JP2572989B2 - 駒組み込みパズル盤 - Google Patents

駒組み込みパズル盤

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JP2572989B2 JP19316887A JP19316887A JP2572989B2 JP 2572989 B2 JP2572989 B2 JP 2572989B2 JP 19316887 A JP19316887 A JP 19316887A JP 19316887 A JP19316887 A JP 19316887A JP 2572989 B2 JP2572989 B2 JP 2572989B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は基本形状を所定数集合させた複数の駒を特定
の形の駒組み込み部の中に組み込むようにした駒組み込
みパズル盤に関する。
〔従来技術〕
従来のこの種のパズル、例えば、特公昭47−7497にお
いては特定の輪郭の枠内に同一面積の正三角形を6個集
合させた形状をなし、しかもその各々が異なる形状の限
界であるところの12個の駒を特定の輪郭内に隙間なく組
み込むようにしたパズルがある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
この種のパズルでは駒を組み込む制限はパズル盤の外
周に設けた外周壁しかないのでパズルが単調になり面白
みがない。
特に駒の基本形状を三角形または四角形または六角形
などに決め、基本形状の集合の数を決め、枠の形状を決
めると、パズルの難易度が決まってしまう欠点がある。
即ち易しいパズルでは初心者には難易度が適していても
熟練者には適してなく、むつかしいパズルでは熟練者に
は難易度が適していても初心者には適していない欠点が
あり、さらに遊戯者は自分に適した難易度のパズルを見
つけても、そのパズルになれると難易度が変わらないの
で、パズルが簡単になったり、単調になり遊戯者が飽き
てしまう欠点がある。
本発明はこのような問題に対処すべく、駒を組み込む
制限を変えパズルの難易度を変えれるようにし、広範囲
の遊戯者に適したパズルを提供するようにしたものであ
る。
〔問題の解決手段〕
このような従来のパズルの問題を解決するために本発
明は次のように構成している。
基本形状を所定数集合させて異なる形状にした複数の
駒と、前記基本形状を集合させた形状をした駒組み込み
部を有する駒組み込みパズル盤において、前記駒の一部
に駒凹部を設けるとともに前記駒組み込み部の外周内に
前記駒を組み込む制限となるように駒ガイドを突出させ
た事を特徴とする駒組み込みパズル盤。
特に駒ガイドを駒組み込み部より突出させる数を変え
る手段を設けた上記記載の駒組み込みパズル盤。
〔発明の目的〕
本発明の目的は駒を組み込む変化に富んだ駒組み込み
パズル盤を提供することにある。
特に、遊戯者に一つの駒組み込みパズル盤でも駒ガイ
ドを突出させる数を自分んで変えることができるように
して自分の能力に合わせた難易度に調整できるようにし
た変化に富んだ駒組み込みパズル盤を提供することにあ
る。
〔第1の実施例〕 以下本発明の第1の実施例を図面によって説明する。
第1の実施例の駒1は第1図の駒1aから駒1lの駒を使
う。駒1の形状は基本形状である正三角形を5個と6個
集合させた形状をしている。駒1aから駒1lの12種類の駒
1は基本形状である正三角形を6個組み合わせた形状を
しており、かつ各々が異なる形状をしている。駒1mから
駒1q迄の4種類の駒1は基本形状である正三角形を5個
組み合わせた形状をしておりかつ各々が異なる形状をし
ている。駒1の両面の外周には駒凹部11が設けてある。
第2図と第3図でパズル盤2を説明する。
パズル盤2の駒組み込み部22の形状は基本形状である
正三角形を92個組み合わせた形状をしており、駒組み込
み部22の外周縁に設けた凸縁21の外側の形状は正六角形
の形状をしている。駒組み込み部22には基本形状である
正三角形の頂点にあたる位置や辺の中央にあたる位置に
駒ガイド31の形状をした駒ガイド穴38が開けてある。そ
の駒ガイド穴38の下側には突出体シリンダ39が第4図に
示すように設けてある。
突出体3の形状を第6図にしたがって説明する。
突出体3の上部には突出体3の中心から外側に60度の
整数倍の角度に形成した板状の駒ガイド31lが取り付け
てある。第1の実施例では駒ガイド31の形状は31c、31
e、31f、31g、31h、が組み込んであるが、31aから31lの
どの形状の駒ガイド31をパズル盤2に組み込んでもよ
い。突出体3の駒ガイド31の反対側に突出させたガイド
棒33の先端は半球状に形成してある。突出体3は突出体
シリンダ39内を上下に動くように、かつ突出体バネ34に
より下のほうに押しつけられるように突出体シリンダ39
内に配置してある。
パズル盤本体29の下側には、第4図、第5図に示すよ
うに案内板25がパズル盤本体29の中心部の下側に固定さ
れた案内板軸26によって回転出来るように取り付けてあ
る。案内板25には案内板軸26を中心にした円形のガイド
溝27があり、そのガイド溝27にはガイド深部66とガイド
浅部67とが、60度ごとにランダムに配置してある。ガイ
ド溝27には突出体3のガイド棒33が入るように構成して
ある。ガイド棒35がガイド深部66に位置する場合はガイ
ド棒33がガイド深部66に入って下側に位置し駒ガイド31
がガイド穴38の中に隠れるので駒ガイド31は駒組み込み
部22から突出しない。逆にガイド棒37がガイド浅部67に
ある場合にはガイド棒33はガイド浅部67に当たって上に
押し上げられ駒ガイド31は駒ガイド穴38から出て駒組み
込み部22に突出するように構成してある。
駒1の両面の外縁部に設けた駒凹部11の大きさは板状
の駒ガイド31の厚さの半分が入る大きさである。
第1の実施例は以上のように構成してある。次にその
効果を説明する。
案内板25を60度づつ回転させたときガイド棒33の位置
にガイド深部66が来ると突出体3は突出体バネ34により
下方に押され駒ガイド31は駒組み込み部22の内側に隠れ
る。そのようになると駒ガイド31は駒1をパズル盤2に
組み込む場合の制約にならない。
逆にガイド棒33の位置にガイド溝27に設けたガイド浅
部67が来るとガイド浅部67がガイド棒33を押し上げ、突
出体3は突出体バネ34を押し、駒ガイド31が駒組み込み
部22の外側に突出するので、駒ガイド31は駒1をパズル
盤2に組み込む場合の制約になる。そしてガイド深部66
とガイド浅部67が60度ごとにランダムに設けてあるの
で、案内板25を60度ごとに回転するたびに駒ガイド31が
駒組み込み部22の外側に突出して駒1を組み込むのが難
しくなったり、内側に隠れて簡単になったりし、6種類
の難易度のパズルになる。
[第2の実施例] 第2の実施例を第8図に従って説明する。
第8図の例はパズル盤2の駒組み込み部22の他の実施
例である。
第8A図から第8C図の例は、基本形状である正三角形を
110個集合させた形をしており駒1aから駒1v迄の21個の
駒1を使う。第8D図から第8G図の例は基本形状である正
三角形を104個集合させた形をしており、駒1aから駒1c
迄の19個の駒1を使う。第8H図から第8K図は基本形状で
ある正三角形が92個集合した形をしており、駒1aから駒
1q迄の16個の駒1を使う。
第2の実施例において駒ガイド31を駒組み込み部22か
ら突出させたり引っ込めたりする手段は図示してない
が、第4図に示す手段のように駒組み込み部22の下側に
取り付けた案内板25を回転させることにより行なう。
また第8図には駒ガイド31の形状は図示してないが、
第6図の駒ガイド31aから31kや後述する第9図の駒ガイ
ド31mや31nを駒組み込み部22から突出させたり引っ込め
たり出来るように設ける。
第8図に示す第2の実施例のように第1の実施例に対
して駒組み込み部22の形状や、駒1の形状を変えても第
1の実施例と同様に駒ガイドにより駒を組み込む場合の
制約になるという効果が得られる。
[第3の実施例] 第3の実施例を第9図に従って説明する。
第3の実施例は突出体3と駒1の他の実施例である。
第9図の実施例の駒1の形状は第1図の駒1eに対応した
形状を代表して説明する。
第9A図の突出体3mの駒ガイド31mの形状は円柱状の形
をした例である。この駒ガイド31mを基本形状である正
三角形の辺の中央部に相当する駒組み込み部22の位置に
突出させたり引っ込めたり出来るよう設ける。その駒ガ
イド31m用の駒1は第1図に示す駒1aから1wでも良いし
第9B図の駒1xでも良い。
駒1xの形状は第6図のように駒1の外側の辺の中央部
に円柱の半分の形の駒凹部11bを設けている。
突出体3mを基本形状である正三角形の辺の中央部に設
けたときの駒1の他の実施例を説明する。第9C図のよう
に、駒1yの外縁部に駒突出壁12を設けてもよい。この駒
1yの駒凹部11は駒突出壁12に囲まれた11cである。
この種の駒1yを使う場合には駒ガイド31mが突出して
いるところには駒1yの基本形状である三角形の内側が位
置するように駒1yをくみこまなければならない。
第9D図の駒1zは基本形状である三角形の一部の中央部
に円柱状の駒凹部11dを設けてある。この種の駒1を使
う場合には突出体3は駒組み込み部22の基本形状である
三角形の中央部付近に円柱状の駒ガイド31mをもった突
出体3mを取り付けるようにする。そして駒1を組み込む
場合には駒ガイド31mが突出しているところに駒1zの円
柱状の駒凹部11dが位置するように組み込まなければな
らない。
第9E図の駒1の駒ガイド31nは断面が長方形になって
おり、その形にあわせて駒1aの基本形状である三角形の
中央部にも長方形の駒凹部11eが設けてある。したがっ
てこの駒1を組み込む場合には駒ガイド31nの形状にあ
わせて駒凹部11eが位置するように組み込まなければな
らない。
駒1xから1aに対応するパズル盤2の駒組み込み部22の
形状は第2図に示す形状でも良いし、第8A図から第8K図
に示す駒組み込み部22の形状にしても良い。
第3の実施例において駒ガイド31を駒組み込み部22か
ら突出させたり引っ込めたりする手段は第4図に示す手
段のように駒組み込み部22の下側に取り付けた案内板25
を回転させることにより行なう。
第3の実施例でも第1の実施例と同様の効果がある。
すなわち、駒ガイド31を突出しているところに駒凹部11
が位置するように駒1を組み込まなければならないとい
う制約ができる。
[第4の実施例] 第4の実施例を第10図と第12図に従って説明する。
第10図は駒1の基本形状が正方形の例であり、その基
本形状である正方形を2個から5個集合させて駒1Aaか
ら駒1Asを形成している。駒1の両面の外縁部には第1
図に示す例と同様に駒凹部11が設けてある。この駒1Aa
用の駒組み込み部22を第11A図から第11C図に示す。第11
A図と第11B図の駒組み込み部22の形状はは基本形状であ
る正方形が88個集合した形をしており、これ用の駒1は
駒1Aaから駒1Asの20個の駒1を使う。第10C図の例の駒
組み込み部22は基本形状である正方形が80個集合した形
をしており、この駒組み込み部22用の駒1は駒1Aaから
駒1Apの17個の駒1を使う。駒1Aの両面の外周には駒凹
部11が設けてあり、その駒凹部11に駒ガイド31が入るよ
うにしてある。
第11図の31pから31tは駒ガイドである。駒ガイド31p
から31tの形状は第6図で説明したした場合とは角度が
違う。すなわち板状の駒ガイド31が90度の整数倍で突出
体3に取り付けてある。
第4の実施例において駒ガイド31を駒組み込み部22か
ら突出させたり引っ込めたりする手段は第4図に示す手
段のように駒組み込み部22の下側に取り付けた案内板25
を回転させることにより行なう。ただしガイド浅部67と
ガイド深部66は45度ごとにランダムに案内板25に設けて
ある。
第4の実施例でも第1の実施例と同様の効果がある。
すなわち駒ガイド31が突出しているところに駒凹部11が
位置するように駒1を組み込まなければならないという
制約ができる。
第5の実施例 第5の実施例を第11図と第12図によって説明する。
第11D図に示す駒組み込み部22pは基本形状である正六
角形を35個集めた形をしている。
この駒組み込み部22p用の駒は第12図に示す駒1Baから
駒1Bjの10個の駒を使う。駒1Baから駒1Bfまでは基本形
状である正六角形を4個組み合わせた形であり駒1Bgか
ら駒1Biまでは基本形状である正六角形を3個組み合わ
せた形であり駒1Bjは基本形状である正六角形を2個組
み合わせた形をしている。
31pと31uと31vは駒ガイド31である。駒ガイド31uと31
vの形状は第6図で説明した場合とは角度が違う。すな
わち板状の駒ガイド31が120度の整数倍で突出体3に取
り付けてある。
第5の実施例において駒ガイド31を駒組み込み部22か
ら突出させたり引っ込めたりする手段は第4図に示す手
段のように駒組み込み部22の下側に取り付けた案内板25
を回転させることにより行なう。
第5の実施例でも第1の実施例と同様の効果がある。
すなわち駒ガイド31が突出しているところに駒凹部11が
位置するように駒1を組み込まなければならないという
制約ができる。
第6の実施例 第6の実施例を第13図、第14図に従って説明する。
第13図、第14図は駒ガイド31を凸設する手段の他の実
施例である。第13図は駒ガイド31を突出する手段の組み
立て図であり、第14図は斜視断面図である。
駒組み込み盤41は両面に駒組み込み部22が設けてあ
る。駒組み込み部22の基本形状は正方形でありそれを80
個集合させて作ってある。その基本形状の正方形の辺の
中央部に数個の駒ガイド31が駒組み込み部22内に設けて
ある。駒組み込み盤41は組み込み盤容器42内に2個入る
ように構成してある。駒1Dの形状は外形が第10図の駒1A
aから駒1Apの形状をしているが駒凹部11は駒1Aとは違い
駒1Dの中央部に設けてある。
遊戯者は駒1を最上面の駒組み込み部22に組み込んで
遊ぶ。
第6の実施例でも第1の実施例と同様の効果がある。
すなわち駒ガイド31が突出しているところに駒凹部11が
位置するように駒1を組み込まなければならないという
制約ができる。
第7の実施例 第7の実施例を第15図に従って説明する。
第15図は駒ガイド31を突出させる他の実施例である。
上ケース51は中央上部に駒組み込み部22が設けてある。
上ケース51の下側の両端にはドラム53がドラム軸52によ
り回転できるように取り付けてある。ドラム軸52は上ケ
ース51の外側に付けたダイヤル59と固着して取り付けて
あり、またドラム軸52はドラム53とも固着して取り付け
てある。レバー54は中央部をレバー軸55によりレバー軸
受44に取り付けてある。レバー軸受44は上ケース51に付
いている。レバー軸55よりドラム53側のレバー54の端に
は円弧状のレバー凸部49が設けてあり、レバー凸部49は
ドラム53に設けられたドラム溝45に当たるように設けて
ある。ドラム溝45には溝の深さの浅いドラム溝浅部46と
溝深さの深いドラム溝深部47とがある。レバー54のレバ
ー凸部49の反対側には駒ガイド31が駒ガイド軸57により
取り付けてあり、駒ガイド31はガイド穴38に入るように
設けてある。レバーバネ56はレバー凸部49がドラム溝45
を押すように両端がそれぞれレバー54と上カバー51に取
り付けてある。
次に第7の実施例の作用を説明する。ダイヤル59を回
すとドラム軸52やドラム53が回りレバート凸部49がドラ
ム溝浅部46に当たり、レバー54はレバーバネ56に抗して
動き、駒ガイド31は駒組み込み部22に突出るする。ダイ
ヤル59をさらに回すとドラム53が回り、レバー凸部49が
ドラム溝深部47に当たり、レバー54はレバーバネ56に引
かれて動き、駒ガイド31が駒ガイド穴38内に入るので駒
1を組み込む制約にならない。このようにダイヤル59を
回すことにより駒ガイド31が駒組み込み部22から突設し
たり、引っ込んだりし、駒1を組み込む制約条件を変え
ることができるので、駒1を組み込む難易度を変えるこ
とができる。またダイヤル59には駒1を組み込む難しさ
の記号を付けておき、上ケース51にもダイヤル59に付け
た難しさの記号をセットする記号を付けておいて難易度
を合せやすくしても良い。
第7の実施例でも第1の実施例と同様の効果がある。
即ち、駒ガイド31が突出している所に駒凹部11が位置す
るように駒1を組み込まなければならないという制約が
できる。
第8の実施例 第16図は駒ガイド31を凸設する他の実施例である。
駒1の基本形状は正方形の例であり、駒組み込み部22
は基本形状である正方形が縦8個、横10個の計80個集合
した形をしている。
駒1の形状は第10図の駒1Aaから駒1Agの17個の駒1か
ら成り立っている。駒1の外周に駒突出壁12を設けてあ
りその駒突出壁12の内側に駒凹部11が設けてある。
駒組み込み部22の下側のパズル盤本体28に形成した突
出体シリンダ39の中に、突出体3が突出体バネ34により
下方に付勢して取り付けてある。突出体3は第9A図の形
状をしている。
パズル盤本体29とパズル盤底板63の間を案内盤61が横
方向に動けるように構成する。案内盤61に設けた案内穴
62は下方が小さく、上方が大きいスリバチ状になってお
り、突出体3のガイド棒33が入る位置に開いている。
第8の実施例の作用を説明する。
案内盤61を横方向に動かすことにより突出体3のガイ
ド棒33が案内穴62に入る。そうすると突出体3は突出体
バネ34により下方に付勢され、駒ガイド31が駒組み込み
部22の内側に入るので、駒1を組み込む制約にならな
い。
案内盤61をさらに動かして突出体3のガイド棒33が案
内穴62から外れると突出体3は案内盤61により上方に押
され突出体バネ34に打ち勝ち、駒ガイド21が駒組み込み
部22に突出する。そして駒ガイド21が駒1を組み込む制
約になる。
第8の実施例でも第1の実施例と同様の効果がある。
即ち、駒ガイド31が突出している所に駒凹部11が位置す
るように駒1を組み込まなければならないという制約が
できる。
第9の実施例 第9の実施例を第17図に従って説明する 第17図は駒ガイド31を凸設する他の実施例である。
駒1の基本形状は正方形の例であり、駒組み込み部22
は基本形状である正方形が縦8個、横10個の計80個集合
した形をしている。
駒1の形状は第10図の駒1Aaから駒1Agの17個の駒1か
ら成り立っている。駒1の両面の外周に駒凹部11が設け
てある。
外周回転ガイド71は駒組み込み部22の外周に設けた凸
縁21の一部を形成している。そして、回転軸73を介して
ダイヤル59と外周回転ガイド71は固定されている。ダイ
ヤル59と外周回転ガイド71はパズル盤本体28にたいして
回転自在に取り付けてある。下面回転ガイド72は回転軸
73によりパズル盤本体28にたいして回転自在に取り付け
てある。また、ダイヤル59と下面回転ガイド72とは回転
軸73を介して固着している。外周回転ガイド71には駒組
み込み部22の一部である回転駒組み込み部70が6個設け
てある。下面回転ガイド72には駒組み込み部22の一部で
ある回転駒組み込み部70が4個設けてある。各々の回転
駒組み込み部70の面には多種類の駒ガイド21が図示して
ない基本形状である正方形の辺に設けてある。
第8図の実施例は以上のように構成してあるのでその
作用はダイヤル59を回転することにより、外周回転ガイ
ド71や下面回転ガイド72が回転し、形や駒1の組み込み
条件の違った回転駒組み込み部70が現われる。従ってダ
イヤル59を回転することにより回転駒組み込み部70に凸
設させた駒ガイド21の形が変り、駒1を組み込む条件が
変わる。
このように第9の実施例でも第1の実施例と同様の効
果が得られる。
第10の実施例 第18図は駒ガイド31を凸設する他の実施例であり、第
19図は斜視断面図である。
外容器85内に制御盤87、突出体ケース81、駒1の順に
組み込むように構成してある。外容器85と突出体ケース
81で駒組み込み部22を構成する。駒組み込み部22の形状
は基本形状である正方形が縦8個と横10個の計80個集合
した形状である。
駒1の形状は第6の実施例の駒1の形状と同じであり
基本形状である正方形が4個から5個集合した形をして
いる。
制御盤87は基本形状である正方形が縦8個と横8個の
64個集合した形であり、4辺の横の面には基本形状であ
る正方形の1辺の幅で制御盤位置決め溝88が設けてあ
る。制御盤位置決め溝88の位置に対応した外容器85の内
側には制御盤位置決め突起89が基本形状である正方形の
1辺の幅で設けてある。また制御盤位置決め突起89は制
御盤位置決め溝88に入って制御盤87を外容器85に位置決
め出来るように、制御盤位置決め溝88の形状に対応した
形状をしている。
制御盤87の制御盤位置決め溝88と制御盤位置決め溝88
の間には複数の難易記号84が付けてある。難易記号84に
対応する外容器85の壁面に記号窓86が設けてあり、パズ
ルの難易記号にあわせた難易記号が1個見えるようにな
っている。
突出体ケース81の上面には複数の駒ガイド穴38が設け
てあり、その位置は基本形状である正方形の辺の中央の
位置である。駒ガイド穴38の下側には突出体シリンダ39
が設けてある。突出体ケース81の下側には突出体ケース
底板82が取り付けてあり、突出体シリンダ39の下方の突
出体ケース底板82には駒ガイド棒穴38があけてある。突
出体シリンダ39の内側には突出体3が入っている。突出
体3の上方には円柱状の駒ガイド31がついており、下側
にはガイド棒33が付いている。突出体3は突出体シリン
ダ39の内側に位置し、駒ガイド31が駒ガイド穴38に位置
し、ガイド棒33がガイド棒穴91に位置するように突出体
ケース81の内側に設けてある。そして突出体3は上下動
ができるように突出体3と突出体ケース81及び突出体ケ
ース底板82の間に僅かな隙間を持たせて組み込んであ
る。突出体ケース81と突出体ケース底板82は突出体が落
ちないように接着してある。
制御盤83に設けた制御穴83の位置はパズルの難易度に
応じてガイド棒33が制御穴83に入り駒ガイド31が突出体
ケース81の上面から出るようにガイド棒33の位置にあわ
せて設けてある。即ち難しいパズルではガイド棒33に対
応した位置の制御穴83を少なくし、易しいパズルではガ
イド棒33に対応した位置の制御穴83を多くしてある。
次に第10の実施例の作用を説明する。
遊技者は自分のレベルにあった難易度を制御盤87に付
けてある難易記号84から選ぶ。そして選んだ難易記号84
が記号窓86から見えるように制御盤87を外容器85に組み
込む。その次に制御盤87の上に突出体ケース81を組み込
む。突出体3に設けたガイド棒33の下側に制御盤87に設
けた制御盤穴83があればガイド棒33が制御盤穴83に入り
突出体3は自重で下がって突出体3が突出体ケース底板
82に当たるところに位置する。そして駒ガイド31が突出
体ケース81の上面から突出しない。突出体3に設けたガ
イド棒33の下側に制御盤87に設けた制御盤穴83がなけれ
ば、ガイド棒33が制御盤にあたりたり、突出体3を押上
げ駒ガイド31が突出体ケース81の上面から突出する。そ
して、駒ガイド31が突出体ケース81の上面から突出して
おれば駒1を組み込む制限になり、駒ガイド31が突出体
ケース81の下面から突出していなければ駒1を組み込む
制限にならない。したがって難易度に応じて制御盤87の
位置を変える。そして難易度が高ければ駒ガイド31が突
出する数が多く、駒1を全て組み込むのが難しくなり、
難易度が低ければ駒ガイド31の突出する数が少なく、駒
1を全て組み込むのが容易になる。したがって第1の実
施例と同様の効果が得られる。
第11の実施例 第11の実施例を第20図に従って説明する。
駒1の形状は基本形状である正方形が2個から4個集
合した形をしている。駒1の基本形状である正方形の外
側の辺の一部には円弧状の駒凹部11と基本形状である正
方形の一部の中央部には四角の駒凹部11が設けてある。
パズル盤本体29の駒組み込み部22には駒ガイド固定穴
77と、凸縁21には駒ガイド収納穴78が設けてある。
駒ガイド固定穴77と駒ガイド収納穴78の形状は円形と
四角形の2種類有る。
駒ガイド31の形状は円柱状と、四角柱状と、下半分が
円柱状で上半分がかまぼこ状の3種類であり、駒ガイド
31の下部が駒ガイド固定穴77と駒ガイド収納穴78に入る
ように構成してある。
駒組み込み部の形状は基本形状である正方形が縦5個
と横6個の計30個集合した形をしている 次に第11の実施例の作用を説明する。
遊技者は自分のレベルにあった難易度にあうように駒
ガイド31を駒ガイド固定穴77に差し込む。余った駒ガイ
ド31は駒ガイド収納穴78に差し込んでおく。それから駒
1を組み込むようにすると駒ガイド31が駒1を組み込む
制限になるので第1の実施例と同様の効果が得られる。
[効果] 本発明は以上に説明したように、駒組み込み部22に駒
ガイド31を突出して設けてあるので駒組み込み部22の形
や、駒ガイド31の突出さす数や位置の組み合わせが無限
といっていいほど多数ある。従って駒1を組み込む変化
に富だパズルを提供できる。
特に駒ガイド31を駒組み込み部22から突出させたり入
っ込めたり出来るようにした場合は、本考案の1つの駒
組み込みパズル盤でも複数の難易度の違ったパズルを提
供できるので、一つの駒1の組み合わせが完成すれば駒
ガイド31の吐出させる位置を変えることにより他の難易
度の駒1の組み合わせを研究することにより誠に興味に
富んだパズルを提供することができる。
また駒1を組み込む難易度を変えて易しいパズルにす
ることができるので、駒1を組み込む能力の低い遊戯者
に合ったパズルにもなるし、難易度を変えてむつかしい
パズルにすれば駒を組み込む能力の高い遊戯者にあった
パズルにもなりいろんな能力の遊戯者に合わせた興味に
富んだパズルを提供できる。
また駒を組み込む能力の進歩の速い遊戯者、特に子供
において1つのパズルでも能力の進歩に合わせてパズル
を楽しむことができる。
そしてまたいろんな能力の遊戯者でも1つのパズルで
自分の能力に合わせてパズルの難易度を変えて楽しむこ
とができるので非常に経済的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の実施例の駒の説明図 第2図は第1の実施例の駒組み込み部の説明図 第3図は第1の実施例の斜視図 第4図は第1の実施例の斜視断面図 第5図は第1の実施例の案内盤の斜視図 第6図は第1の実施例の突出体の斜視図 第7図は第1の実施例の駒の斜視断面図 第8図は第2の実施例の案内盤の説明図 第9図は第3の実施例の駒と突出体の斜視図 第10図は第4の実施例の駒の説明図 第11図は第5の実施例の駒組み込み部の説明図 第12図は第5の実施例の駒の説明図 第13図は第6の実施例の斜視図 第14図は第6の実施例の斜視断面図 第15図は第7の実施例の斜視断面図 第16図は第8の実施例の斜視断面図 第17図は第9の実施例の斜視断面図 第18図は第10の実施例の斜視図 第19図は第10の実施例の斜視断面図 第20図は第11の実施例の斜視図 1……駒、2……パズル盤 3……突出体、11……駒凹部 12……突出壁、21……凸縁 22……駒組み込み部、25……案内板 26……案内板軸、27……ガイド溝 31……駒ガイド、33……ガイド棒 34……突出体バネ、38……駒ガイド穴 39……突出体シリンダ 41……駒組み込み盤、61……案内盤 62……案内穴、81……突出体ケース

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基本形状を所定数集合させて異なる形状に
    した複数の駒と、前記基本形状を集合させた形状をした
    駒組み込み部を有する駒組み込みパズル盤において、前
    記駒の一部に駒凹部を設けるとともに前記駒組み込み部
    の外周内に前記駒を組み込む制限となるように前記駒凹
    部の形状に合わせた駒ガイドを突出させたことを特徴と
    する駒組み込みパズル盤。
  2. 【請求項2】駒ガイドを突出させる位置を前記駒の前記
    基本形状の中央部、または前記駒の前記基本形状の辺の
    中央部、または前記駒の前記基本形状の頂点の位置に相
    当する駒組み込み部の位置にしたことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の駒組み込みパズル盤。
  3. 【請求項3】駒ガイドの形状を円柱状にしたことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の駒組み込みパズル
    盤。
  4. 【請求項4】駒ガイドの形状を駒の基本形状の頂点の角
    度の整数倍の角度で放射状に板を突出させた形状にした
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の駒組み込
    みパズル盤。
  5. 【請求項5】駒組み込み部より駒ガイドを突出させる数
    または駒ガイドの形状を変える手段を設けたことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の駒組み込みパズル
    盤。
  6. 【請求項6】駒組み込み部より駒ガイドを突出させる数
    または駒ガイドの形状を変える手段として、駒組み込み
    部に駒ガイド穴を設け該駒ガイド穴の下に突出体シリン
    ダを設けたパズル盤本体と、上部に駒ガイドを設け下部
    にガイド棒を設けた突出体と、ガイド浅部とガイド深部
    をもつ円状のガイド溝を設けた案内盤と、該案内盤を前
    記パズル盤本体に回転自由に取り付け、かつ前記駒ガイ
    ド穴の中に前記駒ガイドを入れ前記ガイド棒を前記ガイ
    ド溝に入れたことを特徴とする特許請求の範囲第5項記
    載の駒組み込みパズル盤。
  7. 【請求項7】駒組み込み部より駒ガイドを突出させる数
    または駒ガイドの形を変える手段として、駒組み込み盤
    容器内に駒ガイドの突出数や駒ガイドの形状を変えた複
    数の駒組み込み盤を組み込んだことを特徴とする特許請
    求の範囲第5項記載の駒組み込みパズル盤。
  8. 【請求項8】駒組み込み部より突出させる駒ガイドの数
    または駒ガイドの形状を変える手段として、駒ガイド穴
    と該駒ガイド穴の下に突出体シリンダを設けた突出体ケ
    ースと、上部に駒ガイドを設け下部にガイド棒を設けた
    突出体と、前記突出体ケースより小さく板状の形状であ
    り表面に制御穴を設けた制御盤と、前記駒ガイド穴の中
    に前記駒ガイドを入れ前記ガイド棒の一部または全部が
    前記制御穴に入るようにしたことを特徴とする特許請求
    の範囲第5項記載の駒組み込みパズル盤。
  9. 【請求項9】駒組み込み部より突出させる駒ガイドの数
    または駒ガイドの形状を変える手段として、駒組み込み
    部に駒ガイド固定穴を設けたパズル盤本体と、一端を前
    記駒ガイド固定穴に入るようにしてパズル盤本体に取り
    付け取り外しができるようにした駒ガイドを設けたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第5項記載の駒組み込みパ
    ズル盤。
  10. 【請求項10】駒組み込み部より突出させる駒ガイドの
    数または駒ガイドの形状を変える手段として、駒組み込
    み部の一部を構成している複数の回転駒組み込み部をも
    つ該回転駒組み込み部に駒ガイドを突出させる回転ガイ
    ドと、該回転ガイドと連動して回転するダイヤルをパズ
    ル盤本体に取り付けたことを特徴とする特許請求の範囲
    第5項記載の駒組み込みパズル盤。
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