JP2568705Y2 - 打込機の止具案内装置 - Google Patents
打込機の止具案内装置Info
- Publication number
- JP2568705Y2 JP2568705Y2 JP1992016897U JP1689792U JP2568705Y2 JP 2568705 Y2 JP2568705 Y2 JP 2568705Y2 JP 1992016897 U JP1992016897 U JP 1992016897U JP 1689792 U JP1689792 U JP 1689792U JP 2568705 Y2 JP2568705 Y2 JP 2568705Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stopper
- head
- feeding
- driving machine
- guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は打込機の止具給送部の止
具案内装置に関するものである。
具案内装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4〜図10を用いて従来技術を説明す
る。図4は打込機の一例を示す全体斜視図である。図に
おいて、打込機は圧縮空気、電気等を動力源とし、本体
1内に内蔵されたピストン2と、連結された止具3を収
納するマガジン4と、前記止具3を射出口5の打ち出し
位置へ順次送り出す給送部6から成り、スイッチ7を引
くことにより射出口5内にセットされた止具3をピスト
ン2の先端で打撃し被打込材に打込む。止具3は、図5
に示すように複数の止具の軸9を針金10等の軟鋼線材
で連結した針金連結止具13と、図6に示すように可と
う性を有する薄板シート15で連結したシート連結止具
14等がある。連結止具13、14は作業の種類、経済
性、仕上がり程度、安全性等を考慮して選択され、一作
業中に両方使う場合があるので連結止具の種類を選ばな
い打込機が必要であった。射出口5内に止具3を送る給
送部6は図7〜図9に示すような構造となっている。
る。図4は打込機の一例を示す全体斜視図である。図に
おいて、打込機は圧縮空気、電気等を動力源とし、本体
1内に内蔵されたピストン2と、連結された止具3を収
納するマガジン4と、前記止具3を射出口5の打ち出し
位置へ順次送り出す給送部6から成り、スイッチ7を引
くことにより射出口5内にセットされた止具3をピスト
ン2の先端で打撃し被打込材に打込む。止具3は、図5
に示すように複数の止具の軸9を針金10等の軟鋼線材
で連結した針金連結止具13と、図6に示すように可と
う性を有する薄板シート15で連結したシート連結止具
14等がある。連結止具13、14は作業の種類、経済
性、仕上がり程度、安全性等を考慮して選択され、一作
業中に両方使う場合があるので連結止具の種類を選ばな
い打込機が必要であった。射出口5内に止具3を送る給
送部6は図7〜図9に示すような構造となっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の止具案内装置は
針金連結止具13とシート連結止具14を両方案内する
ため、図8、図9に示すように止具給送部6のドア部材
21の針金連結止具13頭部下が通る部分12をシート
連結止具14のシート15が通るために逃げている。こ
のため、針金連結止具13の頭部8はガイド部材16に
より頭下を支えられるが、ドア部材21側は頭下を支え
るガイドがなく頭部の側面をドア部材21の止具頭側部
案内面22によりガイド部材16側に押し付けられ給送
されていた。このため針金連結止具13が給送部入り口
19で給送部6に入る時、止具頭部8が止具頭部案内溝
17の下の方に入ると、図10に示すように給送部6の
ドア部材21とガイド部材16の止具頭部案内溝下18
に挟まり針金連結止具13が射出口5に送られなくなる
という問題があった。本考案の目的は、上記した欠点を
なくし、針金連結止具とシート連結止具のどちらもスム
ーズに給送することのできる止具案内装置を備えた打込
機を提供することである。
針金連結止具13とシート連結止具14を両方案内する
ため、図8、図9に示すように止具給送部6のドア部材
21の針金連結止具13頭部下が通る部分12をシート
連結止具14のシート15が通るために逃げている。こ
のため、針金連結止具13の頭部8はガイド部材16に
より頭下を支えられるが、ドア部材21側は頭下を支え
るガイドがなく頭部の側面をドア部材21の止具頭側部
案内面22によりガイド部材16側に押し付けられ給送
されていた。このため針金連結止具13が給送部入り口
19で給送部6に入る時、止具頭部8が止具頭部案内溝
17の下の方に入ると、図10に示すように給送部6の
ドア部材21とガイド部材16の止具頭部案内溝下18
に挟まり針金連結止具13が射出口5に送られなくなる
という問題があった。本考案の目的は、上記した欠点を
なくし、針金連結止具とシート連結止具のどちらもスム
ーズに給送することのできる止具案内装置を備えた打込
機を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的は、止具給送部
入り口のドア部材にシート連結止具のシートを逃げ、更
に針金連結止具の頭部下を支える案内凸部を設けること
により達成される。
入り口のドア部材にシート連結止具のシートを逃げ、更
に針金連結止具の頭部下を支える案内凸部を設けること
により達成される。
【0005】
【作用】上記のように構成された止具給送部は、針金連
結止具を給送する時、止具給送部入り口で針金連結止具
の頭部下をドア部材の止具頭部案内凸部でガイドし射出
口内に給送するので、針金連結止具が下に落ちてドア部
材とガイド部材の間に針金連結止具頭部が挟まることが
なくスムーズに送られる。
結止具を給送する時、止具給送部入り口で針金連結止具
の頭部下をドア部材の止具頭部案内凸部でガイドし射出
口内に給送するので、針金連結止具が下に落ちてドア部
材とガイド部材の間に針金連結止具頭部が挟まることが
なくスムーズに送られる。
【0006】
【実施例】図1〜図3に本考案止具案内装置の一実施例
を示す。図示しない本体及びマガジン部は上記した従来
例と同じである。ドア部材21の止具給送部入り口19
付近のシート連結止具14のシート15を逃げた位置
に、針金連結止具13の頭下を受ける止具頭部案内凸部
20を設けたことを特徴とするものである。止具給送部
入り口19付近において、シート連結止具14を給送す
る時は、シート15がドア部材21のくぼみと止具頭部
案内凸部20間を通り、射出口5内に給送される。また
針金連結止具13を給送する時は、止具3は止具頭部案
内凸部20とガイド部材16によって頭部下が保持され
るため、スムーズに給送される。
を示す。図示しない本体及びマガジン部は上記した従来
例と同じである。ドア部材21の止具給送部入り口19
付近のシート連結止具14のシート15を逃げた位置
に、針金連結止具13の頭下を受ける止具頭部案内凸部
20を設けたことを特徴とするものである。止具給送部
入り口19付近において、シート連結止具14を給送す
る時は、シート15がドア部材21のくぼみと止具頭部
案内凸部20間を通り、射出口5内に給送される。また
針金連結止具13を給送する時は、止具3は止具頭部案
内凸部20とガイド部材16によって頭部下が保持され
るため、スムーズに給送される。
【0007】
【考案の効果】本考案によれば、ドア部材の止具給送部
入り口付近の針金連結止具の頭部下を案内する凸部をシ
ート連結止具の連結用シートを逃げた位置に設けたの
で、一つの打込機で2種類の連結止具を使用することが
できると共に止具をスムーズに給送することができる止
具案内装置を提供することができる。
入り口付近の針金連結止具の頭部下を案内する凸部をシ
ート連結止具の連結用シートを逃げた位置に設けたの
で、一つの打込機で2種類の連結止具を使用することが
できると共に止具をスムーズに給送することができる止
具案内装置を提供することができる。
【図1】 本考案止具案内装置の一実施例を示す図4の
A−A線断面図。
A−A線断面図。
【図2】 シート連結止具の給送時を示す図1のB−B
線断面図。
線断面図。
【図3】 針金連結止具の給送時を示す図1のB−B線
断面図。
断面図。
【図4】 打込機の一例を示す全体斜視図。
【図5】 針金連結止具を示す斜視図。
【図6】 シート連結止具の斜視図。
【図7】 従来の止具案内装置の一例を示す図4のA−
A線断面図。
A線断面図。
【図8】 シート連結止具の給送時を示す図7のC−C
線断面図。
線断面図。
【図9】 針金連結止具給送の時を示す図7のC−C線
断面図。
断面図。
【図10】 図9において送り不良が生じた状態を示す
図7のC−C線断面図。
図7のC−C線断面図。
1は本体、2はピストン、5は射出口、6は給送部、8
は止具頭部、13は針金連結止具、14はシート連結止
具、16はガイド部材、17は止具頭部案内溝、19は
止具給送部入り口、20は止具頭部案内凸部、21はド
ア部材である。
は止具頭部、13は針金連結止具、14はシート連結止
具、16はガイド部材、17は止具頭部案内溝、19は
止具給送部入り口、20は止具頭部案内凸部、21はド
ア部材である。
Claims (1)
- 【請求項1】 圧縮空気等によって駆動されて止具を打
ち込むピストンと、止具を打ち出す射出口と、該射出口
内に止具を順次給送する給送部を有し、給送部の一側壁
のガイド部材には止具の頭部下を支える止具頭部案内溝
を、また他側壁のドア部材には止具の頭部の側面をガイ
ド部材側に押付け止具を案内する止具頭側部案内面を設
けた打込機において、前記 ドア部材の給送部入り口付近に連結止具を給送した
時に止具の頭部下に位置する凸部を設けたことを特徴と
する打込機の止具案内装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992016897U JP2568705Y2 (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 打込機の止具案内装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992016897U JP2568705Y2 (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 打込機の止具案内装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0578485U JPH0578485U (ja) | 1993-10-26 |
JP2568705Y2 true JP2568705Y2 (ja) | 1998-04-15 |
Family
ID=11928945
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992016897U Expired - Lifetime JP2568705Y2 (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 打込機の止具案内装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2568705Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0121732Y2 (ja) * | 1985-07-19 | 1989-06-28 |
-
1992
- 1992-03-30 JP JP1992016897U patent/JP2568705Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0578485U (ja) | 1993-10-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19971216 |