JP2578409Y2 - ウェルディングを用いないコンデンサーの構造 - Google Patents

ウェルディングを用いないコンデンサーの構造

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JP2578409Y2
JP2578409Y2 JP1992027573U JP2757392U JP2578409Y2 JP 2578409 Y2 JP2578409 Y2 JP 2578409Y2 JP 1992027573 U JP1992027573 U JP 1992027573U JP 2757392 U JP2757392 U JP 2757392U JP 2578409 Y2 JP2578409 Y2 JP 2578409Y2
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ナン チェン チェン
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呉 世輝
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はウェルディングを用いな
いコンデンサーの構造に係る。
【0002】
【従来の技術】現在コンデンサーは電子或は電気機具内
に広範に使用されて、コンデンサーに容量を暫時に貯え
ると共に起動の電力を解放する特性を有する。又一般の
コンデンサー製造はコストを下げて小形にするため、大
部分は皆プラスチック・フィルムを媒介物として採用
し、即ち一般にいわゆる金属化プラスチック・フィルム
・コンデンサーである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】金属化プラスチック・
フィルム・コンデンサーは、プラスチック・フィルム上
に金属被膜を熱気で通して電極とし、しかしながら金属
化プラスチック・フィルム・コンデンサーの製造過程中
に、従来の方法は金属化プラスチック・フィルムをぐる
くる巻きつけてコンデンサー・エレメントとし、それを
熱加圧・乾燥・はんだづけ後に、須らく両極に金属面を
はんだづけして、必要とする引出線或は端子をウェルデ
ィング(ソルダー或は点はんだづけ)するのである。一
般において良好なウェルディングの効果に到達させるた
め、金属のはんだづけは皆錫鉛合金を採用し、又コスト
を下げるために、錫鉛合金の鉛含有量はだいたい鉛の含
有量をできるだけ高めさせ(30%から90%)、しか
しあまり高い鉛の含有量は、その鉛毒は人体の健康と環
境の汚染に対する影響がはなはだしく大きいので、製造
の過程中に用心しなければならないのである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は主としてコンデ
ンサー・エレメントを設置するシェル内両側のインサイ
ド・ウォールウェルディング上端に導電スプリングを
にカバーリングし、これ等の導電スプリング本体の近
傍に密集して順序に配列するうろこ状のスモール・スプ
リングを有して導電板とし、これ等のスモール・スプリ
ングをコンデンサー・エレメントの導電面に密着すると
共に押付ける。これにより、一般に用いるコンデンサー
・エレメントは須らく両極より引出線或は端子をウェル
ディングする不便に取って代わるのである。また、キャ
ップとシェルを熔接してつぎ合わせる場合に、導電スプ
リングの傾斜板はシェルのインサート・タンク内にあ
り、アウトラインのインサート・ラインをキャップの両
端側のインサート・チャンネルより挿入する場合は、そ
のインサート・ラインは傾斜板を内向きに引動かし、イ
ンサート・ラインが傾斜板下側のホロウ・ピットとイン
サート・タンクのインサイド・ウォールを貫通する場
合、傾斜板はその弾力によって外側に向けてはね返り、
ホロウ・ピットはインサート・ラインをインサート・タ
ンクのインサイド・ウォール上に押付け、一般に用いる
インサート・ラインにウェルディング或は熔接の不便に
取って代わることをその特徴とする。
【0005】
【実施例】本考案のその他の目的と長所を図面の組み合
わせる表示に基づいて詳細に説明すれば更に明晰であ
る。ここに図面の表示と組み合わせて本考案に関する上
記の設計する目的を達成するのに運用した特殊構造とそ
の技術手段と特徴を次の如く詳細に説明する。
【0006】図1を参照すると、それは本考案実施例の
立体分解図であり、その内、下記を包含する: キャップ1、コンデンサー・エレメント2、2つの導電
スプリング3、固定板4、シェル5等の主要な部材より
組み立てる。その内、キャップ1とシェル5は燃焼に耐
えるABS或は比較的高温に耐えるPC又はPBT等の
絶縁プラスチックを採用して、モールドにより射出して
成型を造る。
【0007】キャップ1の下側に平行する2つのバンク
11があり、バンク11上端の円周縁を接合面12と
し、接合面12の全円周に一節の非常に細かくて小さい
コンベックス・バー121を有し(図1,2に示す如
く)、キャップ1上端の両側に各々対称なインサート・
チャンネル13を有して、該インサート・チャンネル1
3を一組或は一組以上にすることができる。
【0008】その内、コンデンサー・エレメント2は、
その両端側に無毒でありコストが比較的低い亜鉛(Z
n)をはんだづけして、導電面21とする。その内、2
つの導電スプリング3は、リン青銅から造り、その上端
に同距離に分離して配列するダウン・ホロウ31を有
し、ダウン・ホロウ31を延伸して傾斜板32となり、
各傾斜板32下側の中央をホロウ・ピット33とし、導
電スプリング3本体の近傍に密集して順序に配列するう
ろこ状のようなスモール・スプリング34を有して、こ
れを導電板とする。
【0009】その内、固定板4は、一種の方形板とし、
また垂直板に造ることもできて、コンデンサーの直立或
は平面に組み合わせて固定する。その内、シェル5は、
上端円周縁5の形体がキャップ1の接合面12と同様で
あり、その両端側に各インサート・タンク52を有し、
正面上端の一側に同距離のホールド・タンク53とホー
ルド・ルーム54を有して、その両端側をインサートウ
ォール55とする。
【0010】本実施例に掲示する構造をよりどころと
し、各部材を組み立てて完全なコンデンサーの個体を構
成すると、その導電スプリング3をシェル5のホールド
・ルーム54に放置し、導電スプリング3のダウン・ホ
ロウ31をシェルのインサイド・ウォール55上端に挿
入し、それからコンデンサー・エレメント2を2つの導
電スプリング間に放置し、導電スプリング3近傍に配列
するうろこ状のようなスモール・スプリング34はコン
デンサー・エレメント2の導電面21に密着すると共に
押付けて、一般に用いるコンデンサー・エレメントは須
らく両極より引出線或は端子にウェルディングするその
不便に取って代わることができる。それからキャップ1
下側のバンク11を分別にシェル5のホールド・ルーム
54内に放置して、ここに平行するバンク11はコンデ
ンサー・エレメント2をカバーリングしてシェル5内に
固定する(図5に示す如く)。キャップ1とシェル5を
合わせる場合に、キャップ1の接合面12のコンベック
ス・バー121はシェル5の上端円周縁51に密着し、
それから超音波溶接機により熔接を使って継目を熔接す
ると、即時にコンデンサーの個体となる。
【0011】又、図5を参照すると、それは図3を約半
分に垂直に縦に分割する断面であり、その内、導電スプ
リング3のダウン・ホロウ31はシェル5のインサイド
・ウォール55上端に挿入して、その傾斜板32はちょ
うどよくシェル5のインサート・タンク52内に放置し
てある。インサート・タンク52はアウトライン6のイ
ンサート・ライン61の挿入に供し、アウト・ライン6
のインサート・ライン61はキャップ1のインサート・
チャンネル13から挿入し、インサート・ライン61が
導電スプリング3の傾斜板3のホロウ・ピット33を下
方に支えると、傾斜板32を内側に向けて引動かし(仮
想線に示す如く)、インサート・ライン61がホロウ・
ピット33とインサート・タンク52のタンク・ウォー
ルを貫通する場合に、傾斜板32は弾力によって外側方
向にはね返って、ホロウ・ピット33はインサート・ラ
イン61をインサート・タンク52のタンク・ウォール
に押付ける。このようなインサートと固定する構造は、
一般に用いる従来のインサート・ラインにウェルディン
グ或は熔接の不便に取って代わることができる。
【0012】次に、図4を参照すると、本考案のシェル
5近傍のホールド・タンクに固定板を挿入する断面説明
図であり、固定板4はその挿入部41のテノン42によ
ってホールド・タンク53の止め輪531を差し止め
て、それから固定板4のホール43はコッタ・ジョイン
ト或はスクリュー・ジョイント方式によってコンデンサ
ーの個体をそれと組み合わせる電子或は電気の機具に固
定させる。
【0013】本考案の構造より組み立てるコンデンサー
に下記の長所を有する: (1) 金属のはんだづけに無毒性でありコストが比較的低
い金属に代えて、亜鉛(Zn)の如くである。 (2) 金属面をはんだづけするジョイント方式は導電スプ
リングの状がうろこのようなスモール・スプリングであ
り、多数点の密接を使ってウェルディング或はウェルデ
ィング・ポイントに取って代わり、その工作時間と材料
費を節約することがきる。
【0014】(3) キャップとシェルは超音波熔接によっ
て密封され、エポキシ樹脂を充填する費用を節約する。 (4) アウトラインのインサート方式を利用して、包装費
と使用者の接線費を節約する。 (5) 固定板をホールド・タンクに挿入するのを利用し
て、多種のロックアウト方式を提供することができる。
【0015】(6) 多種のコンデンサーの直列或は並列の
組み立てに適合するのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例の立体分解図である。
【図2】本考案キャップの断面説明図である。
【図3】本考案実施例の立体図である。
【図4】本考案固定板の挿入部にシェル近傍のホールド
・タンクを挿入する断面説明図である。
【図5】図3を約半分に垂直して縦に解剖する観察図で
ある。
【符号の説明】
1 キャップ 2 コンデンサー・エレメント 3 2つの導電スプリング 4 固定板 5 シェル 6 アウトライン 11 バンク 12 接合面 13 インサート・チャンネル 21 導電面 31 ダウン・ホロウ 32 傾斜板 33 ホロウ・ピット 34 スモール・スプリング 41 挿入部 42 テノン 43 ホール 51 上端円周縁 52 インサート・タンク 53 ホールド・タンク 54 ホールド・ルーム 55 インサイド・ウォール 61 インサート・ライン 121 コンベックス・バー 531 止め輪

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端の両側に対称な一組以上のインサー
    ト・チャンネルを設けてあり、下側に二つの平行するバ
    ンクがあり、バンク上端の円周縁を接合面として、接合
    面の全円周中央に一節の非常に細かくて小さいコンベッ
    クス・バーを設けてあるキャップと 上端に 各々等距離に分離して配列するダウン・ホロウを
    設けてあり、ダウン・ホロウを延伸して傾斜板となり、
    傾斜板の下側中央をホロウ・ピットとし、これ等の導電
    スプリングの近傍に密集して順序に配列するうろこ状の
    スモール・スプリングを設けて、導電板とする2つの導
    電スプリングと 方形板とし、またそれを垂直板に造ることもできると共
    に、挿入部を設けて、その挿入部にテノンを設ける固定
    板と、 内部にホールド・ルームを設けてあり、コンデンサー・
    エレメントを設置するのに供し、その両端側にインサ
    ート・タンクを設け、シェル正面の近傍に一つ或は一つ
    以上のホールド・タンクを設けてその内に一つの止め輸
    があり、固定板のテノンをそれに引掛けるように供し、
    固定板のホールはコッター・ジョイント或はスクリュー
    ・ジョイント方式によってコンデンサーの個体を電子又
    は電気の機具に固定させるシェルとを備え、 上記の部材により、その2つの導電スプリングを平行に
    シェルのホールド・ルームに別々に設置し、導電スプリ
    ングのダウン・ホロウをシェルのインサイド・ウォール
    上端に挿入させ、それからコンデンサー・エレメントを
    2つの導電スプリングのスモール・スプリング間に設置
    し、スモール・スプリングをコンデンサー・エレメント
    の導電面に密着させると共に押付け次にキャップ下側
    にある2つの平行のバンクをシェルのホールド・ルーム
    内に別々に設置し、キャップとシェルを合わせる場合
    に、その接合面のコンベックス・バーはシェル上端の円
    周縁に密着し、それから超音波熔接機により熔接を使っ
    て継目を熔接すると、即時に一つのコンデンサーの個体
    となりその内 導電スプリングの傾斜板はシェルのインサート・タンク
    内にあり、アウトラインのインサート・ラインをキャッ
    プのインサート・チャンネルより挿入後に、インサート
    ・ラインは傾斜板のホロウ・ピットを下方に支え、傾斜
    板を内側に向けて引き動かし、インサート・ラインがホ
    ロウ・ピットとインサート・タンクのインサート・ウォ
    ールを貫通する場合に、傾斜板は弾力によってはね返
    り、ホロウ・ピットはインサート・ラインをインサート
    ・タンクのインサート・ウォールに押付けるのをその特
    徴とするウェルディングを用いないコンデンサーの構
    造。
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