JP2577301B2 - 混入磁性体の除去装置 - Google Patents
混入磁性体の除去装置Info
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- JP2577301B2 JP2577301B2 JP5186830A JP18683093A JP2577301B2 JP 2577301 B2 JP2577301 B2 JP 2577301B2 JP 5186830 A JP5186830 A JP 5186830A JP 18683093 A JP18683093 A JP 18683093A JP 2577301 B2 JP2577301 B2 JP 2577301B2
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- Japan
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- magnetic material
- supply cylinder
- supply
- adsorbed
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- Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、成形機や粉砕機等に
供給する材料中の混入磁性体を、供給筒内に設けた磁力
を有する除去板により取除く装置に関するものである。
供給する材料中の混入磁性体を、供給筒内に設けた磁力
を有する除去板により取除く装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】磁力を用いて混入磁性体を除去すること
は既に公知のことであるが、その殆どは材料ホッパーや
タンクに永久磁石による除去部材を仕込んでいる。
は既に公知のことであるが、その殆どは材料ホッパーや
タンクに永久磁石による除去部材を仕込んでいる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この従来手段では、常
に材料が一杯のホッパー内から除去部材を取り出して吸
着した混入磁性体を取除くことができず、また材料荷重
により磁力範囲の材料が圧迫されて、混入磁性体が除去
部材に吸着され難くなり、常に材料荷重がかかっている
ので、その荷重により一旦吸着した混入磁性体が離れ
て、再び材料中に混入するなどの課題を有する。
に材料が一杯のホッパー内から除去部材を取り出して吸
着した混入磁性体を取除くことができず、また材料荷重
により磁力範囲の材料が圧迫されて、混入磁性体が除去
部材に吸着され難くなり、常に材料荷重がかかっている
ので、その荷重により一旦吸着した混入磁性体が離れ
て、再び材料中に混入するなどの課題を有する。
【０００４】この発明は上記永久磁石による混入磁性体
除去の課題を解決するために考えられたものであって、
その目的は、供給装置と可塑化シリンダとの間に設けた
供給筒内に、永久磁石による除去板を非磁性体の支軸に
より軸承することによって、材料の荷重に影響されず混
入磁性体の吸着ができ、また除去板に吸着した磁性体の
取り除きも容易に行い得る新たな構成の除去装置を提供
することにある。
除去の課題を解決するために考えられたものであって、
その目的は、供給装置と可塑化シリンダとの間に設けた
供給筒内に、永久磁石による除去板を非磁性体の支軸に
より軸承することによって、材料の荷重に影響されず混
入磁性体の吸着ができ、また除去板に吸着した磁性体の
取り除きも容易に行い得る新たな構成の除去装置を提供
することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的によるこの発明
の特徴は、スクリュ内装の供給装置の先端に供給筒を設
け、その供給筒内に永久磁石による除去板を周囲に流通
スペースを設けて上下動自在に支軸により斜設し、その
支軸及び供給筒に螺入して除去板に当接した傾斜調整部
材を非磁性体により構成してなることにある。
の特徴は、スクリュ内装の供給装置の先端に供給筒を設
け、その供給筒内に永久磁石による除去板を周囲に流通
スペースを設けて上下動自在に支軸により斜設し、その
支軸及び供給筒に螺入して除去板に当接した傾斜調整部
材を非磁性体により構成してなることにある。
【０００６】
【作 用】上記構成では、供給シリンダ内の材料がスク
リュの回転により先端の供給筒内に送り込まれると、そ
の殆どが傾斜した除去板の上に落下する。このとき混入
磁性体は磁力により除去板の表面に吸着して材料から除
かれ、材料だけが除去板周囲のスペースから下に落ち込
て行く。
リュの回転により先端の供給筒内に送り込まれると、そ
の殆どが傾斜した除去板の上に落下する。このとき混入
磁性体は磁力により除去板の表面に吸着して材料から除
かれ、材料だけが除去板周囲のスペースから下に落ち込
て行く。
【０００７】
【実施例】この実施例は成形機における除去装置を示す
もので、図中１は可塑化スクリュ２を内装した可塑化シ
リンダ、３は移送用のスクリュ４を内装した供給シリン
ダ５と、その供給シリンダ５の供給口６に取り付けられ
るホッパー（図は省略）などからなる供給装置である。
もので、図中１は可塑化スクリュ２を内装した可塑化シ
リンダ、３は移送用のスクリュ４を内装した供給シリン
ダ５と、その供給シリンダ５の供給口６に取り付けられ
るホッパー（図は省略）などからなる供給装置である。
【０００８】上記供給装置３は可塑化シリンダ１の上部
に並設され、その先端と可塑化シリンダ１の材料受口７
とは角形の供給筒８により連結してある。この供給筒８
両側壁は着脱可能で内部には永久磁石による四辺形の除
去板９が、流通スペース１０を周囲に設けて上下動自在
に支軸１１により斜設してある。
に並設され、その先端と可塑化シリンダ１の材料受口７
とは角形の供給筒８により連結してある。この供給筒８
両側壁は着脱可能で内部には永久磁石による四辺形の除
去板９が、流通スペース１０を周囲に設けて上下動自在
に支軸１１により斜設してある。
【０００９】この支軸１１と、除去板９の上方に位置を
ずらせて横設した下側の軸受１２の両端のワッシャー１
３は非磁性金属からなり、それにより磁力が供給筒８に
及ばないようにして、供給筒８の内面に混入磁性体が付
着するのを防止してある。
ずらせて横設した下側の軸受１２の両端のワッシャー１
３は非磁性金属からなり、それにより磁力が供給筒８に
及ばないようにして、供給筒８の内面に混入磁性体が付
着するのを防止してある。
【００１０】１４は非磁性金属による除去板９の傾斜角
調整部材で、ねじ軸１４ａの先端に調整軸１４ｂを延設
したものからなり、そのねじ軸１４ａを上記供給筒８の
上蓋１５に螺入して、除去板９の上方隅部に調整軸１４
ｂの先端を当接している。
調整部材で、ねじ軸１４ａの先端に調整軸１４ｂを延設
したものからなり、そのねじ軸１４ａを上記供給筒８の
上蓋１５に螺入して、除去板９の上方隅部に調整軸１４
ｂの先端を当接している。
【００１１】このような構造では、供給シリンダ５内の
材料がスクリュ４の回転により先端へ送り出されて供給
筒８に達すると、その殆どが傾斜した除去板９の上に落
下する。このとき混入磁性体は磁力により除去板の表面
に吸着して材料から除かれ、材料だけが除去板周囲のス
ペース１０から可塑化シリンダ１の材料受口７に落ち込
んで行く。
材料がスクリュ４の回転により先端へ送り出されて供給
筒８に達すると、その殆どが傾斜した除去板９の上に落
下する。このとき混入磁性体は磁力により除去板の表面
に吸着して材料から除かれ、材料だけが除去板周囲のス
ペース１０から可塑化シリンダ１の材料受口７に落ち込
んで行く。
【００１２】除去板９の表面に吸着した混入磁性体は、
供給筒８の片側壁を外して除去板９を支軸１１から抜出
すことによって容易にでき、また混入磁性体の吸着量
は、上記支軸１１に通電を行って電流値を測定し、その
電流値から電気的に検出することによって行うことがで
きる。さらにまた材料のブリッジ化は支軸１１を介して
除去板９を振動することにより防止することができる。
供給筒８の片側壁を外して除去板９を支軸１１から抜出
すことによって容易にでき、また混入磁性体の吸着量
は、上記支軸１１に通電を行って電流値を測定し、その
電流値から電気的に検出することによって行うことがで
きる。さらにまた材料のブリッジ化は支軸１１を介して
除去板９を振動することにより防止することができる。
【００１３】
【発明の効果】この発明は上述のように混入磁性体の除
去装置を構成したことから下記効果を奏する。
去装置を構成したことから下記効果を奏する。
【００１４】・ 材料供給装置により供給量を調整し
て、適量を供給筒内の永久磁石による除去板の上に落下
させることができるので、供給筒内が材料により充満す
ることがなく、適度なスペースの下に混入磁性体の吸着
除去が行えるので、微細な混入磁性体でも確実に捕捉で
き、また材料荷重による吸着物の離れ等も生じ難く、吸
着したものが再び材料中の混入物となるようなこともな
い。
て、適量を供給筒内の永久磁石による除去板の上に落下
させることができるので、供給筒内が材料により充満す
ることがなく、適度なスペースの下に混入磁性体の吸着
除去が行えるので、微細な混入磁性体でも確実に捕捉で
き、また材料荷重による吸着物の離れ等も生じ難く、吸
着したものが再び材料中の混入物となるようなこともな
い。
【００１５】・ 角度調整部材により除去板の傾斜角を
材料の形状、供給速度等に合わせ、材料通過速度を調整
することができるので、材料によって除去効果に変動が
生ずることもなく、除去板を抜き出して吸着物を外部に
て取り除くことも容易に行い得るので、過剰に吸着した
混入磁性体の離れによる再混入も防止される。
材料の形状、供給速度等に合わせ、材料通過速度を調整
することができるので、材料によって除去効果に変動が
生ずることもなく、除去板を抜き出して吸着物を外部に
て取り除くことも容易に行い得るので、過剰に吸着した
混入磁性体の離れによる再混入も防止される。
【図１】 この発明に係る成形機における混入磁性体の
除去装置の要部縦断面図である。
除去装置の要部縦断面図である。
【図２】 同上の平断面図である。
１ 可塑化シリンダ ３ 供給装置 ４ 移送用のスクリュ ５ 供給シリンダ ７ 材料受口 ８ 供給筒 ９ 永久磁石の除去板 １０ スペース １１ 支軸
Claims (1)
- 【請求項１】 スクリュ内装の供給装置の先端に供給筒
を設け、その供給筒内に永久磁石による除去板を周囲に
流通スペースを設けて上下動自在に支軸により斜設し、
その支軸及び供給筒に螺入して除去板に当接した傾斜調
整部材を非磁性体により構成してなることを特徴とする
成形機における混入磁性体の除去装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5186830A JP2577301B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 混入磁性体の除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5186830A JP2577301B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 混入磁性体の除去装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0716488A JPH0716488A (ja) | 1995-01-20 |
| JP2577301B2 true JP2577301B2 (ja) | 1997-01-29 |
Family
ID=16195365
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5186830A Expired - Fee Related JP2577301B2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 混入磁性体の除去装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2577301B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3855213B2 (ja) * | 1997-08-25 | 2006-12-06 | 日本ペイント株式会社 | 分散方法及び分散機 |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP5186830A patent/JP2577301B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0716488A (ja) | 1995-01-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |