JP2575180Y2 - フエンスの取付構造 - Google Patents

フエンスの取付構造

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JP2575180Y2
JP2575180Y2 JP1992077493U JP7749392U JP2575180Y2 JP 2575180 Y2 JP2575180 Y2 JP 2575180Y2 JP 1992077493 U JP1992077493 U JP 1992077493U JP 7749392 U JP7749392 U JP 7749392U JP 2575180 Y2 JP2575180 Y2 JP 2575180Y2
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fence
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正浩 伊賀
繁友 角倉
卓哉 金治
篤美 村田
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Takiron Co Ltd
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Takiron Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、パラペット等の壁体部
上に張設して外部に対する目隠しを行い、且つ適度な採
光を可能にしているフエンスの取付構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種のフエンスとしては、
一定高さを有する横長長方形状の枠内に複数枚の透光性
を有する帯状傾斜羽根を上下方向に並設し、上下枠部間
に固着した複数本の垂直芯棒材によってこれらの羽根を
支持した構造のものが広く知られており、このフエンス
をパラペット上に一定間隔毎に立設した支柱間に適宜な
金具を介して取付けて適度の採光と外部に対する目隠し
を行っている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、この種
のフエンスは上記のような目隠し等を目的としているた
めに強度的に充分な考慮が払われてなく、そのため、例
えば、該フエンス上に布団を掛け渡して日向干しを行お
うとしても、フエンス自体はその荷重に耐えることがで
きず、破損するという問題点がある。又、フエンスによ
る目隠しをより完全に行うために、該フエンスの下端を
パラペットの上面に出来るだけ接近させた状態で張設さ
れているために、パラペットの上面を利用して布団干し
を行うこともできないものである。
【0004】本考案はこのような問題点に鑑みてなされ
てもので、上記のような状態でフエンスを張設している
に拘わらず、パラペット等の壁体上面を利用して布団干
し等が行い得るようにしたフエンス取付構造の提供を目
的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本考案のフエンス取付構造は、パラペット等の壁体に
一定間隔毎に支柱を立設し、隣接する支柱間に張設され
たフエンスにおいて、該フエンスを上側フエンス部と下
側フエンス部とに分割して上側フエンス部の背面下端に
下側フエンス部の背面上端を丁番によって上下方向に回
動自在に枢着してなる構造を有しているものである。
【0006】
【作用】下側フエンス部を上方に持ち上げるようにして
回動させると、下側フエンス部は上側フエンス部の背面
に重ね合わされ、パラペット等の壁体上方に布団等が充
分に挿通し得る空間部が設けられて壁体上面を利用して
布団干し等が可能となるものである。また、布団干し等
を行わない場合には、下側フエンス部を上側フエンス部
から垂設した状態にして通常のフエンスと同様に採光と
外部に対する目隠しを行う。
【0007】
【実施例】次に、本考案の実施例を図面について説明す
ると、1は建物の周囲に設けられたパラペット等の壁
体、2は該壁体1上に一定間隔毎に立設した支柱で、隣
接する支柱2、2間には該支柱2の上端から壁体1の上
面近傍部に達する高さを有する横長長方形状のフエンス
が張設されている。このフエンスは、上側フエンス部3
と下側フエンス部4とに2分割された形状を有してお
り、上側フエンス部3は支柱1、1の上半部間に固定さ
れている一方、支柱1、1の下半部間に張設されている
下側フエンス部4は、その上端を上側フエンス部3の下
端に丁番5によって上下方向に回動自在に枢着してい
る。
【0008】これらの上下フエンス部3、4は略同一構
造を有し、例えば、上側フエンス部3は、上下笠木3a、
3b間に透光性を有する複数枚の帯状傾斜羽根板3c、3c・
・・3cを上下方向に小間隔毎に並設すると共に、これら
の帯状傾斜羽根板3c、3cに交叉させて複数本の垂直芯棒
材3d、3d・・・3dを上下笠木3a、3bの対向面間に固着
し、これらの芯棒材3dと交叉する羽根板3c部分を芯棒材
3dによって貫通、支持させているものである。同様に、
下側フエンス部4も上下笠木4a、4bと、複数枚の帯状傾
斜羽根板4cと、複数本の垂直芯棒材4dとによって構成さ
れている。
【0009】支柱1、1の対向側面には、図3に示すよ
うに、その上端部と中間部とに上側フエンス部3の両端
を固着させるための固定金具6が取付けられている。こ
の固定金具6の構造は、支柱1の側面にビス止め等によ
って固定する板片部6aの中央に矩形状の水平仕切板部6b
を延設していると共に該水平仕切板部6bの1端に笠木3
a、3bの端部前面を受止する垂直規制板部6cを一体に設
けてなるもので、上側フエンス部3の上下笠木3a、3bの
端部を上下固定金具6の水平仕切板部6b上に支持させ、
その端面を板片部6aの内面に、前面を垂直規制板部6cの
内面に当接させた状態にしてこの固定金具6にビス止め
等によって固着しているものである。
【0010】一方、下側フエンス部4は上側フエンス部
3の下部笠木3bの下面と壁体1の上面間の空間部に背面
側に向かって開閉自在に配設されている。即ち、下側フ
エンス部4の両端部上面を対向する支柱2、2の側面中
間部に固着した前記固定金具6水平仕切板部6bの下面側
に配設し、上側フエンス部3の下部笠木3bの背面数個所
に丁番5の上側回動板片5aを螺着する一方、該丁番5の
下側回動板片5bを下側フエンス部4の上部笠木4aの背面
に螺着しているものである。
【0011】この下側フエンス部4の下部笠木4bの背面
両端部には、雄側止金具7が装着されている一方、支柱
2の背面上下端部には雌側止金具8、9が装着されてあ
り、該下側フエンス部4が閉止状態においては、その雄
側止金具7が下方の雌側止金具9に、開放状態において
は該雄側止金具7が上方の雌側止金具8に係止させるよ
うに構成している。
【0012】これらの雌雄止金具については、種々の構
造のものを採用し得るが、図においては、雄側止金具7
として、雌側止金具8又は9に向かって出没自在な係止
棒7aを内装してなる筒部7bを使用し、雌側止金具8、9
としてはL字状金具の起立片8a、9aの中央部に上記係止
棒7aを挿脱自在に係止させる係止孔8b、9bを夫々設けて
なるものが使用されている。雄側止金具7の係止棒7aの
出没操作は、筒部7bの背面に穿設している横長孔7cから
係止棒7aに一体に連結している操作棒7dを突設させてあ
り、この操作棒7dを内外に移動操作することによって行
われるものである。
【0013】このように構成したので、上側フエンス部
3の下方に下側フエンス部4を垂下状態で張設しておけ
ば、通常のフエンス取付構造となって適度な採光と外部
に対する目隠しを行う。この際、下側フエンス部4の下
端背面端部に装着している雄側止金具7の係止棒7aを支
柱2の下端背面に装着している雌側止金具9の係止孔9b
に挿入、係止させておくことによって、下側フエンス部
4が不測に開放するのを防止する。
【0014】次に、雄側止金具7の係止棒7aを該雌側止
金具9の係止孔9bから離脱させたのち、下側フエンス部
4を手前、即ち、フエンスを張設している通路側に引き
上げるようにして丁番5を中心に回動させると、図5に
示すように、下側フエンス部4が上側フエンス部3の背
面に重なり合い、壁体1の上面と上側フエンス部3の下
面との間に布団等が挿通し得る空間部が開放される。
【0015】この状態にして、雄側止金具7の係止棒7a
を支柱2の上端側に装着している雌側止金具8の係止孔
8bに挿入、係止させると、下側フエンス部4は上側フエ
ンス部3の背面に重合した状態で固定される。こうし
て、壁体1と重合した上下フエンス部3、4間の空間部
を通じて布団等を挿入し、その中間部を壁体1の上面に
掛け渡した状態にして日向干しを行うものである。
【0016】なお、以上の実施例においては、互いに係
脱する止金具を下側フエンス部4の両端部側に設けてい
るが、一端側のみに設けておいてもよく、又、設けなく
ても本考案の目的を達成し得ると共に、下側フエンス部
4は背面側に向かって開閉自在としているので、安全性
を確保することができる。
【0017】
【考案の効果】以上のように本考案のフエンス構造によ
れば、壁体部上の隣接する支柱間に張設されたフエンス
において、該フエンスを上側フエンス部と下側フエンス
部とに分割し、上側フエンス部の背面下端に下側フエン
ス部の背面上端を丁番によって上下方向に回動自在に枢
着しているので、常態においては、上側フエンス部の下
端に下側フエンス部を連設させた構造にして通常のフエ
ンスと同様に採光や外部に対する目隠しを行い得るもの
であり、また、下側フエンス部を上方に回動させて上側
フエンス部の背面に重ね合わせた状態とすることができ
る。
【0018】従って、壁体の上端面と上側フエンス部の
下端面との間に下側フエンス部の高さと幅に相当する空
間部を開口させることができ、この空間部を利用して壁
体上に布団等を掛け渡して布団干し等を容易に行い得る
ものであり、従来から布団等の荷重に耐えることのでき
ないこの種のフエンス構造において便益に使用し得るも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のフエンス取付構造を示す縦断側面図、
【図2】簡略正面図、
【図3】固定金具の装着部を示した支柱の斜視図、
【図4】下側フエンス部を閉止させた状態の簡略側面
図、
【図5】下側フエンス部を開放した状態の簡略側面図。
【符号の説明】
1 壁体 2 支柱 3 上側フエンス部 4 下側フエンス部 5 丁番
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 審査官 新井 夕起子 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04H 17/14

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パラペット等の壁体に一定間隔毎に支柱
    を立設し、隣接する支柱間に張設されたフエンスにおい
    て、該フエンスは上側フエンス部と下側フエンス部とに
    分割されて上側フエンス部の背面下端に下側フエンス部
    の背面上端を丁番によって上下方向に回動自在に枢着し
    てなることを特徴とするフエンスの取付構造。
JP1992077493U 1992-10-12 1992-10-12 フエンスの取付構造 Expired - Fee Related JP2575180Y2 (ja)

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