JP2572528Y2 - 投入装置 - Google Patents
投入装置Info
- Publication number
- JP2572528Y2 JP2572528Y2 JP1992080763U JP8076392U JP2572528Y2 JP 2572528 Y2 JP2572528 Y2 JP 2572528Y2 JP 1992080763 U JP1992080763 U JP 1992080763U JP 8076392 U JP8076392 U JP 8076392U JP 2572528 Y2 JP2572528 Y2 JP 2572528Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit breaker
- resistor
- container
- bushings
- breaker
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Keying Circuit Devices (AREA)
- Arc-Extinguishing Devices That Are Switches (AREA)
- Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、変圧器等に電圧を印加
する場合の投入装置に関する。
する場合の投入装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】変圧器に電圧を印加する時、変圧器の残
留磁束と印加電圧の投入位相の条件によっては、変圧器
の定格電流の数倍にも達する突入電流が発生する。この
突入電流を抑制するために、投入抵抗付きしゃ断器を使
用すれば効果的であることが知られている。
留磁束と印加電圧の投入位相の条件によっては、変圧器
の定格電流の数倍にも達する突入電流が発生する。この
突入電流を抑制するために、投入抵抗付きしゃ断器を使
用すれば効果的であることが知られている。
【０００３】図２はこの種のしゃ断器を示したもので、
１は抵抗投入用接点、２は抵抗、３は主接点、４はタン
ク、５はブッシングである。
１は抵抗投入用接点、２は抵抗、３は主接点、４はタン
ク、５はブッシングである。
【０００４】投入順序は、まづ、抵抗投入用接点１によ
り抵抗２を投入したのち、ほぼ１０ｍｓｅｃ後に主接点
が投入される。
り抵抗２を投入したのち、ほぼ１０ｍｓｅｃ後に主接点
が投入される。
【０００５】
【考案が解決しようとする課題】この種のしゃ断器は、
元来、送電線での投入サージを抑制する目的で作られた
ものであり、国内では、５００ｋＶ超々高圧用のものは
規格化、製品化されているが、２７５ｋＶ超高圧以下の
ものは製品化されていない。
元来、送電線での投入サージを抑制する目的で作られた
ものであり、国内では、５００ｋＶ超々高圧用のものは
規格化、製品化されているが、２７５ｋＶ超高圧以下の
ものは製品化されていない。
【０００６】従って、２７５ｋＶ超高圧以下の場合に
は、５００ｋＶ超々高圧用のしゃ断器を使用するか、専
用の投入抵抗付きしゃ断器を製作しなくてはならず、極
めて不経済であった。
は、５００ｋＶ超々高圧用のしゃ断器を使用するか、専
用の投入抵抗付きしゃ断器を製作しなくてはならず、極
めて不経済であった。
【０００７】本考案はこの問題を解消するためになされ
たもので、投入抵抗を内蔵していないしゃ断器、特に超
高圧用のしゃ断器に、抵抗器を簡単に外付けしたしゃ断
器を用いて、内蔵の投入抵抗付きしゃ断器と同様に投入
電流を抑制できる安価な投入装置を提供することを目的
とする。
たもので、投入抵抗を内蔵していないしゃ断器、特に超
高圧用のしゃ断器に、抵抗器を簡単に外付けしたしゃ断
器を用いて、内蔵の投入抵抗付きしゃ断器と同様に投入
電流を抑制できる安価な投入装置を提供することを目的
とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本考案は上記目的を達成
するために、この考案における投入装置においては、第
１のしゃ断器、開閉接点を収容した収容容器とこの収容
容器に設けられ開閉接点を外部と接続する第１及び第２
のブッシングとを有し第１のしゃ断器に直列に接続され
た第２のしゃ断器、及び第２のしゃ断器の収容容器の外
にあって第１及び第２のブッシングに支持されるととも
に第１及び第２のブッシングに電気的に接続され上記開
閉接点により短絡される抵抗器を備えたものである。
するために、この考案における投入装置においては、第
１のしゃ断器、開閉接点を収容した収容容器とこの収容
容器に設けられ開閉接点を外部と接続する第１及び第２
のブッシングとを有し第１のしゃ断器に直列に接続され
た第２のしゃ断器、及び第２のしゃ断器の収容容器の外
にあって第１及び第２のブッシングに支持されるととも
に第１及び第２のブッシングに電気的に接続され上記開
閉接点により短絡される抵抗器を備えたものである。
【０００９】
【作用】本考案では、第２のしゃ断器に抵抗器を外付け
して、第１のしゃ断器と直列に接続しているので、第１
及び第２のしゃ断器として投入抵抗を内蔵していないも
のを使用できる。また、抵抗器の支持を第１及び第２の
ブッシングにて行っているので、抵抗器を独自に支持す
る支持体を要しない。
して、第１のしゃ断器と直列に接続しているので、第１
及び第２のしゃ断器として投入抵抗を内蔵していないも
のを使用できる。また、抵抗器の支持を第１及び第２の
ブッシングにて行っているので、抵抗器を独自に支持す
る支持体を要しない。
【００１０】
【実施例】以下、本考案の１実施例を図面を参照して説
明する。
明する。
【００１１】図１において、４１は第１のしゃ断器、４
２は第２のしゃ断器であって、両者は直列に接続されて
いる。３１は第１のしゃ断器４１の主接点、３２は第２
のしゃ断器４２の主接点である。２は電流制限抵抗（投
入用抵抗）であって、ブッシング５２、５２の頭部間に
差し渡された碍管６内に密封され、電気的には第２のし
ゃ断器４２の極間に挿入されている。
２は第２のしゃ断器であって、両者は直列に接続されて
いる。３１は第１のしゃ断器４１の主接点、３２は第２
のしゃ断器４２の主接点である。２は電流制限抵抗（投
入用抵抗）であって、ブッシング５２、５２の頭部間に
差し渡された碍管６内に密封され、電気的には第２のし
ゃ断器４２の極間に挿入されている。
【００１２】この構成においては、投入指令を受ける
と、まづ、第１のしゃ断器４１の主接点３１が投入さ
れ、２７５ｋＶ系統の変圧器の突入電流は電流制限抵抗
２を流れ、抑制される。その後、第２のしゃ断器４２の
主接点３２が投入され、電流制限抵抗２は短絡される。
と、まづ、第１のしゃ断器４１の主接点３１が投入さ
れ、２７５ｋＶ系統の変圧器の突入電流は電流制限抵抗
２を流れ、抑制される。その後、第２のしゃ断器４２の
主接点３２が投入され、電流制限抵抗２は短絡される。
【００１３】本実施例の第２のしゃ断器４２は、既存設
計の標準的なしゃ断器を用い、電流制限抵抗２を収納し
た碍管６をブッシング５２、５２の頭部に固定して電流
制限抵抗を接続するだけでよいので、５００ｋＶ超々高
圧用のしゃ断器を使用しなくても済み、また専用の投入
抵抗付しゃ断器を特注しなくても済む。
計の標準的なしゃ断器を用い、電流制限抵抗２を収納し
た碍管６をブッシング５２、５２の頭部に固定して電流
制限抵抗を接続するだけでよいので、５００ｋＶ超々高
圧用のしゃ断器を使用しなくても済み、また専用の投入
抵抗付しゃ断器を特注しなくても済む。
【００１４】また、本実施例の第２のしゃ断器４２は碍
管６をブッシング５２、５２の頭部に固定すればよく、
内部に触れるものではないから、簡単な構造で済む。
管６をブッシング５２、５２の頭部に固定すればよく、
内部に触れるものではないから、簡単な構造で済む。
【００１５】
【考案の効果】本考案は、以上説明したように、第１の
しゃ断器、開閉接点を収容した収容容器とこの収容容器
に設けられ開閉接点を外部と接続する第１及び第２のブ
ッシングとを有し第１のしゃ断器に直列に接続された第
２のしゃ断器、及び第２のしゃ断器の収容容器の外にあ
って第１及び第２のブッシングに支持されるとともに第
１及び第２のブッシングに電気的に接続され上記開閉接
点により短絡される抵抗器を備えたので、抵抗器が外付
けにされた第２のしゃ断器を第１のしゃ断器と直列に接
続することにより、第１及び第２のしゃ断器として投入
抵抗を内蔵していないものを使用できる。従って、第１
及び第２のしゃ断器に投入抵抗を内蔵していない、規格
化、製品化されているしゃ断器を使用できる。また、抵
抗器の支持を第１及び第２のブッシングにて行い、抵抗
器を独自に支 持する支持体を不要としているので、この
点からも、装置が簡単で安価になる。 これらにより、安
価な投入装置を得ることができる。
しゃ断器、開閉接点を収容した収容容器とこの収容容器
に設けられ開閉接点を外部と接続する第１及び第２のブ
ッシングとを有し第１のしゃ断器に直列に接続された第
２のしゃ断器、及び第２のしゃ断器の収容容器の外にあ
って第１及び第２のブッシングに支持されるとともに第
１及び第２のブッシングに電気的に接続され上記開閉接
点により短絡される抵抗器を備えたので、抵抗器が外付
けにされた第２のしゃ断器を第１のしゃ断器と直列に接
続することにより、第１及び第２のしゃ断器として投入
抵抗を内蔵していないものを使用できる。従って、第１
及び第２のしゃ断器に投入抵抗を内蔵していない、規格
化、製品化されているしゃ断器を使用できる。また、抵
抗器の支持を第１及び第２のブッシングにて行い、抵抗
器を独自に支 持する支持体を不要としているので、この
点からも、装置が簡単で安価になる。 これらにより、安
価な投入装置を得ることができる。
【図１】 本考案の実施例を示す回路図である。
【図２】 従来の投入抵抗付きしゃ断器を示す回路図で
ある。
ある。
２ 電流制限抵抗、６ 碍管、３１，３２ 主接点、４
１，４２ しゃ断器、５１，５２ ブッシング。
１，４２ しゃ断器、５１，５２ ブッシング。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H01H 33/16 H01H 9/42 H01H 9/54 H01H 33/59
Claims (1)
- 【請求項１】 第１のしゃ断器、開閉接点を収容した収
容容器とこの収容容器に設けられ上記開閉接点を外部と
接続する第１及び第２のブッシングとを有し上記第１の
しゃ断器に直列に接続された第２のしゃ断器、及び上記
第２のしゃ断器の収容容器の外にあって上記第１及び第
２のブッシングに支持されるとともに上記第１及び第２
のブッシングに電気的に接続され上記開閉接点により短
絡される抵抗器を備えた投入装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992080763U JP2572528Y2 (ja) | 1992-11-24 | 1992-11-24 | 投入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992080763U JP2572528Y2 (ja) | 1992-11-24 | 1992-11-24 | 投入装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0643982U JPH0643982U (ja) | 1994-06-10 |
| JP2572528Y2 true JP2572528Y2 (ja) | 1998-05-25 |
Family
ID=13727467
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992080763U Expired - Lifetime JP2572528Y2 (ja) | 1992-11-24 | 1992-11-24 | 投入装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2572528Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002075145A (ja) * | 2000-09-04 | 2002-03-15 | Hitachi Ltd | 励磁突入電流抑制装置付きガス遮断器 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4001643A (en) * | 1975-05-29 | 1977-01-04 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Interior | Method and apparatus for a power circuit breaker controller |
| JPS55105921A (en) * | 1979-02-08 | 1980-08-14 | Tokyo Shibaura Electric Co | Method of closing breaker |
-
1992
- 1992-11-24 JP JP1992080763U patent/JP2572528Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0643982U (ja) | 1994-06-10 |
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