JP2575314Y2 - 全方位計測用受波器 - Google Patents

全方位計測用受波器

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JP2575314Y2
JP2575314Y2 JP1992086984U JP8698492U JP2575314Y2 JP 2575314 Y2 JP2575314 Y2 JP 2575314Y2 JP 1992086984 U JP1992086984 U JP 1992086984U JP 8698492 U JP8698492 U JP 8698492U JP 2575314 Y2 JP2575314 Y2 JP 2575314Y2
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明 亀山
芳典 濱
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Tokin Corp
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Tokin Corp
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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は水中で使用する超音波機
器に関し、特に音源方向を全方位に渡って計測する受波
器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の受波器は、図5に示すよ
うに、無指向性の受波素子31a〜31fを2個1組と
して直交3方向に配列し、図6に示すように全受波素子
31a〜31fの出力と加算回路32で和信号を作り、
同時に各組の受波素子の出力と減算回路33a〜33c
で差信号を作っている。和信号は、図7に示すように、
全方位等方性の無指向性の信号V0 となり、差信号は組
の受波素子を通る直線方向、すなわちX、Y、Zの3軸
方向に極大となり、各々において各軸と直交する平面で
零となるダイポール指向性の信号VD(X)、VD(Y)、VD
(Z)となる。
【0003】これらの信号に方位情報が含まれていて、
別の信号演算処理装置により音波の入射角、すなわち音
源の方位を知ることができる。すなわち、図7(a)に
示すようにXY平面における音波P0 の入射角をθとす
ると、各軸のダイポール指向性の信号VD(Y)とVD(X)の
比を逆正接関数の演算処理をして方位角θを求める。一
方、象限は無指向性の信号の位相を基準にしてVD(Y)の
位相とVD(X)の位相の進相(+)、遅相(−)の組み合
わせによって判定する。
【0004】YZ平面についても、図7(b)に示すよ
うに同様の処理で、この平面での方位角ψを求めること
ができ、結果として3次元空間で方位を特定するための
方位角であるθとψを求めることができる。なお、θと
ψはそれぞれ以下の数式1、数式2で表される。
【0005】
【数1】
【0006】
【数2】
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
受波器は6個の受波素子を3次元の3軸方向に沿って配
置する構造であるため、水中における使用の態様、例え
ばケーブルで吊下したり、また船底に取り付けたりする
ことを考慮した場合、実用的な構造にするのが困難であ
る。更に、受波素子の反射波が計測する音波と干渉して
方位精度を低下させるという欠点があった。
【0008】本考案はこれらの欠点を除去するために、
一方向のダイポール指向性の信号を両端面で受波する受
波素子から得て、残り二方向のダイポール指向性の信号
を平面配置した複数の受波素子から得ることにより、全
体としての受波器を平面的構造とすることによって実用
的な構造の全方位計測用受波器を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案によれば、端面に
電極をもつ第1乃至第4の円筒状の圧電振動子が極性を
交互に反転して積層配置されてなる第1乃至第4の受波
素子と、これらの各受波素子を構成する前記第1および
第2の圧電振動子間に介在され、前記各受波素子毎に設
けられた第1の導電リングと、前記各受波素子を構成す
る前記第3および第4の圧電振動子間に介在され、前記
各受波素子毎に設けられた第2の導電リングと、前記各
受波素子を構成する前記第2および第3の圧電振動子間
に介在され、前記第1乃至第4の受波素子をほぼ正四角
形状に配置された状態に支持する支持板と、前記各受波
素子を構成する積層された前記第1乃至第4の圧電振動
子の内部を貫通するシャフトと、これらのシャフトの両
端においてこれらのシャフトと連結し、前記積層された
第1乃至第4の圧電振動子を締め付ける前記各受波素子
毎に設けられた付加質量と、前記支持板に支持された第
1乃至第4の受波素子の付加質量が嵌合する貫通孔を有
し,前記支持板の両側に設けられた筐体と、この筐体内
に配置され、それぞれ前記各受波素子の第1および第2
の導電リングに接続された1次側巻線および2次側巻線
を有する第1乃至第4のトランスと、該第1乃至第4の
トランスの出力を演算処理する演算回路とから成ること
を特徴とする全方位計測用受波器が得られる。
【0010】本考案によればまた、前記演算回路が、前
記第1乃至第4のトランスの2次側が一括接続される第
1の加算回路と、前記第1乃至第4のトランスの1次側
巻線の中性点が一括接続される第2の加算回路と、前記
支持板上にほぼ正四角形状に配置された第1乃至第4の
受波素子のうち、対角線上に配置された第1および第3
の受波素子にそれぞれ接続された第1および第3のトラ
ンスの前記1次側巻線の中性点が接続される第1の減算
回路と、前記支持板上にほぼ正四角形状に配置された第
1乃至第4の受波素子のうち、他の対角線上に配置され
た第2および第4の受波素子にそれぞれ接続された第2
および第4のトランスの前記1次側巻線の中性点が接続
される第2の減算回路とから成ることを特徴とする全方
位計測用受波器が提供される。
【0011】
【実施例】次に本考案を実施例により説明する。図1は
本考案の実施例に係る受波器を一部切欠いて示した斜視
図であり、図2はこの受波器用にいられる受波素子を一
部切欠いて示した斜視図である。受波素子は第1乃至第
4の圧電振動子1a〜1dと第1および第2の導電リン
グ2a、2bが支持板6の両面に対称に積層され、その
両端の付加質量3a、3bとシャフト4で積層体が締め
付けられている。このような構造の4つの受波素子10
a〜10dが、図1に示すように、支持板6に正四方形
状に配置され、その両面は筐体11a、11bで覆われ
ている。筐体11a、11bにはそれぞれ正四方形状に
配置された4個の貫通孔が設けられ、それぞれに第1乃
至第4の受波素子10a〜10dの付加質量3a、3b
が埋まるように嵌合している。筐体11a、11bは止
めネジ13a〜13dで結合され、その表面は水密被覆
15で被覆されている。
【0012】筐体11a、11bの中には電子回路14
が内蔵されている。電子回路14は、図4に示すよう
に、第1乃至第4のトランス21a〜21dと第1、第
2の加算回路22a、22b及び第1、第2の減算回路
23a、23bとから構成され、入力側に受波素子10
a〜10dが、出力側にケーブル12(図1)がそれぞ
れ接続されている。
【0013】図3は受波素子の動作原理を示す図であ
り、受波素子10の第1、第2の導電リング2a、2b
に接続されたリード線5a、5bがトランス21の1次
側に接続され、付加質量3a、3bはリード線5cによ
ってアースになる支持板6に接続されている。
【0014】受波器に組み込まれた受波素子に音波P0
がZ軸からの角度ψで入射したとき、付加質量3aは音
波が直接加わり、付加質量3bは筐体を回り込む経路長
xを経た音波が加わる。これらの二つの受音点において
水中音波の波長に対する経路長の比率分の位相差を生じ
る。この位相差は入射角ψが0度と180度で正負の符
号が反転した最大値となり、ψが90度で零となるcos
ψの関数が掛かった形になる。
【0015】付加質量3a、3bに加わった音波は縦振
動となって圧電振動子10a〜10dに伝達され、支持
板6で終端される。圧電振動子は分極の極性が交互に反
転して積層されており、2個の導電リングは圧電振動子
の正極性を引き出し負極性はシャフトで接続された2個
の付加質量3a、3bと支持板6とで引き出される。2
個の導電リングの間からみた圧電振動子の接続は支持板
で分けた2個2組のうち、2組間の逆接続となり、その
出力は付加質量3aで受ける音圧P1 と付加質量3bで
受ける音圧P2 との差信号、すなわちZ軸方向のダイポ
ール指向性の信号となってトランス21に送られる。ま
た2個の導電リングを短絡し、これと付加質量と支持板
とが接続されたアースとの間からみた圧電振動子の接続
は全圧電振動子の順接続となり、その出力は付加質量3
aで受ける音圧P1 と付加質量3bで受ける音圧P2 と
の和信号、すなわち無指向性の信号となり、差信号と同
時に出力が得られるようにトランス21の中性点から引
き出される。
【0016】このような受波素子がXY平面上で正四角
形状に4個配置され、X軸方向に配置した受波素子10
aと10cの出力が各トランス21aと21cの1次側
に接続され、その1次側の中性点から得る夫々の無指向
性の信号と減算回路23aでX軸方向のダイポール指向
性の信号を得、Y軸方向に配置した受波素子10bと1
0dの出力が各トランス21bと21dの1次側に接続
され、その1次側の中性点から得る夫々の無指向性の信
号と減算回路23bでY軸方向のダイポール指向性の信
号を得る。またZ軸方向のダイポール指向性の信号は個
々の受波素子に接続されたトランス21a〜21dの出
力として得られるが無指向性の信号との位相差精度を高
くするために全トランスの出力を加算回路22aで加算
して得る。
【0017】無指向性の信号は各軸方向のダイポール指
向性の信号との位相差精度を高くするために全トランス
の中性点の出力を加算回路22bで加算して得る。
【0018】かくして得られた3軸直交ダイポール指向
性や無指向性の信号は、受波素子が円板状の筐体内に埋
め込まれるために受波素子間の反射が少なく、良好な精
度を与える方位信号となる。
【0019】
【考案の効果】以上述べたごとく本考案によれば、軸方
向にダイポール指向性の信号と無指向性の信号を中性点
を持つトランスで同時に得ることができる受波素子を、
平面上で正四角形に配置した受波素子間で直交ダイポー
ルを作り、全体として3軸直交ダイポール指向性の信号
を出力する受波器とすることによって単純で簡明な外観
形状と良好な方位精度を有する全方位計測用受波器の提
供が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による受波器を示す部分破断斜視図であ
る。
【図2】本考案の受波器に組み込む受波素子の部分破断
斜視図である。
【図3】(a)は受波素子の動作原理を示す図で、
(b)は出力信号の指向性を示す図である。
【図4】本考案による受波器の接続図である。
【図5】従来の受波器の概念図である。
【図6】従来の受波器の接続図である。
【図7】3軸直交ダイポール指向性と無指向性のパター
ン図である。
【符号の説明】
1a〜1d 圧電振動子 2a、2b 導電リング 3a、3b 付加質量 4 シャフト 5a〜5c リード線 6 支持板 10、10a〜10d 受波素子 11a、11b 筐体 12 ケーブル 13a〜13d 止めネジ 14 電子回路 15 水密被覆 21、21a〜21d トランス 22a、22b 第1、第2の加算回路 23a、23b 第1、第2の減算回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−303299(JP,A) 特開 平1−118785(JP,A) 特開 昭62−174677(JP,A) 特開 平3−113386(JP,A) 実開 昭62−163776(JP,U) 実開 平4−20798(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01S 7/521

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端面に電極をもつ第1乃至第4の円筒状
    の圧電振動子が極性を交互に反転して積層配置されてな
    る第1乃至第4の受波素子と、 これらの各受波素子を構成する前記第1および第2の圧
    電振動子間に介在され、前記各受波素子毎に設けられた
    第1の導電リングと、 前記各受波素子を構成する前記第3および第4の圧電振
    動子間に介在され、前記各受波素子毎に設けられた第2
    の導電リングと、 前記各受波素子を構成する前記第2および第3の圧電振
    動子間に介在され、前記第1乃至第4の受波素子をほぼ
    正四角形状に配置された状態に支持する支持板と、 前記各受波素子を構成する積層された前記第1乃至第4
    の圧電振動子の内部を貫通するシャフトと、 これらのシャフトの両端においてこれらのシャフトと連
    結し、前記積層された第1乃至第4の圧電振動子を締め
    付ける前記各受波素子毎に設けられた付加質量と、 前記支持板に支持された第1乃至第4の受波素子の付加
    質量が嵌合する貫通孔を有し,前記支持板の両側に設け
    られた筐体と、 この筐体内に配置され、それぞれ前記各受波素子の第1
    および第2の導電リングに接続された1次側巻線および
    2次側巻線を有する第1乃至第4のトランスと、 該第1乃至第4のトランスの出力を演算処理する演算回
    路とから成ることを特徴とする全方位計測用受波器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の全方位計測用受波器にお
    いて、前記演算回路は、 前記第1乃至第4のトランスの2次側が一括接続される
    第1の加算回路と、 前記第1乃至第4のトランスの1次側巻線の中性点が一
    括接続される第2の加算回路と、 前記支持板上にほぼ正四角形状に配置された前記第1乃
    至第4の受波素子のうち、対角線上に配置された第1お
    よび第3の受波素子にそれぞれ接続された第1および第
    3のトランスの前記1次側巻線の中性点が接続される第
    1の減算回路と、 前記支持板上にほぼ正四角形状に配置された第1乃至第
    4の受波素子のうち、他の対角線上に配置された第2お
    よび第4の受波素子にそれぞれ接続された第2および第
    4のトランスの前記1次側巻線の中性点が接続される第
    2の減算回路とから成ることを特徴とする全方位計測用
    受波器。
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