JP2577879Y2 - スペクトラムアナライザ - Google Patents

スペクトラムアナライザ

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JP2577879Y2
JP2577879Y2 JP1992050685U JP5068592U JP2577879Y2 JP 2577879 Y2 JP2577879 Y2 JP 2577879Y2 JP 1992050685 U JP1992050685 U JP 1992050685U JP 5068592 U JP5068592 U JP 5068592U JP 2577879 Y2 JP2577879 Y2 JP 2577879Y2
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signal
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は広帯域の信号の周波数解
析を行うためのスペクトラムアナライザに関する。
【0002】
【従来の技術】広帯域の信号を扱うスペクトルアナライ
ザにおいては、周波数解析を1つのバンドで行うことが
技術的に困難であり、また、コストも高いものとなるた
めに複数のバンドに分けて周波数解析を行う構成がとら
れている。
【0003】図2は従来のスペクトラムアナライザの構
成を示すブロック図である。
【0004】アッテネータ201を介して入力された信
号は、スイッチ2021によってローパスフィルタ20
3かプリセレクタ204のいずれかに供給され、これら
を通ることによって所定の周波数帯域の信号とされる。
【0005】ローパスフィルタ203およびプリセレク
タ204の各出力は、ミキサ2051,2052によって
局部発振器206の出力周波数とそれぞれミキシングさ
れて第1中間周波数信号が発生する。各ミキサ20
1,2052が出力する第1中間周波数信号はバンドパ
スフィルタ2071,2072に入力されて不用な信号成
分が除去された後にミキシング回路群2081,2082
およびスイッチ2022を通って検出器208にて検出
され、表示器209には該検出結果の表示が行われる。
【0006】ミキシング回路群2081,2082のそれ
ぞれは、複数のミキサおよび局部発振器から成るもの
で、各バンドパスフィルタ2071,2072の出力はこ
れらを通過することにより検出周波数とされる。
【0007】なお、入力信号をスイッチ2021によっ
てローバンド側とハイバンド側とに切り換えるのは、各
バンド間でのアイソレーションを十分なものとして不要
信号が発生することを防止するためである。従来、この
切換えスイッチにはリレーが用いられている。
【0008】また、プリセレクタ204はミキサ205
2の出力である中間周波数信号にイメージ信号が現れる
ことを防ぐために設けられたもので、その通過帯域幅が
局部発振器206の発振周波数に連動するように構成さ
れ、中間周波数信号が入力信号よりも大きくなるものと
している。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】上述した従来のスペク
トラムアナライザにおいては、入力信号の切換えにリレ
ーが用いられるが、リレーは高価であり、また、接続回
数による寿命も極めて短いものであるため、製造される
スペクトラムアナライザの寿命も極めて短いものとな
り、製造コストも高いものになるという問題点がある。
さらに、局部発振器の発振周波数と連動するプリセレク
タが用いられるので、回路が複雑となり、製造コストが
さらに高いものになってしまうという問題点がある。
【0010】本考案は上述したような従来の技術に鑑み
てなされたものであって、長寿命であり、製造コストが
安価なスペクトラムアナライザを実現することを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】本考案のスペクトラムア
ナライザは、入力信号を複数のバンドに分け、各バンド
毎にそれぞれ設けられた中間信号発生手段にて中間信号
を発生させて入力信号の周波数解析を行うスペクトラム
アナライザにおいて、前記中間信号発生手段には第1中
間周波数信号を得るためのミキサと局部発振器とが備え
られ、各中間信号発生手段への入力信号の分配はパワー
ディバイダによって行われており、ハイバンド側の中間
信号発生手段には、発生する第1中間周波数信号が入力
信号より十分大きなものとなるような中心周波数および
掃引幅の局部発振器が用いられ、前記パワーディバイダ
とミキサとの間には広帯域アイソレータが設けられてい
る。
【0012】
【作用】ハイバンド側のパワーディバイダとミキサとの
間に設けられた広帯域アイソレータによって各バンド間
のアイソレートが図られるので、リレーを用いることな
く不要信号の発生を抑制できる。また、第1中間周波数
信号が入力信号より十分大きなものとなるような中心周
波数および掃引幅の局部発振器が用いらるているので、
第1中間周波数信号にイメージ信号が現れることはな
く、プリセレクタを用いることなくイメージ信号が発生
することを防止できる。
【0013】
【実施例】次に、本考案の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0014】図1は本考案の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。
【0015】本実施例はアッテネータ101およびパワ
ーディバイダ102を介して入力された信号を、ローバ
ンドとハイバンドに対してそれぞれ設けられた中間信号
発生手段に供給し、これによって得られる中間信号を検
出、表示するものである。
【0016】ローバンド側の中間信号発生手段は直列に
設けられた、ローパスフィルタ103、ミキサ10
1、バンドパスフィルタ1071、ミキシング回路群1
081によって構成され、ハイバンド側の中間信号発生
手段は直列に設けられた、広帯域アイソレータ104、
ミキサ1052、バンドパスフィルタ1072、ミキシン
グ回路群1082によって構成されている。
【0017】ミキサ1051,1052は局部発振器10
6と接続されており、ローパスフィルタ103および広
帯域アイソレータ104を通った入力信号は各ミキサ1
051,1052にて局部発振器106の出力周波数とミ
キシングされて第1中間周波数信号が発生する。各ミキ
サ1051,1052より出力される中間周波数信号はミ
キシング回路群1081,1082にそれぞれ入力され
る。ミキシング回路群1081,1082のそれぞれは、
図2に示したミキシング回路群2081,2082と同様
に複数のミキサおよび局部発振器から成るもので、各バ
ンドパスフィルタ2071,2072の出力はこれらを通
過することにより検出周波数とされる。
【0018】スイッチ109は各ミキシング回路群10
1,1082の出力のいずれかを選択するもので、該ス
イッチ109にて選択された出力が検出器110にて検
出され、表示器111には検出結果の表示がなされる。
【0019】本実施例においては、入力信号はスイッチ
にて切り換えることなく、パワーディバイダ102によ
ってローバンド側、ハイバンド側に単純に振り分けられ
ている。
【0020】上述したように、不要信号の発生を防ぐた
めには各バンド間のアイソレートを図る必要がある。本
実施例においては広帯域アイソレータ104を設けるこ
とによってハイバンド側の信号がローバンド側に伝わる
ことを防いでいる。また、局部発振器106としては、
ミキサ1052にて発生する第1中間周波数信号が入力
信号の周波数よりも十分大きなものとなるような中心周
波数および掃引幅のものが用いられ、第1中間周波数信
号にイメージ信号が現れることを防止している。
【0021】このように本実施例においてはリレーやプ
リセレクタを用いることなく入力信号の分配やイメージ
信号の発生が抑制されるので、製造コストが安価で長寿
命なスペクトラムアナライザとすることができた。
【0022】なお、本実施例における広帯域アイソレー
タとしてはエッジガイド型のものを用いたが、これは測
定信号の周波数に応じて様々なものを用いることがで
き、特に限定されるものではない。
【0023】また、検出バンドをローバンド側とハイバ
ンド側の2つとして説明したが、さらに多段に検出バン
ドが構成された場合にも本考案の構成をハイバンド側の
それぞれに設けることにより、同様の効果を得ることが
できる。
【0024】
【考案の効果】本考案は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載するような効果を奏する。
【0025】広帯域アイソレータによって各バンド間の
アイソレートを図り、発生する第1中間周波数信号が入
力信号より十分大きなものとなるような中心周波数およ
び掃引幅の局部発振器が用いてイメージ信号の発生を防
止することにより、リレーやプリセレクタを用いること
なく構成することができ、安価で長寿命なスペクトラム
アナライザを実現することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】従来例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
101 アッテネータ 102 パワーディバイダ 103 ローパスフィルタ 104 広帯域アイソレータ 1051,1052 ミキサ 106 局部発振器 1071,1072 バンドパスフィルタ 1081,1082 ミキシング回路群 109 スイッチ 110 検出器 111 表示器

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号を複数のバンドに分け、各バン
    ド毎にそれぞれ設けられた中間信号発生手段にて中間信
    号を発生させて入力信号の周波数解析を行うスペクトラ
    ムアナライザにおいて、 前記中間信号発生手段には第1中間周波数信号を得るた
    めのミキサと局部発振器とが備えられ、 各中間信号発生手段への入力信号の分配はパワーディバ
    イダによって行われており、 ハイバンド側の中間信号発生手段には、発生する第1中
    間周波数信号が入力信号より十分大きなものとなるよう
    な中心周波数および掃引幅の局部発振器が用いられ、前
    記パワーディバイダとミキサとの間には広帯域アイソレ
    ータが設けられていることを特徴とするスペクトラムア
    ナライザ。
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