JP2578216B2 - 2次元運動機構 - Google Patents

2次元運動機構

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JP2578216B2 JP1237552A JP23755289A JP2578216B2 JP 2578216 B2 JP2578216 B2 JP 2578216B2 JP 1237552 A JP1237552 A JP 1237552A JP 23755289 A JP23755289 A JP 23755289A JP 2578216 B2 JP2578216 B2 JP 2578216B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は2次元運動機構に関する。
(従来の技術) 従来の2次元運動機構としては、本発明者が先に出願
し、実開昭63−159799号公報に開示される技術が有る。
当該2次元運動機構は平行に配された2個のX軸ガイド
と、平行に配されると共に、軸線が前記X軸ガイドの軸
線と略同一平面内で直交するよう配された2個のY軸ガ
イドと、前記それぞれのX軸ガイドに沿って移動可能に
配された2個のX軸駆動部と、前記それぞれのY軸ガイ
ドに沿って移動可能に配された2個のY軸駆動部と、両
端がそれぞれX軸駆動部に連結され、Y軸ガイドに平行
に設けられたX軸ロッドと、両端がそれぞれY軸駆動部
に連結され、X軸ガイドに平行に設けられたY軸ロッド
と、前記X軸ロッドとY軸ロッドが挿通され、X軸ロッ
ド及びY軸ロッド上を移動自在な駆動体とを具備する2
次元運動機構である。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら上記の2次元運動機構には次のような課
題がある。
駆動体を高速で安定的に駆動する点において上記2次
元運動機構は優れた性能を有するが、駆動体を多ヘッド
方式とした場合、取り付けられる工具等を多数とするこ
とができるものの、多数の工具等は全て同一の2次元運
動を行なうこととなる。例えば回路基板の導通チェック
を行う場合等は複数のヘッドをそれぞれ独立に2次元運
動を行なわせる必要が有るものの従来の2次元運動機構
では対処することができないという課題が有る。
従って、本発明は複数の駆動体を設け、各駆動体を独
立に駆動させることができると共に、高精度の駆動が可
能な2次元運動機構を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するため本発明は次の構成を備える。
すなわち、本体ベースの上面もしくは下面に沿って第
1軸方向へ往復動可能な第1の駆動体と、 前記本体ベースの上面もしくは下面に沿って前記第1
軸方向へ往復動可能な第2の駆動体と、 前記第1の駆動体を前記第1軸方向へ往復動させるた
めの第1の駆動手段と、 前記第2の駆動体を前記第1軸方向へ往復動させるた
めの第2の駆動手段と、 前記第1の駆動体の上面もしくは下面に沿って前記第
1軸方向と直角な第2軸方向へ往復動可能に第1の駆動
体にガイドされている第3の駆動体と、 前記第2の駆動体の上面もしくは下面に沿って前記第
2軸方向へ往復動可能に第2の駆動体にガイドされてい
る第4の駆動体と、 前記第3の駆動体を前記第2軸方向へ往復動させるた
めの第3の駆動手段と、 前記第4の駆動体を前記第2軸方向へ往復動させるた
めの第4の駆動手段とを具備する2次元運動機構におい
て、 前記第1の駆動手段は、 前記第1軸方向へ平行に配され、前記第1の駆動体の
各端部とそれぞれ螺合する2本の第1のボールネジと、 該第1のボールネジの一方を直接回転させる1個の第
1のモータと、 前記各々の第1のボールネジと一体に回転可能に設け
られた2個の第1の笠歯車、および両端に該2個の第1
の笠歯車とそれぞれ噛合する第2の笠歯車が設けられた
第1の連結ロッドを有し、前記第1のモータの回転力を
他方の第1のボールネジへ伝達すると共に、他方の第1
のボールネジを一方の第1のボールネジと同一方向へ回
転させる第1の伝達機構とから成り、 前記第2の駆動手段は、 前記第1軸方向へ平行に配され、前記第2の駆動体の
各端部とそれぞれ螺合する2本の第2のボールネジと、 該第2のボールネジの一方を直接回転させる1個の第
2のモータと、 前記各々の第2のボールネジと一体に回転可能に設け
られた2個の第3の笠歯車、および両端に該2個の第3
の笠歯車とそれぞれ噛合する第4の笠歯車が設けられた
第2の連結ロッドを有し、前記第2のモータの回転力を
他方の第2のボールネジへ伝達すると共に、他方の第2
のボールネジを一方の第2のボールネジと同一方向へ回
転させる第2の伝達機構とから成ることを特徴とする。
(作用) 作用について説明する。
第1の駆動体は第1の駆動手段が、第2の駆動体は第
2の駆動手段が、第3の駆動体は第3の駆動手段が、第
4の駆動体は第4の駆動手段が駆動するので、第3の駆
動体及び第4の駆動体へ実質的に取り付けられるヘッド
はそれぞれ独立して第1軸および第2軸方向へ駆動する
ことが可能となる。また、本体ベースに複数の2次元運
動機構を設ければ、取り付けられると共に独立して動く
ヘッドの数を増加させることが可能となる。
さらに、第1の駆動手段を、2本の第1のボールネジ
と、第1のボールネジの一方を直接回転させる1個の第
1のモータと、互いに噛合する第1の笠歯車および第2
の笠歯車と、第1の連結ロッドを有し、前記第1のモー
タの回転力を他方の第1のボールネジへ伝達すると共
に、他方の第1のボールネジを一方の第1のボールネジ
と同一方向へ回転させる第1の伝達機構とから構成し、
第2の駆動手段を、2本の第2のボールネジと、第2の
ボールネジの一方を直接回転させる1個の第2のモータ
と、互いに噛合する第3の笠歯車および第4の笠歯車
と、第2の連結ロッドを有し、前記第2のモータの回転
力を他方の第2のボールネジへ伝達すると共に、他方の
第2のボールネジを一方の第2のボールネジと同一方向
へ回転させる第2の伝達機構とから構成することによ
り、第1の駆動体および第2の駆動体、ひいては第3の
駆動体および第4の駆動体の第1軸方向の位置を高精度
に決めることが可能となる。
(実施例) 以下、本発明の好適な実施例について添付図面と共に
詳述する。
第1図において、10は本体ベースであり、中央に大き
な作業を行なう矩形空間12が設けられた枠状に形成され
ている。本体ベース10は、不図示の脚体により支持され
ている。
14は第1の駆動体であり、第2軸方向の一例であるY
軸方向へ長尺な板状に形成されている。第1の駆動体14
は、本体ベース10の上面の右側に配されている。第1の
駆動体14は、後述する第1の駆動手段によって第1軸方
向の一例であるX軸方向へ往復動可能になっている。
16は第2の駆動体であり、Y軸方向へ長尺な板状に形
成されている。第2の駆動体16は、本体ベース10の上面
の左側に配されている。第2の駆動体16は、後述する第
2の駆動手段によってX軸方向へ往復動可能になってい
る。
18は第3の駆動体であり、第1の駆動体14の上面に配
されている。第3の駆動体18は、第1の駆動体14の上面
にY軸方向へ配された直動ガイド20aに沿ってY軸方向
へ往復動可能になっている。従って、第3の駆動体18
は、第1の駆動体14のX軸方向への移動と相まって、矩
形空間12内をX−Y方向へ移動可能になっている。第3
の駆動体18へ工具等を搭載することにより、当該工具等
を矩形空間12内でX−Y方向へ移動させ、作業を行うこ
とができる。
22は第4の駆動体であり、第2の駆動体16の上面に配
されている。第4の駆動体22は、第2の駆動体16の上面
にY軸方向へ配された直動ガイド20bに沿ってY軸方向
へ往復動可能になっている。従って、第4の駆動体22
は、第2の駆動体16のX軸方向への移動と相まって、矩
形空間12内をX−Y方向へ移動可能になっている。第4
の駆動体22へ工具等を搭載することにより、当該工具等
を矩形空間12内でX−Y方向へ移動させ、作業を行うこ
とができる。
ここで、第1の駆動体14をX軸方向へ駆動する第1の
駆動手段の構成について説明する。
24a、24bは、第1のボールネジであり、本体ベース10
上、右側に配設されている。第1のボールネジ24a、24b
は、X軸方向へ平行に配され、第1の駆動体14の各端部
に設けられている螺合部(ナット)26とそれぞれ螺合し
ている。従って、第1のボールネジ24a、24bが回転する
と、第1の駆動体14はX軸方向へ移動し、その移動方
向、移動速度は第1のボールネジ24a、24bの回転方向、
回転速度により決まる。
28は第1のモータであり、例えばサーボモータであ
る。第1のモータ28は、本体ベース10上に固定されてい
る。第1のモータ28は、第1のボールネジ24aを直接回
転させ、第1のボールネジ24bを間接的に回転させる。
30a、30bは第1の笠歯車であり、各々の第1のボール
ネジ24a、24bの右端部に固定されている。第1の笠歯車
30a、30bは、第1のボールネジ24a、24bと一体に回転可
能になっている。
32は第1の連結ロッドであり、Y軸方向へ配されると
共に、第1の笠歯車30aと30bとの間へ軸線を中心に回転
可能に設けられている。
34a、34bは第2の笠歯車であり、第1の連結ロッド32
の両端に配されると共に、それぞれ第1の笠歯車30a、3
0bと噛合している。
このように第1の笠歯車30a、30b、第1の連結ロッド
32、第2の笠歯車34a、34bにより第1の伝達機構36が構
成され、第1のモータ28の回転力を第1のボールネジ24
bへ伝達すると共に、第1のボールネジ24aと24bを同一
方向へ同速度で回転させることが可能になっている。
ここで、第2の駆動体16をX軸方向へ駆動する第2の
駆動手段の構成について説明する。
38a、38bは、第2のボールネジであり、本体ベース10
上、左側に配設されている。第2のボールネジ38a、38b
は、X軸方向へ平行に配され、第2の駆動体16の各端部
に設けられている螺合部(ナット)26とそれぞれ螺合し
ている。従って、第2のボールネジ38a、38bが回転する
と、第2の駆動体16はX軸方向へ移動し、その移動方
向、移動速度は第2のボールネジ38a、38bの回転方向、
回転速度により決まる。
40は第2のモータであり、例えばサーボモータであ
る。第2のモータ40は、本体ベース10上に固定されてい
る。第2のモータ40は、第2のボールネジ38aを直接回
転させ、第2のボールネジ38bを間接的に回転させる。
42a、42bは第3の笠歯車であり、各々の第2のボール
ネジ38a、38bの右端部に固定されている。第3の笠歯車
42a、42bは、第2のボールネジ38a、38bと一体に回転可
能になっている。
44は第2の連結ロッドであり、Y軸方向へ配されると
共に、第3の笠歯車42aと42bとの間へ軸線を中心に回転
可能に設けられている。
46a、46bは第4の笠歯車であり、第2の連結ロッド44
の両端に配されると共に、それぞれ第3の笠歯車42a、4
2bと噛合している。
このように第3の笠歯車42a、42b、第2の連結ロッド
44、第4の笠歯車46a、46bにより第2の伝達機構48が構
成され、第2のモータ40の回転力を第2のボールネジ38
bへ伝達すると共に、第2のボールネジ38aと38bを同一
方向へ同速度で回転させることが可能になっている。
次に、第3の駆動体18をY軸方向へ往復動させるため
の第3の駆動手段について説明する。
50は第3のボールネジであり、第1の駆動体14上へY
軸方向へ配設されている。第3のボールネジ50は、第3
の駆動体18に設けられている螺合部(ナット)26と螺合
している。従って、第3のボールネジ50が回転すると、
第3の駆動体18はY軸方向へ移動し、その移動方向、移
動速度は第3のボールネジ50の回転方向、回転速度によ
り決まる。
52は第3のモータであり、例えばサーボモータであ
る。第3のモータ52は、第1の駆動体14上に固定されて
いる。第3のモータ52は、第3のボールネジ50を直接回
転させる。
次に、第4の駆動体22をY軸方向へ往復動させるため
の第4の駆動手段について説明する。
54は第4のボールネジであり、第2の駆動体16上へY
軸方向へ配設されている。第4のボールネジ54は、第4
の駆動体22に設けられている螺合部(ナット)26と螺合
している。従って、第4のボールネジ54が回転すると、
第4の駆動体22はY軸方向へ移動し、その移動方向、移
動速度は第4のボールネジ54の回転方向、回転速度によ
り決まる。
56は第4のモータであり、例えばサーボモータであ
る。第4のモータ56は、第2の駆動体16上に固定されて
いる。第4のモータ56は、第4のボールネジ54を直接回
転させる。
以上が本体ベース10上側の2次元運動機構の構成であ
り、続いてその動作について説明する。
第1のモータ28を駆動すると、第1のボールネジ24a
は第1のモータにより直接回転され、第1のボールネジ
24bは第1の伝達機構36を介して回転される。その結
果、第1のボールネジ24a、24bは実質的に同一方向へ同
一速度で回転する。この回転により、第1の駆動体14を
Y軸方向へ平行な状態を維持したままX軸方向へ移動さ
せることができる。すなわち、第1の伝達機構36を採用
することにより、第1の駆動体14のX軸方向の位置を高
精度に決めることができる。
また、第3のモータ52を駆動すると、第3のボールネ
ジ50が直接回転されるので、第3の駆動体18をY軸方向
へ移動させることができる。第3の駆動体18は第3のモ
ータ52が第3のボールネジ50が直接回転するので、Y軸
方向の位置を高精度に決めることができる。従って、第
1の駆動体14を高精度で移動させ得ると共に、第3の駆
動体18も高精度で移動させ得るので、第3の駆動体18の
X−Y方向の位置を高精度に決めることが可能となり、
第3の駆動体18に搭載された工具等を高精度にX−Y方
向へ移動させることができる。
一方、第2のモータ40を駆動すると、第2のボールネ
ジ38aは第2のモータにより直接回転され、第2のボー
ルネジ38bは第2の伝達機構48を介して回転される。そ
の結果、第2のボールネジ38a、38bは実質的に同一方向
へ同一速度で回転する。この回転により、第2の駆動体
16をY軸方向へ平行な状態を維持したままX軸方向へ移
動させることができる。すなわち、第2の伝達機構48を
採用することにより、第2の駆動体16のX軸方向の位置
を高精度に決めることができる。
また、第4のモータ56を駆動すると、第4のボールネ
ジ54が直接回転されるので、第4の駆動体22をY軸方向
へ移動させることができる。第4の駆動体22は第4のモ
ータ56が第4のボールネジ54が直接回転するので、Y軸
方向の位置を高精度に決めることができる。従って、第
2の駆動体16を高精度で移動させ得ると共に、第4の駆
動体22も高精度で移動させ得るので、第4の駆動体22の
X−Y方向の位置を高精度に決めることが可能となり、
第4の駆動体22に搭載された工具等を高精度にX−Y方
向へ移動させることができる。
このように、第1のモータ28、第2のモータ40、第3
のモータ52、第4のモータ56をそれぞれ駆動することに
よって第3の駆動体18と第4の駆動体22をそれぞれ独立
して矩形空間12内で任意に移動させることが可能とな
る。
第1図に図示する実施例では、本体ベース10の下側に
も上側と略同一の2次元運動機構が設けられている。本
体ベース10の下側に配設された第1の駆動体14aおよび
第2の駆動体16aはY軸方向へ往復動可能であり、第3
の駆動体18aおよび第4の駆動体22aはX軸方向へ往復動
可能になっている。すなわち、本体ベース10上側と下側
では2次元運動機構が互いに90度ずれた配置になってい
る。
本実施例では上述のように第3の駆動体18、18a、第
4の駆動体22、22aを独立してX−Y方向へ移動させる
ことができるが、2次元運動機構を本体ベース10の上側
または下側のみに設けてもよいし、本体ベースの上側お
よび/または下側に複数組、上下方向へ間隔をおいて設
けてもよい。
以上、本発明の好適な実施例について種々述べてきた
が、本発明は上述の実施例に限定されるのではなく、発
明の精神を逸脱しない範囲で多くの改変を施し得るのは
もちろんである。
(発明の効果) 本発明に係る2次元運動機能を用いると、複数の駆動
体を独立して駆動させることが可能となるので、幅広い
作業に対応可能な2次元運動機構を提供することができ
る。特に、第1の駆動手段を、2本の第1のボールネジ
と、第1のボールネジの一方を直接回転させる1個の第
1のモータと、互いに噛合する第1の笠歯車および第2
の笠歯車と、第1の連結ロッドを有し、前記第1のモー
タの回転力を他方の第1のボールネジへ伝達すると共
に、他方の第1のボールネジを一方の第1のボールネジ
と同一方向へ回転させる第1の伝達機構とから構成し、
第2の駆動手段を、2本の第2のボールネジと、第2の
ボールネジの一方を直接回転させる1個の第2のモータ
と、互いに噛合する第3の笠歯車および第4の笠歯車
と、第2の連結ロッドを有し、前記第2のモータの回転
力を他方の第2のボールネジへ伝達すると共に、他方の
第2のボールネジを一方の第2のボールネジと同一方向
へ回転させる第2の伝達機構とから構成することによ
り、2本の第1のボールネジ同士、及び2本の第2のボ
ールネジ同士を第1及び第2の伝達機構によって同期駆
動できると共に、1個のモータから笠歯車を利用して2
本のボールネジへ駆動力を伝達する機構としては笠歯車
の数が少なく、バックラッシュの影響が少なくなり、第
1の駆動体および第2の駆動体の繰り返し位置決め精度
を向上でき、ひいては第3の駆動体および第4の駆動体
の第1軸方向の位置決め精度を向上させることが可能と
なり、高精度の2次元運動機構を提供することができ
る。
また、請求項2、3または4の構成を採用すれば、高
精度で独立して駆動可能な駆動体の数をさらに増加させ
得る等の著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る2次元運動機構の実施例を示し
た平面図。 10……本体ベース、14、14a……第1の駆動体、16、16a
……第2の駆動体、18、18a……第3の駆動体、22、22a
……第4の駆動体、24a、24b……第1のボールネジ、28
……第1のモータ、30a、30b……第1の笠歯車、32……
第1の連結ロッド、34a、34b……第2の笠歯車、36……
第1の伝達機構、38a、38b……第2のボールネジ、40…
…第2のモータ、42a、42b……第3の笠歯車、44……第
2の連結ロッド、46a、46b……第4の笠歯車、48……第
2の伝達機構、50……第3のボールネジ、52……第3の
モータ、54……第4のボールネジ、56……第4のモー
タ。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体ベースの上面もしくは下面に沿って第
    1軸方向へ往復動可能な第1の駆動体と、 前記本体ベースの上面もしくは下面に沿って前記第1軸
    方向へ往復動可能な第2の駆動体と、 前記第1の駆動体を前記第1軸方向へ往復動させるため
    の第1の駆動手段と、 前記第2の駆動体を前記第1軸方向へ往復動させるため
    の第2の駆動手段と、 前記第1の駆動体の上面もしくは下面に沿って前記第1
    軸方向と直角な第2軸方向へ往復動可能に第1の駆動体
    にガイドされている第3の駆動体と、 前記第2の駆動体の上面もしくは下面に沿って前記第2
    軸方向へ往復動可能に第2の駆動体にガイドされている
    第4の駆動体と、 前記第3の駆動体を前記第2軸方向へ往復動させるため
    の第3の駆動手段と、 前記第4の駆動体を前記第2軸方向へ往復動させるため
    の第4の駆動手段とを具備する2次元運動機構におい
    て、 前記第1の駆動手段は、 前記第1軸方向へ平行に配され、前記第1の駆動体の各
    端部とそれぞれ螺合する2本の第1のボールネジと、 該第1のボールネジの一方を直接回転させる1個の第1
    のモータと、 前記各々の第1のボールネジと一体に回転可能に設けら
    れた2個の第1の笠歯車、および両端に該2個の第1の
    笠歯車とそれぞれ噛合する第2の笠歯車が設けられた第
    1の連結ロッドを有し、前記第1のモータの回転力を他
    方の第1のボールネジへ伝達すると共に、他方の第1の
    ボールネジを一方の第1のボールネジと同一方向へ回転
    させる第1の伝達機構とから成り、 前記第2の駆動手段は、 前記第1軸方向へ平行に配され、前記第2の駆動体の各
    端部とそれぞれ螺合する2本の第2のボールネジと、 該第2のボールネジの一方を直接回転させる1個の第2
    のモータと、 前記各々の第2のボールネジと一体に回転可能に設けら
    れた2個の第3の笠歯車、および両端に該2個の第3の
    笠歯車とそれぞれ噛合する第4の笠歯車が設けられた第
    2の連結ロッドを有し、前記第2のモータの回転力を他
    方の第2のボールネジへ伝達すると共に、他方の第2の
    ボールネジを一方の第2のボールネジと同一方向へ回転
    させる第2の伝達機構とから成ることを特徴とする2次
    元運動機構。
  2. 【請求項2】請求項1記載の2次元運動機構を、前記本
    体ベースの上面側および下面側に設けたことを特徴とす
    る2次元運動機構。
  3. 【請求項3】前記本体ベースの上面側に配設された前記
    第1の駆動体および前記第2の駆動体は前記第1軸方向
    へ往復動可能であり、前記第3の駆動体および前記第4
    の駆動体は前記第2軸方向へ往復動可能であり、 前記本体ベースの下面側に配設された前記第1の駆動体
    および前記第2の駆動体は前記第2軸方向へ往復動可能
    であり、前記第3の駆動体および前記第4の駆動体は前
    記第1軸方向へ往復動可能であることを特徴とする請求
    項2記載の2次元運動機構。
  4. 【請求項4】請求項1記載の2次元運動機構を前記本体
    ベースの上面側もしくは下面側に複数組上下方向へ間隔
    をおいて設けたことを特徴とする2次元運動機構。
JP1237552A 1989-01-18 1989-09-13 2次元運動機構 Expired - Fee Related JP2578216B2 (ja)

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