JP2576489Y2 - 多機能型電話装置 - Google Patents
多機能型電話装置Info
- Publication number
- JP2576489Y2 JP2576489Y2 JP1986023732U JP2373286U JP2576489Y2 JP 2576489 Y2 JP2576489 Y2 JP 2576489Y2 JP 1986023732 U JP1986023732 U JP 1986023732U JP 2373286 U JP2373286 U JP 2373286U JP 2576489 Y2 JP2576489 Y2 JP 2576489Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rom
- data
- telephone
- telephone device
- search
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Calculators And Similar Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は新規な記憶メモリーを内蔵した多機能型電話
装置に関するものである。 〈従来技術〉 これまで公衆回線を利用した電話機はほとんど各家庭
に普及するまでになって来ている。 さらに近年、留守中に外からかかって来た内容をメモ
リーする留守番電話装置、所望の電話番号をメモリーし
ておき電話をかける時、短縮ダイヤルで相手を呼び出す
短縮ダイヤル電話装置、原稿を読み取って内容を転送す
るファクシミリ装置と一体化した電話装置などさまざま
な多機能型電話装置が開発され応用化されて来ている。 〈考案が解決しようとする問題点〉 しかし、上述した多機能型電話装置のそれぞれのメモ
リーはROM、RAMなどの半導体メモリー、あるいはフロッ
ピーなどの磁気メモリーなどにより構成されている。 半導体メモリーは、アクセス時間、小型化の点ですぐ
れているが、記憶容量に問題があり、数十万世帯のデー
タを収録した電話帳を記憶する場合には256Kのメモリー
を利用しても非常に数多くのメモリーを利用しなければ
ならなくなってしまう。 一方フロッピーディスク等の磁気ディスクを利用した
場合でも容量はフロッピーディスク１枚5.5Mバイトで容
量的に多少問題があり、またアクセス時間がかかるなど
のそれぞれの問題点があり、大容量のメモリーを有する
電話帳などの検索機能付電話装置の実用化に大きな障壁
となっていた。 〈問題点を解決するための手段〉 本考案は以上の現況に鑑みてなされたものであり、ご
く最近開発されるにいたったフロッピーディスク1,000
枚分の容量を有するCD−ROMを多機能型電話装置のメモ
リーとし、さらに該CD−ROM内に検索ソフトを記憶させ
ておくことにより、アクセス時間、容量性、検索性、装
置の小型化等さまざまの点ですぐれたパーソナルな多機
能型電話機を提供するものである。 〈実施例〉 以下本考案について、一実施例により、図面を参照し
ながら詳細に説明する。 本考案の多機能型電話装置は、第１図及び第２図に示
す如く、カプラ、MODEM等いわゆる公衆回線（18）を通
じて公信を行なうための電話機（16）と、ROM（12）、
キーボード（14）、CPU（10）等を内蔵する小型コンピ
ュータ装置（８）と、CD−ROM（４）を読み取るためのC
D−ROMプレーヤー（６）と、さまざまなデータがメモリ
ーされたCD−ROM（４）等から構成されているものであ
る。 CD−ROM（４）には、さまざまな文字が文字コードと
してデジタル化され光学的に記憶されてあるもので、記
憶容量は540Mバイトであり、このことにより莫大な量の
データが収められている電話帳データが１枚のディスク
内に収納可能なものとなる。さらにCD−ROMのディスク
中央のスタート部のエリヤに検索ソフトが設けられてあ
る。なおCD−ROMには画像情報として文字だけではな
く、地図などのデータも合わせてメモリーが可能であ
り、これらの組合わせで多彩なデータの検索が出来るも
のである。 CD−ROMプレーヤー（６）はCD−ROMのデータを、回転
させて光学的に読取るためのものであり、サーボ機構、
D/Aコンバータ、光学系等のさまざまな回路で構成され
てある。 次に小型コンピュータ（８）は、検索指示を外部より
入力するためのキーボード（14）と、CPU（10）、ROM
（12）、さらに液晶のディスプレイ（22）よりなり、い
わゆる簡用のポケットコンピュータなるものを応用化し
たものである。なお、ディスプレイ（22）は液晶にかぎ
らず、ブラウン管でもよく、この場合より多くのデータ
が表示可能である。 このようにして、CD−ROMが直径12cmと小型であるた
め、CD−ROMプレーヤー（６）についてはタテ×ヨコが2
0cm×20cm、高さ5cm程度に押さえられ、該CD−ROMプレ
ーヤー上にポケットコンピューターなどの小型コンピュ
ーターを第２図に示す如く左方へ設置し、右方へ電話機
（16）を取付けることにより高さ10cm程度のコンパクト
サイズが可能であり、一般家庭用に普及しやすい多機能
型電話装置となる。 次に具体的な動作について、第３図、第４図に基づき
説明する。 CD−ROMには、通常の電話帳と同じく、氏名、住所、T
EL番号、職業などのデータが文字コードとして記憶され
ている。一枚のCDROMには各家庭に電話会社から配布さ
れる電話帳30万ページ分が十分に収録可能となるため、
例えば１県当たりの世帯数に相当する全データ記録が一
枚分で十分たりるものとなる。なお、この他ショッピン
グ情報、レジャー情報などを特別編集して入れてもよい
し、画像情報として地図などのデータを入れてディスプ
レイ表示するようにしてもよい。 使用者はまずS1により、キーボードより例えばトッパ
ンタロウという氏名をカナモードで入力すると、CD−RO
Mプレーヤーが作動し、最初の検索ソフトが設けられて
あるディスクのエリア部分を読み出し、該エリヤ内の検
索ソフトに基づいてCPU（10）はCD−ROM内のトッパンタ
ロウを検索するためのCD−ROMプレーヤー（６）制御信
号を、該CD−ROMプレーヤーに対して出力する。このこ
とにより、S2でCD−ROMの検索がCD−ROMプレーヤー
（６）により実行され、検索出力結果はS3でディスプレ
イ（22）上へ合計件数として出力される。合計件数が少
ない場合は、キーボード（14）上の実行スイッチを押す
ことにより、ディスプレイ上に住所、TEL番号、職業な
どのデータが出力される。ここで使用者はS4により該当
する部分にカーソルを合わせて呼出しスイッチを押すこ
とにより、S5で自動的に相手方へ電話の呼出しが公衆回
線（16）を通じて行なわれる。 なお、S3により検索出力件数が多数出力される場合は
実行スイッチを押して、次候補スイッチにより順次該当
する番号をさがして行ってもよいし、また住所などの項
目をキーボードより入力して、しぼり検索を行ない出力
件数をしぼり込んで行くことも可能である。 なお、このようなしぼり込み検索は職業別で検索する
場合、該当する番号が多数出力されるため、住所などの
項目で件数をさらにしぼり込んだりする際有効なものと
なる。 また本考案は有線公衆回線を利用したものに限定され
るものでなく、無線を利用したものについても包むもの
である。 〈効果〉 本考案は以上の如くであり、多機能型電話装置のメモ
リーをCD−ROMにすることにより、第１に一般家庭に配
布される電話帳27万ページ分のデータが１枚のディスク
に収められるようになり、第２にアクセス時間が0.5秒
の非常に短かく検索を待ついらいらから解放され、第３
にCD−ROMは直径12cmとコンパクトなため装置全体をパ
ーソナル化サイズにすることが出来、第４にこのような
ことからかけ合わせ検索が出来る。 第５にCD−ROM内の一部エリヤに検索ソフトを記憶さ
せておくことにより、検索ソフトのためのフロッピー等
を必要とせる。小型化、アクセス時間の短縮化がより一
層計られる、などのさまざまな効果を有するパーソナル
な多機能型電話装置が提供し得るものとなる。
装置に関するものである。 〈従来技術〉 これまで公衆回線を利用した電話機はほとんど各家庭
に普及するまでになって来ている。 さらに近年、留守中に外からかかって来た内容をメモ
リーする留守番電話装置、所望の電話番号をメモリーし
ておき電話をかける時、短縮ダイヤルで相手を呼び出す
短縮ダイヤル電話装置、原稿を読み取って内容を転送す
るファクシミリ装置と一体化した電話装置などさまざま
な多機能型電話装置が開発され応用化されて来ている。 〈考案が解決しようとする問題点〉 しかし、上述した多機能型電話装置のそれぞれのメモ
リーはROM、RAMなどの半導体メモリー、あるいはフロッ
ピーなどの磁気メモリーなどにより構成されている。 半導体メモリーは、アクセス時間、小型化の点ですぐ
れているが、記憶容量に問題があり、数十万世帯のデー
タを収録した電話帳を記憶する場合には256Kのメモリー
を利用しても非常に数多くのメモリーを利用しなければ
ならなくなってしまう。 一方フロッピーディスク等の磁気ディスクを利用した
場合でも容量はフロッピーディスク１枚5.5Mバイトで容
量的に多少問題があり、またアクセス時間がかかるなど
のそれぞれの問題点があり、大容量のメモリーを有する
電話帳などの検索機能付電話装置の実用化に大きな障壁
となっていた。 〈問題点を解決するための手段〉 本考案は以上の現況に鑑みてなされたものであり、ご
く最近開発されるにいたったフロッピーディスク1,000
枚分の容量を有するCD−ROMを多機能型電話装置のメモ
リーとし、さらに該CD−ROM内に検索ソフトを記憶させ
ておくことにより、アクセス時間、容量性、検索性、装
置の小型化等さまざまの点ですぐれたパーソナルな多機
能型電話機を提供するものである。 〈実施例〉 以下本考案について、一実施例により、図面を参照し
ながら詳細に説明する。 本考案の多機能型電話装置は、第１図及び第２図に示
す如く、カプラ、MODEM等いわゆる公衆回線（18）を通
じて公信を行なうための電話機（16）と、ROM（12）、
キーボード（14）、CPU（10）等を内蔵する小型コンピ
ュータ装置（８）と、CD−ROM（４）を読み取るためのC
D−ROMプレーヤー（６）と、さまざまなデータがメモリ
ーされたCD−ROM（４）等から構成されているものであ
る。 CD−ROM（４）には、さまざまな文字が文字コードと
してデジタル化され光学的に記憶されてあるもので、記
憶容量は540Mバイトであり、このことにより莫大な量の
データが収められている電話帳データが１枚のディスク
内に収納可能なものとなる。さらにCD−ROMのディスク
中央のスタート部のエリヤに検索ソフトが設けられてあ
る。なおCD−ROMには画像情報として文字だけではな
く、地図などのデータも合わせてメモリーが可能であ
り、これらの組合わせで多彩なデータの検索が出来るも
のである。 CD−ROMプレーヤー（６）はCD−ROMのデータを、回転
させて光学的に読取るためのものであり、サーボ機構、
D/Aコンバータ、光学系等のさまざまな回路で構成され
てある。 次に小型コンピュータ（８）は、検索指示を外部より
入力するためのキーボード（14）と、CPU（10）、ROM
（12）、さらに液晶のディスプレイ（22）よりなり、い
わゆる簡用のポケットコンピュータなるものを応用化し
たものである。なお、ディスプレイ（22）は液晶にかぎ
らず、ブラウン管でもよく、この場合より多くのデータ
が表示可能である。 このようにして、CD−ROMが直径12cmと小型であるた
め、CD−ROMプレーヤー（６）についてはタテ×ヨコが2
0cm×20cm、高さ5cm程度に押さえられ、該CD−ROMプレ
ーヤー上にポケットコンピューターなどの小型コンピュ
ーターを第２図に示す如く左方へ設置し、右方へ電話機
（16）を取付けることにより高さ10cm程度のコンパクト
サイズが可能であり、一般家庭用に普及しやすい多機能
型電話装置となる。 次に具体的な動作について、第３図、第４図に基づき
説明する。 CD−ROMには、通常の電話帳と同じく、氏名、住所、T
EL番号、職業などのデータが文字コードとして記憶され
ている。一枚のCDROMには各家庭に電話会社から配布さ
れる電話帳30万ページ分が十分に収録可能となるため、
例えば１県当たりの世帯数に相当する全データ記録が一
枚分で十分たりるものとなる。なお、この他ショッピン
グ情報、レジャー情報などを特別編集して入れてもよい
し、画像情報として地図などのデータを入れてディスプ
レイ表示するようにしてもよい。 使用者はまずS1により、キーボードより例えばトッパ
ンタロウという氏名をカナモードで入力すると、CD−RO
Mプレーヤーが作動し、最初の検索ソフトが設けられて
あるディスクのエリア部分を読み出し、該エリヤ内の検
索ソフトに基づいてCPU（10）はCD−ROM内のトッパンタ
ロウを検索するためのCD−ROMプレーヤー（６）制御信
号を、該CD−ROMプレーヤーに対して出力する。このこ
とにより、S2でCD−ROMの検索がCD−ROMプレーヤー
（６）により実行され、検索出力結果はS3でディスプレ
イ（22）上へ合計件数として出力される。合計件数が少
ない場合は、キーボード（14）上の実行スイッチを押す
ことにより、ディスプレイ上に住所、TEL番号、職業な
どのデータが出力される。ここで使用者はS4により該当
する部分にカーソルを合わせて呼出しスイッチを押すこ
とにより、S5で自動的に相手方へ電話の呼出しが公衆回
線（16）を通じて行なわれる。 なお、S3により検索出力件数が多数出力される場合は
実行スイッチを押して、次候補スイッチにより順次該当
する番号をさがして行ってもよいし、また住所などの項
目をキーボードより入力して、しぼり検索を行ない出力
件数をしぼり込んで行くことも可能である。 なお、このようなしぼり込み検索は職業別で検索する
場合、該当する番号が多数出力されるため、住所などの
項目で件数をさらにしぼり込んだりする際有効なものと
なる。 また本考案は有線公衆回線を利用したものに限定され
るものでなく、無線を利用したものについても包むもの
である。 〈効果〉 本考案は以上の如くであり、多機能型電話装置のメモ
リーをCD−ROMにすることにより、第１に一般家庭に配
布される電話帳27万ページ分のデータが１枚のディスク
に収められるようになり、第２にアクセス時間が0.5秒
の非常に短かく検索を待ついらいらから解放され、第３
にCD−ROMは直径12cmとコンパクトなため装置全体をパ
ーソナル化サイズにすることが出来、第４にこのような
ことからかけ合わせ検索が出来る。 第５にCD−ROM内の一部エリヤに検索ソフトを記憶さ
せておくことにより、検索ソフトのためのフロッピー等
を必要とせる。小型化、アクセス時間の短縮化がより一
層計られる、などのさまざまな効果を有するパーソナル
な多機能型電話装置が提供し得るものとなる。
【図面の簡単な説明】
第１図は本考案の多機能型電話装置を示すブロック図、
第２図はその外観を示す説明図、第３図は本考案の処理
工程を示すフローチャート、第４図はCD−ROMのデータ
を示す一例の説明図。 （２）…多機能型電話装置 （４）…CD−ROM （６）…CD−ROMプレーヤー （８）…小型コンピューター （10）…CPU （12）…ROM （14）…キーボード （16）、（20）…電話機 （22）…ディスプレイ
第２図はその外観を示す説明図、第３図は本考案の処理
工程を示すフローチャート、第４図はCD−ROMのデータ
を示す一例の説明図。 （２）…多機能型電話装置 （４）…CD−ROM （６）…CD−ROMプレーヤー （８）…小型コンピューター （10）…CPU （12）…ROM （14）…キーボード （16）、（20）…電話機 （22）…ディスプレイ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)考案者 高橋 邦彦
東京都台東区台東１丁目５番１号 凸版
印刷株式会社内
審査官 浜野 友茂
(58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名)
H04M 1/274
H04M 11/00 303
G11B 31/00
G06F 15/02 355
Claims (1)
- (57)【実用新案登録請求の範囲】 １．電話番号などのデータを記憶するメモリーを有する
多機能型電話装置において， 該メモリーを，高速アクセス可能で大量性を有するCD−
ROMより構成し， 該CD−ROM内の一部のエリヤに検索ソフトが，また別の
エリヤには電話帳などのデータが設けられてあり， 外部からの情報を入力する小型コンピューターと,CD−R
OMプレーヤーと， を有し，該CD−ROM内の検索ソフトに基づいて，同じCD
−ROM内のデータ検索を行なうようにしたことを特徴と
する多機能型電話装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986023732U JP2576489Y2 (ja) | 1986-02-19 | 1986-02-19 | 多機能型電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986023732U JP2576489Y2 (ja) | 1986-02-19 | 1986-02-19 | 多機能型電話装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62135250U JPS62135250U (ja) | 1987-08-26 |
| JP2576489Y2 true JP2576489Y2 (ja) | 1998-07-09 |
Family
ID=30822302
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986023732U Expired - Lifetime JP2576489Y2 (ja) | 1986-02-19 | 1986-02-19 | 多機能型電話装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2576489Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-02-19 JP JP1986023732U patent/JP2576489Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62135250U (ja) | 1987-08-26 |
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