JP2569218Y2 - 真空ベルト乾燥機のベルト搬送装置 - Google Patents
真空ベルト乾燥機のベルト搬送装置Info
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- JP2569218Y2 JP2569218Y2 JP1154693U JP1154693U JP2569218Y2 JP 2569218 Y2 JP2569218 Y2 JP 2569218Y2 JP 1154693 U JP1154693 U JP 1154693U JP 1154693 U JP1154693 U JP 1154693U JP 2569218 Y2 JP2569218 Y2 JP 2569218Y2
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- endless transport
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- Belt Conveyors (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、加工食品や医薬品の製
造分野において、液状、スラリー状、若しくはペースト
状に調合された食品材料や医薬品材料を真空乾燥して顆
粒状の製品として取出す真空ベルト乾燥機のベルト搬送
装置に関するものである。
造分野において、液状、スラリー状、若しくはペースト
状に調合された食品材料や医薬品材料を真空乾燥して顆
粒状の製品として取出す真空ベルト乾燥機のベルト搬送
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】加工食品や医薬品の製造分野において
は、液状、スラリー状、若しくはペースト状に調合され
た食品材料や医薬品材料を真空乾燥し、顆粒状の製品と
して取出すため、真空ベルト乾燥機が使用されている。
は、液状、スラリー状、若しくはペースト状に調合され
た食品材料や医薬品材料を真空乾燥し、顆粒状の製品と
して取出すため、真空ベルト乾燥機が使用されている。
【0003】上記真空ベルト乾燥機は、例えば特開昭61
−223480号公報等に示すように、真空容器内に恒率乾燥
域、減率乾燥域並びに冷却域を順次配設するとともに、
これらの区域に乾燥対象材料を搬送するためのベルト搬
送装置を設け、この搬送用ベルト装置の無端搬送ベルト
上に液状、スラリー状、若しくはペースト状に調合され
た乾燥対象材料を供給し、無端搬送ベルトの走行によっ
て乾燥対象材料を上記恒率乾燥域、減率乾燥域並びに冷
却域に順次導入し、比較的低温の乾燥条件下で真空乾燥
を施すように構成されている。この際、無端搬送ベルト
上に供給された乾燥対象材料は、内部に含有されている
水分が急激に蒸発し、乾燥対象材料は膨張するとともに
内部に多数の通気孔を形成し、多孔質の中間製品として
無端搬送ベルトの走行経路の末端に設けられた破砕装置
に送り込まれ、顆粒状に破砕された状態で取出される。
−223480号公報等に示すように、真空容器内に恒率乾燥
域、減率乾燥域並びに冷却域を順次配設するとともに、
これらの区域に乾燥対象材料を搬送するためのベルト搬
送装置を設け、この搬送用ベルト装置の無端搬送ベルト
上に液状、スラリー状、若しくはペースト状に調合され
た乾燥対象材料を供給し、無端搬送ベルトの走行によっ
て乾燥対象材料を上記恒率乾燥域、減率乾燥域並びに冷
却域に順次導入し、比較的低温の乾燥条件下で真空乾燥
を施すように構成されている。この際、無端搬送ベルト
上に供給された乾燥対象材料は、内部に含有されている
水分が急激に蒸発し、乾燥対象材料は膨張するとともに
内部に多数の通気孔を形成し、多孔質の中間製品として
無端搬送ベルトの走行経路の末端に設けられた破砕装置
に送り込まれ、顆粒状に破砕された状態で取出される。
【0004】ところで、真空ベルト乾燥機で乾燥対象材
料の搬送手段として用いられているベルト搬送装置は、
図3および図4に示すように、ドライブモータ(1)に
て回転駆動される駆動ローラ(2)と、支持フレーム
(図示せず)に回転自在に支承された従動ローラ(3)
との間に、無端搬送ベルト(4)を無端状に張設し、ド
ライブモータ(1)にて駆動ローラ(2)を回転駆動す
ることにより、無端搬送ベルト(4)を乾燥対象材料の
供給ステーションから乾燥ステーション(図中矢印方
向)に向って恒速移動し、無端搬送ベルト(4)上に供
給された乾燥対象材料に乾燥用の熱エネルギーを伝達し
得るように構成されている。
料の搬送手段として用いられているベルト搬送装置は、
図3および図4に示すように、ドライブモータ(1)に
て回転駆動される駆動ローラ(2)と、支持フレーム
(図示せず)に回転自在に支承された従動ローラ(3)
との間に、無端搬送ベルト(4)を無端状に張設し、ド
ライブモータ(1)にて駆動ローラ(2)を回転駆動す
ることにより、無端搬送ベルト(4)を乾燥対象材料の
供給ステーションから乾燥ステーション(図中矢印方
向)に向って恒速移動し、無端搬送ベルト(4)上に供
給された乾燥対象材料に乾燥用の熱エネルギーを伝達し
得るように構成されている。
【0005】ところが、実際問題として上記無端搬送ベ
ルト(4)は、蛇行に伴う不安定な走行状態に置かれて
いる場合が少なくない。このような現象が発生すると、
乾燥対象材料の恒速送り機能が阻害され、乾燥条件の変
動に起因して最終製品の品質低下や成分の変質等の欠陥
を発生せしめる。
ルト(4)は、蛇行に伴う不安定な走行状態に置かれて
いる場合が少なくない。このような現象が発生すると、
乾燥対象材料の恒速送り機能が阻害され、乾燥条件の変
動に起因して最終製品の品質低下や成分の変質等の欠陥
を発生せしめる。
【0006】そこで、このような無端搬送ベルト(4)
の蛇行による弊害を解消するため、図5および図6に示
すように、無端搬送ベルト(4)の内周面両側端部に複
数個のガイドピン(5)を、無端搬送ベルト(4)の走
行方向に沿って適当間隔で突出状に装着するとともに、
駆動ローラ(2)および従動ローラ(3)の外周面両側
端部に、無端搬送ベルト(4)に装着されたガイドピン
(5)に対向配置させてこれが嵌入し得る凹溝(6)お
よび(7)を形成し、無端搬送ベルト(4)が駆動ロー
ラ(2)および従動ローラ(3)を折り返し通過すると
き、無端搬送ベルト(4)に装着されたガイドピン
(5)を、駆動ローラ(2)および従動ローラ(3)に
形成された凹溝(6)および凹溝(7)に嵌入させるこ
とにより、駆動ローラ(2)および従動ローラ(3)で
ガイドピン(5)を介して無端搬送ベルト(4)を拘束
させて蛇行を防止するようにしている。
の蛇行による弊害を解消するため、図5および図6に示
すように、無端搬送ベルト(4)の内周面両側端部に複
数個のガイドピン(5)を、無端搬送ベルト(4)の走
行方向に沿って適当間隔で突出状に装着するとともに、
駆動ローラ(2)および従動ローラ(3)の外周面両側
端部に、無端搬送ベルト(4)に装着されたガイドピン
(5)に対向配置させてこれが嵌入し得る凹溝(6)お
よび(7)を形成し、無端搬送ベルト(4)が駆動ロー
ラ(2)および従動ローラ(3)を折り返し通過すると
き、無端搬送ベルト(4)に装着されたガイドピン
(5)を、駆動ローラ(2)および従動ローラ(3)に
形成された凹溝(6)および凹溝(7)に嵌入させるこ
とにより、駆動ローラ(2)および従動ローラ(3)で
ガイドピン(5)を介して無端搬送ベルト(4)を拘束
させて蛇行を防止するようにしている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上述した無
端搬送ベルト(4)の蛇行を防止する手段においては、
無端搬送ベルト(4)に装着されたガイドピン(5)
と、駆動ローラ(2)および従動ローラ(3)に形成さ
れた凹溝(6)および(7)との相対位置が、無端搬送
ベルト(4)の幅方向に対して安定していることが重要
である。
端搬送ベルト(4)の蛇行を防止する手段においては、
無端搬送ベルト(4)に装着されたガイドピン(5)
と、駆動ローラ(2)および従動ローラ(3)に形成さ
れた凹溝(6)および(7)との相対位置が、無端搬送
ベルト(4)の幅方向に対して安定していることが重要
である。
【0008】しかしながら、上記無端搬送ベルト(4)
は長期間使用すると、走行方向に伸びて幅方向に縮むと
いう欠点があり、無端搬送ベルト(4)が幅方向に縮め
ば、無端搬送ベルト(4)に装着されたガイドピン
(5)が幅方向に移動するから、このガイドピン(5)
が駆動ローラ(2)および従動ローラ(3)に形成され
た凹溝(6)および凹溝(7)と食い違って外れ、無端
搬送ベルト(4)の走行が不能になるという不都合があ
る。
は長期間使用すると、走行方向に伸びて幅方向に縮むと
いう欠点があり、無端搬送ベルト(4)が幅方向に縮め
ば、無端搬送ベルト(4)に装着されたガイドピン
(5)が幅方向に移動するから、このガイドピン(5)
が駆動ローラ(2)および従動ローラ(3)に形成され
た凹溝(6)および凹溝(7)と食い違って外れ、無端
搬送ベルト(4)の走行が不能になるという不都合があ
る。
【0009】本考案は上記の如き課題を解消し得る真空
ベルト乾燥機のベルト搬送装置を提供することを目的と
するものである。
ベルト乾燥機のベルト搬送装置を提供することを目的と
するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本考案は上記目的を達成
するため、真空容器内に、無端搬送ベルトを駆動ローラ
と従動ローラとの間に無端状に張設させてなる真空ベル
ト乾燥機のベルト搬送装置において、上記無端搬送ベル
トの外周面両側端部に複数個の被ガイド部材を、無端搬
送ベルトの走行方向に沿って適当間隔で突出状に装着す
るとともに、上記被ガイド部材が嵌入し得る凹溝を内周
面に有する半円形状のガイド部材を、上記無端搬送ベル
トの両端折返部、またはそのいずれか一端折返部の両側
端部にこれに沿うように近接させ、かつ、上記被ガイド
部材に対向配置させて設け、更に、上記ガイド部材を上
記無端搬送ベルトの幅方向に対して位置調整可能にした
ものである。
するため、真空容器内に、無端搬送ベルトを駆動ローラ
と従動ローラとの間に無端状に張設させてなる真空ベル
ト乾燥機のベルト搬送装置において、上記無端搬送ベル
トの外周面両側端部に複数個の被ガイド部材を、無端搬
送ベルトの走行方向に沿って適当間隔で突出状に装着す
るとともに、上記被ガイド部材が嵌入し得る凹溝を内周
面に有する半円形状のガイド部材を、上記無端搬送ベル
トの両端折返部、またはそのいずれか一端折返部の両側
端部にこれに沿うように近接させ、かつ、上記被ガイド
部材に対向配置させて設け、更に、上記ガイド部材を上
記無端搬送ベルトの幅方向に対して位置調整可能にした
ものである。
【0011】
【作用】本考案によれば、無端搬送ベルトが駆動ローラ
および従動ローラ、またはそのいずれか一方を折り返し
通過するとき、無端搬送ベルトの外周面両側端部に装着
された被ガイド部材が、無端搬送ベルトの両端折返部、
またはそのいずれか一端折返部の両側端部に近接させて
設けたガイド部材の凹溝に嵌入されることにより、ガイ
ド部材で被ガイド部材を介して無端搬送ベルトを拘束さ
せて蛇行を防止することができる。
および従動ローラ、またはそのいずれか一方を折り返し
通過するとき、無端搬送ベルトの外周面両側端部に装着
された被ガイド部材が、無端搬送ベルトの両端折返部、
またはそのいずれか一端折返部の両側端部に近接させて
設けたガイド部材の凹溝に嵌入されることにより、ガイ
ド部材で被ガイド部材を介して無端搬送ベルトを拘束さ
せて蛇行を防止することができる。
【0012】そして、上記無端搬送ベルトが長期間使用
により走行方向に伸びて幅方向に縮めば、上記ガイド部
材を無端搬送ベルトの幅方向に対して位置調整すること
により、無端搬送ベルトに装着された被ガイド部材とガ
イド部材の凹溝との食い違いを防止することができる。
により走行方向に伸びて幅方向に縮めば、上記ガイド部
材を無端搬送ベルトの幅方向に対して位置調整すること
により、無端搬送ベルトに装着された被ガイド部材とガ
イド部材の凹溝との食い違いを防止することができる。
【0013】
【実施例】図1は本考案の一実施例を示す真空ベルト乾
燥機のベルト搬送装置全体の概略正面図、図2は図1の
A−A線における部分拡大断面図である。
燥機のベルト搬送装置全体の概略正面図、図2は図1の
A−A線における部分拡大断面図である。
【0014】図1および図2において、(11)はドライ
ブモータ(図示せず)にて回転駆動される駆動ローラ、
(12)は支持フレーム(図示せず)に回転自在に支承さ
れた従動ローラ、(13)は駆動ローラ(11)と従動ロー
ラ(12)との間に無端状に張設された無端搬送ベルト
で、ドライブモータにて駆動ローラ(11)を回転駆動す
ることによって矢印方向に恒速移動される。この無端搬
送ベルト(13)の外周面両側端部には、複数個の被ガイ
ド部材、例えば、断面凸形状のガイドピン(14)が、無
端搬送ベルト(13)の走行方向に沿って適当間隔で突出
状に装着されている。(15)は無端搬送ベルト(13)の
両端折返部、即ち、駆動ローラ(11)および従動ローラ
(12)で折り返す部分の両側端部にこれに沿って近接さ
せ、かつ、無端搬送ベルト(13)に装着されたガイドピ
ン(14)に対向配置させて設けた半円リング形状のガイ
ド部材で、内周面に無端搬送ベルト(13)に装着された
ガイドピン(14)を嵌入し得る凹溝(16)が形成され、
駆動ローラ(11)および従動ローラ(12)と軸線を平行
にした支軸(図示せず)に無端搬送ベルト(13)の幅方
向に対して調整可能に固定されている。
ブモータ(図示せず)にて回転駆動される駆動ローラ、
(12)は支持フレーム(図示せず)に回転自在に支承さ
れた従動ローラ、(13)は駆動ローラ(11)と従動ロー
ラ(12)との間に無端状に張設された無端搬送ベルト
で、ドライブモータにて駆動ローラ(11)を回転駆動す
ることによって矢印方向に恒速移動される。この無端搬
送ベルト(13)の外周面両側端部には、複数個の被ガイ
ド部材、例えば、断面凸形状のガイドピン(14)が、無
端搬送ベルト(13)の走行方向に沿って適当間隔で突出
状に装着されている。(15)は無端搬送ベルト(13)の
両端折返部、即ち、駆動ローラ(11)および従動ローラ
(12)で折り返す部分の両側端部にこれに沿って近接さ
せ、かつ、無端搬送ベルト(13)に装着されたガイドピ
ン(14)に対向配置させて設けた半円リング形状のガイ
ド部材で、内周面に無端搬送ベルト(13)に装着された
ガイドピン(14)を嵌入し得る凹溝(16)が形成され、
駆動ローラ(11)および従動ローラ(12)と軸線を平行
にした支軸(図示せず)に無端搬送ベルト(13)の幅方
向に対して調整可能に固定されている。
【0015】本考案に係る真空ベルト乾燥機のベルト搬
送装置は上記の如き構造を備えているから、無端搬送ベ
ルト(13)が駆動ローラ(11)および従動ローラ(12)
を折り返し通過するとき、無端搬送ベルト(13)に装着
されたガイドピン(14)が、無端搬送ベルト(13)の両
端折返部に設けられたガイド部材(15)の凹溝(16)に
嵌入されることにより、ガイド部材(15)でガイドピン
(14)を介して無端搬送ベルト(13)を拘束させて蛇行
を防止するようになっている。
送装置は上記の如き構造を備えているから、無端搬送ベ
ルト(13)が駆動ローラ(11)および従動ローラ(12)
を折り返し通過するとき、無端搬送ベルト(13)に装着
されたガイドピン(14)が、無端搬送ベルト(13)の両
端折返部に設けられたガイド部材(15)の凹溝(16)に
嵌入されることにより、ガイド部材(15)でガイドピン
(14)を介して無端搬送ベルト(13)を拘束させて蛇行
を防止するようになっている。
【0016】そして、上記無端搬送ベルト(13)が長期
間使用により走行方向に伸びて幅方向に縮めば、無端搬
送ベルト(13)の幅方向の縮み量に応じてガイド部材
(15)を無端搬送ベルト(13)の幅方向に対して位置調
整させる。このように無端搬送ベルト(13)が幅方向に
縮むと、その縮み量に応じてガイド部材(15)を、無端
搬送ベルト(13)の幅方向に対して位置調整させること
により、無端搬送ベルト(13)に装着されたガイドピン
(14)と、ガイド部材(15)の内周面に形成された凹溝
(16)との食い違いを防止することができる。
間使用により走行方向に伸びて幅方向に縮めば、無端搬
送ベルト(13)の幅方向の縮み量に応じてガイド部材
(15)を無端搬送ベルト(13)の幅方向に対して位置調
整させる。このように無端搬送ベルト(13)が幅方向に
縮むと、その縮み量に応じてガイド部材(15)を、無端
搬送ベルト(13)の幅方向に対して位置調整させること
により、無端搬送ベルト(13)に装着されたガイドピン
(14)と、ガイド部材(15)の内周面に形成された凹溝
(16)との食い違いを防止することができる。
【0017】本考案装置によれば、ガイド部材(15)が
無端搬送ベルト(13)の幅方向に対して位置調整し得る
から、無端搬送ベルト(13)が長期間使用により幅方向
に縮ん場合でも、無端搬送ベルト(13)に装着されたガ
イドピン(14)と、ガイド部材(15)の内周面に形成さ
れた凹溝(16)との食い違いを防止し、無端搬送ベルト
(13)を蛇行を伴わない安定した走行姿勢に維持するこ
とができる。
無端搬送ベルト(13)の幅方向に対して位置調整し得る
から、無端搬送ベルト(13)が長期間使用により幅方向
に縮ん場合でも、無端搬送ベルト(13)に装着されたガ
イドピン(14)と、ガイド部材(15)の内周面に形成さ
れた凹溝(16)との食い違いを防止し、無端搬送ベルト
(13)を蛇行を伴わない安定した走行姿勢に維持するこ
とができる。
【0018】尚、上記実施例においては、被ガイド部材
としてガイドピン(14)が使用されているが、本考案は
ガイドピン(14)以外、例えば無端搬送ベルト(13)の
走行方向に沿って適当な長さ寸法を有する線状または帯
状のガイドライナ等を使用することも可能である。
としてガイドピン(14)が使用されているが、本考案は
ガイドピン(14)以外、例えば無端搬送ベルト(13)の
走行方向に沿って適当な長さ寸法を有する線状または帯
状のガイドライナ等を使用することも可能である。
【0019】また、上記実施例においては、無端搬送ベ
ルト(13)の両端折返部にガイド部材(15)を設けてい
るが、いずれか一端折返部にガイド部材(15)を設ける
だけでも、無端搬送ベルト(13)の蛇行を防止できるこ
とは言うまでもない。
ルト(13)の両端折返部にガイド部材(15)を設けてい
るが、いずれか一端折返部にガイド部材(15)を設ける
だけでも、無端搬送ベルト(13)の蛇行を防止できるこ
とは言うまでもない。
【0020】
【考案の効果】以上説明したように、本考案装置を採用
することによって、無端搬送ベルトが長期間使用により
走行方向に伸びて幅方向に縮んでも、ガイド部材を無端
搬送ベルトの幅方向に対して位置調整させることによ
り、無端搬送ベルトに装着された被ガイド部材と、ガイ
ド部材に形成された凹溝との食い違いを防止することが
できるから、無端搬送ベルトは蛇行を伴わない安定した
走行姿勢が維持される。従って、無端搬送ベルト上に供
給された乾燥対象物は均一な乾燥条件下で真空乾燥さ
れ、加工食品や医薬品の品質工場に優れた効果を発揮す
ることができる。
することによって、無端搬送ベルトが長期間使用により
走行方向に伸びて幅方向に縮んでも、ガイド部材を無端
搬送ベルトの幅方向に対して位置調整させることによ
り、無端搬送ベルトに装着された被ガイド部材と、ガイ
ド部材に形成された凹溝との食い違いを防止することが
できるから、無端搬送ベルトは蛇行を伴わない安定した
走行姿勢が維持される。従って、無端搬送ベルト上に供
給された乾燥対象物は均一な乾燥条件下で真空乾燥さ
れ、加工食品や医薬品の品質工場に優れた効果を発揮す
ることができる。
【図1】本考案の一実施例を示す真空ベルト乾燥機のベ
ルト搬送装置全体の概略正面図である。
ルト搬送装置全体の概略正面図である。
【図2】図1のA−A線における部分拡大断面図であ
る。
る。
【図3】従来の真空ベルト乾燥機のベルト搬送装置を示
す全体概略平面図である。
す全体概略平面図である。
【図4】図3の側面図である。
【図5】従来の無端搬送ベルトの蛇行防止を施した真空
ベルト乾燥機のベルト搬送装置を示す全体概略側面図で
ある。
ベルト乾燥機のベルト搬送装置を示す全体概略側面図で
ある。
【図6】図5のB−B線における部分拡大断面図であ
る。
る。
11 駆動ローラ 12 従動ローラ 13 無端搬送ベルト 14 被ガイド部材(ガイドピン) 15 ガイド部材 16 凹溝
Claims (1)
- 【請求項1】 真空容器内に、無端搬送ベルトを駆動ロ
ーラと従動ローラとの間に無端状に張設させてなる真空
ベルト乾燥機のベルト搬送装置において、 上記無端搬送ベルトの外周面両側端部に複数個の被ガイ
ド部材を、無端搬送ベルトの走行方向に沿って適当間隔
で突出状に装着するとともに、 上記被ガイド部材が嵌入し得る凹溝を内周面に有する半
円形状のガイド部材を、上記無端搬送ベルトの両端折返
部、またはそのいずれか一端折返部の両側端部にこれに
沿うように近接させ、かつ、上記被ガイド部材に対向配
置させて設け、 更に、上記ガイド部材を上記無端搬送ベルトの幅方向に
対して位置調整可能にしたことを特徴とする真空ベルト
乾燥機のベルト搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1154693U JP2569218Y2 (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | 真空ベルト乾燥機のベルト搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1154693U JP2569218Y2 (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | 真空ベルト乾燥機のベルト搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0672943U JPH0672943U (ja) | 1994-10-11 |
JP2569218Y2 true JP2569218Y2 (ja) | 1998-04-22 |
Family
ID=11780967
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1154693U Expired - Fee Related JP2569218Y2 (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | 真空ベルト乾燥機のベルト搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2569218Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-03-16 JP JP1154693U patent/JP2569218Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0672943U (ja) | 1994-10-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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