JP2574327Y2 - 引き違い戸用施錠装置 - Google Patents
引き違い戸用施錠装置Info
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- JP2574327Y2 JP2574327Y2 JP1992033351U JP3335192U JP2574327Y2 JP 2574327 Y2 JP2574327 Y2 JP 2574327Y2 JP 1992033351 U JP1992033351 U JP 1992033351U JP 3335192 U JP3335192 U JP 3335192U JP 2574327 Y2 JP2574327 Y2 JP 2574327Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案に係る引き違い戸用施錠
装置は、引き違い式の窓装置に付設して、引き違い式に
開閉する窓障子を施錠するのに利用する。
装置は、引き違い式の窓装置に付設して、引き違い式に
開閉する窓障子を施錠するのに利用する。
【0002】
【従来の技術】一般家屋等の窓開口を開閉する為に従来
から、図8に示す様な引き違い式の窓装置が広く使用さ
れている。この窓装置は、窓枠1の内側に2枚(又は3
枚以上)の窓障子2a、2bを、引き違い式に建て込む
事により、構成されている。各窓障子2a、2bの竪辺
を構成し、各窓障子2a、2bの閉鎖時に互いに対向す
る召し合わせ框3a、3bの間には施錠装置4を設け
て、各窓障子2a、2bを閉鎖状態で固定自在としてい
る。
から、図8に示す様な引き違い式の窓装置が広く使用さ
れている。この窓装置は、窓枠1の内側に2枚(又は3
枚以上)の窓障子2a、2bを、引き違い式に建て込む
事により、構成されている。各窓障子2a、2bの竪辺
を構成し、各窓障子2a、2bの閉鎖時に互いに対向す
る召し合わせ框3a、3bの間には施錠装置4を設け
て、各窓障子2a、2bを閉鎖状態で固定自在としてい
る。
【0003】この施錠装置4は、図9〜10に詳示する
様に、クレセント金具5と受金具6とから構成される。
この内のクレセント金具5は、室内側の窓障子2aを構
成する召し合わせ框3aの外周側面に固定し、受金具6
は、室外側の窓障子2bを構成する召し合わせ框3bの
室内側内周側面に固定している。施錠時には上記クレセ
ント金具5のレバー7を回動させる事で、このレバー7
の基端部に設けた立壁8を受金具6の係止部9に進入さ
せる。
様に、クレセント金具5と受金具6とから構成される。
この内のクレセント金具5は、室内側の窓障子2aを構
成する召し合わせ框3aの外周側面に固定し、受金具6
は、室外側の窓障子2bを構成する召し合わせ框3bの
室内側内周側面に固定している。施錠時には上記クレセ
ント金具5のレバー7を回動させる事で、このレバー7
の基端部に設けた立壁8を受金具6の係止部9に進入さ
せる。
【0004】一方、引き違い式の窓装置に建て込まれる
網戸の開閉作業を、窓障子の開閉作業に連動して行なわ
せる為に従来から、実公昭51−51812号公報、同
52−5895号公報、同52−14382号公報、同
52−15089号公報、同52−32608号公報、
同52−44380号公報に記載されている様な、ロー
ル式網戸が提案されている。このロール式網戸は、例え
ば図11に示す様に構成される。
網戸の開閉作業を、窓障子の開閉作業に連動して行なわ
せる為に従来から、実公昭51−51812号公報、同
52−5895号公報、同52−14382号公報、同
52−15089号公報、同52−32608号公報、
同52−44380号公報に記載されている様な、ロー
ル式網戸が提案されている。このロール式網戸は、例え
ば図11に示す様に構成される。
【0005】窓枠1を構成する竪枠10a、10bの内
側面で、それぞれ上記召し合わせ框3a、3bと対向す
る部分には、ケース11a、11bを設けている。各ケ
ース11a、11b内にはそれぞれ巻き取りドラム12
a、12bを、それぞれ竪軸13a、13bを中心とす
る回転自在に設け、各巻き取りドラム12a、12b
に、網14a、14bの長さ方向一端を支持している。
又、各網14a、14bの長さ方向他端には、引き出し
枠15a、15bを支持している。上記各巻き取りドラ
ム12a、12bと固定の部分との間には捩りコイルば
ね(図示省略)を設けて、各巻き取りドラム12a、1
2bに、網14a、14bを巻き取る方向の回転力を付
与している。
側面で、それぞれ上記召し合わせ框3a、3bと対向す
る部分には、ケース11a、11bを設けている。各ケ
ース11a、11b内にはそれぞれ巻き取りドラム12
a、12bを、それぞれ竪軸13a、13bを中心とす
る回転自在に設け、各巻き取りドラム12a、12b
に、網14a、14bの長さ方向一端を支持している。
又、各網14a、14bの長さ方向他端には、引き出し
枠15a、15bを支持している。上記各巻き取りドラ
ム12a、12bと固定の部分との間には捩りコイルば
ね(図示省略)を設けて、各巻き取りドラム12a、1
2bに、網14a、14bを巻き取る方向の回転力を付
与している。
【0006】室内側(図11の下側)の窓障子2aを構
成する戸先框16aの室外側面(図11の上側面)に
は、透孔17aを形成し、この透孔17aを通じて引っ
張り片18aを、上記室外側面から出入自在としてい
る。即ち、この引っ張り片18aは、上記戸先框16a
の室内側面に設けた摘み19aの操作に基づいて、回動
若しくは室内外方向に平行移動し、その室外側端縁部に
形成した引っ掛け部20aを、上記室外側面から出入さ
せる。又、上記室内側の窓障子2aの閉鎖時に、上記戸
先框16aの室外側面と対向する引き出し枠15bの室
内側端縁部には、上記引っ掛け部20aと係合自在な、
鉤部21aを形成している。
成する戸先框16aの室外側面(図11の上側面)に
は、透孔17aを形成し、この透孔17aを通じて引っ
張り片18aを、上記室外側面から出入自在としてい
る。即ち、この引っ張り片18aは、上記戸先框16a
の室内側面に設けた摘み19aの操作に基づいて、回動
若しくは室内外方向に平行移動し、その室外側端縁部に
形成した引っ掛け部20aを、上記室外側面から出入さ
せる。又、上記室内側の窓障子2aの閉鎖時に、上記戸
先框16aの室外側面と対向する引き出し枠15bの室
内側端縁部には、上記引っ掛け部20aと係合自在な、
鉤部21aを形成している。
【0007】一方、室外側(図11の上側)の窓障子2
bを構成する戸先框16bの室内側面(図11の下側
面)には、透孔17bを形成し、この透孔17bを通じ
て引っ張り片18bを、上記戸先框16bの室内側面に
設けた摘み19bの操作に基づき、上記室内側面から出
入自在としている。又、上記室外側の窓障子2bの閉鎖
時に、上記戸先框16bの室内側面と対向する引き出し
枠15aの室外側端縁部には、上記引っ張り片18bの
室内側端縁部に形成した引っ掛け部20bと係合自在
な、鉤部21bを形成している。
bを構成する戸先框16bの室内側面(図11の下側
面)には、透孔17bを形成し、この透孔17bを通じ
て引っ張り片18bを、上記戸先框16bの室内側面に
設けた摘み19bの操作に基づき、上記室内側面から出
入自在としている。又、上記室外側の窓障子2bの閉鎖
時に、上記戸先框16bの室内側面と対向する引き出し
枠15aの室外側端縁部には、上記引っ張り片18bの
室内側端縁部に形成した引っ掛け部20bと係合自在
な、鉤部21bを形成している。
【0008】上述の様なロール式網戸を付設した引き違
い式の窓装置に於いては、夏期等、網戸が必要な場合に
は、上記各摘み19a、19bの操作に基づき、各引っ
張り片18a、18bの引っ掛け部20a、20bを、
戸先框16aの室外側面及び戸先框16bの室内側面か
ら突出させておく。
い式の窓装置に於いては、夏期等、網戸が必要な場合に
は、上記各摘み19a、19bの操作に基づき、各引っ
張り片18a、18bの引っ掛け部20a、20bを、
戸先框16aの室外側面及び戸先框16bの室内側面か
ら突出させておく。
【0009】この様に、引っ掛け部20a、20bを突
出させた状態で、例えば室内側の窓障子2aを開放方向
(図11の左方)に移動させると、上記引っ掛け部20
aが引き出し枠15bの鉤部21aと係合し、上記窓障
子2aの移動に伴なってこの引き出し枠15bを引っ張
る。そして、竪枠10bに支持された巻き取りドラム1
2bを、捩りコイルばねの弾力に抗し回転させて、この
巻き取りドラム12bに巻かれていた網14bを引き出
し、この網14bを、上記竪枠10bと戸先框16aと
の間に張設する。
出させた状態で、例えば室内側の窓障子2aを開放方向
(図11の左方)に移動させると、上記引っ掛け部20
aが引き出し枠15bの鉤部21aと係合し、上記窓障
子2aの移動に伴なってこの引き出し枠15bを引っ張
る。そして、竪枠10bに支持された巻き取りドラム1
2bを、捩りコイルばねの弾力に抗し回転させて、この
巻き取りドラム12bに巻かれていた網14bを引き出
し、この網14bを、上記竪枠10bと戸先框16aと
の間に張設する。
【0010】上記窓障子16aを閉鎖方向に移動させれ
ば、上記巻き取りドラム12bが捩りコイルばねの弾力
により回転し、網14bを巻き取る。室外側の窓障子2
bを開閉した場合も、同様にして網14aが、竪枠10
aと戸先框16bとの間に張設される。
ば、上記巻き取りドラム12bが捩りコイルばねの弾力
により回転し、網14bを巻き取る。室外側の窓障子2
bを開閉した場合も、同様にして網14aが、竪枠10
aと戸先框16bとの間に張設される。
【0011】冬期等、網戸が不要の場合、或は窓を通じ
て物や人が出入りする為、網戸が邪魔になる様な場合に
は、前記各摘み19a、19bを操作する事で、各引っ
張り片18a、18bの引っ掛け部20a、20bを、
戸先框16aの室外側面及び戸先框16bの室内側面か
ら引っ込めておく。この結果、各引っ掛け部20a、2
0bと鉤部21a、21bとが係合する事がなくなり、
網14a、14bを引き出す事なく、各窓障子5a、5
bを開放する事が可能となる。
て物や人が出入りする為、網戸が邪魔になる様な場合に
は、前記各摘み19a、19bを操作する事で、各引っ
張り片18a、18bの引っ掛け部20a、20bを、
戸先框16aの室外側面及び戸先框16bの室内側面か
ら引っ込めておく。この結果、各引っ掛け部20a、2
0bと鉤部21a、21bとが係合する事がなくなり、
網14a、14bを引き出す事なく、各窓障子5a、5
bを開放する事が可能となる。
【0012】
【考案が解決しようとする課題】ところで、前述の図9
〜10に示した様な施錠装置を、上述の図11に示した
様なロール式網戸を組み込んだ窓障子に組み込んだ場
合、次に述べる様な問題を生じる。即ち、従来の施錠装
置4を構成するクレセント金具5は、前記図8、10に
示す様に、室内側の窓障子2aを構成する召し合わせ框
3aの外周側面から突出する事が避けられない。
〜10に示した様な施錠装置を、上述の図11に示した
様なロール式網戸を組み込んだ窓障子に組み込んだ場
合、次に述べる様な問題を生じる。即ち、従来の施錠装
置4を構成するクレセント金具5は、前記図8、10に
示す様に、室内側の窓障子2aを構成する召し合わせ框
3aの外周側面から突出する事が避けられない。
【0013】この為従来から、上記窓障子2aの開放時
にこのクレセント金具5が竪枠10aの内周側面に勢い
良く衝突するのを防止すべく、窓枠1を構成する上枠2
2の下面及び下枠23の上面(図8参照)に、クレセン
トストッパと呼ばれる合成樹脂製のブロックを固定し、
上記窓障子2aの移動量を制限していた。
にこのクレセント金具5が竪枠10aの内周側面に勢い
良く衝突するのを防止すべく、窓枠1を構成する上枠2
2の下面及び下枠23の上面(図8参照)に、クレセン
トストッパと呼ばれる合成樹脂製のブロックを固定し、
上記窓障子2aの移動量を制限していた。
【0014】ところが、図11に示した様に、上記竪枠
10aの内周側面で上記召し合わせ框3aに対向する部
分に、巻き取りドラム12aを内蔵したケース11a、
更には引き出し枠15aが存在した場合、上記クレセン
ト金具5とこの引き出し枠15aとの衝突を防止すべ
く、上記クレセントストッパを、より窓枠1の中央部に
近い位置に設けなければならない。
10aの内周側面で上記召し合わせ框3aに対向する部
分に、巻き取りドラム12aを内蔵したケース11a、
更には引き出し枠15aが存在した場合、上記クレセン
ト金具5とこの引き出し枠15aとの衝突を防止すべ
く、上記クレセントストッパを、より窓枠1の中央部に
近い位置に設けなければならない。
【0015】この為、上記窓障子2aの開放方向への移
動量が大きく制限され、この窓障子2aの開放時にも、
戸先框16aと竪枠10bとの間に形成される開口部の
幅寸法が小さくなってしまう。ロール式網戸を設けない
場合も、程度の差はあるにしても、同様の問題を生じ
る。
動量が大きく制限され、この窓障子2aの開放時にも、
戸先框16aと竪枠10bとの間に形成される開口部の
幅寸法が小さくなってしまう。ロール式網戸を設けない
場合も、程度の差はあるにしても、同様の問題を生じ
る。
【0016】本考案の引き違い戸用施錠装置は、上述の
様な事情に鑑みて考案されたものである。
様な事情に鑑みて考案されたものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本考案の引き違い戸用施
錠装置は、室内側窓障子の召し合わせ框の中間部に固定
されるクレセント金具と、室外側窓障子の召し合わせ框
の中間部に固定される受金具とから構成される。
錠装置は、室内側窓障子の召し合わせ框の中間部に固定
されるクレセント金具と、室外側窓障子の召し合わせ框
の中間部に固定される受金具とから構成される。
【0018】そして、上記クレセント金具は、上記室内
側窓障子の召し合わせ框を室内外方向に亙って貫通して
設けられた取付孔の内側に固定されるケースと、このケ
ースの室外端面から室内端面迄を貫通した状態で設けら
れた、断面が円形の貫通孔と、この貫通孔の内側に回転
自在に設けられ、その室内端部を上記室内端面から突出
させたロッドと、このロッドの室内端部に固定したレバ
ーと、上記室内端面の一部で、このレバーの一部と衝合
自在な部分に固設されたストッパと、上記ロッドの室外
端部に支持され、このロッドの直径方向に延びるクラン
ク部と、このクランク部の直径方向外端部から室外側に
折れ曲がった係止部とを備える。
側窓障子の召し合わせ框を室内外方向に亙って貫通して
設けられた取付孔の内側に固定されるケースと、このケ
ースの室外端面から室内端面迄を貫通した状態で設けら
れた、断面が円形の貫通孔と、この貫通孔の内側に回転
自在に設けられ、その室内端部を上記室内端面から突出
させたロッドと、このロッドの室内端部に固定したレバ
ーと、上記室内端面の一部で、このレバーの一部と衝合
自在な部分に固設されたストッパと、上記ロッドの室外
端部に支持され、このロッドの直径方向に延びるクラン
ク部と、このクランク部の直径方向外端部から室外側に
折れ曲がった係止部とを備える。
【0019】又、上記受金具は、上記室外側窓障子の召
し合わせ框の室内側面部に固定される基板部と、この基
板部の上下何れかの端縁部から鉛直方向に伸びて、室内
側、室外側、両窓障子の閉鎖時に、上記係止部よりも室
外側窓障子の中央寄り部分に位置する受部とを備える。
し合わせ框の室内側面部に固定される基板部と、この基
板部の上下何れかの端縁部から鉛直方向に伸びて、室内
側、室外側、両窓障子の閉鎖時に、上記係止部よりも室
外側窓障子の中央寄り部分に位置する受部とを備える。
【0020】そして、上記レバーを一方向に回動させる
事でこのレバーと上記ストッパとを衝合させた場合に、
上記係止部が上記受部の先端から鉛直方向に外れて、上
記各召し合わせ框同士の変位を自在とし、上記レバーを
他方向に回動させる事でこのレバーと上記ストッパとを
衝合させた場合に、上記係止部が上記受部に対向して、
上記各召し合わせ框同士の変位を不能とする。
事でこのレバーと上記ストッパとを衝合させた場合に、
上記係止部が上記受部の先端から鉛直方向に外れて、上
記各召し合わせ框同士の変位を自在とし、上記レバーを
他方向に回動させる事でこのレバーと上記ストッパとを
衝合させた場合に、上記係止部が上記受部に対向して、
上記各召し合わせ框同士の変位を不能とする。
【0021】
【作用】上述の様に構成される本考案の引き違い戸用施
錠装置の作用は、次の通りである。先ず、窓障子を開閉
する場合には、クレセント金具のレバーを一方向に回動
させる事で、このレバーと上記ストッパとを衝合させ
る。この結果、上記係止部が上記受部の先端から鉛直方
向に外れて、上記各召し合わせ框同士の変位が自在とな
る。
錠装置の作用は、次の通りである。先ず、窓障子を開閉
する場合には、クレセント金具のレバーを一方向に回動
させる事で、このレバーと上記ストッパとを衝合させ
る。この結果、上記係止部が上記受部の先端から鉛直方
向に外れて、上記各召し合わせ框同士の変位が自在とな
る。
【0022】次に、室内側窓障子と室外側窓障子とを閉
鎖位置に迄移動させた状態で、各窓障子が開放方向に移
動しない様に施錠する場合には、上記レバーを他方向に
回動させる事でこのレバーと上記ストッパとを衝合させ
る。この結果、上記係止部と、この係止部よりも室外側
窓障子の中央寄り部分に位置する受部とが対向する。上
記係止部は室内側窓障子の召し合わせ框と共に移動し、
上記受部は室外側窓障子の召し合わせ框と共に移動する
為、上述の様に係止部と受部とが対向する結果、各召し
合わせ框同士の変位が不能となり、上記各窓障子が開放
方向に移動しなくなる。
鎖位置に迄移動させた状態で、各窓障子が開放方向に移
動しない様に施錠する場合には、上記レバーを他方向に
回動させる事でこのレバーと上記ストッパとを衝合させ
る。この結果、上記係止部と、この係止部よりも室外側
窓障子の中央寄り部分に位置する受部とが対向する。上
記係止部は室内側窓障子の召し合わせ框と共に移動し、
上記受部は室外側窓障子の召し合わせ框と共に移動する
為、上述の様に係止部と受部とが対向する結果、各召し
合わせ框同士の変位が不能となり、上記各窓障子が開放
方向に移動しなくなる。
【0023】
【実施例】本考案の引き違い戸用施錠装置は、図1に示
す様に、室内側の窓障子2aの召し合わせ框3aの中間
部にクレセント金具24を、このクレセント金具24が
召し合わせ框3aの室内側面から突出する状態で設けて
いる。
す様に、室内側の窓障子2aの召し合わせ框3aの中間
部にクレセント金具24を、このクレセント金具24が
召し合わせ框3aの室内側面から突出する状態で設けて
いる。
【0024】このクレセント金具24はケース25を有
する。そしてこのケース25は、図4に示す様に、上記
召し合わせ框3aの中間部に、室内外方向(図4の上下
方向)に亙って貫通して設けられた取付孔26の内側に
固定される。固定作業は、図4、6に示す様に、上記召
し合わせ框3aの内周側面側から挿通した螺子27、2
7を、上記ケース25の側面に形成した螺子孔28、2
8に螺合し緊締する事で行なう。
する。そしてこのケース25は、図4に示す様に、上記
召し合わせ框3aの中間部に、室内外方向(図4の上下
方向)に亙って貫通して設けられた取付孔26の内側に
固定される。固定作業は、図4、6に示す様に、上記召
し合わせ框3aの内周側面側から挿通した螺子27、2
7を、上記ケース25の側面に形成した螺子孔28、2
8に螺合し緊締する事で行なう。
【0025】上記ケース25には、断面が円形の貫通孔
29を、このケース25の室外端面(図4の上端面、図
5の左端面)から室内端面(図4の下端面、図5の右端
面)迄を貫通した状態で設けている。そして、この貫通
孔29の内側にロッド30を、回転自在に挿通してい
る。
29を、このケース25の室外端面(図4の上端面、図
5の左端面)から室内端面(図4の下端面、図5の右端
面)迄を貫通した状態で設けている。そして、この貫通
孔29の内側にロッド30を、回転自在に挿通してい
る。
【0026】このロッド30は、上記貫通孔29の内側
に挿通された主ロッド31と、この主ロッド31の室外
側端部(図2の右上端部)に、この主ロッド31に対す
る若干の回転を自在として結合された副ロッド32とか
ら成る。即ち、上記主ロッド31の室外側端部には円筒
部33を形成し、この円筒部33の内側に上記副ロッド
32の基部を、回転自在に挿入している。
に挿通された主ロッド31と、この主ロッド31の室外
側端部(図2の右上端部)に、この主ロッド31に対す
る若干の回転を自在として結合された副ロッド32とか
ら成る。即ち、上記主ロッド31の室外側端部には円筒
部33を形成し、この円筒部33の内側に上記副ロッド
32の基部を、回転自在に挿入している。
【0027】又、この円筒部33の一部には、円周方向
に亙る透溝34を形成し、上記副ロッド32の一部で、
この透溝34と整合自在な部分には、小孔35を形成し
ている。そして、この小孔35と上記透溝34とを整合
させた状態で、上記小孔35にピン36を打ち込み固定
している。従って、上記副ロッド32は上記主ロッド3
1に対し、上記ピン36が透溝34の内側で変位出来る
範囲内で、回転方向に変位自在である。尚、図示の実施
例に於いて、この様に副ロッド32が主ロッド31に対
して回転出来る角度は、50度とする。
に亙る透溝34を形成し、上記副ロッド32の一部で、
この透溝34と整合自在な部分には、小孔35を形成し
ている。そして、この小孔35と上記透溝34とを整合
させた状態で、上記小孔35にピン36を打ち込み固定
している。従って、上記副ロッド32は上記主ロッド3
1に対し、上記ピン36が透溝34の内側で変位出来る
範囲内で、回転方向に変位自在である。尚、図示の実施
例に於いて、この様に副ロッド32が主ロッド31に対
して回転出来る角度は、50度とする。
【0028】この様に構成されるロッド30の内、主ロ
ッド31の室内側端部(図2の左下端部)は上記ケース
25の室内端面から突出させ、この突出部分にレバー3
7の基部を固定している。即ち、このレバー37の基部
を上記主ロッド31の室内側端部に外嵌すると共に、こ
の基部に形成した螺子孔38に螺入した止め螺子39の
先端を、上記主ロッド31の室内側端部に形成した係止
孔40に挿入する事で、上記主ロッド31の室内側端部
とレバー37の基部とを結合固定している。
ッド31の室内側端部(図2の左下端部)は上記ケース
25の室内端面から突出させ、この突出部分にレバー3
7の基部を固定している。即ち、このレバー37の基部
を上記主ロッド31の室内側端部に外嵌すると共に、こ
の基部に形成した螺子孔38に螺入した止め螺子39の
先端を、上記主ロッド31の室内側端部に形成した係止
孔40に挿入する事で、上記主ロッド31の室内側端部
とレバー37の基部とを結合固定している。
【0029】又、上記ケース25の室内端面の一部で、
上記貫通孔29の開口部の下側部分には、ストッパピン
41を打ち込み固定し、このストッパピン41と上記レ
バー37の中間部とを衝合自在としている。このレバー
37の中間部片側面で、上記ストッパピン41と衝合す
る部分には凹部42を形成して、図6に示す様に、上記
レバー37を下方に回動させた場合には、上記ストッパ
ピン41が上記凹部42内に進入する様にしている。
上記貫通孔29の開口部の下側部分には、ストッパピン
41を打ち込み固定し、このストッパピン41と上記レ
バー37の中間部とを衝合自在としている。このレバー
37の中間部片側面で、上記ストッパピン41と衝合す
る部分には凹部42を形成して、図6に示す様に、上記
レバー37を下方に回動させた場合には、上記ストッパ
ピン41が上記凹部42内に進入する様にしている。
【0030】尚、上記レバー37並びにこのレバー37
に結合された上記主ロッド31は、その中間部一側面が
上記ストッパピン41に衝合している状態から、その中
間部他側面がストッパピン41に衝合する迄、320度
回動自在であるが、上記副ロッド31は、この主ロッド
31の回動に伴なって、270度(=320度−50
度)分だけ、回動させられる。
に結合された上記主ロッド31は、その中間部一側面が
上記ストッパピン41に衝合している状態から、その中
間部他側面がストッパピン41に衝合する迄、320度
回動自在であるが、上記副ロッド31は、この主ロッド
31の回動に伴なって、270度(=320度−50
度)分だけ、回動させられる。
【0031】上記ロッド30の室外側端部を構成する副
ロッド32の先端部で、上記主ロッド31の円筒部33
からはみ出した部分には、この副ロッド32の直径方向
に延びるクランク部43を、この副ロッド32と一体に
形成している。そして、このクランク部43の直径方向
外端部に、この外端部から室外側に折れ曲がった係止部
44を形成している。図示の実施例の場合、この係止部
44の先端部に、直径方向外方に突出する突部51を形
成している。
ロッド32の先端部で、上記主ロッド31の円筒部33
からはみ出した部分には、この副ロッド32の直径方向
に延びるクランク部43を、この副ロッド32と一体に
形成している。そして、このクランク部43の直径方向
外端部に、この外端部から室外側に折れ曲がった係止部
44を形成している。図示の実施例の場合、この係止部
44の先端部に、直径方向外方に突出する突部51を形
成している。
【0032】一方、室外側の窓障子2bの召し合わせ框
3bの中間部で、上記クレセント金具24と対向する部
分の室内側面には、受金具45を固定している。この受
金具45は、上記室外側の窓障子2bの召し合わせ框3
bの室内側面部に固定される基板部46と、この基板部
46の上端縁部から鉛直方向に伸びる受部47とを備え
る。
3bの中間部で、上記クレセント金具24と対向する部
分の室内側面には、受金具45を固定している。この受
金具45は、上記室外側の窓障子2bの召し合わせ框3
bの室内側面部に固定される基板部46と、この基板部
46の上端縁部から鉛直方向に伸びる受部47とを備え
る。
【0033】この受金具45は図3に示す様に、室外側
の窓障子2bの召し合わせ框3bの室内側面と平行に形
成した突条48に、螺子49とナット板50とにより固
定している。この様に上記受金具45を上記召し合わせ
框3bに固定し、室内側、室外側、両窓障子2a、2b
を閉鎖した状態では、上記受部47は、前記クレセント
金具24の係止部44よりも、室外側の窓障子2bの中
央寄り(図1、7の左寄り)部分に位置する。
の窓障子2bの召し合わせ框3bの室内側面と平行に形
成した突条48に、螺子49とナット板50とにより固
定している。この様に上記受金具45を上記召し合わせ
框3bに固定し、室内側、室外側、両窓障子2a、2b
を閉鎖した状態では、上記受部47は、前記クレセント
金具24の係止部44よりも、室外側の窓障子2bの中
央寄り(図1、7の左寄り)部分に位置する。
【0034】そして、上記受部47の上端縁47aと、
前記係止部44との位置関係を、次の様に定めている。
即ち、クレセント金具24のレバー37を、図5〜6に
示す様に下方に回動させ、前記ストッパピン41が凹部
42内に進入した状態で、このレバー37の一側面と上
記ストッパピン41とを衝合させた場合には、上記係止
部44が上記受部47に対向して、室内側、室外側、両
窓障子2a、2bの召し合わせ框3a、3b同士の変位
を不能とするが、上記レバー37を図5〜6に示した状
態から反時計方向に320度回動させる事で、このレバ
ー37の他側面と上記ストッパピン41とを衝合させた
場合に、上記係止部44が上記受部47の上端から上方
に外れて、上記各召し合わせ框3a、3b同士の変位が
自在となる様にしている。
前記係止部44との位置関係を、次の様に定めている。
即ち、クレセント金具24のレバー37を、図5〜6に
示す様に下方に回動させ、前記ストッパピン41が凹部
42内に進入した状態で、このレバー37の一側面と上
記ストッパピン41とを衝合させた場合には、上記係止
部44が上記受部47に対向して、室内側、室外側、両
窓障子2a、2bの召し合わせ框3a、3b同士の変位
を不能とするが、上記レバー37を図5〜6に示した状
態から反時計方向に320度回動させる事で、このレバ
ー37の他側面と上記ストッパピン41とを衝合させた
場合に、上記係止部44が上記受部47の上端から上方
に外れて、上記各召し合わせ框3a、3b同士の変位が
自在となる様にしている。
【0035】尚、室内側の窓障子2aを構成する召し合
わせ框3aの中間部室外側面部分、並びに室外側の窓障
子2bを構成する召し合わせ框3bの中間部室内側面部
分で、両窓障子2a、2bの閉鎖時に、クレセント金具
24の一部、或は受金具45の一部と衝合する部分は、
適宜切除する。
わせ框3aの中間部室外側面部分、並びに室外側の窓障
子2bを構成する召し合わせ框3bの中間部室内側面部
分で、両窓障子2a、2bの閉鎖時に、クレセント金具
24の一部、或は受金具45の一部と衝合する部分は、
適宜切除する。
【0036】上述の様に構成される本考案の引き違い戸
用施錠装置の作用は、次の通りである。先ず、室内側、
室外側、両窓障子2a、2bを開閉する場合には、前記
クレセント金具24のレバー37並びにこのレバー37
に結合された主ロッド31を、図5〜6に示した状態か
ら、図6の反時計方向に320度回動させる。上記主ロ
ッド31の回動に伴なって、前記副ロッド32も、図
6、7の反時計方向に回動し、この副ロッド32の室外
側端部に形成したクランク部43並びに係止部44が、
図7のa位置に迄回動する。尚、図6の矢印イは、係止
部44の回動範囲を示している。
用施錠装置の作用は、次の通りである。先ず、室内側、
室外側、両窓障子2a、2bを開閉する場合には、前記
クレセント金具24のレバー37並びにこのレバー37
に結合された主ロッド31を、図5〜6に示した状態か
ら、図6の反時計方向に320度回動させる。上記主ロ
ッド31の回動に伴なって、前記副ロッド32も、図
6、7の反時計方向に回動し、この副ロッド32の室外
側端部に形成したクランク部43並びに係止部44が、
図7のa位置に迄回動する。尚、図6の矢印イは、係止
部44の回動範囲を示している。
【0037】この様に、係止部44が上方に変位した状
態では、上記両窓障子2a、2bを窓枠1に沿って移動
させても、この係止部44と受金具45の受部47とが
衝合する事がなくなり、上記両窓障子2a、2bの移動
が自在となって、引き違い戸の開閉を行なえる様にな
る。
態では、上記両窓障子2a、2bを窓枠1に沿って移動
させても、この係止部44と受金具45の受部47とが
衝合する事がなくなり、上記両窓障子2a、2bの移動
が自在となって、引き違い戸の開閉を行なえる様にな
る。
【0038】次に、室内側の窓障子2aと室外側の窓障
子2bとを閉鎖位置に迄移動させた状態で、各窓障子2
a、2bが開放方向に移動しない様に、施錠する場合に
は、上記クレセント金具24のレバー37を、図6で時
計方向に、同図に示す様に下方に迄回動させる。この状
態で、上記クレセント金具24のケース25に固定した
ストッパピン41が、上記レバー37の中間部側面に形
成した凹部42内に進入する。
子2bとを閉鎖位置に迄移動させた状態で、各窓障子2
a、2bが開放方向に移動しない様に、施錠する場合に
は、上記クレセント金具24のレバー37を、図6で時
計方向に、同図に示す様に下方に迄回動させる。この状
態で、上記クレセント金具24のケース25に固定した
ストッパピン41が、上記レバー37の中間部側面に形
成した凹部42内に進入する。
【0039】上記開放状態から閉鎖状態迄、上記レバー
37並びに主ロッド31は、320度回転するが、上記
副ロッド32は270度だけ回転する。即ち、上記レバ
ー37並びに主ロッド31の時計方向に亙る回動に伴な
って、上記副ロッド32並びに係止部44も同方向に回
動するが、この係止部44と上記受部47とが衝合した
以後は、両部44、47同士の間に作用する摩擦力に基
づき、上記副ロッド32が、主ロッド31と共に回動す
る事はなくなる。
37並びに主ロッド31は、320度回転するが、上記
副ロッド32は270度だけ回転する。即ち、上記レバ
ー37並びに主ロッド31の時計方向に亙る回動に伴な
って、上記副ロッド32並びに係止部44も同方向に回
動するが、この係止部44と上記受部47とが衝合した
以後は、両部44、47同士の間に作用する摩擦力に基
づき、上記副ロッド32が、主ロッド31と共に回動す
る事はなくなる。
【0040】結局上記副ロッド32は、主ロッド31が
320度回動する事に伴ない、図7のa位置からb位置
を経て同図のc位置に迄、270度だけ回転する。この
様に、上記係止部44がc位置に迄回動した状態では、
この係止部44と受部47とが対向する。この受部47
は、上記係止部44よりも、屋外側の窓障子2bの中央
部寄りに位置しており、しかも上記係止部44は室内側
の窓障子2aの召し合わせ框3aと共に移動し、上記受
部47は室外側の窓障子2bの召し合わせ框3bと共に
移動する為、上述の様に係止部44と受部47とが対向
する。この結果、各召し合わせ框3a、3b同士の変位
が不能となり、上記各窓障子2a、2bが開放方向に移
動しなくなる。
320度回動する事に伴ない、図7のa位置からb位置
を経て同図のc位置に迄、270度だけ回転する。この
様に、上記係止部44がc位置に迄回動した状態では、
この係止部44と受部47とが対向する。この受部47
は、上記係止部44よりも、屋外側の窓障子2bの中央
部寄りに位置しており、しかも上記係止部44は室内側
の窓障子2aの召し合わせ框3aと共に移動し、上記受
部47は室外側の窓障子2bの召し合わせ框3bと共に
移動する為、上述の様に係止部44と受部47とが対向
する。この結果、各召し合わせ框3a、3b同士の変位
が不能となり、上記各窓障子2a、2bが開放方向に移
動しなくなる。
【0041】尚、施錠を解除する場合には、上記施錠操
作の場合とは逆に、先ずレバー37と主ロッド31とが
50度回動した後、上記副ロッド32及び係止部44の
回動が開始される。
作の場合とは逆に、先ずレバー37と主ロッド31とが
50度回動した後、上記副ロッド32及び係止部44の
回動が開始される。
【0042】
【考案の効果】本考案の引き違い戸用施錠装置は、以上
に述べた通り構成され作用するが、室内側窓障子の召し
合わせ框の外周側面からクレセント金具が突出する事が
ない為、この召し合わせ框を竪枠に対してより近接させ
る事が可能となって、引き違い戸の開放時に、室内側窓
障子の戸先框と窓枠の竪枠との間に形成される開口の幅
を大きく出来る。又、サッシ枠の寸法精度に多少の狂い
が生じ、内外の召し合わせ框が完全に一致しなくても、
確実な施錠を行なえる。
に述べた通り構成され作用するが、室内側窓障子の召し
合わせ框の外周側面からクレセント金具が突出する事が
ない為、この召し合わせ框を竪枠に対してより近接させ
る事が可能となって、引き違い戸の開放時に、室内側窓
障子の戸先框と窓枠の竪枠との間に形成される開口の幅
を大きく出来る。又、サッシ枠の寸法精度に多少の狂い
が生じ、内外の召し合わせ框が完全に一致しなくても、
確実な施錠を行なえる。
【図1】本考案の施錠装置を組み込んだ引き違い戸を室
内側から見た図。
内側から見た図。
【図2】本考案の施錠装置の実施例を示す分解斜視図。
【図3】召し合わせ框に受金具を装着した状態を示す平
面図。
面図。
【図4】召し合わせ框にクレセント金具を装着した状態
を示す平面図。
を示す平面図。
【図5】クレセント金具を、図4の左方から見た図。
【図6】クレセント金具を図4の下方から見た図。
【図7】受金具を図3の下方から見た図。
【図8】従来の施錠装置を組み込んだ引き違い戸を室内
側から見た図。
側から見た図。
【図9】従来の施錠装置を構成するクレセント金具を示
す、図8のA矢視図。
す、図8のA矢視図。
【図10】図8の拡大B−B断面図。
【図11】ロール式網戸を組み込んだ引き違い戸の横断
平面図。
平面図。
1 窓枠 2a、2b 窓障子 3a、3b 召し合わせ框 4 施錠装置 5 クレセント金具 6 受金具 7 レバー 8 立壁 9 係止部 10a、10b 竪枠 11a、11b ケース 12a、12b 巻き取りドラム 13a、13b 竪軸 14a、14b 網 15a、15b 引き出し枠 16a、16b 戸先框 17a、17b 透孔 18a、18b 引っ張り片 19a、19b 摘み 20a、20b 引っ掛け部 21a、21b 鉤部 22 上枠 23 下枠 24 クレセント金具 25 ケース 26 取付孔 27 螺子 28 螺子孔 29 貫通孔 30 ロッド 31 主ロッド 32 副ロッド 33 円筒部 34 透溝 35 小孔 36 ピン 37 レバー 38 螺子孔 39 止め螺子 40 係止孔 41 ストッパピン 42 凹部 43 クランク部 44 係止部 45 受金具 46 基板部 47 受部 47a 上端縁 48 突条 49 螺子 50 ナット板 51 突部
Claims (1)
- 【請求項1】 室内側窓障子の召し合わせ框の中間部に
固定されるクレセント金具と、室外側窓障子の召し合わ
せ框の中間部に固定される受金具とから成る引き違い戸
用施錠装置であって、上記クレセント金具は、上記窓障
子の召し合わせ框を室内外方向に亙って貫通して設けら
れた取付孔の内側に固定されるケースと、このケースの
室外端面から室内端面迄を貫通した状態で設けられた、
断面が円形の貫通孔と、この貫通孔の内側に回転自在に
設けられ、その室内端部を上記室内端面から突出させた
ロッドと、このロッドの室内端部に固定したレバーと、
上記室内端面の一部で、このレバーの一部と衝合自在な
部分に固設されたストッパと、上記ロッドの室外端部に
支持され、このロッドの直径方向に延びるクランク部
と、このクランク部の直径方向外端部から室外側に折れ
曲がった係止部とを備え、上記受金具は、上記室外側窓
障子の召し合わせ框の室内側面部に固定される基板部
と、この基板部の上下何れかの端縁部から鉛直方向に伸
びて、室内側、室外側、両窓障子の閉鎖時に、上記係止
部よりも室外側窓障子の中央寄り部分に位置する受部と
を備え、上記レバーを一方向に回動させる事でこのレバ
ーと上記ストッパとを衝合させた場合に、上記係止部が
上記受部の先端から鉛直方向に外れて、上記各召し合わ
せ框同士の変位を自在とし、上記レバーを他方向に回動
させる事でこのレバーと上記ストッパとを衝合させた場
合に、上記係止部が上記受部に対向して、上記各召し合
わせ框同士の変位を不能とする引き違い戸用施錠装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992033351U JP2574327Y2 (ja) | 1992-04-22 | 1992-04-22 | 引き違い戸用施錠装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992033351U JP2574327Y2 (ja) | 1992-04-22 | 1992-04-22 | 引き違い戸用施錠装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0585963U JPH0585963U (ja) | 1993-11-19 |
JP2574327Y2 true JP2574327Y2 (ja) | 1998-06-11 |
Family
ID=12384162
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992033351U Expired - Fee Related JP2574327Y2 (ja) | 1992-04-22 | 1992-04-22 | 引き違い戸用施錠装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2574327Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-04-22 JP JP1992033351U patent/JP2574327Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0585963U (ja) | 1993-11-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |