JP2572845Y2 - 小型電磁石装置のヨーク - Google Patents

小型電磁石装置のヨーク

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JP2572845Y2
JP2572845Y2 JP1992086235U JP8623592U JP2572845Y2 JP 2572845 Y2 JP2572845 Y2 JP 2572845Y2 JP 1992086235 U JP1992086235 U JP 1992086235U JP 8623592 U JP8623592 U JP 8623592U JP 2572845 Y2 JP2572845 Y2 JP 2572845Y2
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JP
Japan
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yoke
electromagnet device
fixed
small electromagnet
fixed yoke
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信一 大友
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Tokin Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、カメラ、携帯用電化製
品等の内部に組み込まれる小型電磁石装置のヨークに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の小型電磁石装置の固定ヨー
ク5a、5bは、図5に示すようにヨークを分割して製
作し、台座4に接着溶接等により固着して固定ヨークと
していた。このため足部1の長さを揃えるために、固着
した後、ヨークを分割し、台座に接着溶接していたの
で、ヨークの足部の先端がそろわず、このため足部の先
端を研磨しており、組立の工数がかかるという欠点があ
った。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案はこれらの欠点
を除去するため固定ヨークを一体成形としたもので、後
加工の必要性が無く、組立が容易な小型電磁石装置のヨ
ークを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、固定ヨークの
永久磁石保持部近傍に薄肉部を形成したことで固定ヨー
クを一体成形したことを特徴とする。即ち本考案は、
1.コイル及び永久磁石の装着された3本の足部をもつ
固定ヨークと、前記固定ヨーク足部に吸着、離反するよ
う移動可能な可動ヨークとからなる小型電磁石装置にお
いて、前記固定ヨークの永久磁石保持部の薄肉部と該保
持部の近傍に薄肉部を形成し固定ヨークを一体成形した
ことを特徴とする小型電磁石装置のヨークである。2.
前記固定ヨークを2本足の固定ヨークとしたことを特徴
とする前記記載の小型電磁装置のヨークである。3.前
記固定ヨークを1本足の固定ヨークとしたことを特徴と
する前記記載の小型電磁石装置のヨークである。4.前
記固定ヨークは足部を有しないことを特徴とする前記記
載の小型電磁石装置のヨークである。
【0005】
【作用】小型電磁石装置のヨークを従来のように分割成
形しないで、固定ヨークの永久磁石の保持部と該保持部
の近傍に薄肉部を形成し永久磁石を装着することにより
磁気回路を形成して、固定ヨークを一体で成形して、固
定ヨークの足部を研磨しないですむ、組立が容易な小型
電磁石装置の固定ヨークを提供する。
【0006】
【実施例】図1は本考案の実施例1の小型電磁石装置の
固定ヨークを示した図である。図1の(a)は平面図。
図1の(b)は側面図。 図2は本考案の実施例2の小型電磁石装置の固定ヨーク
を示した図である。図2の(a)は側面図。図2の
(b)は平面図。 図3は本考案の実施例3の小型電磁石装置の固定ヨーク
を示した図である。図3の(a)は平面図。図3の
(b)は側面図。 図4は本考案の実施例4の小型電磁石装置の固定ヨーク
を示した図である。図4の(a)は平面図。図4の
(b)は側面図。
【0007】
【実施例1】図1に示すように、コイル及び永久磁石の
装着された3本の足部をもつ固定ヨークと前記固定ヨー
クの足部に吸着離反するように移動可能な可動ヨークと
からなる長さ15mm、巾8mm、厚さ1.5〜1.6
mmの寸法の小型電磁石装置において、小型電磁石装置
の固定ヨーク5にヨークをくりぬき0.5mm薄肉部3
を形成し、図5に示すように従来分割製作していたヨー
クを薄肉部3で継なぎ、永久磁石2の保持部6を設け、
永久磁石を保持部6に接着、又は圧着し、小型電磁石装
置のヨークを一体成形することにより本考案の固定ヨー
ク5が完成する。従来の分割ヨークでは足部がそろって
いないので、足部先端を研磨する必要があるが、一体成
形によりその必要はない。小型電磁石装置の固定ヨーク
をくりぬいた薄肉部3は出来るだけ薄く加工されること
が望ましいが、機械的強度が低くなり、永久磁石や磁気
回路の磁気特性、ヨークの材質特性を十分検討した上
で、薄肉部6の厚さを設計する必要があるので、極端に
薄くはできない。従来の小型電磁石装置の磁気回路の磁
気特性を低下させることなく、小型電磁石装置の固定ヨ
ークをくりぬき薄肉部3を形成することにより、小型電
磁石装置のヨークの一体成形が可能で、しかもヨーク組
立の必要がない固定ヨークを製作することが可能とな
る。
【0008】
【実施例2】図2に示すように、コイル及び永久磁石の
装着された2本の足部をもつ固定ヨークと前記固定ヨー
クの足部に吸着、離反するように移動可能な可動ヨーク
とからなる小型電磁石装置において、小型電磁石装置の
固定ヨーク5にヨークをくりぬき、薄肉部3を形成し、
図5に示すように従来分割製作していたヨークを薄肉部
3で継なぎ、永久磁石2の保持部6を設け、永久磁石を
保持部6に接着又は圧着し、小型電磁石装置のヨークを
一体成形することにより、本考案の固定ヨークが完成す
る。従来の小型電磁石装置の磁気回路の磁気特性を低下
させることなく、小型電磁石装置のヨークの一体成形が
可能で、しかもヨーク組立の必要がない固定ヨークを作
製することが可能となる。
【0009】
【実施例3】図3に示すように、コイル及び永久磁石の
装着された1本の足部をもつ固定ヨークと前記固定ヨー
クの足部に吸着、離反するように移動可能な可動ヨーク
とからなる小型電磁石装置において、小型電磁石装置の
固定ヨーク5にヨークをくりぬき、薄肉部3を形成し、
図5に示すように従来分割製作していたヨークを薄肉部
3で継なぎ、永久磁石2の保持部6を設け、永久磁石を
保持部6に接着又は圧着し、小型電磁石装置のヨークを
一体成形することにより、本考案の固定ヨークが完成す
る。従来の小型電磁石装置の磁気回路の磁気特性を低下
させることなく、小型電磁石装置のヨークの一体成形が
可能で、しかもヨーク組立の必要がない固定ヨークを作
製することが可能となる。
【0010】
【実施例4】図4に示すように、コイル及び永久磁石の
装着された足部をもたない固定ヨークと前記固定ヨーク
の足部に吸着、離反するように移動可能な可動ヨークと
からなる小型電磁石装置において、小型電磁石装置の固
定ヨーク5にヨークをくりぬき、薄肉部3を形成し、図
5に示すように従来分割製作していたヨークを薄肉部3
で継なぎ、永久磁石2の保持部6を設け、永久磁石を保
持部6に接着又は圧着し、小型電磁石装置のヨークを一
体成形することにより、本考案の固定ヨークが完成す
る。従来の小型電磁石装置の磁気回路の磁気特性を低下
させることなく、小型電磁石装置のヨークの一体成形が
可能で、しかもヨーク組立の必要がない固定ヨークを作
製することが可能となる。
【0011】この構成は小型電磁石装置の可動ヨークに
も応用できる。
【0012】
【考案の効果】以上述べたごとく本考案によれば、一体
成形が可能で、しかもヨーク組立の必要がなく、従来と
同等の磁気回路効率が得られる電磁石装置の固定ヨーク
の提供が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例1の小型電磁石装置の固定ヨー
クの一例を示した図である。図1の(a)は平面図。図
1の(b)は側面図。
【図2】本考案の実施例2の小型電磁石装置の固定ヨー
クの一例を示した図である。図2の(a)は側面図。図
2の(b)は平面図。
【図3】本考案の実施例3の小型電磁石装置の固定ヨー
クの一例を示した図である。図3の(a)は平面図。図
3の(b)は側面図。
【図4】本考案の実施例3の小型電磁石装置の固定ヨー
クの一例を示した図である。図4の(a)は平面図。図
4の(b)は側面図。
【図5】従来品の小型電磁石装置の固定ヨークの一例を
示した図である。図5の(a)は側面図。図5の(b)
は平面図。
【符号の説明】
1 足部 2 永久磁石 3 薄肉部 4 台座 5、5a、5b 固定ヨーク 6 保持部

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイル及び永久磁石の装着された3本の
    足部をもつ固定ヨークと、前記固定ヨーク足部に吸着、
    離反するよう移動可能な可動ヨークとからなる小型電磁
    石装置において、前記固定ヨークの永久磁石の保持部の
    薄肉部と該保持部の近傍に薄肉部を形成し固定ヨークを
    一体に成形したことを特徴とする小型電磁石装置のヨー
    ク。
  2. 【請求項2】 前記固定ヨークを2本足の固定ヨークと
    したことを特徴とする請求項1記載の小型電磁石装置の
    ヨーク。
  3. 【請求項3】 前記固定ヨークを1本足の固定ヨークと
    したことを特徴とする請求項1記載の小型電磁石装置の
    ヨーク。
  4. 【請求項4】 前記固定ヨークは足部を有しないことを
    特徴とする請求項1記載の小型電磁石装置のヨーク。
JP1992086235U 1992-11-19 1992-11-19 小型電磁石装置のヨーク Expired - Fee Related JP2572845Y2 (ja)

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JPH0645303U JPH0645303U (ja) 1994-06-14
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