JP2578368Y2 - シーズニング装置 - Google Patents
シーズニング装置Info
- Publication number
- JP2578368Y2 JP2578368Y2 JP1991106441U JP10644191U JP2578368Y2 JP 2578368 Y2 JP2578368 Y2 JP 2578368Y2 JP 1991106441 U JP1991106441 U JP 1991106441U JP 10644191 U JP10644191 U JP 10644191U JP 2578368 Y2 JP2578368 Y2 JP 2578368Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blower
- frame
- printed matter
- dried
- seasoning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、校正を行うために仮に
刷った印刷物を乾燥させるためのシーズニング装置に関
するものである。
刷った印刷物を乾燥させるためのシーズニング装置に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に校正刷用の印刷機は、本格的な印
刷機とは異なり簡略なものであって乾燥手段を備えてい
ないことから、仕上がった印刷物は別途乾燥させる必要
があり、このため、従来はクリップ等で印刷物を例えば
数１０枚並べて吊り下げ、扇風機等で風を送って乾燥さ
せるようにしている。
刷機とは異なり簡略なものであって乾燥手段を備えてい
ないことから、仕上がった印刷物は別途乾燥させる必要
があり、このため、従来はクリップ等で印刷物を例えば
数１０枚並べて吊り下げ、扇風機等で風を送って乾燥さ
せるようにしている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
やり方では、吊り下げた印刷物に対して扇風機により横
から風を送っているため、各印刷物の間にうまく風が通
りにくく、万遍なく乾燥させることができないという問
題点があった。また、扇風機の向きを変えたり風量を調
節したりするのが面倒であり、乾燥作業の効率が悪いと
いう問題点もあった。
やり方では、吊り下げた印刷物に対して扇風機により横
から風を送っているため、各印刷物の間にうまく風が通
りにくく、万遍なく乾燥させることができないという問
題点があった。また、扇風機の向きを変えたり風量を調
節したりするのが面倒であり、乾燥作業の効率が悪いと
いう問題点もあった。
【０００４】本考案は、上記のような問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、吊り下げ
た複数の印刷物を万遍なく乾燥でき、しかも乾燥作業を
効率的に行うことのできるシーズニング装置を提供する
ことにある。
されたものであり、その目的とするところは、吊り下げ
た複数の印刷物を万遍なく乾燥でき、しかも乾燥作業を
効率的に行うことのできるシーズニング装置を提供する
ことにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案のシーズニング装置は、印刷物を幅方向に平
行なように吊り下げる金具を幅方向と直角な長さ方向に
複数備えたフレームと、このフレームの基台上に設置さ
れ、長さ方向にわたって形成されたスリットから上方に
向けて風を送る送風機を備えていることを特徴としてい
る。
に、本考案のシーズニング装置は、印刷物を幅方向に平
行なように吊り下げる金具を幅方向と直角な長さ方向に
複数備えたフレームと、このフレームの基台上に設置さ
れ、長さ方向にわたって形成されたスリットから上方に
向けて風を送る送風機を備えていることを特徴としてい
る。
【０００６】
【作用】上記構成からなるシーズニング装置では、複数
枚の印刷物が金具により並んだ状態でフレームに吊り下
げられ、送風機のスリットから送られてくる風が下方か
ら各印刷物の間に入り込んで、各印刷物が万遍なく乾燥
される。
枚の印刷物が金具により並んだ状態でフレームに吊り下
げられ、送風機のスリットから送られてくる風が下方か
ら各印刷物の間に入り込んで、各印刷物が万遍なく乾燥
される。
【０００７】
【実施例】次に、本考案の実施例について説明する。図
１は本考案の一実施例としてのシーズニング装置を一部
破断して示す斜視図、図２は図１のＡ−Ａ断面図、図３
は送風機の背面図である。
１は本考案の一実施例としてのシーズニング装置を一部
破断して示す斜視図、図２は図１のＡ−Ａ断面図、図３
は送風機の背面図である。
【０００８】図１に示すように、シーズニング装置１
は、基台２上に直方体形状に組まれたフレーム３と、こ
のフレーム３の上部に２列に取り付けられた複数の金具
４と、基台２上に載置された送風機５とから構成されて
いる。そして、送風機５は、フレーム３の長さより短い
直方体形状の送風ケース６と、送風ケース６の横に取り
付けられた操作ボックス７を備えている。
は、基台２上に直方体形状に組まれたフレーム３と、こ
のフレーム３の上部に２列に取り付けられた複数の金具
４と、基台２上に載置された送風機５とから構成されて
いる。そして、送風機５は、フレーム３の長さより短い
直方体形状の送風ケース６と、送風ケース６の横に取り
付けられた操作ボックス７を備えている。
【０００９】送風ケース６は長さ方向に２つの部屋に区
画されており、それぞれの部屋は図２に示すように円筒
状の羽根車８を回転可能に支持している。そして、これ
らの羽根車８は中央のモーター９により送風ケース６の
中で図２の矢印Ｂ方向に回転するようになっている。送
風ケース６の背面は、空気を取り入れるために図３に示
す如く全体が網１０で構成され、天面の前方寄りには送
風口となるスリット１１が長さ方向にわたって形成され
ている。さらに、送風ケース６は底面から前面にかけて
湾曲した形状をしており、羽根車８の回転して背面の網
１０部分から取り入れた空気が天面のスリット１１から
上方に向けて排出されるようになっている。また、本実
施例では、送風ケース６の下面に４箇所に車１２が取り
付けられており、これにより送風機５は、基台２に取り
付けられた一対のガイド１３の間で長さ方向に移動でき
るようになっている。
画されており、それぞれの部屋は図２に示すように円筒
状の羽根車８を回転可能に支持している。そして、これ
らの羽根車８は中央のモーター９により送風ケース６の
中で図２の矢印Ｂ方向に回転するようになっている。送
風ケース６の背面は、空気を取り入れるために図３に示
す如く全体が網１０で構成され、天面の前方寄りには送
風口となるスリット１１が長さ方向にわたって形成され
ている。さらに、送風ケース６は底面から前面にかけて
湾曲した形状をしており、羽根車８の回転して背面の網
１０部分から取り入れた空気が天面のスリット１１から
上方に向けて排出されるようになっている。また、本実
施例では、送風ケース６の下面に４箇所に車１２が取り
付けられており、これにより送風機５は、基台２に取り
付けられた一対のガイド１３の間で長さ方向に移動でき
るようになっている。
【００１０】一方、操作ボックス７には、モーター９の
起動、停止を行うためのスイッチ１４と、モーター９の
回転数を変えて風量を調節するためのツマミ１５が取り
付けられている。
起動、停止を行うためのスイッチ１４と、モーター９の
回転数を変えて風量を調節するためのツマミ１５が取り
付けられている。
【００１１】上記のシーズニング装置１により印刷物Ｓ
を乾燥させるには、フレーム３の上部にある金具４に複
数枚の印刷物Ｓを吊り下げた状態とし、送風機５をその
印刷物Ｓの下方の適切な位置に移動させ、送風ケース６
のスリット１１から風を送るようにする。この場合、操
作ボックス７のツマミ１５により適切な風量を設定す
る。このようにすることで、各印刷物Ｓの間に風が送ら
れて各印刷物Ｓは万遍なく乾燥される。そして、乾燥が
終わった印刷物Ｓは順次金具４から取り外し、次に乾燥
すべき印刷物Ｓを開いている金具４に吊り下げ、必要に
応じて送風機５を適切な位置に移動させて次々と乾燥を
行うようにする。
を乾燥させるには、フレーム３の上部にある金具４に複
数枚の印刷物Ｓを吊り下げた状態とし、送風機５をその
印刷物Ｓの下方の適切な位置に移動させ、送風ケース６
のスリット１１から風を送るようにする。この場合、操
作ボックス７のツマミ１５により適切な風量を設定す
る。このようにすることで、各印刷物Ｓの間に風が送ら
れて各印刷物Ｓは万遍なく乾燥される。そして、乾燥が
終わった印刷物Ｓは順次金具４から取り外し、次に乾燥
すべき印刷物Ｓを開いている金具４に吊り下げ、必要に
応じて送風機５を適切な位置に移動させて次々と乾燥を
行うようにする。
【００１２】
【考案の効果】以上説明したように、本考案のシーズニ
ング装置は、複数枚の印刷物を幅方向に平行なように吊
り下げておき、長さ方向にわたって形成されたスリット
から上方に向けて風を送る送風機により、吊り下げられ
た印刷物に下方から風を送って乾燥させるようにしたの
で、各印刷物はその間にうまく風が通って万遍なく乾燥
させられることから、乾燥作業を効率良く行うことがで
きる。
ング装置は、複数枚の印刷物を幅方向に平行なように吊
り下げておき、長さ方向にわたって形成されたスリット
から上方に向けて風を送る送風機により、吊り下げられ
た印刷物に下方から風を送って乾燥させるようにしたの
で、各印刷物はその間にうまく風が通って万遍なく乾燥
させられることから、乾燥作業を効率良く行うことがで
きる。
【図１】シーズニング装置を一部破断して示す斜視図で
ある。
ある。
【図２】図１のＡ−Ａ断面図である。
【図３】送風機の背面図である。
１ シーズニング装置 ２ 基台 ３ フレーム ４ 金具 ５ 送風機 １１ スリット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B41F 23/04 F26B 21/00
Claims (1)
- 【請求項１】 印刷物を幅方向に平行なように吊り下げ
る金具を幅方向と直角な長さ方向に複数備えたフレーム
と、このフレームの基台上に設置され、長さ方向にわた
って形成されたスリットから上方に向けて風を送る送風
機を備えていることを特徴とするシーズニング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991106441U JP2578368Y2 (ja) | 1991-12-02 | 1991-12-02 | シーズニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991106441U JP2578368Y2 (ja) | 1991-12-02 | 1991-12-02 | シーズニング装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0549341U JPH0549341U (ja) | 1993-06-29 |
| JP2578368Y2 true JP2578368Y2 (ja) | 1998-08-13 |
Family
ID=14433726
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991106441U Expired - Lifetime JP2578368Y2 (ja) | 1991-12-02 | 1991-12-02 | シーズニング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2578368Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60138195U (ja) * | 1984-02-24 | 1985-09-12 | 大日本印刷株式会社 | 熱風ノズル |
| JPH02115070A (ja) * | 1988-10-22 | 1990-04-27 | Taikisha Ltd | 塗装乾燥装置 |
-
1991
- 1991-12-02 JP JP1991106441U patent/JP2578368Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0549341U (ja) | 1993-06-29 |
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