JP2577802Y2 - 携帯用電動工具 - Google Patents
携帯用電動工具Info
- Publication number
- JP2577802Y2 JP2577802Y2 JP1992082147U JP8214792U JP2577802Y2 JP 2577802 Y2 JP2577802 Y2 JP 2577802Y2 JP 1992082147 U JP1992082147 U JP 1992082147U JP 8214792 U JP8214792 U JP 8214792U JP 2577802 Y2 JP2577802 Y2 JP 2577802Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- brush holder
- bearing chamber
- brush
- insulating plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Sawing (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は一対のブラシホルダと嵌
合する一対のストッププレートを有する携帯用電動工具
に関するものである。
合する一対のストッププレートを有する携帯用電動工具
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯用電動工具を図3〜図5を用
いて説明する。ここでは、携帯用電動工具の例として携
帯用電気丸鋸機1を例にとり説明する。図3は携帯用電
気丸鋸機1の正面図で、5はモータに駆動される丸鋸
刃、6は切断時基準面となるベース、7は丸鋸刃5を覆
うソーカバーである。図4は携帯用電気丸鋸機1の背面
図で、2はモータを内蔵する金属製ハウジング、3はハ
ウジング2の後部開口部を覆うテールカバー、8はテー
ルカバー3上に設けられたモータ冷却風を吸い込むため
の風窓、4はテールカバー3をハウジング2に固定する
ねじである。
いて説明する。ここでは、携帯用電動工具の例として携
帯用電気丸鋸機1を例にとり説明する。図3は携帯用電
気丸鋸機1の正面図で、5はモータに駆動される丸鋸
刃、6は切断時基準面となるベース、7は丸鋸刃5を覆
うソーカバーである。図4は携帯用電気丸鋸機1の背面
図で、2はモータを内蔵する金属製ハウジング、3はハ
ウジング2の後部開口部を覆うテールカバー、8はテー
ルカバー3上に設けられたモータ冷却風を吸い込むため
の風窓、4はテールカバー3をハウジング2に固定する
ねじである。
【0003】図5はハウジング2の部分断面図で、10
はストッププレート、11はブラシホルダ、12はモー
タを構成するステータ、13はブラシターミナルであ
る。ブラシホルダ11は、絶縁性チューブ14と導電性
チューブ15で構成されており、ステータ12とブラシ
ホルダ11はブラシターミナル13及びリード線を介し
て電気的に接続されている。前記ストッププレート10
は、ハウジング2とブラシターミナル13との間の沿面
距離Lを長くしてハウジング2に導電するのを防止する
ために設けられている。すなわち切断時に発生した切粉
が風窓8からモータ冷却風を吸い込む際に一緒に吸い込
まれてハウジング2内に侵入してしまい、チューブ15
に切粉が付着しても、チューブ15、ハウジング2間に
はストッププレート10が介在しているため、ハウジン
グ2が導通しにくくなり、電気丸鋸機1の使用者に対し
て電気的安全性が向上する。
はストッププレート、11はブラシホルダ、12はモー
タを構成するステータ、13はブラシターミナルであ
る。ブラシホルダ11は、絶縁性チューブ14と導電性
チューブ15で構成されており、ステータ12とブラシ
ホルダ11はブラシターミナル13及びリード線を介し
て電気的に接続されている。前記ストッププレート10
は、ハウジング2とブラシターミナル13との間の沿面
距離Lを長くしてハウジング2に導電するのを防止する
ために設けられている。すなわち切断時に発生した切粉
が風窓8からモータ冷却風を吸い込む際に一緒に吸い込
まれてハウジング2内に侵入してしまい、チューブ15
に切粉が付着しても、チューブ15、ハウジング2間に
はストッププレート10が介在しているため、ハウジン
グ2が導通しにくくなり、電気丸鋸機1の使用者に対し
て電気的安全性が向上する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】従来ではストッププレ
ート10を組み込む時、該ストッププレート10を必ず
保持していないとブラシホルダ11に矢印B方向から組
込出来ない、また前記ストッププレート10は2個必要
であり、部品点数が多くなるため組立性が悪くなるとい
う問題があった。本考案の目的は、上記問題点を解決
し、この種の電動工具の組立性を向上させることであ
る。
ート10を組み込む時、該ストッププレート10を必ず
保持していないとブラシホルダ11に矢印B方向から組
込出来ない、また前記ストッププレート10は2個必要
であり、部品点数が多くなるため組立性が悪くなるとい
う問題があった。本考案の目的は、上記問題点を解決
し、この種の電動工具の組立性を向上させることであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、ハウジング
の軸受室外周部溝に嵌合するよう、一対のストッププレ
ートを一体形成して絶縁プレート構造にすることにより
達成される。
の軸受室外周部溝に嵌合するよう、一対のストッププレ
ートを一体形成して絶縁プレート構造にすることにより
達成される。
【0006】
【作用】上記のように構成された絶縁プレートを用いる
場合、絶縁プレートをハウジング軸受室外周部溝に一方
向より嵌合させ取り付ければ良い。この際、従来のよう
にストッププレートを保持する必要がなく、なおかつ一
度に両側のストッププレートを取り付ける場合と同様の
効果が得られるため組立性が向上する。
場合、絶縁プレートをハウジング軸受室外周部溝に一方
向より嵌合させ取り付ければ良い。この際、従来のよう
にストッププレートを保持する必要がなく、なおかつ一
度に両側のストッププレートを取り付ける場合と同様の
効果が得られるため組立性が向上する。
【0007】
【実施例】本考案の一実施例を図1、図2を用いて説明
する。図1は前記ストッププレート10を一体成形した
絶縁プレート19を示すものである。2枚のストッププ
レート10を一体形成した絶縁プレート19には、ブラ
シホルダ11の導電性チューブ15と嵌合する穴20を
左右に設けると共にハウジング軸受室外周部溝18に嵌
合する穴21を設けた。更に絶縁プレート19の側面、
後面には、モータを冷却する冷却風の入口となるテール
カバー3の風窓8に対応した複数の穴22を設けてい
る。
する。図1は前記ストッププレート10を一体成形した
絶縁プレート19を示すものである。2枚のストッププ
レート10を一体形成した絶縁プレート19には、ブラ
シホルダ11の導電性チューブ15と嵌合する穴20を
左右に設けると共にハウジング軸受室外周部溝18に嵌
合する穴21を設けた。更に絶縁プレート19の側面、
後面には、モータを冷却する冷却風の入口となるテール
カバー3の風窓8に対応した複数の穴22を設けてい
る。
【0008】上記のように構成された絶縁プレート19
を組立てる時は、図2に示す如く絶縁プレート19をハ
ウジング2の軸受室外周部溝18に嵌合するよう矢印A
方向に突き当たるまで組み込み、その後ブラシホルダ1
1を矢印B方向にハウジング2に組み込めば良い。この
ように組立することにより、絶縁プレート19を簡単に
導電性チューブ15に取り付けることが出来る。この際
矢印D方向の動きはハウジング軸受室外周部溝18によ
り規制され、矢印E方向の動きはブラシホルダ11の導
電性チューブ15により規制されるため、絶縁プレート
19を取り付ける際、ねじ止め等の固定は必要ない。そ
の後、上記した従来例と同様にブラシターミナル13を
導電性チューブ15に取り付ければ良い。
を組立てる時は、図2に示す如く絶縁プレート19をハ
ウジング2の軸受室外周部溝18に嵌合するよう矢印A
方向に突き当たるまで組み込み、その後ブラシホルダ1
1を矢印B方向にハウジング2に組み込めば良い。この
ように組立することにより、絶縁プレート19を簡単に
導電性チューブ15に取り付けることが出来る。この際
矢印D方向の動きはハウジング軸受室外周部溝18によ
り規制され、矢印E方向の動きはブラシホルダ11の導
電性チューブ15により規制されるため、絶縁プレート
19を取り付ける際、ねじ止め等の固定は必要ない。そ
の後、上記した従来例と同様にブラシターミナル13を
導電性チューブ15に取り付ければ良い。
【0009】
【考案の効果】本考案によれば、ハウジング軸受室外周
部溝に嵌合するよう、一対のストッププレートを一体に
した絶縁プレートとしたので、ブラシホルダ周囲の組立
が簡単になり、組立性が向上する。
部溝に嵌合するよう、一対のストッププレートを一体に
した絶縁プレートとしたので、ブラシホルダ周囲の組立
が簡単になり、組立性が向上する。
【図1】 本考案絶縁プレートの一実施例を示す斜視
図。
図。
【図2】 本考案を採用した携帯用電気丸鋸機の一実施
例を示す部分断面平面図。
例を示す部分断面平面図。
【図3】 携帯用電気丸鋸機の一例を示す正面図。
【図4】 図3の背面図。
【図5】 従来の携帯用電気丸鋸機の一例を示す部分断
面平面図。
面平面図。
1は携帯用電気丸鋸機、2はハウジング、11はブラシ
ホルダ、17はブラシホルダ取付穴、18はハウジング
の軸受室外周部溝、19は絶縁プレートである。
ホルダ、17はブラシホルダ取付穴、18はハウジング
の軸受室外周部溝、19は絶縁プレートである。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B27B 9/00 B25F 5/00
Claims (1)
- 【請求項1】 モータを内蔵し、後端ほぼ中央に軸方向
内側に突出する軸受室及び軸受室の両側に対向して設け
られた一対のブラシホルダ取付穴を有する金属製ハウジ
ングと、半径方向内側に突出する如くブラシホルダ取付
穴に嵌合する一対のブラシホルダと、前記軸受室及び一
対のブラシホルダに位置する少なくとも3個の面を有
し、これら面に軸受室、ブラシホルダに嵌合する3個の
穴が設けられたコ字状の絶縁プレートとを備え、ブラシ
ホルダとハウジング間に絶縁プレートを介在させてブラ
シホルダとハウジング間の沿面距離を大きくしたことを
特徴とする携帯用電動工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992082147U JP2577802Y2 (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | 携帯用電動工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992082147U JP2577802Y2 (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | 携帯用電動工具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0645701U JPH0645701U (ja) | 1994-06-21 |
JP2577802Y2 true JP2577802Y2 (ja) | 1998-08-06 |
Family
ID=13766329
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992082147U Expired - Lifetime JP2577802Y2 (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | 携帯用電動工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2577802Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-11-27 JP JP1992082147U patent/JP2577802Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0645701U (ja) | 1994-06-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980414 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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