JP2572309B2 - ディーリングボードのパネルユニット - Google Patents
ディーリングボードのパネルユニットInfo
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- JP2572309B2 JP2572309B2 JP3085964A JP8596491A JP2572309B2 JP 2572309 B2 JP2572309 B2 JP 2572309B2 JP 3085964 A JP3085964 A JP 3085964A JP 8596491 A JP8596491 A JP 8596491A JP 2572309 B2 JP2572309 B2 JP 2572309B2
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- Japan
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- button
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は金融機関の端末に使用さ
れるディーリングボードのパネルユニットに関する。
れるディーリングボードのパネルユニットに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来金融機関の端末には、電話回線を使
用して証券や株、外為等の取引を行うディーリングシス
テムが採用されており、このディーリングシステムは、
操作部や多機能電話機等の組込まれたディーリングボー
トが取付けられたデスクを、複数個ディーリングルーム
内に設置することにより構成されている。
用して証券や株、外為等の取引を行うディーリングシス
テムが採用されており、このディーリングシステムは、
操作部や多機能電話機等の組込まれたディーリングボー
トが取付けられたデスクを、複数個ディーリングルーム
内に設置することにより構成されている。
【０００３】図７はディーリングルーム内に設置された
従来のデスクを示すもので、デスクａ上に多種の電話機
能を有する操作部ｂやハンドセットｃの組込まれたディ
ーリングボードｄが取付けられており、ディーリングボ
ードｄの前方には経済情報等が表示されるディスプレイ
装置ｅが設けられている。
従来のデスクを示すもので、デスクａ上に多種の電話機
能を有する操作部ｂやハンドセットｃの組込まれたディ
ーリングボードｄが取付けられており、ディーリングボ
ードｄの前方には経済情報等が表示されるディスプレイ
装置ｅが設けられている。
【０００４】また上記ディーリングボードｄは使用者が
通信手段として使用することから、図８に示すようにダ
イヤル操作部ｆや、着信相手名等を表示する液晶表示器
等よりなる表示部ｇ、表示部ｇの濃淡やハンドセットｃ
の音量を調整するボリュウムｈ及び特定した取引先を電
話回線を通じてワンタッチで呼び出すワンタッチダイヤ
ルボタン（以下単にボタンという）ｉ等がパネルユニッ
ト化されている。
通信手段として使用することから、図８に示すようにダ
イヤル操作部ｆや、着信相手名等を表示する液晶表示器
等よりなる表示部ｇ、表示部ｇの濃淡やハンドセットｃ
の音量を調整するボリュウムｈ及び特定した取引先を電
話回線を通じてワンタッチで呼び出すワンタッチダイヤ
ルボタン（以下単にボタンという）ｉ等がパネルユニッ
ト化されている。
【０００５】そしてそれぞれのボタンｉには、どのボタ
ンが取引先に通じるかを表示するために、ボタンｉの天
面に取引先の印刷されたラベルが貼付されている。
ンが取引先に通じるかを表示するために、ボタンｉの天
面に取引先の印刷されたラベルが貼付されている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら取引先は
ディーリングボードｄを使用する金融機関によって異な
るため、従来のようにボタンｉの天面にラベルを貼付す
る方法では、ディーリングボードｄ毎に異なったラベル
を貼付しなければならず、ディーリングボードｄを量産
する上で障害となっていると共に、顧客に人事移動等が
あった場合の変更要求に対処することが困難であった。
ディーリングボードｄを使用する金融機関によって異な
るため、従来のようにボタンｉの天面にラベルを貼付す
る方法では、ディーリングボードｄ毎に異なったラベル
を貼付しなければならず、ディーリングボードｄを量産
する上で障害となっていると共に、顧客に人事移動等が
あった場合の変更要求に対処することが困難であった。
【０００７】上記のような問題を解決する方法として、
図９に示すようにボタンｉに隣接して液晶表示器ｊを設
けて、この液晶表示器ｊに取引先を表示することによ
り、取引先の変更がソフトウエアの制御により簡単に行
えるようにしたパネルユニットも提案されている。
図９に示すようにボタンｉに隣接して液晶表示器ｊを設
けて、この液晶表示器ｊに取引先を表示することによ
り、取引先の変更がソフトウエアの制御により簡単に行
えるようにしたパネルユニットも提案されている。
【０００８】しかしこの方法では、実装スペースの関係
から表示デバイスが液晶表示器ｊに限定されてしまうた
め、表示文字が鮮明でなかったり、可視角度が狭いため
見にくいなどの欠点があるばかりか、液晶表示器ｊをボ
タンｉの各列毎に分けて実装しなければならないため、
液晶表示器ｊの電気配線が複雑であるなど、液晶表示器
ｊを実装するのに多くの手間を要する欠点があった。
から表示デバイスが液晶表示器ｊに限定されてしまうた
め、表示文字が鮮明でなかったり、可視角度が狭いため
見にくいなどの欠点があるばかりか、液晶表示器ｊをボ
タンｉの各列毎に分けて実装しなければならないため、
液晶表示器ｊの電気配線が複雑であるなど、液晶表示器
ｊを実装するのに多くの手間を要する欠点があった。
【０００９】また別の表示方法として、プラズマディス
プレイ等の上面にタッチパネルを重ねて配置することに
より、ラベルを貼付しなくとも取引先が判別できるよう
にしたパネルユニットも実用化されている。このパネル
ユニットはディスプレイの上面にマトリックス状に配列
された赤外線ＬＥＤの光を指で遮ぎると、指の位置を検
出してスイッチとして機能するようにしたものである
が、ボタンを押す感触がないため操作性が悪いと共に、
表示部を直接指で触れるため、表示部が汚損されて見に
くくなる等の欠点があった。
プレイ等の上面にタッチパネルを重ねて配置することに
より、ラベルを貼付しなくとも取引先が判別できるよう
にしたパネルユニットも実用化されている。このパネル
ユニットはディスプレイの上面にマトリックス状に配列
された赤外線ＬＥＤの光を指で遮ぎると、指の位置を検
出してスイッチとして機能するようにしたものである
が、ボタンを押す感触がないため操作性が悪いと共に、
表示部を直接指で触れるため、表示部が汚損されて見に
くくなる等の欠点があった。
【００１０】本発明は上記欠点を改善するためになされ
たもので、ディスプレイに表示された各ボタン毎の表示
が見やすく、かつ表示内容がソフトウエアで簡単に変更
できるようにしたディーリングボードのパネルユニット
を提供することを目的とするものである。
たもので、ディスプレイに表示された各ボタン毎の表示
が見やすく、かつ表示内容がソフトウエアで簡単に変更
できるようにしたディーリングボードのパネルユニット
を提供することを目的とするものである。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、任意の情報が表示可能なディスプレイ
（５）とこのディスプレイ（５）の上面に配置されたキ
ーユニット（６）とよりなる表示部を有するディーリン
グボードのパネルユニットにおいて、上記キーユニット
（６）は、表面板（７）の上面より突出している上下動
可能な複数のボタン（７ａ）と前記複数のボタン（７
ａ）に対応する位置に接点（１０ａ）が形成されたプリ
ント基板（１０）とを有し、かつ前記プリント基板（１
０）および表面板（７）の間に、前記プリント基板（１
０）の接点（１０ａ）に対応して該接点（１０ａ）との
間でスイッチを構成する接点（１２ａ）が形成された接
点シート （１２）と、前記ボタン（７ａ）の各々に対応
して設けられ、前記ボタン（７ａ）の押下時に弾性変形
してクリック感を奏するドーム状のクリック手段とを配
し、前記ディスプレイ（５）の文字表示位置（５ｂ）に
対応して前記各ボタン（７ａ）毎の表示内容（５ａ）を
前記表面板（７）側から見るための透孔を、少なくとも
前記プリント基板（１０）および表面板（７）にそれぞ
れ設けたものである。また、前記透孔が、前記複数のボ
タン（７ａ）の各々に対する複数の表示内容（５ａ）が
見えるように帯状に形成されているものである。
するために、任意の情報が表示可能なディスプレイ
（５）とこのディスプレイ（５）の上面に配置されたキ
ーユニット（６）とよりなる表示部を有するディーリン
グボードのパネルユニットにおいて、上記キーユニット
（６）は、表面板（７）の上面より突出している上下動
可能な複数のボタン（７ａ）と前記複数のボタン（７
ａ）に対応する位置に接点（１０ａ）が形成されたプリ
ント基板（１０）とを有し、かつ前記プリント基板（１
０）および表面板（７）の間に、前記プリント基板（１
０）の接点（１０ａ）に対応して該接点（１０ａ）との
間でスイッチを構成する接点（１２ａ）が形成された接
点シート （１２）と、前記ボタン（７ａ）の各々に対応
して設けられ、前記ボタン（７ａ）の押下時に弾性変形
してクリック感を奏するドーム状のクリック手段とを配
し、前記ディスプレイ（５）の文字表示位置（５ｂ）に
対応して前記各ボタン（７ａ）毎の表示内容（５ａ）を
前記表面板（７）側から見るための透孔を、少なくとも
前記プリント基板（１０）および表面板（７）にそれぞ
れ設けたものである。また、前記透孔が、前記複数のボ
タン（７ａ）の各々に対する複数の表示内容（５ａ）が
見えるように帯状に形成されているものである。
【００１２】
【作用】上記構成により各ボタン（７ａ）の機能がディ
スプレイの表示内容を見ることにより容易に判別できる
と共に、表示内容の変更もソフトウエアにより簡単に行
えるようになる。
スプレイの表示内容を見ることにより容易に判別できる
と共に、表示内容の変更もソフトウエアにより簡単に行
えるようになる。
【００１３】
【実施例】以下、発明の一実施例を図１乃至図６に示す
図面を参照して詳述する。図１はディーリングボードの
操作部に使用されるパネルユニットの平面図、図２は表
示部の平面図、図３は同側面図、図４は同分解斜視図、
図５は要部の拡大図、図６は要部の拡大断面図である。
図面を参照して詳述する。図１はディーリングボードの
操作部に使用されるパネルユニットの平面図、図２は表
示部の平面図、図３は同側面図、図４は同分解斜視図、
図５は要部の拡大図、図６は要部の拡大断面図である。
【００１４】これら図において１はパネルユニット本体
で、これの上面にはダイヤル操作部２と、着信相手名等
を表示する液晶表示器３及び表示部４が設けられてい
る。
で、これの上面にはダイヤル操作部２と、着信相手名等
を表示する液晶表示器３及び表示部４が設けられてい
る。
【００１５】上記表示部４は液晶表示器やプラズマディ
スプレイ等の単一のディスプレイ５と、その上面に設け
られたキーユニット６により構成されている。
スプレイ等の単一のディスプレイ５と、その上面に設け
られたキーユニット６により構成されている。
【００１６】上記ディスプレイ５はソフトウエアによっ
て任意な位置に任意な情報が表示可能であり、キーユニ
ット６を構成する表面板７に形成された突起状の多数の
ボタン７ａに隣接して設けられた透孔７ｂより表出する
位置に例えば２行４列の文字５ａと、これら文字５ａを
囲む枠表示５ｂが表示されるようになっている。
て任意な位置に任意な情報が表示可能であり、キーユニ
ット６を構成する表面板７に形成された突起状の多数の
ボタン７ａに隣接して設けられた透孔７ｂより表出する
位置に例えば２行４列の文字５ａと、これら文字５ａを
囲む枠表示５ｂが表示されるようになっている。
【００１７】なお、この枠表示５ｂは１重の細線や２重
の細線、太線やベタ塗り、もしくは点滅等を使い分ける
ことにより動作状態、例えば着信や発信またはグループ
内他機の使用中等が表示できるようになっている。上記
ディスプレイ５上にはディスプレイ５を見やすくするた
めの偏光板８を介して上記キーユニット６が設けられて
いる。上記キーユニット６は図４に示すように、プリン
ト基板１０と絶縁シート１１、接点シート１２、クリッ
クシート１３及び表面板７を下から順に重ねることによ
り構成されている。
の細線、太線やベタ塗り、もしくは点滅等を使い分ける
ことにより動作状態、例えば着信や発信またはグループ
内他機の使用中等が表示できるようになっている。上記
ディスプレイ５上にはディスプレイ５を見やすくするた
めの偏光板８を介して上記キーユニット６が設けられて
いる。上記キーユニット６は図４に示すように、プリン
ト基板１０と絶縁シート１１、接点シート１２、クリッ
クシート１３及び表面板７を下から順に重ねることによ
り構成されている。
【００１８】上記プリント基板１０は表面板７に設けら
れた多数のボタン７ａに対応する位置にカーボン接点１
０ａが印刷により形成されていると共に、ディスプレイ
５の枠表示５ｂに対応する部分には帯状の透孔１０ｂが
打抜き形成されて、これら透孔１０ｂよりディスプレイ
５の表示内容が見えるようになっている。
れた多数のボタン７ａに対応する位置にカーボン接点１
０ａが印刷により形成されていると共に、ディスプレイ
５の枠表示５ｂに対応する部分には帯状の透孔１０ｂが
打抜き形成されて、これら透孔１０ｂよりディスプレイ
５の表示内容が見えるようになっている。
【００１９】また上記プリント基板１０の両端側上面に
は必要に応じて複数のチップＬＥＤ１０ｃが設けられて
いて、これらチップＬＥＤ１０ｃにより当該ボタン７ａ
の動作状態を表示できるようになっていると共に、プリ
ント基板１０の裏面には、面付けタイプのコネクタ１０
ｄが取付けられていて、このコネクタ１０ｄを介してプ
リント基板１０上のカーボン接点１０ａやチップＬＥＤ
１０ｃが他の図示しないプリント基板と電気的に接続さ
れるようになっている。
は必要に応じて複数のチップＬＥＤ１０ｃが設けられて
いて、これらチップＬＥＤ１０ｃにより当該ボタン７ａ
の動作状態を表示できるようになっていると共に、プリ
ント基板１０の裏面には、面付けタイプのコネクタ１０
ｄが取付けられていて、このコネクタ１０ｄを介してプ
リント基板１０上のカーボン接点１０ａやチップＬＥＤ
１０ｃが他の図示しないプリント基板と電気的に接続さ
れるようになっている。
【００２０】一方上記絶縁シート１１は無色透明なフィ
ルムより形成されていて、プリント基板１０上のカーボ
ン接点１０ａやチップＬＥＤ１０ｃと対応する部分に角
孔や丸孔よりなる透孔１１ａ，１１ｂが開口されてお
り、表面板７に設けられたボタン７ａが押されていない
状態のときに、プリント基板１０上のカーボン接点１０
ａと、接点シート１２の下面に設けられたカーボン接点
１２ａが接触しないように両カーボン接点１０ａ，１２
ａ間を絶縁するようになっている。
ルムより形成されていて、プリント基板１０上のカーボ
ン接点１０ａやチップＬＥＤ１０ｃと対応する部分に角
孔や丸孔よりなる透孔１１ａ，１１ｂが開口されてお
り、表面板７に設けられたボタン７ａが押されていない
状態のときに、プリント基板１０上のカーボン接点１０
ａと、接点シート１２の下面に設けられたカーボン接点
１２ａが接触しないように両カーボン接点１０ａ，１２
ａ間を絶縁するようになっている。
【００２１】上記接点シート１２も絶縁シート１１同様
無色透明なフィルムより形成されていて、下面のプリン
ト基板１０のカーボン接点１０ａと対応する位置にカー
ボン接点１２ａが印刷により形成されていて、プリント
基板１０のカーボン接点１０ａとの間でスイッチを構成
していると共に、プリント基板１０上のチップＬＥＤ１
０ｃに対応する位置には透孔１２ｂが開口されている。
無色透明なフィルムより形成されていて、下面のプリン
ト基板１０のカーボン接点１０ａと対応する位置にカー
ボン接点１２ａが印刷により形成されていて、プリント
基板１０のカーボン接点１０ａとの間でスイッチを構成
していると共に、プリント基板１０上のチップＬＥＤ１
０ｃに対応する位置には透孔１２ｂが開口されている。
【００２２】また上記クリックシート１３も無色透明な
フィルムより形成されていて、プリント基板１０のカー
ボン接点１０ａ及び接点シート１２のカーボン接点１２
ａと対応する位置にドーム形の膨出部１３ａが形成され
ており、この膨出部１３ａは表面板７のボタン７ａが押
されたときに弾性変形して指にクリック感を与えると共
に、ボタン７ａを離すと、ボタン７ａを元の位置まで押
し上げるようになっている。
フィルムより形成されていて、プリント基板１０のカー
ボン接点１０ａ及び接点シート１２のカーボン接点１２
ａと対応する位置にドーム形の膨出部１３ａが形成され
ており、この膨出部１３ａは表面板７のボタン７ａが押
されたときに弾性変形して指にクリック感を与えると共
に、ボタン７ａを離すと、ボタン７ａを元の位置まで押
し上げるようになっている。
【００２３】そして、このクリックシート１３にもプリ
ント基板１０上のチップＬＥＤ１０ｃと対応する部分に
透孔１３ｂが開口されている。
ント基板１０上のチップＬＥＤ１０ｃと対応する部分に
透孔１３ｂが開口されている。
【００２４】一方、上記表面板７はシリコーンゴムによ
り成形されていて、上記各カーボン接点１０ａ，１２ａ
と対応する位置にボタン７ａが突出形成されていると共
に、プリント基板１０と同様にディスプレイ５の枠表示
５ｂと対応する位置に帯状の透孔７ｂが開口されてい
て、この透孔７ｂよりディスプレイ５の表示内容が見え
るようになっている。
り成形されていて、上記各カーボン接点１０ａ，１２ａ
と対応する位置にボタン７ａが突出形成されていると共
に、プリント基板１０と同様にディスプレイ５の枠表示
５ｂと対応する位置に帯状の透孔７ｂが開口されてい
て、この透孔７ｂよりディスプレイ５の表示内容が見え
るようになっている。
【００２５】また、プリント基板１０上のチップＬＥＤ
１０ｃに対応する部分には，チップＬＥＤ１０ｃよりや
や大きい膨出部７ｃが形成してあり、これらの膨出部７
ｃにチップＬＥＤ１０ｃが納まるようになっている。
１０ｃに対応する部分には，チップＬＥＤ１０ｃよりや
や大きい膨出部７ｃが形成してあり、これらの膨出部７
ｃにチップＬＥＤ１０ｃが納まるようになっている。
【００２６】次に作用を説明すると、上記パネルユニッ
ト本体１はディーリングボードの操作部に使用されるも
ので、ディスプレイ５に表示された表示内容はキーユニ
ット６に開口された透孔より各ボタン７ａ毎に見ること
ができる。
ト本体１はディーリングボードの操作部に使用されるも
ので、ディスプレイ５に表示された表示内容はキーユニ
ット６に開口された透孔より各ボタン７ａ毎に見ること
ができる。
【００２７】従ってソフトにより、各ボタン７ａ毎に取
引先などの情報を表示することにより、どのボタン７ａ
がどの取引先へ通じているかが一目で解るようになる。
引先などの情報を表示することにより、どのボタン７ａ
がどの取引先へ通じているかが一目で解るようになる。
【００２８】また取引先へ電話をかける場合は、該当す
る取引先が表示されたボタン７ａを押すと、ボタン７ａ
によりクリックシート１３の膨出部１３ａが弾性変形さ
れて指にクリック感が伝わり、さらに接点シート１２が
押されて接点シート１２下面のカーボン接点１２ａとプ
リント基板１０上のカーボン接点１０ａが接触してスイ
ッチがオンの状態となり、ワンタッチで取引先へ電話を
かけることができるようになる。
る取引先が表示されたボタン７ａを押すと、ボタン７ａ
によりクリックシート１３の膨出部１３ａが弾性変形さ
れて指にクリック感が伝わり、さらに接点シート１２が
押されて接点シート１２下面のカーボン接点１２ａとプ
リント基板１０上のカーボン接点１０ａが接触してスイ
ッチがオンの状態となり、ワンタッチで取引先へ電話を
かけることができるようになる。
【００２９】一方各ボタン７ａ毎の取引先表示はソフト
ウエアより簡単に変更できるため、顧客別に取引先を設
定したり、人事移動等による取引先の変更作業が容易に
行える。
ウエアより簡単に変更できるため、顧客別に取引先を設
定したり、人事移動等による取引先の変更作業が容易に
行える。
【００３０】なお、上記実施例では操作性をよくするた
め、ボタン７ａを突設した表面板７を設けたが、クリッ
クシート１３にボタンを印刷して、直接指でクリックシ
ート１３を押すようにしてもよく、表面板７はボタン７
ａを印刷したフラットなシートや、加熱成形によりボタ
ン７ａを成形したシートを用いるようにしてもよい。さ
らに表面板７を透明な材料で形成すれば、透孔７ｂを設
けなくともディスプレイ５の表示内容を見ることができ
る。
め、ボタン７ａを突設した表面板７を設けたが、クリッ
クシート１３にボタンを印刷して、直接指でクリックシ
ート１３を押すようにしてもよく、表面板７はボタン７
ａを印刷したフラットなシートや、加熱成形によりボタ
ン７ａを成形したシートを用いるようにしてもよい。さ
らに表面板７を透明な材料で形成すれば、透孔７ｂを設
けなくともディスプレイ５の表示内容を見ることができ
る。
【００３１】
【発明の効果】本発明は以上詳述したように、ディスプ
レイ上にキーユニットを設けて、キーユニットに開口し
た透孔よりディスプレイが見えるようにすると共に、キ
ーユニットに複数のボタンを設けて、これらボタン毎に
取引先などをディスプレイに表示するようにしたことか
ら、キーユニットを介してディスプレイを見ることによ
りボタンがどの取引先などに対応しているかが判別でき
るため、取引先との通話などが容易に行えるようにな
る。
レイ上にキーユニットを設けて、キーユニットに開口し
た透孔よりディスプレイが見えるようにすると共に、キ
ーユニットに複数のボタンを設けて、これらボタン毎に
取引先などをディスプレイに表示するようにしたことか
ら、キーユニットを介してディスプレイを見ることによ
りボタンがどの取引先などに対応しているかが判別でき
るため、取引先との通話などが容易に行えるようにな
る。
【００３２】またディスプレイに表示された内容は、ソ
フトウエアにより簡単に変更することができるため、予
めディーリングボードを量産し、その後顧客に合せて各
ボタンの表示内容を設定することにより、顧客毎の表示
内容の設定が容易に行えると共に、人事移動等により表
示内容を変えたい場合も、ソフトウエアにより簡単に変
更できるようになる。
フトウエアにより簡単に変更することができるため、予
めディーリングボードを量産し、その後顧客に合せて各
ボタンの表示内容を設定することにより、顧客毎の表示
内容の設定が容易に行えると共に、人事移動等により表
示内容を変えたい場合も、ソフトウエアにより簡単に変
更できるようになる。
【００３３】またボタンを押圧すると指にクリック感が
伝わるため、ボタンを押したのを自覚でき、これによっ
て操作性が大幅に改善できると共に、表面シートを透明
な材料で形成すれば、異物や水などがキーユニットやデ
ィスプレイへ浸入するのを防止できる防水構造のパネル
ユニットも簡単に得られるようになる。
伝わるため、ボタンを押したのを自覚でき、これによっ
て操作性が大幅に改善できると共に、表面シートを透明
な材料で形成すれば、異物や水などがキーユニットやデ
ィスプレイへ浸入するのを防止できる防水構造のパネル
ユニットも簡単に得られるようになる。
【図１】本発明の一実施例になるディーリングボードの
パネルユニットを示す平面図である。
パネルユニットを示す平面図である。
【図２】パネルユニットを構成する表示部の平面図であ
る。
る。
【図３】同側面図である。
【図４】表示部の分解斜視図である。
【図５】要部の拡大図である。
【図６】要部の拡大断面図である。
【図７】従来のディーリングボードが取付けられたデス
クの斜視図である。
クの斜視図である。
【図８】従来のディーリングボードの平面図である。
【図９】同断面図である。
５ ディスプレイ ６ キーユニット ７ 表面板 ７ａ ボタン １０ プリント基板 １０ａ 接点 １０ｂ 透孔 １１ 絶縁シート １２ 接点シート １２ａ 接点
Claims (2)
- 【請求項１】 任意の情報が表示可能なディスプレイ
（５）とこのディスプレイ（５）の上面に配置されたキ
ーユニット（６）とよりなる表示部を有するディーリン
グボードのパネルユニットにおいて、 上記キーユニット（６）は、表面板（７）の上面より突
出している上下動可能な複数のボタン（７ａ）と前記複
数のボタン（７ａ）に対応する位置に接点（１０ａ）が
形成されたプリント基板（１０）とを有し、 かつ前記プリント基板（１０）および表面板（７）の間
に、前記プリント基板（１０）の接点（１０ａ）に対応
して該接点（１０ａ）との間でスイッチを構成する接点
（１２ａ）が形成された接点シート（１２）と、前記ボ
タン（７ａ）の各々に対応して設けられ、前記ボタン
（７ａ）の押下時に弾性変形してクリック感を奏するド
ーム状のクリック手段とを配し、 前記ディスプレイ（５）の文字表示位置（５ｂ）に対応
して前記各ボタン（７ａ）毎の表示内容（５ａ）を前記
表面板（７）側から 見るための透孔を、少なくとも前記
プリント基板（１０）および表面板（７）にそれぞれ設
けたことを特徴とするディーリングボードのパネルユニ
ット。 - 【請求項２】 前記透孔が、前記複数のボタン（７ａ）
の各々に対する複数の表示内容（５ａ）が見えるように
帯状に形成されていることを特徴とする請求項１記載の
ディーリングボードのパネルユニット。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3085964A JP2572309B2 (ja) | 1991-03-27 | 1991-03-27 | ディーリングボードのパネルユニット |
| GB9206518A GB2255234B (en) | 1991-03-27 | 1992-03-25 | Panel unit of dealing board |
| GB9423118A GB2282915B (en) | 1991-03-27 | 1992-03-25 | Panel unit of dealing board |
| US08/293,514 US5461376A (en) | 1991-03-27 | 1994-08-22 | Panel unit of dealing board |
| US08/358,570 US5461377A (en) | 1991-03-27 | 1994-12-13 | Panel unit of dealing board |
| HK115196A HK115196A (en) | 1991-03-27 | 1996-07-04 | Panel unit of dealing board |
| HK126896A HK126896A (en) | 1991-03-27 | 1996-07-18 | Panel unit of dealing board |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3085964A JP2572309B2 (ja) | 1991-03-27 | 1991-03-27 | ディーリングボードのパネルユニット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04299407A JPH04299407A (ja) | 1992-10-22 |
| JP2572309B2 true JP2572309B2 (ja) | 1997-01-16 |
Family
ID=13873424
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3085964A Expired - Fee Related JP2572309B2 (ja) | 1991-03-27 | 1991-03-27 | ディーリングボードのパネルユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2572309B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101369185B (zh) * | 2007-04-19 | 2011-12-14 | 三星移动显示器株式会社 | 用于多功能键板的显示器及具有该显示器的电子装置 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100865398B1 (ko) | 2007-04-19 | 2008-10-24 | 삼성에스디아이 주식회사 | 키 패드용 표시장치 및 이를 구비한 전자 기기 |
| KR100859649B1 (ko) | 2007-04-19 | 2008-09-23 | 삼성에스디아이 주식회사 | 다기능 키 패드용 표시 장치 및 이를 갖는 전자기기 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6190557A (ja) * | 1984-10-11 | 1986-05-08 | Hitachi Ltd | 透明電極方式表示装置付多機能電話 |
-
1991
- 1991-03-27 JP JP3085964A patent/JP2572309B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101369185B (zh) * | 2007-04-19 | 2011-12-14 | 三星移动显示器株式会社 | 用于多功能键板的显示器及具有该显示器的电子装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04299407A (ja) | 1992-10-22 |
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