JP2577284Y2 - ベルトテンション装置のテンション構造 - Google Patents
ベルトテンション装置のテンション構造Info
- Publication number
- JP2577284Y2 JP2577284Y2 JP1992020814U JP2081492U JP2577284Y2 JP 2577284 Y2 JP2577284 Y2 JP 2577284Y2 JP 1992020814 U JP1992020814 U JP 1992020814U JP 2081492 U JP2081492 U JP 2081492U JP 2577284 Y2 JP2577284 Y2 JP 2577284Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- collar
- rod
- fulcrum
- belt
- compression spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 15
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 15
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、テンションプーリを圧
縮ばねによりベルトに弾圧させてベルトテンションを行
なうベルトテンション装置のテンション構造に関する。
縮ばねによりベルトに弾圧させてベルトテンションを行
なうベルトテンション装置のテンション構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、図3および図4に示すように、
ベルトテンションプーリ1のアーム2に連繋するロッド
3を支点部4に嵌挿するとともに、前記ロッド3の他端
側と前記支点部4の間となるロッド3の部分には圧縮ば
ね5を介装して構成するベルトテンション装置におい
て、支点部4にはロッド3のみが摺動自在に嵌挿される
とともに、ロッド3の他端側ばね押さえ7と支点部4の
間のロッド3部分には該ロッド3の外径より相当に大き
くなる内径を有した長い圧縮ばね3が嵌装されている。
ベルトテンションプーリ1のアーム2に連繋するロッド
3を支点部4に嵌挿するとともに、前記ロッド3の他端
側と前記支点部4の間となるロッド3の部分には圧縮ば
ね5を介装して構成するベルトテンション装置におい
て、支点部4にはロッド3のみが摺動自在に嵌挿される
とともに、ロッド3の他端側ばね押さえ7と支点部4の
間のロッド3部分には該ロッド3の外径より相当に大き
くなる内径を有した長い圧縮ばね3が嵌装されている。
【0003】
【課題を解決しようとする課題】しかしながら、ロッド
3と支点部4の摩耗が激しく、しかも、図4に仮想点イ
で示すように圧縮ばね5が傾き変形して摩耗が一層、激
しくなり、部品交換を度々、行なわなければならず、手
間がかかったり、コストアップになる、といった不具合
を呈していた。
3と支点部4の摩耗が激しく、しかも、図4に仮想点イ
で示すように圧縮ばね5が傾き変形して摩耗が一層、激
しくなり、部品交換を度々、行なわなければならず、手
間がかかったり、コストアップになる、といった不具合
を呈していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、そのような不
具合を解決し、好適に実施できるように工夫したもので
あり、そのため、圧縮ばねの内径と略同じ外径となる円
筒形カラーにロッドを嵌挿するとともに、該ロッドの他
端側ばね押さえと前記カラーの端部との間に隙間を保持
することができてカラーが支点部からずれないように前
記カラーを前記支点部に挿着して構成したものである。
具合を解決し、好適に実施できるように工夫したもので
あり、そのため、圧縮ばねの内径と略同じ外径となる円
筒形カラーにロッドを嵌挿するとともに、該ロッドの他
端側ばね押さえと前記カラーの端部との間に隙間を保持
することができてカラーが支点部からずれないように前
記カラーを前記支点部に挿着して構成したものである。
【0005】
【作用】従って、ロッドはカラーの内部を摺動するだけ
となつて、圧縮ばねも傾き変形することなく、しかも、
カラーの面圧が小さくなっているので、摩耗することが
殆どなく、有効にベルトテンションを行なうことができ
る。
となつて、圧縮ばねも傾き変形することなく、しかも、
カラーの面圧が小さくなっているので、摩耗することが
殆どなく、有効にベルトテンションを行なうことができ
る。
【0006】
【実施例】図1および図2は本考案の実施例を示し、支
点8に枢支したアーム2の先端部にはベルトに圧接する
ことができるベルトテンションプーリ2を軸架し、長い
ロッド3の一端側に固着した平行リンク9の先端部を前
記アーム2の中間部に連結ピン10を介して枢結し、前
記ロッド3を嵌挿した円筒形カラー6を支点部4に挿着
するとともに、前記ロッド3の他端側にダブルナット1
1により移動調節自在に取り付けたばね押さえ7と前記
支点部4との間のカラー6及びロッド3の外周部位に
は、内径がカラー6の外径に略同じとなる圧縮ばね5を
嵌装するが、前記ばね押さえ7とカラー6の端部との間
に隙間Aを保持することができてカラー6の一端側と支
点部4との間隔Bが前記隙間Aより大となるようにし
て、カラー6が前記支点部4からずれないように挿着し
て構成する。
点8に枢支したアーム2の先端部にはベルトに圧接する
ことができるベルトテンションプーリ2を軸架し、長い
ロッド3の一端側に固着した平行リンク9の先端部を前
記アーム2の中間部に連結ピン10を介して枢結し、前
記ロッド3を嵌挿した円筒形カラー6を支点部4に挿着
するとともに、前記ロッド3の他端側にダブルナット1
1により移動調節自在に取り付けたばね押さえ7と前記
支点部4との間のカラー6及びロッド3の外周部位に
は、内径がカラー6の外径に略同じとなる圧縮ばね5を
嵌装するが、前記ばね押さえ7とカラー6の端部との間
に隙間Aを保持することができてカラー6の一端側と支
点部4との間隔Bが前記隙間Aより大となるようにし
て、カラー6が前記支点部4からずれないように挿着し
て構成する。
【0007】従って、カラー6が振動などにより上下し
ても支点部4からずれない状態となり、圧縮ばね5によ
りベルトテンションプーリ1をベルトに弾圧する状態で
は、ロッド3はカラー6により支持案内されてその内部
を摺動するだけとなって、圧縮ばね5もカラー6にそっ
て傾き変形することなく、しかも、カラー6の面圧が小
さくなっているので、摩耗することが殆どなく、有効に
ベルトテンションを行なうことができることになり、ま
た、カラー6が摩耗しても、一旦支点部4から外してひ
っくり返し、挿着すると、さらに使用できることにな
る。
ても支点部4からずれない状態となり、圧縮ばね5によ
りベルトテンションプーリ1をベルトに弾圧する状態で
は、ロッド3はカラー6により支持案内されてその内部
を摺動するだけとなって、圧縮ばね5もカラー6にそっ
て傾き変形することなく、しかも、カラー6の面圧が小
さくなっているので、摩耗することが殆どなく、有効に
ベルトテンションを行なうことができることになり、ま
た、カラー6が摩耗しても、一旦支点部4から外してひ
っくり返し、挿着すると、さらに使用できることにな
る。
【0008】
【考案の効果】このように本考案は、カラー6が振動な
どにより上下しても支点部4からずれない状態となっ
て、圧縮ばね5によりベルトテンションプーリ1をベル
トに弾圧する状態では、ロッド3はカラー6により支持
案内させてその内部を摺動するだけとなって、圧縮ばね
5もカラー6にそって傾き変形することなく、しかも、
カラー6の面圧が小さくなっているので、摩耗すること
が殆どなく、有効にベルトテンションを行なうことがで
きることになり、従来のように部品交換を度々、行なう
こともなくコストダウンが達成できることになり、簡単
な構造にして好適に実施できる特長を有する。
どにより上下しても支点部4からずれない状態となっ
て、圧縮ばね5によりベルトテンションプーリ1をベル
トに弾圧する状態では、ロッド3はカラー6により支持
案内させてその内部を摺動するだけとなって、圧縮ばね
5もカラー6にそって傾き変形することなく、しかも、
カラー6の面圧が小さくなっているので、摩耗すること
が殆どなく、有効にベルトテンションを行なうことがで
きることになり、従来のように部品交換を度々、行なう
こともなくコストダウンが達成できることになり、簡単
な構造にして好適に実施できる特長を有する。
【図1】本考案実施例の要部を示した側面図である。
【図2】図1の一部を示した縦断面図である。
【図3】従来例を示した側面図である。
【図4】図3の一部を示した縦断面図である。
1 ベルトテンションプーリ 2 アーム 3 ロッド 4 支点部 5 圧縮バネ 6 カラー
Claims (1)
- 【請求項1】 ベルトテンションプーリ1のアーム2に
連繋するロッド3を支点部4に嵌挿するとともに、前記
ロッド3の他端側と前記支点部4の間となるロッド3の
部分には圧縮ばね5を介装して構成するベルトテンショ
ン装置において、前記圧縮ばね5の内径と略同じ外径と
なる円筒形カラー6に前記ロッド3を嵌挿するととも
に、該ロッド3の他端側ばね押さえ7と前記カラー6の
端部との間に隙間Aを保持することができてカラー6が
前記支点部4からずれないように前記カラー6を前記支
点部4に挿着して構成したことを特徴とするテンション
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992020814U JP2577284Y2 (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | ベルトテンション装置のテンション構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992020814U JP2577284Y2 (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | ベルトテンション装置のテンション構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0571513U JPH0571513U (ja) | 1993-09-28 |
JP2577284Y2 true JP2577284Y2 (ja) | 1998-07-23 |
Family
ID=12037511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992020814U Expired - Lifetime JP2577284Y2 (ja) | 1992-03-06 | 1992-03-06 | ベルトテンション装置のテンション構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2577284Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113446374B (zh) * | 2021-06-23 | 2023-01-10 | 安徽新诺精工股份有限公司 | 一种转台皮带传动机构 |
-
1992
- 1992-03-06 JP JP1992020814U patent/JP2577284Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0571513U (ja) | 1993-09-28 |
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