接
着剤を固化させることによって取り付けられている。こ
のような技術は、特開平3−276556公報に示され
ている。
沿ってフィラメントが配設された直管型の電球は、複写
機の露光用光源や定着用光源などに幅広く使用されてい
る。このような白熱電球は、封体の両端に形成されたピ
ンチシール部から伸びだした外部リードに給電用の接点
やリード線が溶接され、この溶接部分を絶縁したり、白
熱電球を保持するためにセラミック製ベースを用いてい
る場合が多い。そして、セラミック製ベースは封体に接
着剤を固化させることによって取り付けられている。こ
のような技術は、特開平3−276556公報に示され
ている。
【0003】一方、接着剤を使わない方法として、合成
樹脂製ベースを所望の形状に形成する際、合成樹脂製ベ
ースと給電部材を一体成形して、その給電部材を接点と
する方法がある。これは、ピンチシール部から伸び出し
た外部リード棒とベース内部に突出した給電部材の一端
を溶接し、この溶接部分を絶縁したり、白熱電球を保持
するために給電部材付合成樹脂製ベースが、接着剤を使
用せずに封体に取り付けられている。このような技術
は、実開昭3−37751公報に示されている。
樹脂製ベースを所望の形状に形成する際、合成樹脂製ベ
ースと給電部材を一体成形して、その給電部材を接点と
する方法がある。これは、ピンチシール部から伸び出し
た外部リード棒とベース内部に突出した給電部材の一端
を溶接し、この溶接部分を絶縁したり、白熱電球を保持
するために給電部材付合成樹脂製ベースが、接着剤を使
用せずに封体に取り付けられている。このような技術
は、実開昭3−37751公報に示されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、セラミ
ックベースを封体に接着剤を用いて取り付ける技術にお
いて以下のような問題点がある。接着剤をセラミックベ
ース内部に充填したのち、熱乾燥により固化させる工程
は、自動化が難しく、人手を有していた。そして、熱乾
燥によりかなりの時間を有していた。すなわち、このよ
うなことから、生産性が低かった。
ックベースを封体に接着剤を用いて取り付ける技術にお
いて以下のような問題点がある。接着剤をセラミックベ
ース内部に充填したのち、熱乾燥により固化させる工程
は、自動化が難しく、人手を有していた。そして、熱乾
燥によりかなりの時間を有していた。すなわち、このよ
うなことから、生産性が低かった。
【0005】さらに、熱乾燥後、固化した接着剤は、セ
ラミックベースの周辺からピンチシール部を形成してい
る封体の表面に覆いかぶさる、或いは、セラミックベー
ス周辺に覆いかぶさるため、これらの接着剤を削り落と
す余分な工程が増えた。そのうえ、ピンチシール部を形
成している封体の表面に覆いかぶさる余分な接着剤を削
り落とす作業が、封体を破損させる原因にもなってい
た。
ラミックベースの周辺からピンチシール部を形成してい
る封体の表面に覆いかぶさる、或いは、セラミックベー
ス周辺に覆いかぶさるため、これらの接着剤を削り落と
す余分な工程が増えた。そのうえ、ピンチシール部を形
成している封体の表面に覆いかぶさる余分な接着剤を削
り落とす作業が、封体を破損させる原因にもなってい
た。
【0006】また、一般に、接着剤は無機質であるアル
ミナ系セメントであり、固化すると多孔質となり吸湿し
やすく電気的絶縁性が低下する不具合が生じることがあ
った。
ミナ系セメントであり、固化すると多孔質となり吸湿し
やすく電気的絶縁性が低下する不具合が生じることがあ
った。
【0007】給電部材付合成樹脂製ベースの場合、ベー
ス素材に合成樹脂を使用しているためセラミックベース
に比べると耐熱性に劣り、260℃以上の高温になる
と、次第に劣化する問題があった。そして、このような
問題を避けるために、合成樹脂製ベースを用いた白熱電
球を使用した装置の場合、別に冷却装置や冷却手段を必
要とし、コストアップの要因になっていた。
ス素材に合成樹脂を使用しているためセラミックベース
に比べると耐熱性に劣り、260℃以上の高温になる
と、次第に劣化する問題があった。そして、このような
問題を避けるために、合成樹脂製ベースを用いた白熱電
球を使用した装置の場合、別に冷却装置や冷却手段を必
要とし、コストアップの要因になっていた。
【0008】また、給電部材とセラミックベースを一体
形成して、給電部材付セラミック製ベースを作ることは
技術的に不可能である。その理由として、給電部材であ
る金属の回りに液体状のセラミックを流し込みセラミッ
クを冷却して、所望の形状の給電部材付セラミックベー
スを一体形成する。この時、セラミックと給電部材であ
る金属との収縮率が異なり、一体形成が困難であった。
形成して、給電部材付セラミック製ベースを作ることは
技術的に不可能である。その理由として、給電部材であ
る金属の回りに液体状のセラミックを流し込みセラミッ
クを冷却して、所望の形状の給電部材付セラミックベー
スを一体形成する。この時、セラミックと給電部材であ
る金属との収縮率が異なり、一体形成が困難であった。
【0009】この考案は、以上のような問題点を解決す
るためになされたもので、その目的は、接着剤を使用せ
ず、簡単な構造で絶縁性に優れ、しかも市場に出回って
いる従来の装置と互換性のある給電部材付白熱電球を提
供することにある。
るためになされたもので、その目的は、接着剤を使用せ
ず、簡単な構造で絶縁性に優れ、しかも市場に出回って
いる従来の装置と互換性のある給電部材付白熱電球を提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】[手段1] この考案の給電部材付白熱電球は、管型封体の管軸に配
置されたフィラメントと、該フィラメントに電気的に接
続され、前記管型封体の両端に形成されたピンチシール
部より伸びる外部リード棒と、前記ピンチシール部を受
容し、前記外部リード棒と給電部材との接続箇所を保護
するためのセラミック製のベースとよりなり、該ベース
は、前方に前記ピンチシール部を受容するためのスリッ
ト状の受容部と、後方に前記管型封体の管軸から外れた
位置に設けられ前記給電部材を挿入する開口と、該開口
近傍に設けられた凸部と、前記受容部と凸部との間に当
該ベースの長手方向と直交する方向に前記外部リード棒
と前記給電部材を溶接するための孔を有し、前記開口に
挿入された前記給電部材が、前記凸部に当接することを
特徴とする。
置されたフィラメントと、該フィラメントに電気的に接
続され、前記管型封体の両端に形成されたピンチシール
部より伸びる外部リード棒と、前記ピンチシール部を受
容し、前記外部リード棒と給電部材との接続箇所を保護
するためのセラミック製のベースとよりなり、該ベース
は、前方に前記ピンチシール部を受容するためのスリッ
ト状の受容部と、後方に前記管型封体の管軸から外れた
位置に設けられ前記給電部材を挿入する開口と、該開口
近傍に設けられた凸部と、前記受容部と凸部との間に当
該ベースの長手方向と直交する方向に前記外部リード棒
と前記給電部材を溶接するための孔を有し、前記開口に
挿入された前記給電部材が、前記凸部に当接することを
特徴とする。
【0011】[手段2] この考案の給電部材付白熱電球は、管型封体の管軸に配
置されたフィラメントと、該フィラメントと電気的に接
続され、前記管型封体の両端に形成されたピンチシール
部より伸びる外部リード棒と、前記ピンチシール部を受
容し、給電部材とその先端に接続された端子との接続箇
所、および該端子と前記外部リード棒との接続箇所を内
部に収容して保護するためのセラミック製のベースとよ
りなり該ベースは、前方に前記ピンチシール部を受容す
るための凹状の受容部と、該受容部に設けられた前記外
部リード棒を挿入するための第1の開口と、後方に前記
給電部材の端子側の一部を包含して延在する第2の開口
と、前記第1の開口と第2の開口との間に当該ベースの
長手方向と直交する方向に前記外部リード棒と前記端子
を溶接するための孔を有し、前記第2の開口から挿入さ
れた前記端子の先端が、前記孔の内周側面に当接するこ
とを特徴とする。
置されたフィラメントと、該フィラメントと電気的に接
続され、前記管型封体の両端に形成されたピンチシール
部より伸びる外部リード棒と、前記ピンチシール部を受
容し、給電部材とその先端に接続された端子との接続箇
所、および該端子と前記外部リード棒との接続箇所を内
部に収容して保護するためのセラミック製のベースとよ
りなり該ベースは、前方に前記ピンチシール部を受容す
るための凹状の受容部と、該受容部に設けられた前記外
部リード棒を挿入するための第1の開口と、後方に前記
給電部材の端子側の一部を包含して延在する第2の開口
と、前記第1の開口と第2の開口との間に当該ベースの
長手方向と直交する方向に前記外部リード棒と前記端子
を溶接するための孔を有し、前記第2の開口から挿入さ
れた前記端子の先端が、前記孔の内周側面に当接するこ
とを特徴とする。
【0012】
【作用】[作用1] 封体に形成されたピンチシール部をベースの一方に形成
された受容部に挿入する。そして、そのピンチシール部
から伸び出た外部リード棒と、ベースの他方に形成され
た開口より挿入された給電部材を直接接続させる。この
時、ベースの開口近傍に設けられた凸部と給電部材が当
接する状態にする。さらに、ベースの他方に形成された
開口は、管型封体の管軸から外れた位置に設けられてい
るので、給電部材が外部リード棒を中心にして回転しな
いようになっている。そして、この状態で、ベースに設
けられた孔に溶接用の電極を挿入して、外部リード棒と
給電部材を溶接する。この結果、ベースと給電部材が封
体のピンチシール部に接着剤なしで取り付けらるととも
に給電部材が回転することがない。
された受容部に挿入する。そして、そのピンチシール部
から伸び出た外部リード棒と、ベースの他方に形成され
た開口より挿入された給電部材を直接接続させる。この
時、ベースの開口近傍に設けられた凸部と給電部材が当
接する状態にする。さらに、ベースの他方に形成された
開口は、管型封体の管軸から外れた位置に設けられてい
るので、給電部材が外部リード棒を中心にして回転しな
いようになっている。そして、この状態で、ベースに設
けられた孔に溶接用の電極を挿入して、外部リード棒と
給電部材を溶接する。この結果、ベースと給電部材が封
体のピンチシール部に接着剤なしで取り付けらるととも
に給電部材が回転することがない。
【0013】[作用2] 封体に形成されたピンチシール部をベースの一方に形成
された受容部に挿入する。この時、そのピンチシール部
から伸び出た外部リード棒を受容部に形成された第1の
開口に挿入する。一方、ベースの他方に形成された第2
の開口より挿入された給電部材の先端に接続された端子
と、先に第1の開口から挿入された外部リード棒を直接
接続させる。この時、第1の開口の直径より大きい端子
の先端がベースに設けられた孔の内周側面に当接する状
態にする。さらに、給電部材とその先端に接続された端
子との接続箇所、および該端子と前記外部リード棒との
接続箇所をベース内部に収容して保護している。また、
第2の開口は、給電部材の端子側の一部を包含して延在
する構造になっている。そして、この状態で、ベースに
設けられた孔に溶接用の電極を挿入し、外部リード棒と
端子を溶接する。この結果、ベースと給電部材が封体の
ピンチシール部に接着剤なしで取り付けられるととも
に、給電部材とその先端に接続された端子との接続箇
所、および該端子と前記外部リード棒との接続箇所はベ
ース内部に収容されて保護されているので絶縁性に優れ
たものとなる。また、給電部材に曲げ応力がかかって
も、第2の開口は給電部材の端子側の一部を包含して延
在しているので、給電部材と端子との接続箇所に直接曲
げ応力がかからず、この曲げ応力を大幅に減少させるこ
とができる。
された受容部に挿入する。この時、そのピンチシール部
から伸び出た外部リード棒を受容部に形成された第1の
開口に挿入する。一方、ベースの他方に形成された第2
の開口より挿入された給電部材の先端に接続された端子
と、先に第1の開口から挿入された外部リード棒を直接
接続させる。この時、第1の開口の直径より大きい端子
の先端がベースに設けられた孔の内周側面に当接する状
態にする。さらに、給電部材とその先端に接続された端
子との接続箇所、および該端子と前記外部リード棒との
接続箇所をベース内部に収容して保護している。また、
第2の開口は、給電部材の端子側の一部を包含して延在
する構造になっている。そして、この状態で、ベースに
設けられた孔に溶接用の電極を挿入し、外部リード棒と
端子を溶接する。この結果、ベースと給電部材が封体の
ピンチシール部に接着剤なしで取り付けられるととも
に、給電部材とその先端に接続された端子との接続箇
所、および該端子と前記外部リード棒との接続箇所はベ
ース内部に収容されて保護されているので絶縁性に優れ
たものとなる。また、給電部材に曲げ応力がかかって
も、第2の開口は給電部材の端子側の一部を包含して延
在しているので、給電部材と端子との接続箇所に直接曲
げ応力がかからず、この曲げ応力を大幅に減少させるこ
とができる。
【0014】
【実施例】〔実施例1〕 以下、図1、図2、図3、図4及び図5を用いて、この
考案を詳細に説明する。図1は、この考案の一実施例で
ある給電部材付白熱電球の一端側のみの斜視図を示す。
図2は、図1における給電部材付白熱電球の一端側のピ
ンチシール部、ベース、給電部材のみを孔の方向から見
た断面図を示す。図3は、図1における給電部材付白熱
電球の一端側のピンチシール部、ベース、給電部材のみ
を孔と直交する方向から見た断面図を示す。なお、他端
側も同一構造である。図4及び図5は、図1における給
電部材白熱電球のベースのみを取り出した斜視図をそれ
ぞれ示す。1は封体、2は封体1のピンチシール部、3
はモリブデン箔、4はフィラメント、5はフィラメント
を保持するサポータ、6は一端がモリブデン箔3に接続
されたピンチシール部2から伸び出た外部リード棒、7
はベース、8は給電部材である接点、81は接点8の脚
部、82は脚部81に形成された外部リード6を受ける
切り溝をそれぞれ示す。なお、白熱電球は、封体1、ピ
ンチシール部2、モリブデン箔3、フィラメント4、サ
ポータ5、外部リード棒6より構成されている。図中、
ベース7において、71はピンチシール部2を受容する
スリット状の受容部、72は接点8の脚部81を挿入す
るための開口、73は開口72の近傍に設けらベース7
と一体に形成された凸部、74はベース7に設けられた
孔である貫通孔をそれぞれ示す。このベース7は、白熱
電球の点灯時には200℃〜300℃程度の高温になる
ため耐熱温度が400℃以上のセラミックで形成されて
いる。
考案を詳細に説明する。図1は、この考案の一実施例で
ある給電部材付白熱電球の一端側のみの斜視図を示す。
図2は、図1における給電部材付白熱電球の一端側のピ
ンチシール部、ベース、給電部材のみを孔の方向から見
た断面図を示す。図3は、図1における給電部材付白熱
電球の一端側のピンチシール部、ベース、給電部材のみ
を孔と直交する方向から見た断面図を示す。なお、他端
側も同一構造である。図4及び図5は、図1における給
電部材白熱電球のベースのみを取り出した斜視図をそれ
ぞれ示す。1は封体、2は封体1のピンチシール部、3
はモリブデン箔、4はフィラメント、5はフィラメント
を保持するサポータ、6は一端がモリブデン箔3に接続
されたピンチシール部2から伸び出た外部リード棒、7
はベース、8は給電部材である接点、81は接点8の脚
部、82は脚部81に形成された外部リード6を受ける
切り溝をそれぞれ示す。なお、白熱電球は、封体1、ピ
ンチシール部2、モリブデン箔3、フィラメント4、サ
ポータ5、外部リード棒6より構成されている。図中、
ベース7において、71はピンチシール部2を受容する
スリット状の受容部、72は接点8の脚部81を挿入す
るための開口、73は開口72の近傍に設けらベース7
と一体に形成された凸部、74はベース7に設けられた
孔である貫通孔をそれぞれ示す。このベース7は、白熱
電球の点灯時には200℃〜300℃程度の高温になる
ため耐熱温度が400℃以上のセラミックで形成されて
いる。
【0015】管形をした石英ガラスからなる封体1の両
端にピンチシール部2が形成され、このピンチシール部
2にモリブデン箔3が埋設されている。タングステン素
線をコイルに巻回したフィラメント4は、サポータ5で
保持されて封体1の軸線に沿って配設されている。さら
に、フィラメント4の端部を引き伸ばした素線の先端が
モリブデン箔3の一端側に溶接されている。また、外部
リード棒6の一端側もモリブデン箔3の他端側に溶接さ
れてピンチシール部2の外に伸び出している。そして、
ピンチシール部2にベース7とこのベース7に当接した
状態で接点8のそれぞれを接着剤なしで取り付ける。
端にピンチシール部2が形成され、このピンチシール部
2にモリブデン箔3が埋設されている。タングステン素
線をコイルに巻回したフィラメント4は、サポータ5で
保持されて封体1の軸線に沿って配設されている。さら
に、フィラメント4の端部を引き伸ばした素線の先端が
モリブデン箔3の一端側に溶接されている。また、外部
リード棒6の一端側もモリブデン箔3の他端側に溶接さ
れてピンチシール部2の外に伸び出している。そして、
ピンチシール部2にベース7とこのベース7に当接した
状態で接点8のそれぞれを接着剤なしで取り付ける。
【0016】次に、ピンチシール部2にベース7と接点
8が接着剤なしで取り付けられた状態を詳細に説明す
る。ベース7は、基本形状は円筒形状であり、内径3.
05mm、外径7.00mm、全長11.5mmであ
る。ベース7の前方には、ピンチシール部2を受容する
ように、スリット状の受容部71が設けられており、そ
の幅D1 は2.90mm、ベース7の長手方向の切り込
み距離は5.00mmである。この受容部71にピンチ
シール部2をピンチシール部2と受容部71との間にあ
る間隙75が無くなるように深く挿入する。
8が接着剤なしで取り付けられた状態を詳細に説明す
る。ベース7は、基本形状は円筒形状であり、内径3.
05mm、外径7.00mm、全長11.5mmであ
る。ベース7の前方には、ピンチシール部2を受容する
ように、スリット状の受容部71が設けられており、そ
の幅D1 は2.90mm、ベース7の長手方向の切り込
み距離は5.00mmである。この受容部71にピンチ
シール部2をピンチシール部2と受容部71との間にあ
る間隙75が無くなるように深く挿入する。
【0017】一方、ベース7の後方には、接点8の脚部
81が挿入される開口72が設けられている。この開口
72は、管型封体1の管軸から外れた位置に設けられ、
本実施例においては、図4に示すように管型封体1の管
軸から外れた位置で三日月状に設けられている。そし
て、この開口72に脚部81を深く挿入し、ベース7内
において、脚部81に形成された切り溝82に外部リー
ド棒6を接触させる。この時、接点8は凸部73に当接
している。この状態でベース7の長手方向と直交する方
向に形成された孔である貫通孔74より、不図示の溶接
用の電極をこの貫通孔74の両方向から挿入して、前述
した、脚部81と外部リード棒6が接触している部分を
溶接する。この結果、ピンチシール部2にベース7とこ
のベース7に当接した状態で接点8が、接着剤なしでそ
れぞれ取り付けられる。また、給電を行なう際、押圧ピ
ン等によって接点8を押圧するので、接点8に回転応力
がかかっても、ベース7に設けられた開口72が管型封
体1の管軸から外れた位置に設けられているので、ベー
ス7によって回転応力が伝わらなくなり、接点8と外部
リード棒6との接続箇所に応力がかからず接続箇所が破
損することがない。さらに、外部リード棒6に応力がか
からないので、外部リード棒6がピンチシールされてい
るピンチシール部2にクラックが入ることがなく、ピン
チシール部2も破損することがない。
81が挿入される開口72が設けられている。この開口
72は、管型封体1の管軸から外れた位置に設けられ、
本実施例においては、図4に示すように管型封体1の管
軸から外れた位置で三日月状に設けられている。そし
て、この開口72に脚部81を深く挿入し、ベース7内
において、脚部81に形成された切り溝82に外部リー
ド棒6を接触させる。この時、接点8は凸部73に当接
している。この状態でベース7の長手方向と直交する方
向に形成された孔である貫通孔74より、不図示の溶接
用の電極をこの貫通孔74の両方向から挿入して、前述
した、脚部81と外部リード棒6が接触している部分を
溶接する。この結果、ピンチシール部2にベース7とこ
のベース7に当接した状態で接点8が、接着剤なしでそ
れぞれ取り付けられる。また、給電を行なう際、押圧ピ
ン等によって接点8を押圧するので、接点8に回転応力
がかかっても、ベース7に設けられた開口72が管型封
体1の管軸から外れた位置に設けられているので、ベー
ス7によって回転応力が伝わらなくなり、接点8と外部
リード棒6との接続箇所に応力がかからず接続箇所が破
損することがない。さらに、外部リード棒6に応力がか
からないので、外部リード棒6がピンチシールされてい
るピンチシール部2にクラックが入ることがなく、ピン
チシール部2も破損することがない。
【0018】〔実施例2〕 以下、図6、図7、図8、図9及び図10を用いて、こ
の考案の他の実施例を詳細に説明する。図6は、この考
案の他の実施例である給電部材付白熱電球の一端側のみ
の斜視図を示す。図7は、図6における給電部材付白熱
電球の一端側のピンチシール部、ベース、給電部材のみ
を孔の方向から見た断面図を示す。図8は、図6におけ
る給電部材付白熱電球の一端側のピンチシール部、ベー
ス、給電部材のみを孔と直交する方向から見た断面図を
示す。なお、他端側も同一構造である。図9及び図10
は、図6における給電部材白熱電球のベースのみを取り
出した斜視図をそれぞれ示す。70はベース、83は給
電部材であるリード線、84はリード線83の先端にカ
シメによって固定された剛性の大きい圧着端子をそれぞ
れ示す。その他、図1、図2、図3、図4及び図5と同
一符号は同一部分を示す。なお、白熱電球は、実施例1
と同様に、封体1、ピンチシール部2、モリブデン箔
3、フィラメント4、サポータ5、外部リード棒6より
構成されている。図中、ベース70において、76はピ
ンチシール部2を受容する凹状の受容部、90はピンチ
シール部2から伸び出た外部リード棒6を孔である貫通
孔74に導通させるための第1の開口、91はリード線
83を貫通孔74に導通させるための第2の開口をそれ
ぞれ示す。このベース70は、実施例1と同様に、白熱
電球の点灯時には200℃〜300℃程度の高温になる
ため耐熱温度が400℃以上のセラミックで形成されて
いる。
の考案の他の実施例を詳細に説明する。図6は、この考
案の他の実施例である給電部材付白熱電球の一端側のみ
の斜視図を示す。図7は、図6における給電部材付白熱
電球の一端側のピンチシール部、ベース、給電部材のみ
を孔の方向から見た断面図を示す。図8は、図6におけ
る給電部材付白熱電球の一端側のピンチシール部、ベー
ス、給電部材のみを孔と直交する方向から見た断面図を
示す。なお、他端側も同一構造である。図9及び図10
は、図6における給電部材白熱電球のベースのみを取り
出した斜視図をそれぞれ示す。70はベース、83は給
電部材であるリード線、84はリード線83の先端にカ
シメによって固定された剛性の大きい圧着端子をそれぞ
れ示す。その他、図1、図2、図3、図4及び図5と同
一符号は同一部分を示す。なお、白熱電球は、実施例1
と同様に、封体1、ピンチシール部2、モリブデン箔
3、フィラメント4、サポータ5、外部リード棒6より
構成されている。図中、ベース70において、76はピ
ンチシール部2を受容する凹状の受容部、90はピンチ
シール部2から伸び出た外部リード棒6を孔である貫通
孔74に導通させるための第1の開口、91はリード線
83を貫通孔74に導通させるための第2の開口をそれ
ぞれ示す。このベース70は、実施例1と同様に、白熱
電球の点灯時には200℃〜300℃程度の高温になる
ため耐熱温度が400℃以上のセラミックで形成されて
いる。
【0019】管形をした石英ガラスからなる封体1の両
端にピンチシール部2が形成されている。そして、この
ピンチシール部2にモリブデン箔3が埋設されている。
タングステン素線をコイルに巻回したフィラメント4
は、サポータ5で保持されて封体1の軸線に沿って配設
されている。さらに、フィラメント4の端部を引き伸ば
した素線の先端がモリブデン箔3の一端側に溶接されて
いる。また、外部リード棒6の一端側もモリブデン箔3
の他端側に溶接されてピンチシール部2の外に伸びだし
ている。そして、ピンチシール部2にベース70とこの
ベース70内に導通されたリード線83のそれぞれを接
着剤なしで取り付ける。
端にピンチシール部2が形成されている。そして、この
ピンチシール部2にモリブデン箔3が埋設されている。
タングステン素線をコイルに巻回したフィラメント4
は、サポータ5で保持されて封体1の軸線に沿って配設
されている。さらに、フィラメント4の端部を引き伸ば
した素線の先端がモリブデン箔3の一端側に溶接されて
いる。また、外部リード棒6の一端側もモリブデン箔3
の他端側に溶接されてピンチシール部2の外に伸びだし
ている。そして、ピンチシール部2にベース70とこの
ベース70内に導通されたリード線83のそれぞれを接
着剤なしで取り付ける。
【0020】次に、ピンチシール部2にベース70とリ
ード線83が接着剤なしで取り付けられた状態を詳細に
説明する。ベース70は、基本形状は連続して形成され
た直径の異なる円筒形状であり、そのうち径大の円筒部
分は、その側周部の一部が平面部を形成したものであ
る。径大の円筒部分は、外径10.5mm、ベース70
の長手方向の距離は13.0mmである。径小の円筒部
分は、外径6.00mm、内径3.80mm、ベース7
0の長手方向の距離は8.50mmである。すなわち、
ベース70の長手方向の全長は21.5mmである。そ
して、ベース70の径大の円筒部分にはベース長手方向
と直交する方向に孔である貫通孔74が形成されてお
り、さらに、この貫通孔74の前方には、ピンチシール
部2を受容するように、凹状の受容部76が形成されて
いる。この受容部76の形状に関して、幅D2 は3.0
0mm、幅D3 は7.10mm、ベース70の長手方向
の切り込み距離は7.00mmである。そして、この受
容部76にピンチシール部2をピンチシール部2と受容
部76との間隙75が無くなるように深く挿入する。さ
らに、この受容部76にはピンチシール部2から伸び出
した外部リード棒6を挿入して貫通孔74に導通するた
めの第1の開口90が形成されている。
ード線83が接着剤なしで取り付けられた状態を詳細に
説明する。ベース70は、基本形状は連続して形成され
た直径の異なる円筒形状であり、そのうち径大の円筒部
分は、その側周部の一部が平面部を形成したものであ
る。径大の円筒部分は、外径10.5mm、ベース70
の長手方向の距離は13.0mmである。径小の円筒部
分は、外径6.00mm、内径3.80mm、ベース7
0の長手方向の距離は8.50mmである。すなわち、
ベース70の長手方向の全長は21.5mmである。そ
して、ベース70の径大の円筒部分にはベース長手方向
と直交する方向に孔である貫通孔74が形成されてお
り、さらに、この貫通孔74の前方には、ピンチシール
部2を受容するように、凹状の受容部76が形成されて
いる。この受容部76の形状に関して、幅D2 は3.0
0mm、幅D3 は7.10mm、ベース70の長手方向
の切り込み距離は7.00mmである。そして、この受
容部76にピンチシール部2をピンチシール部2と受容
部76との間隙75が無くなるように深く挿入する。さ
らに、この受容部76にはピンチシール部2から伸び出
した外部リード棒6を挿入して貫通孔74に導通するた
めの第1の開口90が形成されている。
【0021】一方、ベース70の小径の円筒部分は、リ
ード線83が挿入されて貫通孔74に導通させるための
第2の開口91が形成されている。この開口91は、図
7、図8に示すように、リード線83の圧着端子84側
の一部を包含して延在する構造である。この第2の開口
91より挿入されたリード線83の先端部である圧着端
子84に、外部リード棒6を接触させる。この時、第1
の開口90の直径より大きな圧着端子84が、貫通孔7
4の内周側面Aの部分に当接している。この状態でベー
ス70の長手方向と直交する方向に形成された孔である
貫通孔74より、不図示の溶接用の電極をこの貫通孔7
4の両方向から挿入して、前述した、圧着端子84と外
部リード棒6が接触している部分を溶接する。この結
果、ピンチシール部2に貫通孔74の内周側面に圧着端
子84が当接した状態でリード線83とベース70が、
接着剤なしでそれぞれ取り付けられる。さらに、リード
線83とその先端に接続された圧着端子84との接続箇
所、および圧着端子84と外部リード棒6との接続箇所
をベース70内部に収容して保護しているので絶縁性に
優れたものとなる。また、リード線83に曲げ応力がか
かっても、第2の開口91はリード線83の圧着端子8
4側の一部を包含して延在しているので、リード線83
と圧着端子84との接続箇所に直接曲げ応力がかから
ず、この曲げ応力を大幅に減少させることができ、従っ
て、外部リード棒6と圧着端子84との接続箇所にかか
る曲げ応力も大幅に減少させることができ、よって、そ
れぞれの接続箇所が破損することがなく、さらに、外部
リード棒6がピンチシールされているピンチシール部2
にかかる応力を大幅に減少させることができ、ピンチシ
ール部2にクラックが入ることがなく、ピンチシール部
2も破損することがない。
ード線83が挿入されて貫通孔74に導通させるための
第2の開口91が形成されている。この開口91は、図
7、図8に示すように、リード線83の圧着端子84側
の一部を包含して延在する構造である。この第2の開口
91より挿入されたリード線83の先端部である圧着端
子84に、外部リード棒6を接触させる。この時、第1
の開口90の直径より大きな圧着端子84が、貫通孔7
4の内周側面Aの部分に当接している。この状態でベー
ス70の長手方向と直交する方向に形成された孔である
貫通孔74より、不図示の溶接用の電極をこの貫通孔7
4の両方向から挿入して、前述した、圧着端子84と外
部リード棒6が接触している部分を溶接する。この結
果、ピンチシール部2に貫通孔74の内周側面に圧着端
子84が当接した状態でリード線83とベース70が、
接着剤なしでそれぞれ取り付けられる。さらに、リード
線83とその先端に接続された圧着端子84との接続箇
所、および圧着端子84と外部リード棒6との接続箇所
をベース70内部に収容して保護しているので絶縁性に
優れたものとなる。また、リード線83に曲げ応力がか
かっても、第2の開口91はリード線83の圧着端子8
4側の一部を包含して延在しているので、リード線83
と圧着端子84との接続箇所に直接曲げ応力がかから
ず、この曲げ応力を大幅に減少させることができ、従っ
て、外部リード棒6と圧着端子84との接続箇所にかか
る曲げ応力も大幅に減少させることができ、よって、そ
れぞれの接続箇所が破損することがなく、さらに、外部
リード棒6がピンチシールされているピンチシール部2
にかかる応力を大幅に減少させることができ、ピンチシ
ール部2にクラックが入ることがなく、ピンチシール部
2も破損することがない。
【0022】
【0023】
【考案の効果】[請求項1の考案と請求項2の考案の共
通効果] この考案の給電部材付白熱電球は、接着剤を使用せずに
給電部材とベースをピンチシール部に取り付けるため、
熱乾燥工程が省け、工程時間の短縮が可能になる。そし
て、従来、接着剤の吸湿性が問題となっていたが、接着
剤を使用しないため、絶縁性が向上する。また、ベース
に取り付けられている給電部材の仕様を変更することが
ないので、市場に出回っている従来の給電部材付白熱電
球を用いた装置にそのままこの考案の給電部材付白熱電
球を使用することができる。即ち、互換性がある。[請求項1の考案の特有の効果] 請求項1に記載の考案は、給電部材として接点を用いて
おり、給電部材が挿入されるベースに形成された開口
が、管型封体の管軸から外れた位置に設けられているの
で、給電部材に回転応力がかかっても、ベースによって
その回転応力が伝わらなくなるので、給電部材と外部リ
ード棒との接続箇所に応力がかからず接続箇所が破損す
ることがない。さらに、外部リード棒に応力がかからな
いので、外部リード棒がピンチシールされているピンチ
シール部にクラックが入ることがなく、ピンチシール部
が破損することがない。 [請求項2の考案の特有の効果] 請求項2に記載の考案は、給電部材としてリード線を用
いており、接着剤を使用せずに給電部材とベースをピン
チシール部に取り付けるために端子を使用するが、給電
部材とその先端に接続された端子との接続箇所、および
端子と外部リード棒との接続箇所をベース内部に収容し
て保護しているので、さらに絶縁性が向上するものであ
る。 そして、ベースに形成された第2の開口は給電部材
の端子側の一部を包含して延在しているので、給電部材
と端子との接続箇所に直接曲げ応力がかからず、この曲
げ応力を大幅に減少させることができ、従って、外部リ
ード棒と端子との接続箇所にかかる曲げ応力も大幅に減
少させることができ、よって、それぞれの接 続箇所が破
損することがなく、さらに、外部リード棒がピンチシー
ルされているピンチシール部にかかる応力を大幅に減少
させることができ、ピンチシール部にクラックが入るこ
とがなく、ピンチシール部も破損することがない。
通効果] この考案の給電部材付白熱電球は、接着剤を使用せずに
給電部材とベースをピンチシール部に取り付けるため、
熱乾燥工程が省け、工程時間の短縮が可能になる。そし
て、従来、接着剤の吸湿性が問題となっていたが、接着
剤を使用しないため、絶縁性が向上する。また、ベース
に取り付けられている給電部材の仕様を変更することが
ないので、市場に出回っている従来の給電部材付白熱電
球を用いた装置にそのままこの考案の給電部材付白熱電
球を使用することができる。即ち、互換性がある。[請求項1の考案の特有の効果] 請求項1に記載の考案は、給電部材として接点を用いて
おり、給電部材が挿入されるベースに形成された開口
が、管型封体の管軸から外れた位置に設けられているの
で、給電部材に回転応力がかかっても、ベースによって
その回転応力が伝わらなくなるので、給電部材と外部リ
ード棒との接続箇所に応力がかからず接続箇所が破損す
ることがない。さらに、外部リード棒に応力がかからな
いので、外部リード棒がピンチシールされているピンチ
シール部にクラックが入ることがなく、ピンチシール部
が破損することがない。 [請求項2の考案の特有の効果] 請求項2に記載の考案は、給電部材としてリード線を用
いており、接着剤を使用せずに給電部材とベースをピン
チシール部に取り付けるために端子を使用するが、給電
部材とその先端に接続された端子との接続箇所、および
端子と外部リード棒との接続箇所をベース内部に収容し
て保護しているので、さらに絶縁性が向上するものであ
る。 そして、ベースに形成された第2の開口は給電部材
の端子側の一部を包含して延在しているので、給電部材
と端子との接続箇所に直接曲げ応力がかからず、この曲
げ応力を大幅に減少させることができ、従って、外部リ
ード棒と端子との接続箇所にかかる曲げ応力も大幅に減
少させることができ、よって、それぞれの接 続箇所が破
損することがなく、さらに、外部リード棒がピンチシー
ルされているピンチシール部にかかる応力を大幅に減少
させることができ、ピンチシール部にクラックが入るこ
とがなく、ピンチシール部も破損することがない。
【図1】この考案の一実施例である給電部材付白熱電球
の一端側のみの斜視図を示す。
の一端側のみの斜視図を示す。
【図2】図1における給電部材付白熱電球の一端側のピ
ンチシール部、ベース、給電部材のみを孔の方向から見
た断面図を示す。
ンチシール部、ベース、給電部材のみを孔の方向から見
た断面図を示す。
【図3】図1における給電部材付白熱電球の一端側のピ
ンチシール部、ベース、給電部材のみを孔と直交する方
向から見た断面図を示す。
ンチシール部、ベース、給電部材のみを孔と直交する方
向から見た断面図を示す。
【図4】図1における給電部材白熱電球のベースのみを
取り出した斜視図を示す。
取り出した斜視図を示す。
【図5】図1における給電部材白熱電球のベースのみを
取り出した斜視図を示す。
取り出した斜視図を示す。
【図6】この考案の他の実施例である給電部材付白熱電
球の一端側のみの斜視図を示す。
球の一端側のみの斜視図を示す。
【図7】図6における給電部材付白熱電球の一端側のピ
ンチシール部、ベース、給電部材のみを孔の方向から見
た断面図を示す。
ンチシール部、ベース、給電部材のみを孔の方向から見
た断面図を示す。
【図8】図6における給電部材付白熱電球の一端側のピ
ンチシール部、ベース、給電部材のみを孔と直交する方
向から見た断面図を示す。
ンチシール部、ベース、給電部材のみを孔と直交する方
向から見た断面図を示す。
【図9】図6における給電部材白熱電球のベースのみを
取り出した斜視図を示す。
取り出した斜視図を示す。
【図10】図6における給電部材白熱電球のベースのみ
を取り出した斜視図を示す。を示す。
を取り出した斜視図を示す。を示す。
1 封体 2 ピンチシール部 3 モリブデン箔 4 フィラメント 5 サポータ 6 外部リード棒 7 ベース 70 ベース 71 受容部 72 開口 73 凸部 74 貫通孔 75 間隙 76 受容部 8 接点 81 脚部 82 切り溝 83 リード線 84 圧着端子 90 第1の開口 91 第2の開口 A 圧着端子と貫通孔の接触部分
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01K 1/46
Claims (2)
- 【請求項1】 管型封体の管軸に配置されたフィラメン
トと、 該フィラメントに電気的に接続され、前記管型封体の両
端に形成されたピンチシール部より伸びる外部リード棒
と、 前記ピンチシール部を受容し、前記外部リード棒と給電
部材との接続箇所を保護するためのセラミック製のベー
スとよりなり、 該ベースは、前方に前記ピンチシール部を受容するため
のスリット状の受容部と、後方に前記管型封体の管軸か
ら外れた位置に設けられ前記給電部材を挿入する開口
と、該開口近傍に設けられた凸部と、前記受容部と凸部
との間に当該ベースの長手方向と直交する方向に前記外
部リード棒と前記給電部材を溶接するための孔を有し、 前記開口に挿入された前記給電部材が、前記凸部に当接
することを特徴とする給電部材付白熱電球。 - 【請求項2】 管型封体の管軸に配置されたフィラメン
トと、 該フィラメントと電気的に接続され、前記管型封体の両
端に形成されたピンチシール部より伸びる外部リード棒
と、 前記ピンチシール部を受容し、給電部材とその先端に接
続された端子との接続箇所、および該端子と前記外部リ
ード棒との接続箇所を内部に収容して保護するためのセ
ラミック製のベースとよりなり、 該ベースは、前方に前記ピンチシール部を受容するため
の凹状の受容部と、該受容部に設けられた前記外部リー
ド棒を挿入するための第1の開口と、後方に前記給電部
材の端子側の一部を包含して延在する第2の開口と、前
記第1の開口と第2の開口との間に当該ベースの長手方
向と直交する方向に前記外部リード棒と前記端子を溶接
するための孔を有し、 前記第2の開口から挿入された前記端子の先端が、前記
孔の内周側面に当接することを特徴とする給電部材付白
熱電球。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993037261U JP2579042Y2 (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | 給電部材付白熱電球 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993037261U JP2579042Y2 (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | 給電部材付白熱電球 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH071563U JPH071563U (ja) | 1995-01-10 |
JP2579042Y2 true JP2579042Y2 (ja) | 1998-08-20 |
Family
ID=12492724
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993037261U Expired - Lifetime JP2579042Y2 (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | 給電部材付白熱電球 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2579042Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7053539B2 (en) | 2003-04-08 | 2006-05-30 | Ushio Denki Kabushiki Kaisha | Lamp device |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2793057B2 (ja) * | 1991-08-06 | 1998-09-03 | ウシオ電機株式会社 | 両端封止型ベース付白熱電球 |
US5241239A (en) * | 1991-12-18 | 1993-08-31 | North American Philips Corporation | Tubular electric lamp having a lamp base sleeve with an access port for securing a contact to a current-conductor |
-
1993
- 1993-06-16 JP JP1993037261U patent/JP2579042Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7053539B2 (en) | 2003-04-08 | 2006-05-30 | Ushio Denki Kabushiki Kaisha | Lamp device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH071563U (ja) | 1995-01-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |