JP2575325Y2 - 光コネクタ締付レンチ - Google Patents
光コネクタ締付レンチInfo
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- JP2575325Y2 JP2575325Y2 JP1990079807U JP7980790U JP2575325Y2 JP 2575325 Y2 JP2575325 Y2 JP 2575325Y2 JP 1990079807 U JP1990079807 U JP 1990079807U JP 7980790 U JP7980790 U JP 7980790U JP 2575325 Y2 JP2575325 Y2 JP 2575325Y2
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- JP
- Japan
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- connector
- wrench
- conductive
- leaf spring
- spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、通信用光ファイバケーブルに取り付けられ
ているコネクタや光減衰器等を配線盤等に取り付ける際
に使用される光コネクタ締付レンチに関するものであ
る。
ているコネクタや光減衰器等を配線盤等に取り付ける際
に使用される光コネクタ締付レンチに関するものであ
る。
従来、光コネクタを配線盤に取り付ける場合には、光
コネクタを配線盤の接続端子に差し込み、光コネクタ外
周にある締付ナット部を回動させて所定の締付トルクで
締付固定する必要があったが、これに使用される締付工
具としては、ペンチ、ラジオペンチ、又はスパナ等が使
用されていた。
コネクタを配線盤の接続端子に差し込み、光コネクタ外
周にある締付ナット部を回動させて所定の締付トルクで
締付固定する必要があったが、これに使用される締付工
具としては、ペンチ、ラジオペンチ、又はスパナ等が使
用されていた。
しかしながら、この従来の締付工具では、光コネクタ
の締付固定に際し、締付トルクの確認ができず、締付ト
ルクにばらつきが生じ、強く締めすぎてケーブル等の損
傷を招くおそれがあった。
の締付固定に際し、締付トルクの確認ができず、締付ト
ルクにばらつきが生じ、強く締めすぎてケーブル等の損
傷を招くおそれがあった。
本考案は上記に鑑みなされたもので、上記従来の問題
点を解消することのできる光コネクタの締付レンチを提
供しようとするものである。
点を解消することのできる光コネクタの締付レンチを提
供しようとするものである。
本考案は、グリップ部1と、先端にレンチ本体を備え
たレンチ本体支持部2とを導電性板バネ3で連結して前
記グリップ部1とレンチ本体支持部2とを相互に変位可
能とし、前記導電性板バネ3に対して導電性バネ接触子
4をレンチ本体支持部2に臨設すると共に、該導電性板
バネ3及び導電性バネ接触子4を発光ダイオード8及び
電池15を含む電気回路中にそれぞれ接続配備して、前記
導電性板バネ3と導電性接触子4とが接触したときに発
光ダイオード8が発光する構成とした光コネクタ締付レ
ンチであって、前記レンチ本体がピン部7を備えたコネ
クタ支承体5と、ばね鋼線を折り曲げてコネクタ押圧部
61と挟持操作部62とを形成したコネクタ挟持体6とから
なり、該コネクタ挟持体6を前記ピン部7に係合して前
記コネクタ支承体5に連結固定してなるか、或いは前記
レンチ本体がリベット24を備えたコネクタ支承体22と、
該リベット24に回動自在に軸支され、かつ、一端にコネ
クタ押圧部231と他端に挟持操作部232とを形成したコネ
クタ挟持体23と、前記該コネクタ支承体22に固定され、
コネクタ挟持体23のコネクタ押圧部231を一方向に付勢
する板バネ25とからなるものである。
たレンチ本体支持部2とを導電性板バネ3で連結して前
記グリップ部1とレンチ本体支持部2とを相互に変位可
能とし、前記導電性板バネ3に対して導電性バネ接触子
4をレンチ本体支持部2に臨設すると共に、該導電性板
バネ3及び導電性バネ接触子4を発光ダイオード8及び
電池15を含む電気回路中にそれぞれ接続配備して、前記
導電性板バネ3と導電性接触子4とが接触したときに発
光ダイオード8が発光する構成とした光コネクタ締付レ
ンチであって、前記レンチ本体がピン部7を備えたコネ
クタ支承体5と、ばね鋼線を折り曲げてコネクタ押圧部
61と挟持操作部62とを形成したコネクタ挟持体6とから
なり、該コネクタ挟持体6を前記ピン部7に係合して前
記コネクタ支承体5に連結固定してなるか、或いは前記
レンチ本体がリベット24を備えたコネクタ支承体22と、
該リベット24に回動自在に軸支され、かつ、一端にコネ
クタ押圧部231と他端に挟持操作部232とを形成したコネ
クタ挟持体23と、前記該コネクタ支承体22に固定され、
コネクタ挟持体23のコネクタ押圧部231を一方向に付勢
する板バネ25とからなるものである。
本考案によれば、レンチ本体に光コネクタを挟み込ん
でレンチを回して光コネクタを締付けた場合、その締付
トルクが所定の大きさに達すると、導電性板バネがレン
チ本体支持部に対して変位し、板バネがバネ性接触子に
接触して発光ダイオードなどの表示部が発光する。この
とき、光コネクタは所定の締付トルクで締付けられるこ
とになる。そして、光コネクタを挟み込むレンチ本体
は、ばね鋼線を折り曲げたコネクタ挟持体で押圧挟持す
るか、コネクタ挟持体を板バネで押圧するようにしたか
ら、様々なサイズの光コネクタに適用することができ、
しかも、光コネクタに破壊を招く過大な力が作用するこ
とがなく、光コネクタの取付等を的確に行える。
でレンチを回して光コネクタを締付けた場合、その締付
トルクが所定の大きさに達すると、導電性板バネがレン
チ本体支持部に対して変位し、板バネがバネ性接触子に
接触して発光ダイオードなどの表示部が発光する。この
とき、光コネクタは所定の締付トルクで締付けられるこ
とになる。そして、光コネクタを挟み込むレンチ本体
は、ばね鋼線を折り曲げたコネクタ挟持体で押圧挟持す
るか、コネクタ挟持体を板バネで押圧するようにしたか
ら、様々なサイズの光コネクタに適用することができ、
しかも、光コネクタに破壊を招く過大な力が作用するこ
とがなく、光コネクタの取付等を的確に行える。
本考案の第1実施例を第1図ないし第3図に基づいて
説明すると、締付レンチのグリップ部1は分割タイプの
上ケース11と下ケース12とを備え、下ケース12上に複数
の電池収納部14及び樹脂性ブロック体17が備えられ、電
池収納部4は下ケース12と一体形成され、ブロック体17
は一端にL字形の板バネ取付溝171を形成してある。
説明すると、締付レンチのグリップ部1は分割タイプの
上ケース11と下ケース12とを備え、下ケース12上に複数
の電池収納部14及び樹脂性ブロック体17が備えられ、電
池収納部4は下ケース12と一体形成され、ブロック体17
は一端にL字形の板バネ取付溝171を形成してある。
また、レンチ本体支持部2は側面に表示灯取付用の切
欠を形成した分割タイプの上ケース21と下ケース22とを
備え、下ケース22上に樹脂製のレンチ本体支持ブロック
体16が備えられ、レンチ本体支持ブロック体16は一端中
央にレンチ本体支持溝161を形成し、他端にはL字形の
板バネ取付溝162,163を左右対称に形成してある。
欠を形成した分割タイプの上ケース21と下ケース22とを
備え、下ケース22上に樹脂製のレンチ本体支持ブロック
体16が備えられ、レンチ本体支持ブロック体16は一端中
央にレンチ本体支持溝161を形成し、他端にはL字形の
板バネ取付溝162,163を左右対称に形成してある。
そして、両端31,32を折り曲げ形成した金属製の導電
性板バネ3の一端31をグリップ部1のブロック体17の板
バネ取付溝171に挿入し、他端32をレンチ本体支持部2
の支持ブロック体16の一方の板バネ取付溝162に挿入し
て取付ねじ13によって導電性板バネ3の両端を固定する
ことで両ブロック体16,17は連結される。
性板バネ3の一端31をグリップ部1のブロック体17の板
バネ取付溝171に挿入し、他端32をレンチ本体支持部2
の支持ブロック体16の一方の板バネ取付溝162に挿入し
て取付ねじ13によって導電性板バネ3の両端を固定する
ことで両ブロック体16,17は連結される。
また、両端41,42を相互に反対に折り曲げ形成した金
属製板バネからなる導電性バネ接触子4の一端42をレン
チ本体支持部2の支持ブロック体16の板バネ取付溝163
に挿入して他端41を導電性板バネ3に対して所定間隔を
保って向け、一端42を取付ねじ13によって固定する。そ
して、下ケース22の表示部取付用切欠に発光ダイオード
8を取り付けてナットで固定する。また、発光ダイオー
ド8の一方の電極と電池収納部14の正電極側とをリード
線で連結し、電池収納部14の負電極側とバネ接触子4の
取付ねじ13とをリード線で連結し、発光ダイオード8の
他方の電極と導電性板バネ3の取付ねじ13とを同様にリ
ード線で連結し、電池15を電池収納部14内に配備する。
そして、グリップ部1の下ケース12,レンチ本体支持部
2の下ケース22にそれぞれの上ケース1、2を取り付け
て、取り付けねじ11及びナット12でブロック体17、支持
ブロック体16を挟み込んで固定する。
属製板バネからなる導電性バネ接触子4の一端42をレン
チ本体支持部2の支持ブロック体16の板バネ取付溝163
に挿入して他端41を導電性板バネ3に対して所定間隔を
保って向け、一端42を取付ねじ13によって固定する。そ
して、下ケース22の表示部取付用切欠に発光ダイオード
8を取り付けてナットで固定する。また、発光ダイオー
ド8の一方の電極と電池収納部14の正電極側とをリード
線で連結し、電池収納部14の負電極側とバネ接触子4の
取付ねじ13とをリード線で連結し、発光ダイオード8の
他方の電極と導電性板バネ3の取付ねじ13とを同様にリ
ード線で連結し、電池15を電池収納部14内に配備する。
そして、グリップ部1の下ケース12,レンチ本体支持部
2の下ケース22にそれぞれの上ケース1、2を取り付け
て、取り付けねじ11及びナット12でブロック体17、支持
ブロック体16を挟み込んで固定する。
また、レンチ本体はコネクタ支承体5とコネクタ挟持
体6とからなり、コネクタ支承体5は先端に鋭利なコネ
クタ支承部51と両側面にピン部7を備え、コネクタ挟持
体6はばね鋼線を折り曲げて操作部62とコネクタ押圧部
61とをそれぞれ形成し、コネクタ挟持体6の両端はコネ
クタ支承体5のピン部7に係合して取付ねじ9及びナッ
ト10によってコネクタ支承体5に取付け固定されてい
る。そして、このレンチ本体はコネクタ支承体5をレン
ジ本体支持部2の支持ブロック体16のレンチ本体支持溝
161に挿入して取り付けねじ11及びナット12で挟み込ん
で固定される。
体6とからなり、コネクタ支承体5は先端に鋭利なコネ
クタ支承部51と両側面にピン部7を備え、コネクタ挟持
体6はばね鋼線を折り曲げて操作部62とコネクタ押圧部
61とをそれぞれ形成し、コネクタ挟持体6の両端はコネ
クタ支承体5のピン部7に係合して取付ねじ9及びナッ
ト10によってコネクタ支承体5に取付け固定されてい
る。そして、このレンチ本体はコネクタ支承体5をレン
ジ本体支持部2の支持ブロック体16のレンチ本体支持溝
161に挿入して取り付けねじ11及びナット12で挟み込ん
で固定される。
この実施例では、光コネクタの締付には、先ず、コネ
クタ挟持体6の操作部62を下方にバネ力に抗して押し下
げて挟持部を開き、コネクタ支承体5のコネクタ支承部
51とコネクタ挟持体6のコネクタ押圧部61との間に光コ
ネクタ42を挟み込み、操作部62を離すと、コネクタ押圧
部61がバネ力で光コネクタに喰い込み挟持保持される。
この保持力はバネ力によって調整でき確実に保持され、
締付けが有効に行い得る。
クタ挟持体6の操作部62を下方にバネ力に抗して押し下
げて挟持部を開き、コネクタ支承体5のコネクタ支承部
51とコネクタ挟持体6のコネクタ押圧部61との間に光コ
ネクタ42を挟み込み、操作部62を離すと、コネクタ押圧
部61がバネ力で光コネクタに喰い込み挟持保持される。
この保持力はバネ力によって調整でき確実に保持され、
締付けが有効に行い得る。
次いで、第1図に示すA方向にグリップ部1をもって
レンチを回動させて光コネクタを回動させて締めつけ、
締め付けトルクが所定の大きさに達すると、導電性板バ
ネ3が支持ブロック体16の固定点からたわんで支持ブロ
ック体16に対して変位して導電性バネ接触子4の一端41
に接し、このスイッチング作用によって発光ダイオード
8が発光することになる。この発光を確認してコネクタ
の締付けを終了すれば、光コネクタは所定の締付トルク
で締付けられることになる。従って、光コネクタの締付
トルクのばらつきが防止され、強く締付けすぎることも
ない。なお、締付レンチの締付トルクの調整は、導電性
板バネ3とバネ性接触子41の一端41とのすき間を調整す
れば良い。
レンチを回動させて光コネクタを回動させて締めつけ、
締め付けトルクが所定の大きさに達すると、導電性板バ
ネ3が支持ブロック体16の固定点からたわんで支持ブロ
ック体16に対して変位して導電性バネ接触子4の一端41
に接し、このスイッチング作用によって発光ダイオード
8が発光することになる。この発光を確認してコネクタ
の締付けを終了すれば、光コネクタは所定の締付トルク
で締付けられることになる。従って、光コネクタの締付
トルクのばらつきが防止され、強く締付けすぎることも
ない。なお、締付レンチの締付トルクの調整は、導電性
板バネ3とバネ性接触子41の一端41とのすき間を調整す
れば良い。
また、本考案の第2実施例を第4図ないし第6図に基
づいて説明すると、締付レンチのグリップ部18は円筒体
からなり、グリップ部18内には樹脂性ブロック体33及び
電池収納部材34が備えられ、ブロック体33は一端に板バ
ネ取付溝331を形成し、電池収納部材34は側面に電極板3
7を備え、ブロック体33に他の電極板35を介して取付ね
じ36によって取り付けられている。また、レンチ本体支
持部19は表示灯取付用ねじ部を外周に備えた円筒体から
なり、レンチ本体支持部19内には樹脂性のレンチ本体支
持ブロック26が備えられ、レンチ本体支持ブロック26は
一端にレンチ本体支持用溝261を形成し、他端に板バネ
取付溝262,263が左右対称に形成されている。また、表
示部取付用ねじ孔には発光ダイオード27が螺合される。
そして、金属製の導電性板バネ20の一端をグリップ部18
のブロック体17の板バネ取付溝171に挿入し、他端をレ
ンチ本体支持部19の支持ブロック体26の一方の板バネ取
付溝262に挿入し、取付ねじ32によって導電性板バネ3
の両端を固定して両ブロック体を連結する。また、一端
211を折り曲げ形成した金属製板バネからなる導電性接
触子21の他端をレンチ本体支持部19の支持ブロック体26
の他方の板バネ取付溝263に挿入して一端41の導電性板
バネ20に対して所定間隔を保って向け、他端を取付ねじ
32によって固定する。そして、発光ダイオード27の一方
の電極と電池収納部材34の負電極側の電極板37とをリー
ド線で連結し、電池収納部材34の正電極側の電極板35と
導電性板バネ20の取付ねじ32とをリード線で連結し、発
光ダイオード27の他方の電極と接触子21とリード線で連
結する。そして、ブロック体33及び支持ブロック体26
は、それぞれグリップ部18及びレンチ本体支持部19内に
取付ねじ31によって固定される。また、電池収納部材34
内には電池40が圧縮バネ30と共に、取付ねじ36に接する
ように配備され、電収納部材34は電極板391をねじ38に
よって取付けた蓋体39によって被蓋され、電極板391は
圧縮バネ30、電極板37に接触し、蓋体39はグリップ部18
に取付ねじ31で取り付け固定される。また、レンチ本体
はコネクタ支承体22、コネクタ挟持体23及び板バネ25と
からなり、コネクタ支承体22は略四角形鋼体で一端角隅
に鋭利なコネクタ支承部221を備え、コネクタ挟持体23
は一端にコネクタ押圧部231を、他端には操作部232を備
え、その中心をリベット24によってコネクタ支承体22に
コネクタ支承部221に対向して回動可能に軸支され、板
バネ25は一端をコネクタ支承体22の一側面に取付ねじ28
によって固定し、他端をコネクタ挟持体23のコネクタ押
圧部231に係止して、これを一方向に付勢している。
づいて説明すると、締付レンチのグリップ部18は円筒体
からなり、グリップ部18内には樹脂性ブロック体33及び
電池収納部材34が備えられ、ブロック体33は一端に板バ
ネ取付溝331を形成し、電池収納部材34は側面に電極板3
7を備え、ブロック体33に他の電極板35を介して取付ね
じ36によって取り付けられている。また、レンチ本体支
持部19は表示灯取付用ねじ部を外周に備えた円筒体から
なり、レンチ本体支持部19内には樹脂性のレンチ本体支
持ブロック26が備えられ、レンチ本体支持ブロック26は
一端にレンチ本体支持用溝261を形成し、他端に板バネ
取付溝262,263が左右対称に形成されている。また、表
示部取付用ねじ孔には発光ダイオード27が螺合される。
そして、金属製の導電性板バネ20の一端をグリップ部18
のブロック体17の板バネ取付溝171に挿入し、他端をレ
ンチ本体支持部19の支持ブロック体26の一方の板バネ取
付溝262に挿入し、取付ねじ32によって導電性板バネ3
の両端を固定して両ブロック体を連結する。また、一端
211を折り曲げ形成した金属製板バネからなる導電性接
触子21の他端をレンチ本体支持部19の支持ブロック体26
の他方の板バネ取付溝263に挿入して一端41の導電性板
バネ20に対して所定間隔を保って向け、他端を取付ねじ
32によって固定する。そして、発光ダイオード27の一方
の電極と電池収納部材34の負電極側の電極板37とをリー
ド線で連結し、電池収納部材34の正電極側の電極板35と
導電性板バネ20の取付ねじ32とをリード線で連結し、発
光ダイオード27の他方の電極と接触子21とリード線で連
結する。そして、ブロック体33及び支持ブロック体26
は、それぞれグリップ部18及びレンチ本体支持部19内に
取付ねじ31によって固定される。また、電池収納部材34
内には電池40が圧縮バネ30と共に、取付ねじ36に接する
ように配備され、電収納部材34は電極板391をねじ38に
よって取付けた蓋体39によって被蓋され、電極板391は
圧縮バネ30、電極板37に接触し、蓋体39はグリップ部18
に取付ねじ31で取り付け固定される。また、レンチ本体
はコネクタ支承体22、コネクタ挟持体23及び板バネ25と
からなり、コネクタ支承体22は略四角形鋼体で一端角隅
に鋭利なコネクタ支承部221を備え、コネクタ挟持体23
は一端にコネクタ押圧部231を、他端には操作部232を備
え、その中心をリベット24によってコネクタ支承体22に
コネクタ支承部221に対向して回動可能に軸支され、板
バネ25は一端をコネクタ支承体22の一側面に取付ねじ28
によって固定し、他端をコネクタ挟持体23のコネクタ押
圧部231に係止して、これを一方向に付勢している。
そして、このレンチ本体は、コネクタ支承体22をレン
チ本体支持ブロック体26のレンジ本体支持溝261に挿入
して取付ねじ29及びナットで挟み込んで固定される。
チ本体支持ブロック体26のレンジ本体支持溝261に挿入
して取付ねじ29及びナットで挟み込んで固定される。
次に、光コネクタの締付には、コネクタ挟持体23の操
作部232を板バネ25のバネ力に抗して下方へ押し下げて
挟持部を開き、次にコネクタ支承体22のコネクタ支承部
221とコネクタ挟持体23のコネクタ押圧部231の間に光コ
ネクタ42を挟み込み、操作部232を離すと、コネクタ押
圧部231がバネ力で光コネクタ42に喰い込み的確に挟圧
保持される。グリップ部18をもって第4図に示すB方向
にレンチを回動させて光コネクタ42を締めつければ良
い。これにより、光コネクタ42は所定のトルクで締付け
られることとなる。
作部232を板バネ25のバネ力に抗して下方へ押し下げて
挟持部を開き、次にコネクタ支承体22のコネクタ支承部
221とコネクタ挟持体23のコネクタ押圧部231の間に光コ
ネクタ42を挟み込み、操作部232を離すと、コネクタ押
圧部231がバネ力で光コネクタ42に喰い込み的確に挟圧
保持される。グリップ部18をもって第4図に示すB方向
にレンチを回動させて光コネクタ42を締めつければ良
い。これにより、光コネクタ42は所定のトルクで締付け
られることとなる。
以上のように本考案によれば、レンチ本体がピン部を
備えたコネクタ支承体と、ばね鋼線を折り曲げてコネク
タ押圧部と挟持操作部とを形成したコネクタ挟持体とか
らなり、該コネクタ挟持体を前記ピン部に係合して前記
コネクタ支承体に連結固定してなるので、光コネクタを
締めつけて、その締付トルクが所定の大きさに達する
と、導電性板バネがレンチ本体支持部に対して変位し、
板バネがバネ性接触子に接触して表示部が発光するた
め、光コネクタは所定の締付トルクで締めつけられるこ
とが認知できることになり、締付トルクのばらつきが回
避され、強く締めすぎることによるケーブル等の損傷が
防止される。さらに、レンチ本体のコネクタ挟持体は、
ばね鋼線を折り曲げてコネクタ挟持体を構成したり、コ
ネクタ挟持体を枢着して板バネで押圧するようにしたか
ら、取扱い簡便であり、コネクタ挟持体に温度の損傷を
与えるおそれがなく、しかも光ケーブルの直径サイズに
関係なく、コネクタ本体の操作部の押圧操作で容易に使
用することができ、使用範囲を拡大することができると
いう効果がある。
備えたコネクタ支承体と、ばね鋼線を折り曲げてコネク
タ押圧部と挟持操作部とを形成したコネクタ挟持体とか
らなり、該コネクタ挟持体を前記ピン部に係合して前記
コネクタ支承体に連結固定してなるので、光コネクタを
締めつけて、その締付トルクが所定の大きさに達する
と、導電性板バネがレンチ本体支持部に対して変位し、
板バネがバネ性接触子に接触して表示部が発光するた
め、光コネクタは所定の締付トルクで締めつけられるこ
とが認知できることになり、締付トルクのばらつきが回
避され、強く締めすぎることによるケーブル等の損傷が
防止される。さらに、レンチ本体のコネクタ挟持体は、
ばね鋼線を折り曲げてコネクタ挟持体を構成したり、コ
ネクタ挟持体を枢着して板バネで押圧するようにしたか
ら、取扱い簡便であり、コネクタ挟持体に温度の損傷を
与えるおそれがなく、しかも光ケーブルの直径サイズに
関係なく、コネクタ本体の操作部の押圧操作で容易に使
用することができ、使用範囲を拡大することができると
いう効果がある。
第1図は請求項1記載の考案の一実施例を示す正面図、
第2図は第1図の左側面図、第3図は第2図のI−I線
方向の縦断面図、第4図は請求項2記載の考案の一実施
例を示す正面図、第5図は第4図の左側面図、第6図は
第5図のII−II線方向の縦断面図である。 1、18…グリップ部、2、19…レンチ本体支持部、3、
20…導電性板バネ、4、21…バネ性接触子、5、22…コ
ネクタ支承体、6、23…コネクタ挟持体、7…ピン部、
8、27…発光ダイオード、9、11、13、28、29、31、3
2、36、38…取付ねじ、10、12…ナット、14…電池収納
部、15、40…電池、16、26…レンチ本体支持ブロック
体、17、33…ブロック体、24…リベット、25…板バネ、
30…圧縮バネ、34…電池収納部材、35、37…電極板、39
…蓋体。
第2図は第1図の左側面図、第3図は第2図のI−I線
方向の縦断面図、第4図は請求項2記載の考案の一実施
例を示す正面図、第5図は第4図の左側面図、第6図は
第5図のII−II線方向の縦断面図である。 1、18…グリップ部、2、19…レンチ本体支持部、3、
20…導電性板バネ、4、21…バネ性接触子、5、22…コ
ネクタ支承体、6、23…コネクタ挟持体、7…ピン部、
8、27…発光ダイオード、9、11、13、28、29、31、3
2、36、38…取付ねじ、10、12…ナット、14…電池収納
部、15、40…電池、16、26…レンチ本体支持ブロック
体、17、33…ブロック体、24…リベット、25…板バネ、
30…圧縮バネ、34…電池収納部材、35、37…電極板、39
…蓋体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B25B 23/142 - 23/144 B25B 13/50
Claims (2)
- 【請求項1】グリップ部1と、先端にレンチ本体を備え
たレンチ本体支持部2とを導電性板バネ3で連結して前
記グリップ部1とレンチ本体支持部2とを相互に変位可
能とし、前記導電性板バネ3に対して導電性バネ接触子
4をレンチ本体支持部2に臨設すると共に、該導電性板
バネ3及び導電性バネ接触子4を発光ダイオード8及び
電池15を含む電気回路中にそれぞれ接続配備して、前記
導電性板バネ3と導電性接触子4とが接触したときに発
光ダイオード8が発光する構成とした光コネクタ締付レ
ンチであって、前記レンチ本体がピン部7を備えたコネ
クタ支承体5と、ばね鋼線を折り曲げてコネクタ押圧部
61と挟持操作部62とを形成したコネクタ挟持体6とから
なり、該コネクタ挟持体6を前記ピン部7に係合して前
記コネクタ支承体5に連結固定してなることを特徴とす
る光コネクタ締付レンチ。 - 【請求項2】グリップ部18と、先端にレンチ本体を備え
たレンチ本体支持部19とを導電性板バネ20で連結して前
記グリップ部18とレンチ本体支持部19とを相互に変位可
能とし、前記導電性板バネ20に対して導電性バネ接触子
21をレンチ本体支持部19に臨設すると共に、該導電性板
バネ20及び導電性バネ接触子21を発光ダイオード27及び
電池40を含む電気回路中にそれぞれ接続配備して、前記
導電性板バネ20と導電性接触子21とが接触したときに発
光ダイオード40が発光する構成とした光コネクタ締付レ
ンチであって、前記レンチ本体がリベット24を備えたコ
ネクタ支承体22と、該リベット24に回動自在に軸支さ
れ、かつ、一端にコネクタ押圧部231と他端に挟持操作
部232とを形成したコネクタ挟持体23と、前記該コネク
タ支承体22に固定され、コネクタ挟持体23のコネクタ押
圧部231を一方向に付勢する板バネ25とからなることを
特徴とする光コネクタ締付レンチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990079807U JP2575325Y2 (ja) | 1990-07-30 | 1990-07-30 | 光コネクタ締付レンチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990079807U JP2575325Y2 (ja) | 1990-07-30 | 1990-07-30 | 光コネクタ締付レンチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0438370U JPH0438370U (ja) | 1992-03-31 |
JP2575325Y2 true JP2575325Y2 (ja) | 1998-06-25 |
Family
ID=31624302
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990079807U Expired - Lifetime JP2575325Y2 (ja) | 1990-07-30 | 1990-07-30 | 光コネクタ締付レンチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2575325Y2 (ja) |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5282298U (ja) * | 1975-12-18 | 1977-06-20 | ||
JPS53162499U (ja) * | 1977-05-26 | 1978-12-19 | ||
JPS584375U (ja) * | 1981-06-27 | 1983-01-12 | トヨタ自動車株式会社 | トルクレンチのトルク標示装置 |
JPS5898171U (ja) * | 1981-12-24 | 1983-07-04 | 三菱重工業株式会社 | 締付具 |
JPS59136267U (ja) * | 1983-03-02 | 1984-09-11 | トツプ工業株式会社 | トルクレンチ |
JPS60138656U (ja) * | 1984-02-24 | 1985-09-13 | 三上 信子 | スパナのトルク計量装置 |
-
1990
- 1990-07-30 JP JP1990079807U patent/JP2575325Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0438370U (ja) | 1992-03-31 |
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