JP2576176Y2 - 無線検針装置 - Google Patents

無線検針装置

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JP2576176Y2
JP2576176Y2 JP1992012770U JP1277092U JP2576176Y2 JP 2576176 Y2 JP2576176 Y2 JP 2576176Y2 JP 1992012770 U JP1992012770 U JP 1992012770U JP 1277092 U JP1277092 U JP 1277092U JP 2576176 Y2 JP2576176 Y2 JP 2576176Y2
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JP
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meter
meter reading
wireless
reading device
antenna
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JP1992012770U
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JPH0575897U (ja
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元 小野田
喜之 芳賀
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株式会社金門製作所
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  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、無線を使用して水道
やガス等の遠隔検針をする無線検針装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、水道やガス等の使用量を検針する
場合、検針員が、これらの使用量を示すメータが設置さ
れている現場に行き、メータを読んで記録する方法が一
般的にとられていた。しかしながら、 (a) メータの設置場所が判らない。 (b) メータ収納ボックスの上に物が置かれていて検針で
きない。 (c) 管理人等が留守でメータの設置場所に入れない。 (d) セキュリティガードが厳しい、また、犬が居て、メ
ータの設置場所に近づき難い。等の問題があり、さら
に、これら問題に関連して検針員を確保することが困難
になってきた。
【0003】このような問題を解決するために、電話回
線を使用した自動検針システムが一部で実用化されてお
り、さらに無線を使用する検針システムも提案されてい
る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】これらのシステム導入
で検針データを伝送する伝送系部分の問題はそれなりに
解決されるが、メータ系と伝送系とのインターフェイス
部分、特に電話回線を使用するシステムでは、既設配管
や建築物の手直しや電話系との切り分け装置等の工事費
用が高くなる新たな問題が発生する。
【0005】この考案は、この問題を解決するためにな
されたもので、メータ系と伝送系とのインターフェイス
部分を簡易化した無線検針装置を提供することを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】この考案の無線検針装置
は、親局側からの制御信号を受けて、メータから送られ
る検針データを親局側に送信する本体およびアンテナで
構成される無線検針装置であって、前記本体およびアン
テナが前記メータを収納する収納ボックスにおける蓋の
内側に形成された収納室内に収容されていることを特徴
としている。
【0007】
【0008】
【作用】このように構成することで、大きな改造工事を
必要なく、既設のメータとのインターフェイスが取れ
る。
【0009】特に、メータを収納する収納ボックスの蓋
の内側に形成された収納室内に本体およびアンテナを収
容しているので、収納ボックス内に水が入り込んでも、
無線検針装置が水に浸る可能性を低くすることができ
る。
【0010】
【0011】
【実施例】以下、図面を参照しながらこの考案の一実施
例を説明する。図1はこの実施例の無線検針装置を隔測
式メータに着脱可能に取り付けた、部分断面を含む設置
図であり、図2は同実施例のブロック回路図、図3は同
実施例の無線検針装置を制御して検針データを収集する
ハンディターミナルのブロック回路図である。
【0012】図1において、1は例えば、水道の使用量
を計測する、従来から知られている隔測式メータであっ
て、この隔測式メータ1は収納ボックス2内に格納され
ている。この隔測式メータ1の指針部1a内には、所定
の使用量単位で一回転する図示しない隔測用磁石が設け
られている。
【0013】3は実施例の無線検針装置であって、隔測
式メータ1の指針部1a上に載置され、無線検針装置3
に設けられているガイド3aがこの隔測式メータ1の外
周に接して、着脱可能に保持されている。無線検針装置
3内には、リードスイッチ等の磁気センサが設けられて
おり、隔測式メータ1の隔測用磁石の磁気に応動するよ
うになっている。つまり、隔測用磁石の一回転毎に作動
して、隔測式メータ1の回転を読み取るものである。
【0014】また、この実施例では、無線検針装置3は
アンテナ3bを内蔵、もしくは少なくともアンテナ3b
が収納ボックス2内に収容できるようにアンテナ3bを
取り付けている。
【0015】収納ボックス2の開閉可能な蓋2aは、電
波を通す合成樹脂などの材料で形成され、無線検針装置
3は、収納ボックス2内のアンテナ3bを介して、ハン
ディターミナル4との間の交信ができるようになってい
る。
【0016】この実施例の無線検針装置3は、図2に示
すような構成になっている。3cは上記したリードスイ
ッチ等の磁気センサであって、この磁気センサ3cの作
動回数をカウンタ3dで計数することによりメータの使
用量を計量するとともに、この計数値をカウンタ3d内
に記憶するようにしている。
【0017】3eは送受信回路であって、ハンディター
ミナルからの検針要求があった時、制御部3fを介して
カウンタ3dの計数値を読み出し、これをアンテナ3b
を介して、ハンディターミナルに送るものである。
【0018】制御部3fは低消費電力のマイクロプロセ
ッサであって、カウンタ3dを内蔵しており、送受信回
路3e等の各部を制御するものである。通常時は、この
制御部3fのみが動作しており、必要により送受信回路
3e等を作動させる。
【0019】また3gは、この無線検針装置3を動作さ
せる乾電池などの電源電池である。なお、無線検針装置
3の送受信回路3eは、通常時、受信状態になってお
り、しかも、電源電池の消耗を少なくするために、この
送受信回路3eは、制御部3fの時計機能で、例えば1
5〜30秒間隔で起動され、ハンディターミナル4から
の制御信号を間欠的に監視するようになっている。
【0020】この無線検針装置3を外部から制御するハ
ンディターミナル4は、図3に示すような構成になって
いる。同図において、4aは送受信兼用のアンテナで、
このアンテナ4aは送受信回路4bに接続されている。
【0021】送受信回路4bはキー入力部4cの操作に
より、送信動作か受信動作に切替えられる。キー入力部
4cは、検針したい住宅を呼び出すときのユーザーコー
ド等の入力や操作に必要なキーを備えている。
【0022】4dはデータ格納部であり、キー入力部4
cから入力されたデータやアンテナ4aを経て送受信回
路4bを介して無線検針装置3から収集した検針データ
を格納する記憶部である。また、4eはキー入力部4c
から入力されたデータや検針データを必要に応じて表示
する表示部である。
【0023】また、データ格納部4dの検針データやユ
ーザーコードをホストコンピュータとやりとりするI/
F回路4fが設けられている。
【0024】これら各部はマイクロプロセッサで構成さ
れる制御部4gで制御されるようになっている。さら
に、ハンディターミナル4のこれら各部は電源電池4h
から電源が供給されるようになっている。
【0025】送受信回路4bの送信規格としては、小電
力タイプを使用するとすると、テレメータおよびテレコ
ン用に電波法で定められている周波数426.0250〜426.13
75MHZであり、空中線電力は1mW以下が使用される。
【0026】このように構成された検針システムにおい
て、住宅等に設置された無線検針装置3を呼び出す場合
は、その無線検針装置3が設置されている住宅の近くの
道路等において、ハンディターミナル4のキー入力部4
cを操作して、必要なユーザーコードを指定して、この
ユーザーコードを含む制御信号を送受信回路4b、アン
テナ4aを介して30〜60秒の間無線検針装置3側に
送信する。
【0027】送られ電波は、無線検針装置3が設置され
ている収納ボックス2の蓋2aから収納ボックス2に進
入し、アンテナ3bを介して送受信回路3eが制御信号
を受信する。
【0028】無線検針装置3は制御信号を受信して、ユ
ーザーコードがこの無線検針装置3に与え得られたユー
ザーコードと一致すると、制御部3fは送受信回路3e
を送信側に切替えるとともに、カウンタ3dの計数値を
読み出し、これをアンテナ3dを介してハンディターミ
ナル4に送る。ハンディターミナル4はこの検針データ
をデータ格納部4dに格納するとともに、表示部4eに
表示して、この住宅についての検針の動作を終わる。
【0029】図4は、第二の実施例を示す部分断面を含
む設置図である。この実施例では、無線検針装置3が収
納ボックス2の蓋2aの内側に設けられた収納室2b内
に配置されている。アンテナ3bはハンディターミナル
4との交信が妨げられないように、収納室2b内の上部
収納される。
【0030】この実施例で使用するメータ11は、メー
タの計量データがリード線11aにより出力される電子
式のメータが使用されるが、メータ11としては、メー
タ11と無線検針装置3との間隔寸法が所定値以内に確
保可能であれば、第一の実施例で説明した隔測式メータ
1にも適用できる。
【0031】この実施例では、メータ11を収納する収
納ボックス2の蓋2aの内側に形成された収納室2b内
にアンテナ3bを含む無線検針装置3を収容しているの
で、万一、収納ボックス2内に水が入り込んでも、無線
検針装置3が水に浸る可能性を低くでき、信頼性を向上
させることができる。
【0032】
【0033】なお、この考案は上記実施例に限定される
ものではなく、要旨を変更しない範囲で変形して実施で
きる。
【0034】
【考案の効果】この考案によれば、既設の建物、器具の
大幅な改造を必要とすることなく、しかも信頼性を十分
に確保した状態で、無線検針システムの利点を有効に利
用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の、メータ収納ボックス内に収容さ
れ、隔測式メータに着脱可能に取り付けられた第一実施
例の無線検針装置を示す部分断面を含んだ設置図。
【図2】同実施例の無線検針装置の構成を示すブロック
回路図。
【図3】無線検針装置を外部から制御するハンディター
ミナルのブロック回路図。
【図4】第二の実施例を収納ボックスに収納した部分断
面を含んだ設置図。
【符号の説明】
1……隔測式メータ 1a……指針部 11…電子式メータ 11a…リード線 2……収納ボックス 2a…蓋 2
b…収納室 3……無線検針装置 3a…ガイド 3
b…アンテナ 3c…磁気センサ 3d…カウンタ 3
e…送受信回路 3f…制御部 3g…電池電源 4…ハンディターミナル 4a…アンテナ 4
b…送受信回路 4c…キー入力部 4d…データ格納部 4
e…表示部 4f…I/F回路 4g…制御部 4
h…電池電源
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G08C 17/00 G08C 19/00 301

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】親局側からの制御信号を受けて、メータか
    ら送られる検針データを親局側に送信する本体およびア
    ンテナで構成される無線検針装置において、前記本体およびアンテナが前記メータを収納する収納ボ
    ックスにおける蓋の内側に形成された収納室内に収容さ
    れていることを特徴とする無線検針装置
JP1992012770U 1992-03-13 1992-03-13 無線検針装置 Expired - Lifetime JP2576176Y2 (ja)

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JPH0575897U JPH0575897U (ja) 1993-10-15
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002081971A (ja) * 2000-09-07 2002-03-22 Aichi Tokei Denki Co Ltd 無線検針用電子式水道メータ
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JPS60135822A (ja) * 1983-12-26 1985-07-19 Ricoh Co Ltd 水道メ−タの自動検針装置

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