JP2577843Y2 - 耐火物振動成形装置 - Google Patents

耐火物振動成形装置

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JP2577843Y2
JP2577843Y2 JP1992030214U JP3021492U JP2577843Y2 JP 2577843 Y2 JP2577843 Y2 JP 2577843Y2 JP 1992030214 U JP1992030214 U JP 1992030214U JP 3021492 U JP3021492 U JP 3021492U JP 2577843 Y2 JP2577843 Y2 JP 2577843Y2
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molding equipment
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利純 仁科
光邦 佐藤
雅章 小山
勧 岡崎
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Shinagawa Refractories Co Ltd
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Shinagawa Refractories Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は耐火物振動成形装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】耐火物の成形手段としては機械成形法、
ランマー成形法、泥漿鋳込み法等が知られているが、小
ロットの場合及び異型形状の場合、ランマー成形法が主
として行なわれている。
【0003】従来の手動エアーランマ成形機は圧縮空気
の制御によってシリンダー軸を介して機械的振動を成形
用の槌に伝え耐火物練土その他の粉粒体を突固めるもの
であり、本体設置のスイッチを押しながらランマ本体を
作業員が直接手に持って上下運動による突固め作業を行
う。
【0004】この場合ランマ成形機は大きく重いために
取扱いが容易ではなく、またランマの振動が直接人体に
伝わるため作業員の疲労が大きく労働災害上重要な問題
であり、疾病発生(たとえば白蝋病)の原因になってい
る。さらにエアーランマを使った成形作業には熟練を要
し、技能者が減少の傾向にある現在は人材の確保が難し
い。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】従来の手動ランマ成形
によると成形等の作業全てが人手によって行われるため
以下のような問題点があった。
【0006】1)特殊な技能を要するが熟練工が少なく
なる傾向にあるため人手不足となる。
【0007】2)エアーランマを手で保持しているた
め、その振動により白蝋病などの労働問題が起こること
がある。
【0008】3)エアーランマによる成形作業や新人の
作業者に教える場合、全ての手順を口頭で説明すること
は無理で、ほとんどの作業内容は作業者自身が経験的に
学習しなくてはならない。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案者等は従来方式の
諸欠陥を解決し、熟練者でなくとも所望品質の異形煉瓦
を成形することができ、かつ白蝋病等の労災を防止しう
る耐火物成形装置を開発したものであり、本考案の技術
的構成は、フレーム(7)下部に成形枠(1)を載置す
るテーブル(4)を具備し、フレーム(7)の上部に偏
心ウエイト振動機(10)を内蔵する加圧装置(9)を
具備する耐火物成形装置において、前記テーブル(4)
上面に対向して前後進する差し板装置(6)を設けかつ
該テーブル(4)の下方に成形枠昇降装置(5)を有
し、前記加圧装置(9)を昇降シリンダー(8)を介し
て該フレーム(7)に昇降自在に懸吊し、前記成形枠
(1)は上下開放式中空体であって、上下に上パンチ
(3)及び下パンチ(11)が成形枠内に挿入自在に配
設されていることを特徴とする、耐火物振動成形装置で
ある。
【0010】本考案装置の具体例を示す添付図面に基づ
き詳細に説明する。
【0011】図1〜図5は本考案振動成形装置の一例を
作動順に示す部分断面正面図、図6は図1の側面図であ
る。
【0012】図において、7はフレームであり、該フレ
ーム7の下部には成形枠1を載置するテーブル4が設け
てあり、フレーム7の上部には偏心ウエイト振動機10
を内蔵する加圧装置9が設けてあり、昇降シリンダー8
の作動により加圧装置9が昇降する。
【0013】前記テーブル4上面には、図示の如く、対
向して前後進する差し板装置6が設けてあり、該テーブ
ル4下方にはエアーシリンダー14、腕部材15、押上
棒16及び該押上棒上端に配設したローラー13とから
なる成形枠昇降装置5を具備しており、12は押上棒1
6の突出用スリットである。
【0014】1は成形枠(木枠で可)であり、分解可能
な組立型または一体型とし、上下が開放式であり、これ
ら上、下開口に挿入可能の上パンチ3と下パンチ11が
配設してあり、2は成形される練土である。
【0015】本考案装置の成形操作を図1〜図5の順に
説明する。
【0016】下パンチ11を挿入した成形枠1に練土2
を装入し、上パンチ3でセットしローラー13上に載
置、テーブル4の所定位置に配置する(テーブル4の所
定位置に成形枠を配置し、練土2を装入してもよい)。
ローラー13の上端面(即ち成形枠底面)とテーブル4
の上面との間は差し板が挿入し得る間隙とする(図1参
照)。
【0017】差し板装置を作動し、差し板を前記間隙に
差し込み、成形枠昇降装置5を降下して成形枠1を差し
板上に載置する(図2参照)。
【0018】偏心ウエイト振動機10を互に逆回転させ
ながら、昇降シリンダー8を作動し加圧装置を下降(l
0 →l1 )させ、上パンチ3を振動させながら加圧、予
備成形(l1 →l2 )する。この作動により下パンチ1
1は図3に示す如く成形枠1の底面から突出し、テーブ
ル上面に圧着される。ついで加圧装置9および成形枠昇
降装置5を上昇させ、矢印の如く差し板装置6を退出さ
せる(図3参照)。
【0019】再度昇降シリンダー8及び偏心ウエイト振
動機10を作動させ、加圧装置をl0 →l2 →l3 に下
降させ練土2に振動、加圧を加えると(図4参照)、上
パンチ3で更に加圧されると共に下パンチ11が成形枠
内に進入し、所要形状の成形練瓦が得られる(図4及び
図5参照)。
【0020】尚、図示の例では上・下パンチが成形枠
上、下面まで進入した例を説明したが、煉瓦の形状、練
土の性状その他により、上、下パンチの成形枠内への挿
入度合は適宜決定することができる。
【0021】また、成形した煉瓦の取り出しは常法に従
って成形枠を分解することにより容易に行うことができ
る。なお、一体物の成形枠の場合は常用の脱枠装置(図
示せず)を用いて成形した煉瓦を押出して取り出せばよ
い。
【0022】
【考案の効果】(1)成形操作には特に熟練を必要とし
ない。
【0023】(2)機械的操作のみであるから生産性が
約2倍に向上される。
【0024】(3)製品品質にむらがなく均等な品質の
ものが得られる。
【0025】(4)人手不足を解消しかつ職業病の防止
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案装置の1例を示す正面図。
【図2】差し板を差し込んだ状態を示す正面図
【図3】加圧装置を下降し加圧、予備成形の状態を示す
正面図。
【図4】差し板を成形枠下方より取り除き加圧する状態
を示す正面図。
【図5】加圧を継続し下パンチが成形枠内に進入し成形
完了した状態を示す正面図。
【図6】図1の側面図。
【符号の説明】
1 成形枠 2 練土 3 上パンチ 4 テーブル 5 成形枠昇降装置 6 差し板装置 7 フレーム 8 昇降シリンダー 9 加圧装置 10 偏心ウエイト振動機 11 下パンチ 12 スリット 13 ローラー 14 エアーシリンダー 15 腕部材 16 押上棒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B28B 1/08

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレーム(7)下部に成形枠(1)を載置
    するテーブル(4)を具備し、フレーム(7)の上部に
    偏心ウエイト振動機(10)を内蔵する加圧装置(9)
    を具備する耐火物成形装置において、前記テーブル
    (4)上面に対向して前後進する差し板装置(6)を設
    けかつ該テーブル(4)の下方に成形枠昇降装置(5)
    を有し、前記加圧装置(9)を昇降シリンダー(8)を
    介して該フレーム(7)に昇降自在に懸吊し、前記成形
    枠(1)は上下開放式中空体であって、上下に上パンチ
    (3)及び下パンチ(11)が成形枠内に挿入自在に配
    設されていることを特徴とする耐火物振動成形装置。
JP1992030214U 1992-05-08 1992-05-08 耐火物振動成形装置 Expired - Fee Related JP2577843Y2 (ja)

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JPH0588909U JPH0588909U (ja) 1993-12-03
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0780069B2 (ja) * 1986-11-25 1995-08-30 敏彦 朝見 振動プレス成形機
JPH0832412B2 (ja) * 1987-07-27 1996-03-29 千代田技研工業株式会社 即時脱型式コンクリ−ト製品成形機

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