JP2574203B2 - 空気搬送ダクトの自動消火装置 - Google Patents

空気搬送ダクトの自動消火装置

Info

Publication number
JP2574203B2
JP2574203B2 JP14528494A JP14528494A JP2574203B2 JP 2574203 B2 JP2574203 B2 JP 2574203B2 JP 14528494 A JP14528494 A JP 14528494A JP 14528494 A JP14528494 A JP 14528494A JP 2574203 B2 JP2574203 B2 JP 2574203B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fire extinguishing
duct
fire
damper
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP14528494A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07328139A (ja
Inventor
明人 岡本
雅夫 桜井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOOATSU KK
Original Assignee
KOOATSU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KOOATSU KK filed Critical KOOATSU KK
Priority to JP14528494A priority Critical patent/JP2574203B2/ja
Publication of JPH07328139A publication Critical patent/JPH07328139A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2574203B2 publication Critical patent/JP2574203B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、繊維状の綿、粉体状の
穀類、粉体状の石炭、チップ状の木材等の可燃性物質を
空気搬送する空気搬送ダクトにおいて発生する火災を検
出し、消火するための自動消火装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】空気搬送ダクトを用いる空気搬送装置の
一例を紡績工場の設備を例に図1に基づいて説明する。
紡績の第1工程において、農場で採取され、コンパウン
ドされた原綿Bは、コンベア12により混打綿機10に
供給され、混打綿機10の粉砕ローラ10aにより繊維
状に粉砕される。繊維状に粉砕された綿Aは、ファン1
1によってダクト9内を空気搬送され、ダクト9の下流
側に設けられた梳綿機13に送られる。梳綿機13に送
られた綿Aは、ローラ13aによって帯状に圧縮成形さ
れ、ローラ13bを介して巻取機14に巻き取られ、1
次工程製品Cとなる。また、図1に示すように、紡績工
場の設備は、複数のライン(図1に示す例では6ライ
ン)を併設し、隣接するダクト9同士を接続用ダクト9
bにより連接し、接続用ダクト9bにダンパ15を配設
するようにしている。
【0003】ところで、紡績の第1工程に供給される原
綿Bは、十分な精製が行われていないことから、釘等の
金属片や石等が混入していることがあり、これらの金属
片や石が混打綿機10の粉砕ローラ10aに巻き込まれ
ると、火花が発生し、この火花が綿Aに着火して、瞬時
にダクト9全体に延焼する危険性があった。また、複数
のラインを同時に稼働することから、この時、接続用ダ
クト9bに配設したダンパ15を開放状態にしている
と、設備全体に延焼する危険性があった。
【0004】このため、従来よりこの種の可燃性物質を
空気搬送する空気搬送ダクトにおいて発生する火災を検
出し、消火するための消火装置として、全部のダクト
9、すなわち設備全体を消火するようにした自動消火装
置が用いられている。この自動消火装置は、図1に示す
ように、全部のダクト9を消火するために必要な量の二
酸化炭素を充填したガス容器20を設け、各々のガス容
器20を連結管19によって容器マニホールド17aに
連接し、さらに、容器マニホールド17aを主配管1
7、枝管18を介してダクト9に配設したノズル16に
連接することによって、ノズル16からダクト9内に二
酸化炭素を放出するように構成している。一方、ダクト
9には、火災感知器23を配設し、火災感知器23が出
力する信号は制御装置22に伝達され、制御装置22に
よって電気式ガス容器弁開放装置21を操作して二酸化
炭素を充填したガス容器20のガス容器弁を開放するよ
うに構成している。
【0005】そして、火災時には、火災の発生したダク
ト9に配設した火災感知器23が作動し、火災感知器2
3が出力する信号は制御装置22に伝達され、制御装置
22によって電気式ガス容器弁開放装置21を操作して
すべてのガス容器20のガス容器弁を開放することによ
って、ガス容器20に充填されている二酸化炭素は、連
結管19、容器マニホールド17a、主配管17、枝管
18を介してノズル16からダクト9内に放出され、消
火が行われる。
【0006】ところで、従来の自動消火装置は、設備全
体を消火対象区域としているため、消火を完全に行うこ
とができるという利点は有しているものの、消火設備が
大がかりなものとなり、設備費も高くつくという問題点
を有していた。また、接続用ダクト9bに配設したダン
パ15が閉鎖状態にあり設備全体に延焼するおそれが少
ない場合や実際に火災が1つのラインでしか発生してい
ない場合にも、設備全体を消火対象区域としているた
め、全ラインの稼働を停止することになり、設備の稼働
を再開するために時間と手間を要し、生産効率が低下す
ること等により莫大な損害を被るという問題点を有して
いた。
【0007】これらの問題点に対処するために、消火対
象区域を1つのライン毎とする自動消火装置(実公昭5
8ー37416号公報参照)が提案されている。この自
動消火装置は、ダクトの途中を分岐して水を用いる消火
設備を備えた消火室を設け、火災時には、分岐部に配設
したダンパを操作することによって搬送用空気の流路を
消火室側に切り換え、着火した綿を消火室に導入してフ
ィルタにより捕捉し、散水することにより消火するよう
に構成している。
【0008】ところで、この自動消火装置においては、
消火室をフィルタを介して大気と連通しているため、気
密性が要求される空気搬送装置のダクトの途中を分岐し
てこの消火室を設けた場合、分岐部に配設するダンパの
気密性が低いと、搬送用空気が消火室を介して大気中に
逃げ、搬送効率が低下するという問題点を有していた。
また、消火のために水を使用するため、設備の稼働を再
開するために時間と手間を要し、生産効率が低下すると
ともに、万が一消火のために用いる水がダクト等の設備
に漏洩した場合、莫大な損害を被るという問題点を有し
ていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
に鑑み、消火対象区域を1つのライン毎とし、ガス系消
火剤を用いて効率よく消火を行うことができ、かつ搬送
効率が低下することのない空気搬送ダクトの自動消火装
置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本第1発明の空気搬送ダクトの自動消火装置は、可
燃性物質を空気搬送するダクトと、該ダクトの途中を分
岐し、その下流で合流するようにダクトと並列に形成し
たガス系消火剤を用いる消火設備を備えた消火室と、該
消火室内を上流側と下流側に仕切るように設けた可燃性
物質を捕捉するためのフィルタと、前記ダクトと消火室
の分岐部及び合流部にそれぞれ配設した搬送用空気の流
路を切り換える第1のダンパ及び第2のダンパと、前記
第1のダンパの上流側のダクトに配設し、前記消火設備
並びに第1のダンパ及び第2のダンパの作動を制御する
信号を出力する火災感知器とからなることを要旨とす
る。
【0011】また、本第2発明の空気搬送ダクトの自動
消火装置は、本第1発明の空気搬送ダクトの自動消火装
置において、火災感知器の上流側のダクトに第3のダン
パを配設してなることを要旨とする。
【0012】また、本第3発明の空気搬送ダクトの自動
消火装置は、本第1又は第2発明の空気搬送ダクトの自
動消火装置において、消火設備を備えた消火室、第1の
ダンパ及び第2のダンパ並びに消火室と並列に形成する
ダクトをダクト消火ユニットとしてユニット化して形成
してなることを要旨とする。
【0013】
【作用】上記のように構成された本発明の空気搬送ダク
トの自動消火装置によれば、火災が発生したダクトに配
設した火災感知器が出力する信号により、その下流側に
配設した第1のダンパ及び第2のダンパを同時に作動さ
せ、搬送用空気の流路を消火室側に切り換え、搬送中の
可燃性物質を消火室に導入し、フィルタにより捕捉す
る。このとき、第2のダンパより下流側のダクトに位置
する搬送中の可燃性物質は、フィルタを通過し、消火室
から合流部を通ってダクトに再度導入された可燃性物質
が除去された搬送用空気によって下流側に搬送される。
そして、所定時間経過後、第2のダンパを復帰させて消
火室から合流部を通ってダクトに通ずる通路を遮断する
とともに、消火室に備えた消火設備からガス系消火剤を
放出し、放出したガス系消火剤を消火室から分岐部を通
って分岐部より上流側のダクトに導入することにより消
火室及びダクトの消火を行う。
【0014】また、消火室に備えた消火設備からガス系
消火剤を放出する際、火災感知器の上流側に配設した第
3のダンパを作動させてダクトを遮断し、第3のダンパ
の下流側のダクトの消火を行うようにしてもよい。
【0015】
【実施例】以下、本発明の空気搬送ダクトの自動消火装
置を図示の実施例に基づいて説明する。図2〜図5に示
す実施例は、本発明の空気搬送ダクトの自動消火装置を
紡績工場の第1工程の設備に適用したもので、この設備
は、農場で採取され、コンパウンドされた原綿Bを混打
綿機10に供給するコンベア12と、供給された原綿B
を繊維状に粉砕する粉砕ローラ10a及び繊維状に粉砕
された綿Aを空気搬送するファン11を備えた混打綿機
10と、混打綿機10に連接したダクト9と、ダクト9
の途中に配設したダクト消火ユニットEと、ダクト9の
下流側に配設した綿Aを帯状に圧縮成形するローラ13
a及び帯状に圧縮成形された1次工程製品Cを巻取機1
4に供給するローラ13bを備えた梳綿機13と、1次
工程製品Cをロール状に巻き取る巻取機14とから構成
する。この設備は、図1に示す従来の紡績工場の第1工
程の設備と同様、複数のラインを併設し、隣接するダク
ト9同士を接続用ダクトにより連接し、接続用ダクトに
ダンパを配設して構成する。
【0016】ダクト9の途中に配設したダクト消火ユニ
ットEは、ダクト9に容易に、かつ高い気密性をもって
介在することができるように、ダクト9の両端に形成し
たフランジと適合するフランジ8a,8bを両端に形成
した中間ダクト9aと、中間ダクト9aと並列かつ一体
に形成したガス系消火剤を用いる消火設備5を備えた消
火室4と、消火室4内を上流側と下流側に仕切るように
設けた綿Aを捕捉するためのフィルタ3と、中間ダクト
9aと消火室4の分岐部及び合流部にそれぞれ配設した
搬送用空気の流路を切り換える第1のダンパ1及び第2
のダンパ2とから構成する。
【0017】ガス系消火剤を用いる消火設備5は、消火
設備制御部5aと、二酸化炭素等のガス系消火剤を充填
したガス容器5bと、電気式ガス容器弁開放装置5c
と、消火室4に開口するガス系消火剤を放出するための
ノズル5dとから構成する。
【0018】第1のダンパ1の上流側のダクト9に火災
感知器7を設け、火災感知器7の上流側のダクト9に第
3のダンパ30を設ける。
【0019】火災感知器7は消火設備制御部5aに接続
し、火災感知器7の発する信号に基づいて消火設備制御
部5aから消火設備5の作動を制御するための信号を出
力するように構成するとともに、これと合わせて消火設
備制御部5aからダンパ制御部6に対して第1のダンパ
1、第2のダンパ2及び第3のダンパ30の作動を制御
するための信号を出力するように構成する。なお、この
場合において、火災感知器7をダンパ制御部6に直接接
続し、火災感知器7の発する信号に基づいて直接ダンパ
制御部6を作動することも可能である。
【0020】次に、このように構成した紡績工場の第1
工程の設備の稼働状態について説明する。
【0021】通常は、搬送用空気の流路が中間ダクト9
aを通るように第1のダンパ1及び第2のダンパ2を設
定する。(図2参照) そして、コンベア12により混打綿機10に供給した原
綿Bを混打綿機10の粉砕ローラ10aにより繊維状に
粉砕した後、繊維状に粉砕した綿Aをファン11によっ
てダクト9内及び中間ダクト9a内を空気搬送してダク
ト9の下流側に設けた梳綿機13に送り、梳綿機13の
ローラ13aによって帯状に圧縮成形し、ローラ13b
を介して巻取機14に巻き取って、1次工程製品Cを製
造する。
【0022】ところで、原綿Bに混入した金属片や石が
混打綿機10の粉砕ローラ10aに巻き込まれ、火花が
発生し、この火花が綿Aに着火する等により、ダクト9
内に火災が発生すると、火災が発生したダクト9に配設
した火災感知器7が火災を検知し、信号を出力する。火
災感知器7から出力された信号は、消火設備制御部5a
からダンパ制御部6に伝達され、これによりダンパ制御
部6は、火災感知器7の下流側に配設した第1のダンパ
1及び第2のダンパ2を同時に作動させ、搬送用空気の
流路を消火室4側に切り換え、搬送中の綿Aを消火室4
に導入し、フィルタ3により捕捉する。このとき、第2
のダンパ2より下流側のダクト9内に位置する搬送中の
綿Aは、フィルタ3を通過し、消火室4から合流部を通
ってダクト9に再度導入された着火した綿Aが除去され
た搬送用空気によって下流側に搬送され、1次工程製品
Cに加工される。(図3参照(消火の第1行程))
【0023】そして、所定時間経過後、具体的には、着
火した綿Aがすべて消火室4内に導入された後、消火設
備制御部5aからダンパ制御部6に信号を発し、第2の
ダンパ2を復帰させて消火室4からダクト9に通ずる通
路を遮断するとともに、消火設備制御部5aからの信号
により電気式ガス容器弁開放装置5cを操作し、ガス容
器5bに充填されているガス系消火剤をノズル5dを介
して消火室4内に放出し、消火室4の消火を行う。(図
4参照(消火の第2行程)) この場合、ガス容器5bには消火室4の容積以上の十分
な量のガス系消火剤が充填されているため、ガス系消火
剤は、消火室4から分岐部を通って分岐部より上流側の
ダクト9内に流れ込み、ダクト9内に残留している可能
性のある着火した綿Aの消火を行う。
【0024】また、消火設備5からガス系消火剤を放出
する際、消火設備制御部5aからダンパ制御部6に信号
を発し、第3のダンパ30を作動させてダクト9を遮断
し、第1のダンパ1、第2のダンパ2及び第3のダンパ
30によって密閉空間を形成した後、この密閉空間にガ
ス系消火剤を放出、充満させ、消火を行うようにしても
よい。(図5参照(消火の第2行程))
【0025】なお、火災感知器7を同一ラインの混打綿
機10の粉砕ローラ10aの駆動制御部に接続し、火災
感知器7が火災を検知した時に直ちに混打綿機10の粉
砕ローラ10aを停止して、綿Aの供給を停止すること
が望ましい。
【0026】上記実施例は、本発明の空気搬送ダクトの
自動消火装置を紡績工場の第1工程の設備に適用した例
について説明したが、本発明はこれに限定されず、粉体
状の穀類、粉体状の石炭、チップ状の木材等の可燃性物
質を空気搬送する空気搬送ダクトを備えた空気搬送装置
に広く適用できるものである。
【0027】
【発明の効果】本第1発明によれば、消火対象区域を1
つのライン毎とし、さらに第2のダンパで消火室からダ
クトに通ずる通路を遮断することにより消火対象区域を
限定し、かつ消火室のほか、着火した可燃性物質が残留
する可能性のあるダクトを含む消火対象区域をガス系消
火剤を用いて効率よく消火することができる。また、火
災が発生した場合、着火した可燃性物質はすべて消火室
内に導入されるとともに、第2のダンパより下流側のダ
クト内に位置する搬送中の可燃性物質は、フィルタを通
過し、消火室から合流部を通ってダクトに再度導入され
た着火した可燃性物質が除去された搬送用空気によって
下流側に搬送されるため、ダクト内に残留する可燃性物
質をきわめて少なくすることができ、延焼のおそれを小
さくすることができるとともに、ガス系消火剤を用いる
ことと相俟って、設備の稼働を再開するために要する時
間と手間を最小限にすることができる。また、消火室を
大気と遮断して配設しているため、搬送用空気が消火室
からダクトの系外に漏洩することがなく、消火室を設け
ることによる搬送効率の低下を防止することができる。
【0028】また、本第2発明によれば、第1のダン
パ、第2のダンパ及び第3のダンパによって密閉空間を
形成した後、この密閉空間にガス系消火剤を放出、充満
させ、消火を行うことができ、消火性能を向上すること
ができるとともに、延焼のおそれをより小さくすること
ができる。
【0029】また、本第3発明によれば、消火設備を備
えた消火室、第1のダンパ及び第2のダンパ並びに消火
室と並列に形成するダクトをダクト消火ユニットとして
ユニット化して形成することにより、新設、既設のいず
れの空気搬送装置の空気搬送ダクトにも簡易に取り付け
ることができ、また、高い気密性を容易に得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の紡績工場の第1工程の設備を示す図であ
る。
【図2】本発明の空気搬送ダクトの自動消火装置を適用
した紡績工場の第1工程の設備の通常の稼働状態を示す
図である。
【図3】図2の紡績工場の第1工程の設備において火災
が発生した場合の消火の第1行程を示す図である。
【図4】同消火の第2行程の第1の実施例を示す図であ
る。
【図5】同消火の第2行程の第2の実施例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 第1のダンパ 2 第2のダンパ 3 フィルタ 4 消火室 5 消火設備 5a 消火設備制御部 5b ガス容器 5c 電気式ガス容器弁開放装置 5d ノズル 6 ダンパ制御部 7 火災感知器 8a フランジ 8b フランジ 9 ダクト 9a 中間ダクト 10 混打綿機 11 ファン 13 梳綿機 30 第3のダンパ A 綿 B 原綿 C 1次工程製品 E ダクト消火ユニット

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可燃性物質を空気搬送するダクトと、該
    ダクトの途中を分岐し、その下流で合流するようにダク
    トと並列に形成したガス系消火剤を用いる消火設備を備
    えた消火室と、該消火室内を上流側と下流側に仕切るよ
    うに設けた可燃性物質を捕捉するためのフィルタと、前
    記ダクトと消火室の分岐部及び合流部にそれぞれ配設し
    た搬送用空気の流路を切り換える第1のダンパ及び第2
    のダンパと、前記第1のダンパの上流側のダクトに配設
    し、前記消火設備並びに第1のダンパ及び第2のダンパ
    の作動を制御する信号を出力する火災感知器とからなる
    ことを特徴とする空気搬送ダクトの自動消火装置。
  2. 【請求項2】 前記火災感知器の上流側のダクトに第3
    のダンパを配設してなることを特徴とする請求項1記載
    の空気搬送ダクトの自動消火装置。
  3. 【請求項3】 前記消火設備を備えた消火室、第1のダ
    ンパ及び第2のダンパ並びに消火室と並列に形成するダ
    クトをダクト消火ユニットとしてユニット化して形成し
    てなることを特徴とする請求項1又は2記載の空気搬送
    ダクトの自動消火装置。
JP14528494A 1994-06-03 1994-06-03 空気搬送ダクトの自動消火装置 Expired - Fee Related JP2574203B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14528494A JP2574203B2 (ja) 1994-06-03 1994-06-03 空気搬送ダクトの自動消火装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14528494A JP2574203B2 (ja) 1994-06-03 1994-06-03 空気搬送ダクトの自動消火装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07328139A JPH07328139A (ja) 1995-12-19
JP2574203B2 true JP2574203B2 (ja) 1997-01-22

Family

ID=15381589

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14528494A Expired - Fee Related JP2574203B2 (ja) 1994-06-03 1994-06-03 空気搬送ダクトの自動消火装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2574203B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100716671B1 (ko) * 2005-07-29 2007-05-09 주식회사 금륜방재산업 덕트용 자동 소화시스템.
JP4661629B2 (ja) * 2006-02-27 2011-03-30 Jfeスチール株式会社 油煙排気装置およびその消火方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07328139A (ja) 1995-12-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2011504864A (ja) 材料の吸引搬送システムにおける方法及び装置
JP5160223B2 (ja) 硫化鉄鉱や石炭塵用の乾式コンベヤプラント
CN107032124A (zh) 一种间歇式粉体负压气力输送系统及方法
JP4920113B2 (ja) 燃料ペレット、燃料ペレットの製造方法及び製造装置
CN102502262B (zh) 焦炉除尘灰的气力输送及高炉喷吹的工艺及系统
WO2013166179A1 (en) Pulverizer mill protection system
JP2574203B2 (ja) 空気搬送ダクトの自動消火装置
CN111468265A (zh) 一种气膜煤堆场里的配煤称量筛分破碎系统
JP5260833B2 (ja) プラスチック系廃棄物の処理方法
CN202968819U (zh) 具有快速灭火装置的多仓混棉机
US3477650A (en) Apparatus to provide inert atmosphere in material reducing mills
JP2011240295A (ja) 防火装置を備えた廃棄物破砕設備及びその運転方法
US2989348A (en) Fire eliminator for air conveying systems
CN107956008A (zh) 一种输棉用火星防治系统
KR100862774B1 (ko) 미분탄 제조 장치
JP2002211763A (ja) 粉体輸送装置
CN208426562U (zh) 粉末状物料生产线灭火装置
US20220226680A1 (en) Explosion-monitoring system of a comminuting installation, comminuting installation and method for operating an explosion-monitoring system
Rodrigues et al. An axiomatic approach to the design and operation of a wood pellet production line
CN111483813A (zh) 一种物料直接进柜的控制方法
CN115243793A (zh) 粉碎装置以及粉碎物吹扫方法
CN103159211B (zh) 活性炭生产系统
Davis et al. Importance of properly designing dust explosion protection systems: Case study–2014 plywood manufacturing facility fire and explosion
JPH08176566A (ja) バーナ乾燥装置及びこのバーナ乾燥装置を備えたごみ燃料化システム
JPH11211047A (ja) 焼却設備

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 11

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071024

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081024

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091024

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101024

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 14

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101024

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 15

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111024

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121024

Year of fee payment: 16

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121024

Year of fee payment: 16

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131024

Year of fee payment: 17

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees