JP2571041B2 - 調和したゴルフクラブセツトおよびその製造方法 - Google Patents
調和したゴルフクラブセツトおよびその製造方法Info
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- JP2571041B2 JP2571041B2 JP61198947A JP19894786A JP2571041B2 JP 2571041 B2 JP2571041 B2 JP 2571041B2 JP 61198947 A JP61198947 A JP 61198947A JP 19894786 A JP19894786 A JP 19894786A JP 2571041 B2 JP2571041 B2 JP 2571041B2
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- Japan
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- golf club
- club
- club set
- clubs
- shaft
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B53/00—Golf clubs
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B53/00—Golf clubs
- A63B53/005—Club sets
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B60/00—Details or accessories of golf clubs, bats, rackets or the like
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B60/00—Details or accessories of golf clubs, bats, rackets or the like
- A63B60/002—Resonance frequency related characteristics
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明はゴルファーがスイング中に保持するクラブ
の両手の中央部を、各クラブの力のモーメントの統一の
回転軸とし、各クラブの固有振動数を測定してそれぞれ
のクラブのシャフトのしなり特性をバランスさせる為の
固定させた支持端とする、新規な基準によって、力学的
に相関させた、調和したゴルフクラブセットおよびその
製造方法に関する。
の両手の中央部を、各クラブの力のモーメントの統一の
回転軸とし、各クラブの固有振動数を測定してそれぞれ
のクラブのシャフトのしなり特性をバランスさせる為の
固定させた支持端とする、新規な基準によって、力学的
に相関させた、調和したゴルフクラブセットおよびその
製造方法に関する。
（従来の技術） 従来のゴルフクラブセットにあって、ゴルフクラブセ
ットのバランスを統一する考え方は古くからあり、重さ
の異なる各クラブを握ったときのフィーリングを同一に
する為には、回転軸のまわりの力のモーメントを一定値
に保つ方法が考えられ、スイングウエートで表されてい
たが、最近では、そのスイングウエートをクラブ毎に変
化させたゴルフクラブセットもある。
ットのバランスを統一する考え方は古くからあり、重さ
の異なる各クラブを握ったときのフィーリングを同一に
する為には、回転軸のまわりの力のモーメントを一定値
に保つ方法が考えられ、スイングウエートで表されてい
たが、最近では、そのスイングウエートをクラブ毎に変
化させたゴルフクラブセットもある。
しかしながら、力のモーメントを測定する基準となる
回転軸は、ゴルファーが各クラブを握って振る実際の要
点（Hinge）とはかけ離れていたことも一因となり、ス
イングウエートとシャフトのしなり特性の相関は力学的
に明らかにされていなかったため、前記方法では充分に
調和のとれたゴルフクラブセットを得ることは困難であ
った。
回転軸は、ゴルファーが各クラブを握って振る実際の要
点（Hinge）とはかけ離れていたことも一因となり、ス
イングウエートとシャフトのしなり特性の相関は力学的
に明らかにされていなかったため、前記方法では充分に
調和のとれたゴルフクラブセットを得ることは困難であ
った。
更に、スイングウエートと相関性のある各クラブの固
有振動数の測定をして、シャフトのしなり特性を含めた
バランス統一の考え方も、基本的に重要な測定の基準と
なるクラブ支持端の位置が力学的に明確ではなく、しか
も、セット中のあるクラブと他の異なるクラブとの固有
振動数値の相関についても力学的に明確でなかったた
め、ゴルフクラブを充分に調和させることはできなかっ
た。
有振動数の測定をして、シャフトのしなり特性を含めた
バランス統一の考え方も、基本的に重要な測定の基準と
なるクラブ支持端の位置が力学的に明確ではなく、しか
も、セット中のあるクラブと他の異なるクラブとの固有
振動数値の相関についても力学的に明確でなかったた
め、ゴルフクラブを充分に調和させることはできなかっ
た。
（発明の目的） この発明の目的とするところは以上に説明したような
従来の技術の問題点を解消し、各クラブに対して均一な
スイング感覚を与えてより良いプレーをもたらすことが
できる、力学的に相関させた、充分に調和したゴルフク
ラブセットおよびその製造方法を提供するにある。
従来の技術の問題点を解消し、各クラブに対して均一な
スイング感覚を与えてより良いプレーをもたらすことが
できる、力学的に相関させた、充分に調和したゴルフク
ラブセットおよびその製造方法を提供するにある。
（問題点を解決するための手段） この発明の基本的な構成は、前述したようにセット中
の各クラブの力のモーメントと固有振動数を測定するた
めの共通の基準を決定することであり、その基準によっ
て各クラブの固有振動数値とシャフトのしなり特性との
力学的な相関を求めるものである。
の各クラブの力のモーメントと固有振動数を測定するた
めの共通の基準を決定することであり、その基準によっ
て各クラブの固有振動数値とシャフトのしなり特性との
力学的な相関を求めるものである。
又、ゴルファーの個人差によってその基準の位置は僅
かに異なり、この個人差も含めてバランスを統一しよう
とするものであるが、この発明では各クラブをセットと
して使用するのは同人物であることを前提として説明を
する。
かに異なり、この個人差も含めてバランスを統一しよう
とするものであるが、この発明では各クラブをセットと
して使用するのは同人物であることを前提として説明を
する。
（イ）セット中の各クラブの力のモーメントと固有振動
数の測定をする基準が各クラブを保持するゴルファーの
両手の中央部にあるとする証拠は、ゴルファーとクラブ
との間の要点はそれら両手しか無く、重力によるクラブ
の重さを感知するのも両手からであり、かつ、両手の中
央部がクラブに与える偶力のモーメントの中心だからで
ある。
数の測定をする基準が各クラブを保持するゴルファーの
両手の中央部にあるとする証拠は、ゴルファーとクラブ
との間の要点はそれら両手しか無く、重力によるクラブ
の重さを感知するのも両手からであり、かつ、両手の中
央部がクラブに与える偶力のモーメントの中心だからで
ある。
更に、力のモーメントを統一させる基準に対する考え
方に関して、次の実験からも明らかになる。任意に選択
したクラブのグリップ付近のシャフト内に20グラフほど
の鉛を付加させ、その鉛の位置を両手の中央部よりヘッ
ド端側にすればスイング中の重量感は増加し、逆に、グ
リップエンド側にすれば（その慣性モーメントは増加し
ているにも拘わらず）、スイング中のヘッドの重量感は
減少する。かって、この方法はスイングウエート調整の
一手段であった。
方に関して、次の実験からも明らかになる。任意に選択
したクラブのグリップ付近のシャフト内に20グラフほど
の鉛を付加させ、その鉛の位置を両手の中央部よりヘッ
ド端側にすればスイング中の重量感は増加し、逆に、グ
リップエンド側にすれば（その慣性モーメントは増加し
ているにも拘わらず）、スイング中のヘッドの重量感は
減少する。かって、この方法はスイングウエート調整の
一手段であった。
このセット中の各クラブの力のモーメントを統一させ
る方法は公知の方法であり、この発明では測定する基準
である回転軸の位置が従来の方法と異なるだけの簡単な
もので、前述した両手のほぼ中央部（グリップ側端から
10.5cm付近、ゴルファーによって個人差がある）として
いる。
る方法は公知の方法であり、この発明では測定する基準
である回転軸の位置が従来の方法と異なるだけの簡単な
もので、前述した両手のほぼ中央部（グリップ側端から
10.5cm付近、ゴルファーによって個人差がある）として
いる。
（ロ）次に、両手からセット中の各クラブに偶力のモー
メントを加えた時に、各クラブの重心がシャフトのしな
りによって反る長さ（変位）を異なるクラブに対してバ
ランスさせなければならない。この場合、その基準（O
r）からグリップエンドまでのシャフトの反りは極めて
僅かであるので無視することができ、かつ、その基準か
らグリップエンドまでの力のモーメントは各クラブに対
して同一の大きさ（各グリップは均一な重量を有する）
であるから考慮する必要が無い。
メントを加えた時に、各クラブの重心がシャフトのしな
りによって反る長さ（変位）を異なるクラブに対してバ
ランスさせなければならない。この場合、その基準（O
r）からグリップエンドまでのシャフトの反りは極めて
僅かであるので無視することができ、かつ、その基準か
らグリップエンドまでの力のモーメントは各クラブに対
して同一の大きさ（各グリップは均一な重量を有する）
であるから考慮する必要が無い。
この発明では、平面運動をする物体の質量中心は、あ
たかもその物体の全質量がその中心に集中し、しかも、
すべての外力がそれに働くと考えた場合のように動く、
力学的な視点から、各クラブのシャフトのしなり特性を
固有振動数の測定によってバランスさせるか、あるい
は、バランスさせたことを確認しようとするものであ
る。
たかもその物体の全質量がその中心に集中し、しかも、
すべての外力がそれに働くと考えた場合のように動く、
力学的な視点から、各クラブのシャフトのしなり特性を
固有振動数の測定によってバランスさせるか、あるい
は、バランスさせたことを確認しようとするものであ
る。
前述した基準（Or）を支持端として、クラブの長手方
向に水平にして単振動をさせて測定したセット中の任意
の異なるクラブA,Bの固有振動数値をFa、Fbとし、それ
ぞれのクラブの重心（Ga,Gb）での静的たわみの長さをR
a,Rbとすると、クラブA,Bのそれぞれの固有振動数Fa,Fb
は、力学的に、 となることが解っている。
向に水平にして単振動をさせて測定したセット中の任意
の異なるクラブA,Bの固有振動数値をFa、Fbとし、それ
ぞれのクラブの重心（Ga,Gb）での静的たわみの長さをR
a,Rbとすると、クラブA,Bのそれぞれの固有振動数Fa,Fb
は、力学的に、 となることが解っている。
したがって、Fa2・Ra＝Fb2・Rbなる関係式が成立す
る。
る。
実際にクラブA,Bをスイングした時には、これらRa,Rb
に対応する重心（Ga,Gb）での変位は、質量中心（重
心）に加えられる二つの力、クラブA,Bとも同一の大き
さの力のモーメントとゴルファーが加える同一な偶力の
モーメントによる質量中心（Ga,Gb）に働く力、によっ
てシャフトがしなって反る変位となる。それら変位は、
その基準（Or）からヘッド端側への一定した長さに対す
るしなりの変位が均一であれば（相似したシャフトのし
なり特性）、それらの質量中心に加えられる力が同一で
あるので、それらクラブの支持端（Or）から質量中心
（Ga,Gb）までの長さLa,Lbに比例した変位（Δa,Δｂ）
となる。
に対応する重心（Ga,Gb）での変位は、質量中心（重
心）に加えられる二つの力、クラブA,Bとも同一の大き
さの力のモーメントとゴルファーが加える同一な偶力の
モーメントによる質量中心（Ga,Gb）に働く力、によっ
てシャフトがしなって反る変位となる。それら変位は、
その基準（Or）からヘッド端側への一定した長さに対す
るしなりの変位が均一であれば（相似したシャフトのし
なり特性）、それらの質量中心に加えられる力が同一で
あるので、それらクラブの支持端（Or）から質量中心
（Ga,Gb）までの長さLa,Lbに比例した変位（Δa,Δｂ）
となる。
したがって、Fa2・La＝Fb2・Lbなる関係式が成立する
ことになり、クラブA,Bがこの関係式を満足する適当な
シャフトの相似したしなり特性を有すれば、同一の角速
度でスインゲした時の質量中心（Ga,Gb）の変位Δa,Δ
ｂは同一時間内に移動する長さとなる。
ことになり、クラブA,Bがこの関係式を満足する適当な
シャフトの相似したしなり特性を有すれば、同一の角速
度でスインゲした時の質量中心（Ga,Gb）の変位Δa,Δ
ｂは同一時間内に移動する長さとなる。
つまり、クラブA,Bは均一なスイング中に相似なシャ
フトのしなりを方をし、ゴルファーにとって均一なフィ
ーリングを有する（均一なフィーリングのゴルフクラブ
セットとは、セット中のどのクラブのスイングも均一な
角速度でスイングすることを条件としなければならな
い）、力学的に相関させた、調和したゴルフクラブセッ
トとなる。
フトのしなりを方をし、ゴルファーにとって均一なフィ
ーリングを有する（均一なフィーリングのゴルフクラブ
セットとは、セット中のどのクラブのスイングも均一な
角速度でスイングすることを条件としなければならな
い）、力学的に相関させた、調和したゴルフクラブセッ
トとなる。
以上に説明したように、ゴルファーは自分に最適なク
ラブをたったの１本が発見できれば、この発明になる基
準で他のセット中のクラブの力のモーメントを統一さ
せ、このクラブと他のセット中のクラブの固有振動数
が、Fa2・La＝Fb2・Lbの関係式を満足させるしなり特性
を有したシャフトに交換すれば、実質的に均一なフィー
リングを有した、力学的に相関させた、調和したゴルフ
クラブセットを得ることが出来る。尚、ここで＜実質的
に＞と表現した理由は、前述したようにその基準からグ
リップエンドまでの間のシャフトの反り（僅かなので無
視した）のほか、固定するゴルフクラブのグリップの柔
軟性の不均一による測定上の誤差も考えられるからであ
る。
ラブをたったの１本が発見できれば、この発明になる基
準で他のセット中のクラブの力のモーメントを統一さ
せ、このクラブと他のセット中のクラブの固有振動数
が、Fa2・La＝Fb2・Lbの関係式を満足させるしなり特性
を有したシャフトに交換すれば、実質的に均一なフィー
リングを有した、力学的に相関させた、調和したゴルフ
クラブセットを得ることが出来る。尚、ここで＜実質的
に＞と表現した理由は、前述したようにその基準からグ
リップエンドまでの間のシャフトの反り（僅かなので無
視した）のほか、固定するゴルフクラブのグリップの柔
軟性の不均一による測定上の誤差も考えられるからであ
る。
最近の優れたシャフトは材質や製造上の温度管理など
が進歩したこともあり、多量のシャフト（望む長さにカ
ットされているシャフト）を電子式天秤など精度の高い
重量計を利用して重量の偏差を細かく分類する、そし
て、分類されたシャフトをセットとして使用すれば、バ
ランスされた固有振動数値を有する調和したゴルフクラ
ブセットのシャフトセットとすることができる。この場
合、固有振動数値の誤差はシャフト重量の誤差による分
類の精度に実質的に比例するため、一例として、この発
明になる固有振動数値の誤差を±1c.p.m.（サイクル毎
分）程度とするにはシャフト重量の偏差を0.2％未満の
範囲とし、シャフトの細端部分のカットの長さを各クラ
ブ長に対して一定比率としたら、望む固有振動数値を得
ることができた。
が進歩したこともあり、多量のシャフト（望む長さにカ
ットされているシャフト）を電子式天秤など精度の高い
重量計を利用して重量の偏差を細かく分類する、そし
て、分類されたシャフトをセットとして使用すれば、バ
ランスされた固有振動数値を有する調和したゴルフクラ
ブセットのシャフトセットとすることができる。この場
合、固有振動数値の誤差はシャフト重量の誤差による分
類の精度に実質的に比例するため、一例として、この発
明になる固有振動数値の誤差を±1c.p.m.（サイクル毎
分）程度とするにはシャフト重量の偏差を0.2％未満の
範囲とし、シャフトの細端部分のカットの長さを各クラ
ブ長に対して一定比率としたら、望む固有振動数値を得
ることができた。
ゴルフクラブセットの力のモーメントをこの発明によ
る基準で統一した場合に、このセットの固有振動数値が
この発明と一致するシャフトセットは、この発明に含ま
れるものである。
る基準で統一した場合に、このセットの固有振動数値が
この発明と一致するシャフトセットは、この発明に含ま
れるものである。
（実施例） 第１表に示すゴルフクラブセットは、この発明による
基準によって力のモーメントを、ウッドクラブセットが
25、740（±100）ｇ・cm、アイアンクラブセットが26、
840（±100）ｇ・cmに統一し、スチールシャフトを使用
して固有振動数値をバランスさせた、力学的に相関させ
た、調和したゴルフクラブセットの例である。
基準によって力のモーメントを、ウッドクラブセットが
25、740（±100）ｇ・cm、アイアンクラブセットが26、
840（±100）ｇ・cmに統一し、スチールシャフトを使用
して固有振動数値をバランスさせた、力学的に相関させ
た、調和したゴルフクラブセットの例である。
第１表のその測定の基準はグリップエンドから10.5cm
であり、重量計はスイスのメトラー社製（電子天秤、Me
ttler PE−1600型），固有振動数の測定器は日本の藤倉
ゴム社製などを使用した。
であり、重量計はスイスのメトラー社製（電子天秤、Me
ttler PE−1600型），固有振動数の測定器は日本の藤倉
ゴム社製などを使用した。
（発明の効果） この発明は、ゴルフクラブセットのバランスの統一を
ゴルファーの性別や手の大小による個人差までも含める
ことができ、セット中の総てのクラブを均一なフィーリ
ングでスイングが可能となり、従来のゴルフクラブセッ
トのように異なるクラブ毎のスイングを要求されること
のない、一般的、かつ、平均的な技能を有するゴルファ
ーのスイングの改善にまでも大きな効果を奏することが
できる画期的なものである。
ゴルファーの性別や手の大小による個人差までも含める
ことができ、セット中の総てのクラブを均一なフィーリ
ングでスイングが可能となり、従来のゴルフクラブセッ
トのように異なるクラブ毎のスイングを要求されること
のない、一般的、かつ、平均的な技能を有するゴルファ
ーのスイングの改善にまでも大きな効果を奏することが
できる画期的なものである。
Claims (4)
- 【請求項１】おのおの一端にグリップを他端にヘッドを
備えたシャフトを有する複数のクラブを具備し、それぞ
れのクラブの各シャフトは相似したしなり特性を有し、
各グリップは均一な重量を有するゴルフクラブセットで
あって、 該ゴルフクラブセットは、ゴルファーがスイング中に保
持するクラブの両手のほぼ中央部を回転軸としてヘッド
端側の力のモーメントが統一されているとともに、前記
中央部を支持端とする任意のクラブA,Bの固有振動数をF
a,Fbとし、それぞれのクラブの支持端から重心までの長
さをLa,Lbとすると、Fa2・La＝Fb2・Lbの関係に成るこ
とを特徴とする、力学的に相関させた、調和したゴルフ
クラブセット。 - 【請求項２】前記ゴルフクラブセットは、クラブヘッド
の主な構造材料が非鉄金属、合成樹脂、あるいは、複合
材料からなるアイアンクラブ、および、パターと呼称さ
れるクラブを含むアイアン型ゴルフクラブセットである
か、又は、表示の異なる一連のアイアン型ゴルフクラブ
を含むゴルフクラブセットである特許請求の範囲第１項
に記載の、力学的に相関させた、調和したゴルフクラブ
セット。 - 【請求項３】前記のゴルフクラブセットは、クラブヘッ
ドの主な構造材料が金属、合成樹脂、あるいは、複合材
料からなるウッドクラブを含むウッド型ゴルフクラブセ
ットであるか、又は、表示の異なる一連のウッド型ゴル
フクラブを含むゴルフクラブセットである特許請求の範
囲第１項に記載の、力学的に相関させた、調和したゴル
フクラブセット。 - 【請求項４】おのおの一端にグリップを他端にヘッドを
備えたシャフトを有する複数のクラブを具備し、それぞ
れのクラブの各シャフトは相似したしなり特性を有し、
各グリップは均一な重量を有する調和したゴルフクラブ
セットの製造方法であって、 ゴルファーがスウィング中に保持するクラブの両手のほ
ぼ中央部に予め基準を決定し、前記基準においてゴルフ
クラブセットのヘッド端側の力のモーメントを統一させ
るとともに、前記基準を支持端とする任意のクラブA,B
の固有振動数をFa,Fbとし、それぞれのクラブの支持端
から重心までの長さをLa,Lbとすると、Fa2・La＝Fb2・L
bの関係を満すようシャフト硬度を選択する過程を含
む、力学的に相関させた、調和したゴルフクラブセット
の製造方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61198947A JP2571041B2 (ja) | 1986-08-27 | 1986-08-27 | 調和したゴルフクラブセツトおよびその製造方法 |
| US07/086,550 US4900025A (en) | 1986-08-27 | 1987-08-18 | Matched set of golf clubs and method of producing the same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61198947A JP2571041B2 (ja) | 1986-08-27 | 1986-08-27 | 調和したゴルフクラブセツトおよびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6357070A JPS6357070A (ja) | 1988-03-11 |
| JP2571041B2 true JP2571041B2 (ja) | 1997-01-16 |
Family
ID=16399600
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61198947A Expired - Lifetime JP2571041B2 (ja) | 1986-08-27 | 1986-08-27 | 調和したゴルフクラブセツトおよびその製造方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4900025A (ja) |
| JP (1) | JP2571041B2 (ja) |
Families Citing this family (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63220890A (ja) * | 1987-03-10 | 1988-09-14 | つるや株式会社 | ゴルフクラブ |
| JP2597389B2 (ja) * | 1988-05-13 | 1997-04-02 | 善和 多気 | ゴルフクラブの選定方法 |
| JPH02224770A (ja) * | 1989-02-28 | 1990-09-06 | Shintomi Golf:Kk | ゴルフクラブセット |
| US5163681A (en) * | 1991-05-02 | 1992-11-17 | George Hodgetts | Golf club matching |
| US5467984A (en) * | 1991-10-17 | 1995-11-21 | Taylor Made Golf Company, Inc. | Balanced golf club |
| FI94554C (fi) * | 1993-05-04 | 1995-09-25 | Exel Oy | Menetelmä golfmailan varren taipuman muodon mittaamiseksi mailan dynaamisen nostokulman hallintaa varten |
| FR2706777A1 (en) * | 1993-06-21 | 1994-12-30 | Taylor Made Golf Co | Golf-club shaft (handle) with optimised distribution of flexibility |
| US5722899A (en) * | 1996-12-18 | 1998-03-03 | Harrison Sports, Inc. | Method for making a matched set of golf clubs utilizing frequency conversion values |
| US6231454B1 (en) * | 1998-03-25 | 2001-05-15 | Aneeging Sports Co., Ltd | Golf clubs and golf club sets |
| WO2000062872A2 (en) * | 1999-04-21 | 2000-10-26 | Feil Golf, Llc. | System for optimization of golf clubs |
| JP2001025519A (ja) * | 1999-05-11 | 2001-01-30 | Mamiya Op Co Ltd | ゴルフクラブ用シャフト |
| US6779240B2 (en) * | 2001-05-02 | 2004-08-24 | Matthew J. Kluck | Golf shaft alteration technique |
| JP6843601B2 (ja) * | 2016-12-02 | 2021-03-17 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | ゴルフクラブセット |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB412400A (en) * | 1932-10-04 | 1934-06-28 | William Ogg | Improvements in or relating to golf clubs |
| GB1286255A (en) * | 1968-10-04 | 1972-08-23 | Dunlop Holdings Ltd | Matched sets of golf clubs |
| US4128242A (en) * | 1975-11-11 | 1978-12-05 | Pratt-Read Corporation | Correlated set of golf clubs |
| US4070022A (en) * | 1976-04-14 | 1978-01-24 | Con-Sole Golf Corporation | Matched golf shafts and clubs |
| US4415156A (en) * | 1981-08-26 | 1983-11-15 | Jorgensen Theodore P | Matched set of golf clubs |
-
1986
- 1986-08-27 JP JP61198947A patent/JP2571041B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1987
- 1987-08-18 US US07/086,550 patent/US4900025A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6357070A (ja) | 1988-03-11 |
| US4900025A (en) | 1990-02-13 |
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