JP2574769B2 - 紙葉類集積装置 - Google Patents
紙葉類集積装置Info
- Publication number
- JP2574769B2 JP2574769B2 JP61192674A JP19267486A JP2574769B2 JP 2574769 B2 JP2574769 B2 JP 2574769B2 JP 61192674 A JP61192674 A JP 61192674A JP 19267486 A JP19267486 A JP 19267486A JP 2574769 B2 JP2574769 B2 JP 2574769B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- impeller
- blades
- paper sheet
- paper
- blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Discharge By Other Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、羽根車による紙葉類集積装置に係り特に折
れぐせを有した紙葉類が羽根への取り込み不良を防止す
るのに好適な紙葉類集積装置に関する。
れぐせを有した紙葉類が羽根への取り込み不良を防止す
るのに好適な紙葉類集積装置に関する。
従来の紙葉類集積装置の羽根車は、例えば、実公昭57
−48840号公報に記載のように、複数の羽根を備えその
羽根形状は、羽根先端部で羽根間隔を拡げ、比較的大き
な開口より紙葉を羽根内に取込むようになつている。
−48840号公報に記載のように、複数の羽根を備えその
羽根形状は、羽根先端部で羽根間隔を拡げ、比較的大き
な開口より紙葉を羽根内に取込むようになつている。
上記の従来技術では、取扱う紙葉類が折れぐせを有し
ている場合、先行して羽根内に受収した紙葉類の後端と
後続して進入した紙葉類の前端とが羽根車の側方、ある
いは2つの羽根車間で干渉し後続紙葉類の羽根内への取
り込み不良、さらには、羽根車外への紙葉類の飛び出し
が生じることがある。
ている場合、先行して羽根内に受収した紙葉類の後端と
後続して進入した紙葉類の前端とが羽根車の側方、ある
いは2つの羽根車間で干渉し後続紙葉類の羽根内への取
り込み不良、さらには、羽根車外への紙葉類の飛び出し
が生じることがある。
本発明の目的は、羽根車の羽根間での紙葉類受収時
に、紙葉間の干渉を防止することにより紙葉類の集積を
安定に行なうことができる紙葉類集積装置を提供するこ
とにある。
に、紙葉間の干渉を防止することにより紙葉類の集積を
安定に行なうことができる紙葉類集積装置を提供するこ
とにある。
上記目的は、羽根長さが紙葉類の搬送方向長さよりも
長い羽根を複数備えてなる羽根車を有し、順次搬送され
てくる紙葉類を羽根間に保持し、羽根間から排除して収
納部に堆積させる紙葉類集積装置において、羽根に紙葉
類送出端からの羽根車内への紙葉類受収時に、既に羽根
車内に受収した紙葉類後端と後続して進入する紙葉類前
端との干渉を防止するための干渉防止手段として、羽根
の先端部の反回転方向面に、肉厚部若しくは羽根間側に
突出した形状の板ばねを備えることにより達成される。
長い羽根を複数備えてなる羽根車を有し、順次搬送され
てくる紙葉類を羽根間に保持し、羽根間から排除して収
納部に堆積させる紙葉類集積装置において、羽根に紙葉
類送出端からの羽根車内への紙葉類受収時に、既に羽根
車内に受収した紙葉類後端と後続して進入する紙葉類前
端との干渉を防止するための干渉防止手段として、羽根
の先端部の反回転方向面に、肉厚部若しくは羽根間側に
突出した形状の板ばねを備えることにより達成される。
このように構成したことにより、羽根車の羽根への紙
葉類受収時は、羽根車の羽根間に既に収納した先行紙葉
類の後端と後続して進入する紙葉類の前端との交差時に
は、羽根車の羽根に設けられた干渉防止手段によつて紙
葉類端面の接近距離が大きく保たれ、さらに羽根の長さ
が紙葉類搬送方向長さより長いため、紙葉類が羽根間の
内部まで進入できるため羽根先端からの紙葉類のはみ出
しがなく、紙葉類が干渉することがなくなる。このた
め、より強い折れぐせ紙葉類等の悪い紙葉類状態の紙葉
類に対しても、羽根間への紙葉類の取込みおよび収納部
への受収が良好になる。
葉類受収時は、羽根車の羽根間に既に収納した先行紙葉
類の後端と後続して進入する紙葉類の前端との交差時に
は、羽根車の羽根に設けられた干渉防止手段によつて紙
葉類端面の接近距離が大きく保たれ、さらに羽根の長さ
が紙葉類搬送方向長さより長いため、紙葉類が羽根間の
内部まで進入できるため羽根先端からの紙葉類のはみ出
しがなく、紙葉類が干渉することがなくなる。このた
め、より強い折れぐせ紙葉類等の悪い紙葉類状態の紙葉
類に対しても、羽根間への紙葉類の取込みおよび収納部
への受収が良好になる。
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。第1
図および第2図は、本発明の一実施例を示すもので、こ
れらの図において、ベルト1はローラ2に巻きついて矢
印の方向に図示しない別の駆動手段により走行する。ベ
ルト3は、ローラ4に巻きついて矢印の方向に別の図示
しない駆動手段により走行する。ベルト1とベルト3は
対向している。羽根車5は、円周上に複数枚の羽根5Aを
持ち、矢印の方向に図示しない別の駆動手段により回転
する。この羽根車5の羽根5Aは、その搬送方向の長さが
紙葉の搬送方向長さより長く、その先端側に干渉防止手
段として例えば紙葉類送出端10からの羽根車内への紙葉
類受収時に、既に羽根車の羽根間に受収した紙葉類後端
と交差する付近の羽根部に、羽根厚部9が設けられてい
る。羽根車5の側面には、羽根車5における羽根5Aの先
端からそのボス部5Bまで伸びるストツパ6が設けられて
いる。さらに、羽根車5の下方には紙葉類8の収納箱7
が配置されている。
図および第2図は、本発明の一実施例を示すもので、こ
れらの図において、ベルト1はローラ2に巻きついて矢
印の方向に図示しない別の駆動手段により走行する。ベ
ルト3は、ローラ4に巻きついて矢印の方向に別の図示
しない駆動手段により走行する。ベルト1とベルト3は
対向している。羽根車5は、円周上に複数枚の羽根5Aを
持ち、矢印の方向に図示しない別の駆動手段により回転
する。この羽根車5の羽根5Aは、その搬送方向の長さが
紙葉の搬送方向長さより長く、その先端側に干渉防止手
段として例えば紙葉類送出端10からの羽根車内への紙葉
類受収時に、既に羽根車の羽根間に受収した紙葉類後端
と交差する付近の羽根部に、羽根厚部9が設けられてい
る。羽根車5の側面には、羽根車5における羽根5Aの先
端からそのボス部5Bまで伸びるストツパ6が設けられて
いる。さらに、羽根車5の下方には紙葉類8の収納箱7
が配置されている。
次に上述した本発明の装置の一実施例の動作を第2図
〜第4図により説明する。
〜第4図により説明する。
ベルト1,3の間に別の手段により送り込まれてきた曲
がりぐせの紙葉類(以下、カールぐせ紙葉類と称する)
8aは第2図に示すようにローラ2,4により羽根車5の羽
根5Aの間に送り込まれ羽根車5の回転により羽根車5と
ともに搬送される。そして、第3図に示すように後続し
て逆反りのカールぐせ紙葉類8bが送出端10から羽根車5
の羽根5A間に送まれた場合でも、カールぐせ紙葉類8aの
後端とカールぐせ紙葉類8bの前端とが交差する付近で
は、これらを介している羽根5Aの羽根厚部9により、接
近距離が十分大きく保たれる。このため、カールぐせ紙
葉類8aの後端とカールぐせ紙葉類8bの前端とは干渉する
ことなく第4図に示すようにすれ違い双方とも安定して
羽根車5内に受収される。この例では、カールぐせ紙葉
類の場合について述べたが、他の折れぐせ紙葉類の場合
についても同様である。
がりぐせの紙葉類(以下、カールぐせ紙葉類と称する)
8aは第2図に示すようにローラ2,4により羽根車5の羽
根5Aの間に送り込まれ羽根車5の回転により羽根車5と
ともに搬送される。そして、第3図に示すように後続し
て逆反りのカールぐせ紙葉類8bが送出端10から羽根車5
の羽根5A間に送まれた場合でも、カールぐせ紙葉類8aの
後端とカールぐせ紙葉類8bの前端とが交差する付近で
は、これらを介している羽根5Aの羽根厚部9により、接
近距離が十分大きく保たれる。このため、カールぐせ紙
葉類8aの後端とカールぐせ紙葉類8bの前端とは干渉する
ことなく第4図に示すようにすれ違い双方とも安定して
羽根車5内に受収される。この例では、カールぐせ紙葉
類の場合について述べたが、他の折れぐせ紙葉類の場合
についても同様である。
以上述べた実施例によれば、搬送されてきた紙葉類8
の羽根車5内への紙葉類受収時に、紙葉類端同志の干渉
がなく、紙葉類8が安定して羽根車5内に受収すること
ができ、安定して集積できる。
の羽根車5内への紙葉類受収時に、紙葉類端同志の干渉
がなく、紙葉類8が安定して羽根車5内に受収すること
ができ、安定して集積できる。
なお、上の実施例においては、紙葉類端相互の折接距
離を大きくとる手段である干渉防止手段として、羽根車
5の羽根5Aの先端部に羽根厚部9を設けているが、第5
図に示すように、羽根車5の羽根4の紙葉類端が交差す
る接近部の羽根部に羽根間側に突出する板ばね11を設け
てもよい。
離を大きくとる手段である干渉防止手段として、羽根車
5の羽根5Aの先端部に羽根厚部9を設けているが、第5
図に示すように、羽根車5の羽根4の紙葉類端が交差す
る接近部の羽根部に羽根間側に突出する板ばね11を設け
てもよい。
また、この板ばね11は、第5図に示すように後続する
羽根5Aの背面に軽く接触するように構成すれば、羽根間
に受収した紙葉類を羽根間に挾持する作用をもたせるこ
ともできる。
羽根5Aの背面に軽く接触するように構成すれば、羽根間
に受収した紙葉類を羽根間に挾持する作用をもたせるこ
ともできる。
なお、以上の説明でもわかるように、紙葉類端相互の
干渉防止手段は、羽根の表面に設けたが、これは、この
側に設けたほうが、羽根表面の羽根角度を小さくさせず
にすみ、紙葉類受収時に紙葉類が羽根間から飛出しにく
くできるためである。したがつて、紙葉類の飛出しを別
な手段で防止すれば、干渉防止手段は羽根の背面側に設
けてもよいのは当然であり、また、この場合でも、本発
明の効果は前述の各実施例と同様である。
干渉防止手段は、羽根の表面に設けたが、これは、この
側に設けたほうが、羽根表面の羽根角度を小さくさせず
にすみ、紙葉類受収時に紙葉類が羽根間から飛出しにく
くできるためである。したがつて、紙葉類の飛出しを別
な手段で防止すれば、干渉防止手段は羽根の背面側に設
けてもよいのは当然であり、また、この場合でも、本発
明の効果は前述の各実施例と同様である。
本発明によれば、搬送されてきた紙葉類が折れぐせを
有した悪い状態の紙葉類であつても、羽根車の羽根内へ
安定して受収でき、紙葉類集積の信頼性を向上させるこ
とができる。
有した悪い状態の紙葉類であつても、羽根車の羽根内へ
安定して受収でき、紙葉類集積の信頼性を向上させるこ
とができる。
第1図は本発明の装置の一実施例の側面図、第2図,第
3図および第4図は本発明の装置による紙葉類の受収動
作状態を示す説明図、第5図は、本発明の他の実施例を
示す側面図である。 1,3…べルト、2,4…ローラ、5…羽根車、5A…羽根、8
…紙葉、9…羽根厚、11…板ばね。
3図および第4図は本発明の装置による紙葉類の受収動
作状態を示す説明図、第5図は、本発明の他の実施例を
示す側面図である。 1,3…べルト、2,4…ローラ、5…羽根車、5A…羽根、8
…紙葉、9…羽根厚、11…板ばね。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内海 厳紀 尾張旭市晴丘町池上1番地 株式会社日 立製作所旭工場内 (72)発明者 加古 豊 尾張旭市晴丘町池上1番地 株式会社日 立製作所旭工場内 (72)発明者 浅野 一郎 尾張旭市晴丘町池上1番地 株式会社日 立製作所旭工場内 (56)参考文献 特開 昭59−172354(JP,A) 実開 昭60−78350(JP,U) 実開 昭50−152688(JP,U) 実公 昭56−8845(JP,Y2)
Claims (1)
- 【請求項1】羽根長さが紙葉類の搬送方向長さよりも長
い羽根を複数備えてなる羽根車を有し、順次搬送されて
くる紙葉類を前記羽根間に保持し、この羽根間に保持さ
れた紙葉類を前記羽根車の回転によって搬送し、羽根間
から排除して収納部に堆積させる紙葉類集積装置におい
て、前記羽根に、紙葉類送出端からの前記羽根車内への
紙葉類受収時に、既に羽根車内に受収した紙葉類後端と
後続して進入する紙葉類前端との干渉を防止するための
干渉防止手段として、前記羽根の先端部の反回転方向面
に、肉厚部若しくは羽根間側に突出した形状の板ばねを
備えることを特徴とする紙葉類集積装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61192674A JP2574769B2 (ja) | 1986-08-20 | 1986-08-20 | 紙葉類集積装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61192674A JP2574769B2 (ja) | 1986-08-20 | 1986-08-20 | 紙葉類集積装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6351268A JPS6351268A (ja) | 1988-03-04 |
JP2574769B2 true JP2574769B2 (ja) | 1997-01-22 |
Family
ID=16295155
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61192674A Expired - Lifetime JP2574769B2 (ja) | 1986-08-20 | 1986-08-20 | 紙葉類集積装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2574769B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012132035A1 (ja) | 2011-03-30 | 2012-10-04 | グローリー株式会社 | 羽根車、紙葉類集積装置および羽根車の製造方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5180160A (en) * | 1991-08-12 | 1993-01-19 | Heidelberg Harris Gmbh | Delivery device in the folding apparatus of a rotary printing press |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5928123Y2 (ja) * | 1979-06-30 | 1984-08-14 | スズキ株式会社 | エアクリ−ナ−の水抜き装置 |
-
1986
- 1986-08-20 JP JP61192674A patent/JP2574769B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012132035A1 (ja) | 2011-03-30 | 2012-10-04 | グローリー株式会社 | 羽根車、紙葉類集積装置および羽根車の製造方法 |
CN103562105A (zh) * | 2011-03-30 | 2014-02-05 | 光荣株式会社 | 叶轮、纸张积累装置以及叶轮的制造方法 |
EP2692675A1 (en) * | 2011-03-30 | 2014-02-05 | Glory Ltd. | Impeller, device for collecting leaves of paper, and method for producing impeller |
EP2692675A4 (en) * | 2011-03-30 | 2014-09-10 | Glory Kogyo Kk | IMPELLER, APPARATUS FOR COLLECTING PAPER LEAVES AND METHOD FOR PRODUCING THE IMPELLER |
CN103562105B (zh) * | 2011-03-30 | 2015-12-16 | 光荣株式会社 | 叶轮、纸张积累装置以及叶轮的制造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6351268A (ja) | 1988-03-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2003034452A (ja) | 紙葉層を移送するための装置および紙葉層を収集するための方法 | |
JP2574769B2 (ja) | 紙葉類集積装置 | |
US8437014B2 (en) | Paper handling system for utilization with a lazy-portrait formatting document printing system | |
JPH05278919A (ja) | ベルト送り装置 | |
JPH03147673A (ja) | 紙葉類の集積装置 | |
US6705982B1 (en) | Pre-fold sword insertion device | |
JPS60171963A (ja) | 用紙収容装置 | |
JP2806915B2 (ja) | 紙葉類の集積機構 | |
US5354171A (en) | Method and apparatus for reverse accumulation of folded documents | |
JPS62171860A (ja) | 紙葉類集積装置 | |
JPS60130250U (ja) | 紙葉類収納装置 | |
JPS5823798Y2 (ja) | 紙葉類の搬送ロ−ラ | |
JPS598950U (ja) | 紙葉類の方向転換装置 | |
JP2502201Y2 (ja) | 帳票類の集積装置 | |
JPS5840448Y2 (ja) | 紙葉類計数機における紙葉類送り装置 | |
JPH0237793Y2 (ja) | ||
JPH0527394Y2 (ja) | ||
JP2752956B2 (ja) | プリンタ給紙装置 | |
JPH0451459U (ja) | ||
JPH061496A (ja) | 紙葉類の斜行補正機構 | |
JPH09202510A (ja) | 紙葉類集積装置 | |
JPH04217545A (ja) | 紙葉類集積機構 | |
JP3531759B2 (ja) | 排紙トレイ | |
JPH08208066A (ja) | シート状物搬送方法、シート状物搬送装置、ラベル製造方法およびラベル製造装置 | |
JPS62171861A (ja) | 紙葉類集積装置 |