JP2575183Y2 - 書道箱 - Google Patents

書道箱

Info

Publication number
JP2575183Y2
JP2575183Y2 JP1992089024U JP8902492U JP2575183Y2 JP 2575183 Y2 JP2575183 Y2 JP 2575183Y2 JP 1992089024 U JP1992089024 U JP 1992089024U JP 8902492 U JP8902492 U JP 8902492U JP 2575183 Y2 JP2575183 Y2 JP 2575183Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inkstone
small
section
fixing member
width
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1992089024U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0650897U (ja
Inventor
英明 折田
Original Assignee
株式会社光文書院
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社光文書院 filed Critical 株式会社光文書院
Priority to JP1992089024U priority Critical patent/JP2575183Y2/ja
Publication of JPH0650897U publication Critical patent/JPH0650897U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2575183Y2 publication Critical patent/JP2575183Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、書道道具を収める書道
箱に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、学校の書道の授業や家庭で使用さ
れている木製や合成樹脂製の蓋付の書道箱に於いて、そ
の本体の内部に硯石や筆、墨を区分して収容する区画を
設けたものが知られている。また、学校で使用される硯
石の規格寸法は、大体、四五平と称する小形のものと、
五三寸と称する大形のものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】書道箱の硯石を収容す
る硯区画を、予め大きく形成しておけば大小の硯石を収
容できるが、書道箱を輸送したり携行する場合に、硯区
画に小形の硯石を収容すると、内部で重い硯石が遊動
し、書道箱や硯石が破損したり、携帯時に遊動する不快
感を伴う不都合がある。
【0004】本考案は、こうした不都合のない書道箱を
提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案では、上記の目的
を達成するため、蓋付の書道箱の本体に硯石を収める長
方形の硯区画を設けるようにしたものに於いて、該硯区
画の対向する2つの短壁のうちの少なくとも一方の短壁
の両端部に、柱状の支承片を夫々設け、該支承片とこれ
対向する他方の短壁との間に大形の硯石の長さに相当
する距離を有すると共に各支承片間の間隔は小形の硯石
の幅に相当する距離を有する寸法に該支承片を形成し、
該他方の短壁に沿って小形の硯石の幅に相当する凹部を
備え且つ筆置き用の凹溝を形成した略コ字状の固定部材
を着脱自在に設け、該硯区画の底面に小形の硯石の底部
が収まる凹窪を設けるようにした。
【0006】
【作用】該硯区画に小形の硯石を収容する場合、該硯区
画の底面の凹窪に収容し且つ該硯石の幅方向の一辺を支
承片間に位置するように収容し、該硯石のもう一方の幅
方向の辺と硯区画の短壁との間に生じる隙間に、略コ字
状の固定部材をはめ込む。このとき該固定部材の凹部に
硯石の該辺を収める。この状態で本体に蓋を施せば、書
道箱内で小形の硯石は該支承片と固定部材とで四隅が押
さえられ遊動することがなく、安全に輸送し携帯するこ
とができ、該固定部材を取り外して墨を摺るときは、凹
窪に硯石の底部が収まっているため該硯区画内で硯石が
遊動しない。取り外した固定部材はその凹溝に筆を置く
筆置きとして利用される。また、大形の硯石を収容する
場合には、該固定部材を取り外して収容するが、この時
には該大形の硯石はその幅方向の辺が短壁と支承片で支
えられ、その長さ方向の辺は区画壁で支えられて遊動が
阻止される。
【0007】
【実施例】本考案の実施例を別紙図面に基づき説明する
と、図1及び図2に於いて符号1は蓋2が被せられる形
式の合成樹脂製の書道箱の本体を示し、該本体1の内部
に図示のように区画壁3を設けて形成される区画に硯石
や墨、筆等を収容するようにした。符号4は硯石5を収
める長方形の硯区画で、この硯区画4の対向する2つの
短壁5、6のうちの少なくとも一方の短壁5の両端部
に、柱状の支承片7、7を夫々設ける。該支承片7は角
柱型に形成し、その一つの周面7aからこれと対向する
他方の短壁6との間を例えば五三寸の大形の硯石の長さ
に相当する距離Lとし、また、各支承片7間の間隔が例
えば四五平の小形の硯石5の幅に相当する距離Mとし
た。符号8は小形の硯石5を収容する場合に使用される
合成樹脂製の略コ字状の固定部材で、該固定部材8は硯
区画4の短壁の長さに相当する全長を有し、その中腹に
小形の硯石の幅に相当する凹部10を設けるようにし
た。11は該本体1の底面1aに形成した小形の硯石5
の底部が収まる凹窪、12は該底面1aの凹窪11内を
含めて全面に形成したすべり止めの突条である。また、
固定部材8の周面の2箇所に形成した半円形の凹溝8a
は筆置き部である。
【0008】小形の硯石5を収容する場合、硯石5の底
部を硯区画4の凹窪11に収め且つその幅方向の一辺を
支承片7、7間に位置するように収容し、該硯石5のも
う一方の幅方向の辺と硯区画の短壁6との間に生じる隙
間に固定部材8をはめ込む。これにより硯石5は該支承
片7と固定部材8とで四隅が押さえられ、輸送中や携帯
中に前後左右に遊動することがなくなり、墨を摺るとき
に該固定部材8を取り外しても、硯石5は凹窪11に収
まっているので、前後左右に遊動することなく安定して
摺ることができる。この場合、取り外した固定部材8は
筆置きに使用される。また、該固定部材8を取り外せ
ば、図3に示すように、大形の硯石13を遊動しないよ
うに収容でき、この場合、該固定部材8は書道箱の他の
区画に収容して輸送或いは携帯し、使用時には前記の場
合と同様に筆置きとして利用される。該大形の硯石13
はその幅方向の辺が短壁6と支承片7、7とで支えら
れ、その長さ方向の辺は左右の区画壁で支えられて輸送
時、携帯時や墨摺り時の遊動が阻止される。尚、短壁6
側にも支承片7、7を設けるようにしてもよい。
【0009】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、書道箱の
硯区画の両端部に、柱状の支承片を夫々設け、該支承片
と対向する他方の短壁との間を大形の硯石の長さに相当
する距離とすると共に各支承片間の間隔を小形の硯石の
幅に相当する距離とし、該他方の短壁に沿って小形の硯
石の幅を備え且つ筆置き用の凹溝を形成した固定部材を
設け、該硯区画の底面に硯石の底部を収める凹窪を設け
たので、大小の硯石を硯区画に安定して収容することが
でき、硯石等をセットした書道箱を損傷することなく輸
送し得、携帯に際しても重い硯石が遊動しないので道具
の損傷や不快感がなくなり、小形の硯石は凹窪内に収め
られているので墨を摺るときにも硯石が遊動せず、固定
部材を筆置きとして便利に利用できる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施例の斜視図
【図2】 固定部材の斜視図
【図3】 大形の硯石を収容した状態の平面図
【符号の説明】
1 本体 2 蓋
3 区画壁 4 硯区画 5、6 短壁 7、
7 支承片 8 固定部材 10 凹部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】蓋付の書道箱の本体に硯石を収める長方形
    の硯区画を設けるようにしたものに於いて、該硯区画の
    対向する2つの短壁のうちの少なくとも一方の短壁の両
    端部に、柱状の支承片を夫々設け、該支承片とこれに
    向する他方の短壁との間に大形の硯石の長さに相当する
    距離を有すると共に各支承片間の間隔は小形の硯石の幅
    に相当する距離を有する寸法に該支承片を形成し、該他
    方の短壁に沿って小形の硯石の幅に相当する凹部を備え
    且つ筆置き用の凹溝を形成した略コ字状の固定部材を着
    脱自在に設け、該硯区画の底面に小形の硯石の底部が収
    まる凹窪を設けたことを特徴とする書道箱。
JP1992089024U 1992-12-25 1992-12-25 書道箱 Expired - Lifetime JP2575183Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992089024U JP2575183Y2 (ja) 1992-12-25 1992-12-25 書道箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992089024U JP2575183Y2 (ja) 1992-12-25 1992-12-25 書道箱

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0650897U JPH0650897U (ja) 1994-07-12
JP2575183Y2 true JP2575183Y2 (ja) 1998-06-25

Family

ID=13959350

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992089024U Expired - Lifetime JP2575183Y2 (ja) 1992-12-25 1992-12-25 書道箱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2575183Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6285496U (ja) * 1985-11-19 1987-05-30

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0650897U (ja) 1994-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4615461A (en) Accessory container structure
US6193062B1 (en) Tackle box
US4129346A (en) Paint and tool case
JP2575183Y2 (ja) 書道箱
US5286025A (en) Multiple bingo card holder apparatus
US6805237B2 (en) Blueprint caddy
US3338389A (en) Lettering set
US10328745B2 (en) Artist's tote
KR200230127Y1 (ko) 화장품 팔레트
JPH0618518Y2 (ja) 収納箱
US3953092A (en) Mini-desk
JPH0323128Y2 (ja)
JPH0615722Y2 (ja) 筆記具ホルダー
KR800001213Y1 (ko) 그림 용구 수장용기
JPH0433777Y2 (ja)
JP3066497U (ja) 文具収納箱
JPH0120852Y2 (ja)
JPH0733694Y2 (ja) 化粧品収納ケース
JPS6223366Y2 (ja)
JP2593299Y2 (ja) ティッシュペーパーケース付き携帯収納箱
JP3002752U (ja) カード収納ケース
JPS5935439Y2 (ja) 製図器セツト用箱
JPS5826412U (ja) ペン軸型化粧品の化粧箱
JPH0677689U (ja) ティシュペーパ収納ケース
JPH058902Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080410

Year of fee payment: 10