JP2570976Y2 - 二重床パネル用支持脚 - Google Patents

二重床パネル用支持脚

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JP2570976Y2
JP2570976Y2 JP5385292U JP5385292U JP2570976Y2 JP 2570976 Y2 JP2570976 Y2 JP 2570976Y2 JP 5385292 U JP5385292 U JP 5385292U JP 5385292 U JP5385292 U JP 5385292U JP 2570976 Y2 JP2570976 Y2 JP 2570976Y2
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典丈 増田
一則 岡
卓 佐伯
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Okura Kogyo KK
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、二重床パネル用支持脚
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】二重床パネルには、本体パネルと支持脚
とが一体となっている一体型(実公昭63−6358)
と、本体パネルと支持脚とが分離する分離型(実開昭5
9−146444)とがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本体パネルと支持脚と
が一体となっている二重床パネルは、輸送時に重ねあわ
せた場合、脚部が中空となってかさばり輸送コストがか
さむ要因となり、施工時のパネルの高さ調節が困難であ
った。
【0004】また、本体パネルと支持脚とが分離する二
重床パネルは、輸送コストがかさむ要因は解消される
が、支持脚の取り付けに手間がかかったり、支持脚の取
り付け部が本体パネルからはみ出すため輸送時あるいは
施工時に本体パネルが傷ついたり、支持脚の本体パネル
への取り付け後の固定が悪いため、長時間使用している
間に固定部分が緩むことがあった。
【0005】本考案は、本体パネルへの支持脚部の取り
付けが容易であり、支持脚の取り付け部が本体パネルを
傷つけることがなく、また、長時間の使用に対しても支
持脚の固定が緩むことがない二重床パネル用支持脚を提
供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案によれば、本体パ
ネルに穿設された支持脚挿入孔に挿入する、回転防止用
の突起を有する支持脚ナットに支持脚ボルトを螺合させ
た二重床パネル用支持脚が提供される。
【0007】すなわち、前記支持脚ナットに設けられた
先端に行くに従いテーパー状に低くなっている適宜数の
回転防止用の突起が本体パネルの挿入孔に強固に食い込
み、さらに、支持脚安定用プレートにて支持脚の揺れを
防止し、前記支持脚ナットに螺合させた支持脚ボルトに
て高さの調節が容易にできる二重床パネル用支持脚であ
る。
【0008】以下本考案の一実施例を示す図面に基づい
て説明する。図1は本考案の二重床パネル用支持脚の斜
視図であり、図2乃至図4は本考案の二重床パネル用支
持脚の各構成部品の斜視図であり、図5は本体パネルの
斜視図である。
【0009】パネル本体1に穿設された支持脚挿入孔6
に挿入可能な、先端に行くに従いテーパー状に低くなっ
ている適宜数の回転防止用突起4が設けられた外径の小
さい本体パネル挿入部31と外径の大きい支持脚安定プ
レート受け部32が一体に形成された支持脚ナット3に
支持脚ボルト2が螺合され、前記本体パネル挿入部31
には、支持脚安定プレート受け部でパネル本体1の端部
からはみださない大きさの支持脚安定用プレート5が装
着されている。前記支持脚安定プレートは接着剤で本体
パネルに固着すると安定性がさらに増大する。また、前
記支持脚ボルト2の頂部には本体パネル1の挿入孔6を
通して上部からドライバー、レンチなどで高さ調節がで
き、高さ調節をした後、必要に応じて前記支持脚挿入孔
6を栓などで詰めてもよい。また、前記支持脚ボルト2
の先端に適宜形状の弾性体取りつけることができる。
【0010】
【考案の効果】以上述べたごとく、本考案の二重床パネ
ル用支持脚は本体パネルへの取り付けが容易であり、支
持脚ナットに設けられた回転防止用の突起が本体パネル
に食い込み、さらに支持脚安定プレートが支持脚の揺れ
を防止するので長期間の使用に耐えることができ、取り
つけられた前記支持脚が本体パネルの端面からはみ出し
がないので施工時、輸送時などの際他の二重床パネルを
傷つけることがない。また、本考案の二重床パネル用支
持脚は、施工に際して本体パネルの表面からドライバ
ー、レンチなどで容易に高さ調節ができるものである。
さらに、本考案の二重床パネル用支持脚は、本体パネル
と支持脚とが分離するので効率的に輸送できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の二重床パネル用支持脚の説明図であ
る。
【図2】支持脚用ナットの説明図である。
【図3】支持脚安定プレートの説明図である。
【図4】支持脚用ボルトの説明図である。
【図5】本体パネルの説明図である。
【符号の説明】
1 本体パネル 2 支持脚ボルト 3 支持脚ナット 31 本体パネル挿入部 32 支持脚安定用プレート受け部 4 回転防止用突起 5 支持脚安定用プレート 6 支持脚挿入孔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体パネル(1)に設けられた支持脚挿
    入孔(6)に挿入固定する二重床パネル用支持脚であっ
    て、先端に行くにしたがってテーパー状に低くなってい
    る適宜数の回転防止用突起(4)を有する外径の小さい
    本体パネル挿入部(31)と外径の大きい支持脚安定用
    プレート受け部(32)よりなる支持脚ナット(3)の
    前記本体パネル挿入部(31)に支持脚安定用プレート
    (5)を装着した前記支持脚ナット(3)を支持脚ボル
    ト(2)に螺合してなることを特徴とする二重床パネル
    用支持脚。
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