JP2569510Y2 - コピー機 - Google Patents
コピー機Info
- Publication number
- JP2569510Y2 JP2569510Y2 JP1992010505U JP1050592U JP2569510Y2 JP 2569510 Y2 JP2569510 Y2 JP 2569510Y2 JP 1992010505 U JP1992010505 U JP 1992010505U JP 1050592 U JP1050592 U JP 1050592U JP 2569510 Y2 JP2569510 Y2 JP 2569510Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- information
- copy
- light receiving
- machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Projection-Type Copiers In General (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、文書,図面等の視覚情
報を複製(以下、複写という)するコピー機に関する。
報を複製(以下、複写という)するコピー機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コピー機としては、発光装置によ
り発せられた光を複写原本の所望視覚情報に照射し、そ
の反射光を光情報として受光装置で受け、光情報を、機
械を作動させるための機械情報に変換装置で変換し、機
械情報をカーボン射出装置に入力することにより、複写
原本の所望視覚情報の内容をコピー用紙にカーボン射出
印刷する構造が一般的であり、上述の如きコピー機の構
成を図3に示し、以下図に基づいて説明する。
り発せられた光を複写原本の所望視覚情報に照射し、そ
の反射光を光情報として受光装置で受け、光情報を、機
械を作動させるための機械情報に変換装置で変換し、機
械情報をカーボン射出装置に入力することにより、複写
原本の所望視覚情報の内容をコピー用紙にカーボン射出
印刷する構造が一般的であり、上述の如きコピー機の構
成を図3に示し、以下図に基づいて説明する。
【0003】コピー機101において、直方体型の本体
109内に、発光装置102と受光装置104と変換装
置105とカーボン115射出装置106とが収容され
ている。本体109の天井110はガラス等の透明材料
より成るので、光線が透過できる様になっている。以下
に、このコピー機101による複写方法を説明する。
109内に、発光装置102と受光装置104と変換装
置105とカーボン115射出装置106とが収容され
ている。本体109の天井110はガラス等の透明材料
より成るので、光線が透過できる様になっている。以下
に、このコピー機101による複写方法を説明する。
【0004】先ず、複写したい視覚情報が天井110と
対向する様に、複写原本103を天井110上に設置す
る。押圧板108で複写原本103を上方より押圧した
状態で、本体109内で天井110方向に向けられた発
光装置102により白色光f1を発する。その光f1は
天井110を透過して複写原本103の視覚情報に照射
される。
対向する様に、複写原本103を天井110上に設置す
る。押圧板108で複写原本103を上方より押圧した
状態で、本体109内で天井110方向に向けられた発
光装置102により白色光f1を発する。その光f1は
天井110を透過して複写原本103の視覚情報に照射
される。
【0005】すると、その光f1は、複写原本103に
反射して反射光f2と成り、光情報として受光装置10
4に受け入れられる。そして光情報は変換装置105に
送られ、そこで機械を作動させるための機械情報に変換
される。この機械情報はカーボン115射出装置106
に入力され、複写原本103の視覚情報の内容をコピー
用紙107にカーボン115射出印刷し、それを本体1
09外に搬出する。
反射して反射光f2と成り、光情報として受光装置10
4に受け入れられる。そして光情報は変換装置105に
送られ、そこで機械を作動させるための機械情報に変換
される。この機械情報はカーボン115射出装置106
に入力され、複写原本103の視覚情報の内容をコピー
用紙107にカーボン115射出印刷し、それを本体1
09外に搬出する。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】ところが図4に示す如
く、複写原本103′が、例えば百科事典の様に厚くか
つ見開きの冊子の場合、見開き頁の合わせ部111付近
とコピー機101本体109の天井110との間に隙間
ができてしまう。そのため、見開き頁の合わせ部111
付近に照射された光は、正確な反射光として受光装置に
受け入れられず、図5に示す如く、複写の仕上がりは、
特に複写原本の見開き頁の合わせ部付近の内容114が
不鮮明である。
く、複写原本103′が、例えば百科事典の様に厚くか
つ見開きの冊子の場合、見開き頁の合わせ部111付近
とコピー機101本体109の天井110との間に隙間
ができてしまう。そのため、見開き頁の合わせ部111
付近に照射された光は、正確な反射光として受光装置に
受け入れられず、図5に示す如く、複写の仕上がりは、
特に複写原本の見開き頁の合わせ部付近の内容114が
不鮮明である。
【0007】本考案は、以上の問題を解決し、複写原本
の形状に関わらず、見開き頁の両頁が同時に鮮明に複写
ができるコピー機の提供を目的とする。
の形状に関わらず、見開き頁の両頁が同時に鮮明に複写
ができるコピー機の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案の構成は以下の通
りである。
りである。
【0009】発光装置と受光装置とを両端部に表板を有
する薄板状ケース内に収容し、一方発光装置及び受光装
置を一方表板方向に、他方発光装置及び受光装置を他方
表板方向に向けて設置するとともに、ケースと別体の本
体内にカーボン射出装置を収容した。
する薄板状ケース内に収容し、一方発光装置及び受光装
置を一方表板方向に、他方発光装置及び受光装置を他方
表板方向に向けて設置するとともに、ケースと別体の本
体内にカーボン射出装置を収容した。
【0010】
【実施例】以下、本考案の実施例を、図1及び図2に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【0011】1はコピー機で、本体9と、本体9と別体
のケース8とから構成されている。
のケース8とから構成されている。
【0012】ケース8は薄板状で、その内部に発光装置
2、2’と受光装置4、4’とを収容している。また、
ケース8の一方表板10及び他方表板10’はガラス等
の透明材料より成るので、光線が透過できる様になって
いる。
2、2’と受光装置4、4’とを収容している。また、
ケース8の一方表板10及び他方表板10’はガラス等
の透明材料より成るので、光線が透過できる様になって
いる。
【0013】本体9内には、変換装置5とカーボン15
射出装置6とが収容されており、ケース8内の受光装置
4,4’と本体9内の変換装置5とがケーブルコード1
2によって接続されている。
射出装置6とが収容されており、ケース8内の受光装置
4,4’と本体9内の変換装置5とがケーブルコード1
2によって接続されている。
【0014】以下図2に基づいて、このコピー機1によ
る複写方法を説明する。
る複写方法を説明する。
【0015】3は複写原本で、百科事典の様に厚くかつ
見開きの冊子である。先ず、複写したい視覚情報がケー
ス8の一方表板10及び他方表板10’と対向する様
に、ケース8を複写原本3の頁間に挿入する。そして、
ケース8内で一方表板10方向に向けられた発光装置2
及び他方表板10’方向に向けられた発光装置2’によ
り白色光F1を発する。その光F1は一方表板10及び
他方表板10’を透過して複写原本3の視覚情報に照射
される。
見開きの冊子である。先ず、複写したい視覚情報がケー
ス8の一方表板10及び他方表板10’と対向する様
に、ケース8を複写原本3の頁間に挿入する。そして、
ケース8内で一方表板10方向に向けられた発光装置2
及び他方表板10’方向に向けられた発光装置2’によ
り白色光F1を発する。その光F1は一方表板10及び
他方表板10’を透過して複写原本3の視覚情報に照射
される。
【0016】すると、その光F1は、複写原本3に反射
して反射光F2と成り、反射光F2はケース8の一方表
板10及び他方表板10’を透過して、光情報としてケ
ース8内の受光装置4,4’に受け入れられる。そし
て、光情報は受光装置4,4’より出力され、ケーブル
コード12を通って、図1に示す本体9内の変換装置5
に送られる。
して反射光F2と成り、反射光F2はケース8の一方表
板10及び他方表板10’を透過して、光情報としてケ
ース8内の受光装置4,4’に受け入れられる。そし
て、光情報は受光装置4,4’より出力され、ケーブル
コード12を通って、図1に示す本体9内の変換装置5
に送られる。
【0017】変換装置5で光情報は、機械を作動させる
ための機械情報に変換され、その機械情報がカーボン1
5射出装置6に入力され、複写原本3の視覚情報の内容
をコピー用紙7にカーボン15射出印刷して、それを本
体9外に搬出する。
ための機械情報に変換され、その機械情報がカーボン1
5射出装置6に入力され、複写原本3の視覚情報の内容
をコピー用紙7にカーボン15射出印刷して、それを本
体9外に搬出する。
【0018】この方法によれば、図2に示す如く、複写
原本3が、例えば百科事典の様に厚くかつ見開き冊子の
場合でも、見開き頁と、ケース8の一方表板10及び他
方表板10’とを密着させることができるので、両者間
に隙間が生じることがない。
原本3が、例えば百科事典の様に厚くかつ見開き冊子の
場合でも、見開き頁と、ケース8の一方表板10及び他
方表板10’とを密着させることができるので、両者間
に隙間が生じることがない。
【0019】そのため、見開き頁に照射された光F1
は、正確な反射光F2として受光装置4,4’に受け入
れられるので、複写の仕上がりは見開き頁の両頁に開示
された視覚情報全範囲に渡り鮮明である。
は、正確な反射光F2として受光装置4,4’に受け入
れられるので、複写の仕上がりは見開き頁の両頁に開示
された視覚情報全範囲に渡り鮮明である。
【0020】尚、本考案の実施例によると、ケース8内
の受光装置4,4’と本体9内の変換装置5とがケーブ
ルコード12で接続され、ケーブルコード12を通って
光情報が送られているが、ケース8内の受光装置4,
4’の後にワイヤレストランスミッター(電波送信装
置)を設置し、本体9内の変換装置5の前にワイヤレス
レシーバー(電波受信装置)を設置し、光情報を電波に
変換して通信すれば、ケーブルコード12を使用しない
所謂コードレス化が実現できる。
の受光装置4,4’と本体9内の変換装置5とがケーブ
ルコード12で接続され、ケーブルコード12を通って
光情報が送られているが、ケース8内の受光装置4,
4’の後にワイヤレストランスミッター(電波送信装
置)を設置し、本体9内の変換装置5の前にワイヤレス
レシーバー(電波受信装置)を設置し、光情報を電波に
変換して通信すれば、ケーブルコード12を使用しない
所謂コードレス化が実現できる。
【0021】又、ケース8のサイズは、所望視覚情報の
サイズに合わせ、A3〜B5等複数用意し、場合に応じ
て、ケース8を交換してもよい。又、ケース8内に発光
装置2,2’と受光装置4,4’のみならず、変換装置
5をも収容すれば、本体9内に収容するのは、カーボン
15射出装置6のみにすることができる。
サイズに合わせ、A3〜B5等複数用意し、場合に応じ
て、ケース8を交換してもよい。又、ケース8内に発光
装置2,2’と受光装置4,4’のみならず、変換装置
5をも収容すれば、本体9内に収容するのは、カーボン
15射出装置6のみにすることができる。
【0023】尚、本考案の構成をより明確に説明する都
合上、各図面を誇張して描いてあるので、コピー機1の
各部品と複写原本3との寸法関係や、発光装置2,2’
と受光装置4,4’の位置関係等は実際の製品とは異な
っている。
合上、各図面を誇張して描いてあるので、コピー機1の
各部品と複写原本3との寸法関係や、発光装置2,2’
と受光装置4,4’の位置関係等は実際の製品とは異な
っている。
【0024】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、発光装置
と受光装置とを両端部に表板を有する薄板状ケース内に
収容し、一方発光装置及び受光装置を一方表板方向に、
他方発光装置及び受光装置を他方表板方向に向けて設置
するとともに、ケースと別体の本体内にカーボン射出装
置を収容したので、複写原本が厚くかつ見開き冊子であ
っても、見開き頁の両頁の視覚情報を同時に全範囲に渡
り鮮明に複写できる。
と受光装置とを両端部に表板を有する薄板状ケース内に
収容し、一方発光装置及び受光装置を一方表板方向に、
他方発光装置及び受光装置を他方表板方向に向けて設置
するとともに、ケースと別体の本体内にカーボン射出装
置を収容したので、複写原本が厚くかつ見開き冊子であ
っても、見開き頁の両頁の視覚情報を同時に全範囲に渡
り鮮明に複写できる。
【図1】本考案の第1番目の実施例によるコピー機の説
明図で、(ア)は構造の概念、(イ)は各装置が組付け
られた状態を各々表す。
明図で、(ア)は構造の概念、(イ)は各装置が組付け
られた状態を各々表す。
【図2】図1のコピー機による複写方法の説明図。
【図3】従来のコピー機の説明図で、(ア)は構造の概
念、(イ)は各装置が組付けられた状態を各々表す。
念、(イ)は各装置が組付けられた状態を各々表す。
【図4】図3のコピー機による複写方法の説明図。
【図5】図3の方法により複写されたコピー用紙の平面
図。
図。
1 コピー機 2 (一方)発光装置 2’(他方)発光装置 3 複写原本 4 (一方)受光装置 4’(他方)受光装置 5 変換装置 6 射出装置 7 コピー用紙 8 ケース 9 本体 10 (一方)表板 10’(他方)表板 15 カーボン
Claims (1)
- 【請求項1】 発光装置(2,2’)により発せられた
光(F1)が表板(10,10’)を通過して複写原本
(3)の所望視覚情報に照射され、その反射光(F2)
を光情報として受光装置(4,4’)で受け、前記光情
報を、機械を作動させるための機械情報に変換装置
(5)で変換し、該機械情報をカーボン(15)射出装
置(6)に入力することにより、前記複写原本(3)の
所望視覚情報の内容をコピー用紙(7)にカーボン(1
5)射出印刷するコピー機において、前記発光装置
(2,2’)と前記受光装置(4,4’)とを両端部に
前記表板(10,10’)を有する薄板状ケース(8)
内に収容し、一方発光装置(2)及び受光装置(4)を
一方表板(10)方向に、他方発光装置(2’)及び受
光装置(4’)を他方表板(10’)方向に向けて設置
するとともに、前記ケース(8)と別体の本体(9)内
に前記カーボン(15)射出装置(6)を収容したこと
を特徴とするコピー機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992010505U JP2569510Y2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | コピー機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992010505U JP2569510Y2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | コピー機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0564848U JPH0564848U (ja) | 1993-08-27 |
JP2569510Y2 true JP2569510Y2 (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=11752070
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992010505U Expired - Lifetime JP2569510Y2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | コピー機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2569510Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5569135A (en) * | 1978-11-18 | 1980-05-24 | Oki Electric Ind Co Ltd | Copying machine |
JPS55138967A (en) * | 1979-04-17 | 1980-10-30 | Fuji Xerox Co Ltd | Copying machine |
JPS56122069A (en) * | 1980-06-24 | 1981-09-25 | Oki Electric Ind Co Ltd | Copying system using photodetector and light emitting element |
-
1992
- 1992-01-31 JP JP1992010505U patent/JP2569510Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0564848U (ja) | 1993-08-27 |
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