JP2574347Y2 - アタックセンサ - Google Patents
アタックセンサInfo
- Publication number
- JP2574347Y2 JP2574347Y2 JP1991048796U JP4879691U JP2574347Y2 JP 2574347 Y2 JP2574347 Y2 JP 2574347Y2 JP 1991048796 U JP1991048796 U JP 1991048796U JP 4879691 U JP4879691 U JP 4879691U JP 2574347 Y2 JP2574347 Y2 JP 2574347Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- detecting element
- vibration
- vibration detecting
- attack sensor
- circuit board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はアタックセンサに係
り、特に、振動検出素子の取付構造を単純化し、その取
付の方向性を無くすのに好適なアタックセンサに関す
る。
り、特に、振動検出素子の取付構造を単純化し、その取
付の方向性を無くすのに好適なアタックセンサに関す
る。
【0002】
【従来技術】従来のアタックセンサとしては、例えば、
図4に示すような取付構造のものが提供されていた。
図4に示すような取付構造のものが提供されていた。
【0003】図において、11は振動検出素子、12はケー
ス、13はバネ、14は接着材、15はプリント基板、16はし
きり板、17は防水封止剤、18は電子部品、19はリード線
である。
ス、13はバネ、14は接着材、15はプリント基板、16はし
きり板、17は防水封止剤、18は電子部品、19はリード線
である。
【0004】アタックセンサの取付構造としては“コ”
字状のケース12内に電子部品18が実装されたプリント基
板15とケース12に接合された“L”字状のバネ13の先端
部に取付けられた振動検出素子11とが収納されている。
字状のケース12内に電子部品18が実装されたプリント基
板15とケース12に接合された“L”字状のバネ13の先端
部に取付けられた振動検出素子11とが収納されている。
【0005】そして、ケース12の開口部はしきり板16と
防水封止剤17とで塞がれていて、プリント基板15はケー
ス12としきり板16とに直角に接着材14で接合されてい
る。
防水封止剤17とで塞がれていて、プリント基板15はケー
ス12としきり板16とに直角に接着材14で接合されてい
る。
【0006】また、バネ13の先端部に取付けられた振
動検出素子11からのリード線19はプリント基板15のパタ
ーンに接続されている。
動検出素子11からのリード線19はプリント基板15のパタ
ーンに接続されている。
【0007】上記のように構成された構造のアタックセ
ンサの振動検知動作としては、被側定体であるケース12
に加わる外力による振動はバネ13を介してバネ13の先端
に付けられた振動検出素子11に伝達され、振動検出素子
11によって検知されて電気信号となってリード線19を介
してプリント基板15に送られるようになっている。
ンサの振動検知動作としては、被側定体であるケース12
に加わる外力による振動はバネ13を介してバネ13の先端
に付けられた振動検出素子11に伝達され、振動検出素子
11によって検知されて電気信号となってリード線19を介
してプリント基板15に送られるようになっている。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
のアタックセンサにおいては、図4に示すように振動検
出素子11がケース12及びバネ13を介して伝ってきた振動
によって動き、振動検出素子11自体が揺動体となってい
るので、装置の取付方向により振動検出素子11の振動に
重力の影響が出て取付の方向性を持ってしまう欠点があ
った。
のアタックセンサにおいては、図4に示すように振動検
出素子11がケース12及びバネ13を介して伝ってきた振動
によって動き、振動検出素子11自体が揺動体となってい
るので、装置の取付方向により振動検出素子11の振動に
重力の影響が出て取付の方向性を持ってしまう欠点があ
った。
【0009】また、バネ13に振動検出素子11を取付けて
いるため構造が複雑となり、スペースも必要となるの
で、小型化が困難であり組立性も悪くコスト高になる欠
点があった。
いるため構造が複雑となり、スペースも必要となるの
で、小型化が困難であり組立性も悪くコスト高になる欠
点があった。
【0010】この考案は上記した点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは従来例の欠点を解消
し、振動検出素子を簡易に取付け、しかも振動検知の方
向性をなくしたアタックセンサを提出するところにあ
る。
のであり、その目的とするところは従来例の欠点を解消
し、振動検出素子を簡易に取付け、しかも振動検知の方
向性をなくしたアタックセンサを提出するところにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】この考案のアタックセン
サは、外力による被測定物の振動を振動検出素子を用い
て電気信号に変換し出力するアタックセンサにおいて、
前記振動検出素子をプリント基板に付けられたメッキ線
ジャンパに固定して前記プリント基板に実装し、前記プ
リント基板自体を振動伝達体として構成したものであ
る。
サは、外力による被測定物の振動を振動検出素子を用い
て電気信号に変換し出力するアタックセンサにおいて、
前記振動検出素子をプリント基板に付けられたメッキ線
ジャンパに固定して前記プリント基板に実装し、前記プ
リント基板自体を振動伝達体として構成したものであ
る。
【0012】
【0013】
【作用】この考案によれば、外力による被測定体の振動
を振動検出素子を用いて電気信号にに変換して出力する
アタックセンサにおいて、前記振動検出素子をプリント
基板に実装し、プリント基板自体を振動伝達体として構
成したので、また、振動検出素子をプリント基板に付け
られたメッキ線ジャンパに半田付けしてプリント基板に
実装するように構成したので振動伝達経路が単純になり
振動部分の重量が軽量化され、重力の影響を非常に小さ
くすることができると共に被側定体の取付角度によるア
タックセンサの感度変化を無くすことができる(取付方
向性が無くなる)。
を振動検出素子を用いて電気信号にに変換して出力する
アタックセンサにおいて、前記振動検出素子をプリント
基板に実装し、プリント基板自体を振動伝達体として構
成したので、また、振動検出素子をプリント基板に付け
られたメッキ線ジャンパに半田付けしてプリント基板に
実装するように構成したので振動伝達経路が単純になり
振動部分の重量が軽量化され、重力の影響を非常に小さ
くすることができると共に被側定体の取付角度によるア
タックセンサの感度変化を無くすことができる(取付方
向性が無くなる)。
【0014】
【実施例】この考案に係るアタックセンサの実施例を図
1乃至図3に基づき説明する。
1乃至図3に基づき説明する。
【0015】図1は、この考案の実施例を示す断面図、
図2は振動検出素子の基板への取付を示す斜視図、図3
は他の振動検出素子の取付例を示す斜視図である。
図2は振動検出素子の基板への取付を示す斜視図、図3
は他の振動検出素子の取付例を示す斜視図である。
【0016】図において、1は振動検出素子、1aははリ
ード線、2はケース、3,8 はメッキ線ジャンパ、4半
田、5は電子部品、6は防水封止剤、7はプリント基板
である。
ード線、2はケース、3,8 はメッキ線ジャンパ、4半
田、5は電子部品、6は防水封止剤、7はプリント基板
である。
【0017】振動検出素子1の取付構造を説明すると、
プリント基板7には電子部品5と共に振動検出素子1の
リード線1aがプリント基板7に半田付けされ振動検出素
子1はプリント基板7に密着した形でリード線1aと反対
側の側面(矢印の部分)がプリント基板7に半田付され
たメッキ線ジャンパ3に半田4によって固着されてい
る。
プリント基板7には電子部品5と共に振動検出素子1の
リード線1aがプリント基板7に半田付けされ振動検出素
子1はプリント基板7に密着した形でリード線1aと反対
側の側面(矢印の部分)がプリント基板7に半田付され
たメッキ線ジャンパ3に半田4によって固着されてい
る。
【0018】上記のように電子部品5と同一面上に固定
された振動検出素子1を実装したプリント基板7は、ケ
ース2開口部に防水封止剤6によって固定されケース2
内に収納された形になっている。
された振動検出素子1を実装したプリント基板7は、ケ
ース2開口部に防水封止剤6によって固定されケース2
内に収納された形になっている。
【0019】従って、振動検出素子1に加わる振動は被
側定体であるプリント基板7とメッキ線ジャンパ3を介
して剛体接合されているので、振動部分の重量を軽量化
でき、重力の影響を最小とすることができるので、被側
定体の取付角度によるアタックセンサの感度変化を無く
すこととなり、取付方向性を持たせなくすることができ
る。
側定体であるプリント基板7とメッキ線ジャンパ3を介
して剛体接合されているので、振動部分の重量を軽量化
でき、重力の影響を最小とすることができるので、被側
定体の取付角度によるアタックセンサの感度変化を無く
すこととなり、取付方向性を持たせなくすることができ
る。
【0020】更に、振動検出素子1の取付けが部品点数
が少なくメッキ線ジャンパ3のような単価が安く、プリ
ント基板7に機械実装できる部品で構成されるので低コ
ストのアタックセンサを実現することができる。
が少なくメッキ線ジャンパ3のような単価が安く、プリ
ント基板7に機械実装できる部品で構成されるので低コ
ストのアタックセンサを実現することができる。
【0021】尚、振動検出素子1が円筒形状で検出方向
を有している場合は、メッキ線ジャンパ3による固定だ
けと振動検出素子1がそのリード線1aを支点として回転
してしまい、検出方向にバラツキを生じてしまうことが
あるので、図3に示すようにメッキ線ジャンパ8を振動
検出素子1の両側面に沿うようにプリント基板7に実装
しておくことで振動検出素子1の固定を確実にさせるこ
とができる。
を有している場合は、メッキ線ジャンパ3による固定だ
けと振動検出素子1がそのリード線1aを支点として回転
してしまい、検出方向にバラツキを生じてしまうことが
あるので、図3に示すようにメッキ線ジャンパ8を振動
検出素子1の両側面に沿うようにプリント基板7に実装
しておくことで振動検出素子1の固定を確実にさせるこ
とができる。
【0022】
【考案の効果】この考案に係るアタックセンサによれ
ば、上述のように構成したので、以下のような効果を奏
する。
ば、上述のように構成したので、以下のような効果を奏
する。
【0023】振動検出素子への振動伝達経路を単純化
(軽量化)できるので、アタックセンサ取付方向による
感度変化を無くす効果がある。
(軽量化)できるので、アタックセンサ取付方向による
感度変化を無くす効果がある。
【0024】また、振動検出素子がプリント基板に一体
化された構造となっているので、取付場所を限定しない
小型のアタックセンサとすることができる。
化された構造となっているので、取付場所を限定しない
小型のアタックセンサとすることができる。
【0025】しかも、構造が簡単でなので低コスト化が
でき実施も容易などの優れた特長を有している。
でき実施も容易などの優れた特長を有している。
【図1】この考案の実施例を示すアタックセンサの断面
図である。
図である。
【図2】振動検出素子の基板への取付を示す斜視図であ
る。
る。
【図3】他の振動検出素子の取付の実施例を示す斜視図
である。
である。
【図4】従来例のアタックセンサの構造を示す断面図で
ある。
ある。
【符号の説明】 1 振動検出素子 1a リード線 2 ケース 3,8 メッキ線ジャンパ 4 半田 5 電子部品 6 防水封止剤 7 プリント基板
Claims (1)
- 【請求項1】 外力による被測定物の振動を振動検出素
子を用いて電気信号に変換し出力するアタックセンサに
おいて、 前記振動検出素子をプリント基板に付けられたメッキ線
ジャンパに固定して前記プリント基板に実装し、前記プ
リント基板自体を振動伝達体として構成したことを特徴
とするアタックセンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991048796U JP2574347Y2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | アタックセンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991048796U JP2574347Y2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | アタックセンサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04134034U JPH04134034U (ja) | 1992-12-14 |
JP2574347Y2 true JP2574347Y2 (ja) | 1998-06-11 |
Family
ID=31927083
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991048796U Expired - Fee Related JP2574347Y2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | アタックセンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2574347Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2844722B2 (ja) * | 1989-10-07 | 1999-01-06 | オムロン株式会社 | 感震器搭載基板 |
-
1991
- 1991-05-31 JP JP1991048796U patent/JP2574347Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04134034U (ja) | 1992-12-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20010055073A1 (en) | Solid state imaging apparatus | |
US20090244356A1 (en) | Camera module | |
JP2007057288A (ja) | 圧電ジャイロセンサモジュール及び電子機器 | |
US7638931B2 (en) | Resin substrate and ultrasonic sensor using the same | |
KR100625736B1 (ko) | 각 속도 센서 | |
JP2001119115A (ja) | プリント基板モジュール | |
JPH11313393A (ja) | 電磁型発音体 | |
JP2574347Y2 (ja) | アタックセンサ | |
EP0733889B1 (en) | Equipment for attaching a pressure sensor to a substrate | |
JP4031104B2 (ja) | ステレオカメラ | |
CA2143293A1 (en) | Electronic component | |
EP1760429A2 (en) | Angular velocity sensor | |
JP2732413B2 (ja) | 加速度センサ | |
JP2527417Y2 (ja) | ヨーレートセンサ | |
JPH07202283A (ja) | 圧電センサ及びその製造方法 | |
CN213244067U (zh) | 一种测温手机 | |
CN114113680B (zh) | 一种压电薄膜加速度传感器 | |
JP3857848B2 (ja) | 固体撮像素子の位置調整機構 | |
JPH088825Y2 (ja) | サーマルヘッド | |
JPH0525147Y2 (ja) | ||
JPS6329276Y2 (ja) | ||
JP2004264093A (ja) | 圧力センサ | |
JPH0323526A (ja) | 受光素子の取付方法 | |
JPH01250014A (ja) | 振動ジャイロ | |
JPS613299A (ja) | メ−タセンサ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |