JP2571297Y2 - Ic用ヒートシンク - Google Patents
Ic用ヒートシンクInfo
- Publication number
- JP2571297Y2 JP2571297Y2 JP4177592U JP4177592U JP2571297Y2 JP 2571297 Y2 JP2571297 Y2 JP 2571297Y2 JP 4177592 U JP4177592 U JP 4177592U JP 4177592 U JP4177592 U JP 4177592U JP 2571297 Y2 JP2571297 Y2 JP 2571297Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fin
- block
- hole
- screw
- heat sink
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、ICを取り付けるブ
ロックとフィンとの接続部の熱抵抗を下げるIC用ヒー
トシンクについてのものである。
ロックとフィンとの接続部の熱抵抗を下げるIC用ヒー
トシンクについてのものである。
【0002】
【従来の技術】次に、従来技術によるIC用ヒートシン
クの構成を図2により説明する。図2の3は放熱される
IC、4はビス、5はブロック、6はフィンである。ブ
ロック5は台5Aと円筒部5Bで構成され、円筒部5B
にはねじ穴5Cがあけられる。フィン6にはブロック5
の円筒部5Bが入る穴6Bがあけられ、ビス4挿入用の
穴6Cがあけられる。
クの構成を図2により説明する。図2の3は放熱される
IC、4はビス、5はブロック、6はフィンである。ブ
ロック5は台5Aと円筒部5Bで構成され、円筒部5B
にはねじ穴5Cがあけられる。フィン6にはブロック5
の円筒部5Bが入る穴6Bがあけられ、ビス4挿入用の
穴6Cがあけられる。
【0003】IC3は熱伝導性接着剤などでブロック5
に取り付けられる。ブロック5の円筒部5Bをフィン6
の穴6Bに差し込み、円筒部5Bのねじ穴5Cにビス3
をねじ込み、ブロック5とフィン6を固定する。
に取り付けられる。ブロック5の円筒部5Bをフィン6
の穴6Bに差し込み、円筒部5Bのねじ穴5Cにビス3
をねじ込み、ブロック5とフィン6を固定する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】図2では、ブロック5
とフィン6を着脱するのに間隔を空ける必要がある。ブ
ロック5とフィン6間の熱抵抗は間隔を広げるほど大き
くなり、この間の熱抵抗を抑えるのは困難である。この
考案は、ブロックに円すい部を設け、フィンには円すい
部と面接触するテーパ穴を設けることにより、着脱のた
めの間隔を不要とし、ブロックとフィン間の熱抵抗をさ
げることを目的とする。
とフィン6を着脱するのに間隔を空ける必要がある。ブ
ロック5とフィン6間の熱抵抗は間隔を広げるほど大き
くなり、この間の熱抵抗を抑えるのは困難である。この
考案は、ブロックに円すい部を設け、フィンには円すい
部と面接触するテーパ穴を設けることにより、着脱のた
めの間隔を不要とし、ブロックとフィン間の熱抵抗をさ
げることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、この考案では、台1Aと円すい部1Bで構成され、
台1AにはIC3が取り付けられ、円すい部1Bには台
1Aが取り付けられ、ねじ穴1Cがあけられるブロック
1と、フィン部2Aが形成され、円すい部1Bと面接触
するテーパ穴2Bをもち、ビス4が挿入される穴2Cを
もつフィン2とを備え、ブロック1の円すい部1Bをフ
ィン2のテーパ穴2Bと面接触させ、ねじ4をブロック
1のねじ穴にねじこみ、ブロック1とフィン2を固定す
る。
め、この考案では、台1Aと円すい部1Bで構成され、
台1AにはIC3が取り付けられ、円すい部1Bには台
1Aが取り付けられ、ねじ穴1Cがあけられるブロック
1と、フィン部2Aが形成され、円すい部1Bと面接触
するテーパ穴2Bをもち、ビス4が挿入される穴2Cを
もつフィン2とを備え、ブロック1の円すい部1Bをフ
ィン2のテーパ穴2Bと面接触させ、ねじ4をブロック
1のねじ穴にねじこみ、ブロック1とフィン2を固定す
る。
【0006】
【作用】次に、この考案によるIC用フィンの構成を図
1により説明する。図1の1はブロック、2はフィンで
ある。ブロック1は台1Aと円すい部1Bで構成され、
円すい部1Bにはねじ穴1Cがあけられる。フィン2に
はブロック1の円すい部1Bと面接触するテーパ穴2B
があけられ、ビス4挿入用の穴2Cがあけられる。円す
い部1Bをテーパ穴2Bに挿入することにより、円すい
部1Bとフィン2のテーパ穴2Bは側面全体が接触す
る。
1により説明する。図1の1はブロック、2はフィンで
ある。ブロック1は台1Aと円すい部1Bで構成され、
円すい部1Bにはねじ穴1Cがあけられる。フィン2に
はブロック1の円すい部1Bと面接触するテーパ穴2B
があけられ、ビス4挿入用の穴2Cがあけられる。円す
い部1Bをテーパ穴2Bに挿入することにより、円すい
部1Bとフィン2のテーパ穴2Bは側面全体が接触す
る。
【0007】フィン2と円すい部1Bの熱抵抗は、接触
面積と間隔により決まり、熱抵抗Rはt/Aとなる。こ
こに、Aは接触面積、tは間隔である。着脱部分が円す
い部1Bなので、間隔tをあける必要はなく、tは面の
粗さにより決まる。
面積と間隔により決まり、熱抵抗Rはt/Aとなる。こ
こに、Aは接触面積、tは間隔である。着脱部分が円す
い部1Bなので、間隔tをあける必要はなく、tは面の
粗さにより決まる。
【0008】次に、図1と図2の実施例を図3により説
明する。図3アは図2の実施例であり、図3イは図1の
実施例である。図3アではA=2πrhなので、熱抵抗
R=t/2πrh=0.063 となり、図3イではA=πr
2 l2 −πr1 l1 なので、熱抵抗R=t/(πr2 l
2 −πr1 l1 )=0.009 となる。
明する。図3アは図2の実施例であり、図3イは図1の
実施例である。図3アではA=2πrhなので、熱抵抗
R=t/2πrh=0.063 となり、図3イではA=πr
2 l2 −πr1 l1 なので、熱抵抗R=t/(πr2 l
2 −πr1 l1 )=0.009 となる。
【0009】
【考案の効果】この考案によれば、ブロックに円すい部
を設け、フィンには円すい部と面接触するテーパ穴を設
けるので、着脱のための間隔が不要となり、ブロックと
フィン間の熱抵抗をさげることができる。例えば、熱抵
抗が従来比1/7になる。
を設け、フィンには円すい部と面接触するテーパ穴を設
けるので、着脱のための間隔が不要となり、ブロックと
フィン間の熱抵抗をさげることができる。例えば、熱抵
抗が従来比1/7になる。
【図1】この考案によるIC用ヒートシンクの構成図で
ある。
ある。
【図2】従来技術によるIC用ヒートシンクの構成図で
ある。
ある。
【図3】図1と図2の実施例の構成図である。
1 ブロック 1A 台 1B 円すい部 1C 穴 2 フィン 2A フィン部 2B テーパ穴 2C 穴 3 IC 4 ビス
Claims (1)
- 【請求項1】 台(1A)と円すい部(1B)で構成され、台(1
A)にはIC(3) が取り付けられ、円すい部(1B)には台(1
A)が取り付けられ、ねじ穴(1C)があけられるブロック
(1) と、 フィン部(2A)が形成され、円すい部(1B)と面接触するテ
ーパ穴(2B)をもち、ビス(4) が挿入される穴(2C)をもつ
フィン(2) とを備え、 ブロック(1) の円すい部(1B)をフィン(2) のテーパ穴(2
B)と面接触させ、ねじ(4) をブロック(1) のねじ穴(1C)
にねじこみ、ブロック(1) とフィン(2) を固定すること
を特徴とするIC用ヒートシンク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4177592U JP2571297Y2 (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | Ic用ヒートシンク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4177592U JP2571297Y2 (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | Ic用ヒートシンク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0595054U JPH0595054U (ja) | 1993-12-24 |
JP2571297Y2 true JP2571297Y2 (ja) | 1998-05-18 |
Family
ID=12617755
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4177592U Expired - Lifetime JP2571297Y2 (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | Ic用ヒートシンク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2571297Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101574648B1 (ko) | 2009-03-30 | 2015-12-07 | 서울반도체 주식회사 | 조명기구 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3937984B2 (ja) * | 2002-09-09 | 2007-06-27 | 松下電器産業株式会社 | 電子部品用ヒートシンクの製造方法 |
KR101596893B1 (ko) * | 2008-06-26 | 2016-02-24 | 서울반도체 주식회사 | 방열 led 마운트 및 램프 |
JP2014045136A (ja) * | 2012-08-28 | 2014-03-13 | Mitsubishi Electric Corp | 発熱体と放熱体との接合体 |
-
1992
- 1992-05-26 JP JP4177592U patent/JP2571297Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101574648B1 (ko) | 2009-03-30 | 2015-12-07 | 서울반도체 주식회사 | 조명기구 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0595054U (ja) | 1993-12-24 |
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