JP2568572Y2 - 複数の板ばね状の接触子をもつコンタクトプローブ - Google Patents
複数の板ばね状の接触子をもつコンタクトプローブInfo
- Publication number
- JP2568572Y2 JP2568572Y2 JP11192591U JP11192591U JP2568572Y2 JP 2568572 Y2 JP2568572 Y2 JP 2568572Y2 JP 11192591 U JP11192591 U JP 11192591U JP 11192591 U JP11192591 U JP 11192591U JP 2568572 Y2 JP2568572 Y2 JP 2568572Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- probe
- contact
- leaf spring
- contacts
- contact probe
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Measuring Leads Or Probes (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、電気的信号を伝達す
る手段として使用されるコンタクトプローブ(以下、単
にプローブという。)についてのものである。
る手段として使用されるコンタクトプローブ(以下、単
にプローブという。)についてのものである。
【0002】
【従来の技術】プローブは接触により電気信号を対象物
に伝達するものであり、対象物に確実に接触することが
求められる。なお、プローブについては、実開昭 62-11
4366号公報、実開昭 62-114367号公報などに記載されて
いる。
に伝達するものであり、対象物に確実に接触することが
求められる。なお、プローブについては、実開昭 62-11
4366号公報、実開昭 62-114367号公報などに記載されて
いる。
【0003】次に、従来技術によるプローブを図4によ
り説明する。図4アの6はフラット型プローブであり、
頭部が平面である。図4イの7はカップ型プローブであ
り、頭部がカップ状である。図4ウの8は円すい型プロ
ーブであり、頭部が円すい状である。図4エの9は王冠
型プローブであり、頭部の周辺に複数の突起が形成され
る。
り説明する。図4アの6はフラット型プローブであり、
頭部が平面である。図4イの7はカップ型プローブであ
り、頭部がカップ状である。図4ウの8は円すい型プロ
ーブであり、頭部が円すい状である。図4エの9は王冠
型プローブであり、頭部の周辺に複数の突起が形成され
る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】次に、図4エの王冠型
プローブ9と対象物との接触状態を図5により説明す
る。王冠型プローブ9の先端には複数の突起があるが、
図5では王冠型プローブ9の中心軸と対象物5の接触面
とが垂直ではないので、接触点が1個所になり、完全な
接触ができない。図4アから図4ウのプローブでも、同
じように接触が不十分な場合がある。この考案は、頭部
の周辺に複数の板ばね状の接触子を取り付け、接触子を
中心軸に向け互いに非接触の状態で保持することによ
り、プローブの中心軸と対象物5の接触面とが完全に垂
直でない状態でも複数個所でプローブと対象物が接触す
るプローブの提供を目的とする。
プローブ9と対象物との接触状態を図5により説明す
る。王冠型プローブ9の先端には複数の突起があるが、
図5では王冠型プローブ9の中心軸と対象物5の接触面
とが垂直ではないので、接触点が1個所になり、完全な
接触ができない。図4アから図4ウのプローブでも、同
じように接触が不十分な場合がある。この考案は、頭部
の周辺に複数の板ばね状の接触子を取り付け、接触子を
中心軸に向け互いに非接触の状態で保持することによ
り、プローブの中心軸と対象物5の接触面とが完全に垂
直でない状態でも複数個所でプローブと対象物が接触す
るプローブの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、この考案では、プローブ1の頭部の周辺に複数の板
ばね状の接触子2が取り付けられ、接触子2は中心軸に
向け互いに非接触の状態で保持される。
め、この考案では、プローブ1の頭部の周辺に複数の板
ばね状の接触子2が取り付けられ、接触子2は中心軸に
向け互いに非接触の状態で保持される。
【0006】
【作用】次に、この考案によるプローブの構成を図1に
より説明する。図1の1はプローブ、2は接触子、3は
スプリング、4はケースである。図1では4個の板ばね
状の接触子2が中心軸に向け互いに非接触の状態でプロ
ーブ1の頭部に取り付けられている。プローブ1と、プ
ローブ1を上下動させるスプリング3はケース4に収容
される。
より説明する。図1の1はプローブ、2は接触子、3は
スプリング、4はケースである。図1では4個の板ばね
状の接触子2が中心軸に向け互いに非接触の状態でプロ
ーブ1の頭部に取り付けられている。プローブ1と、プ
ローブ1を上下動させるスプリング3はケース4に収容
される。
【0007】次に、図1のプローブ1と対象物5との接
触状態を図2により説明する。図2は、プローブ1の中
心軸と対象物5の接触面とが完全に垂直でない場合の接
触状態である。図2の状態でも、接触子2には弾性があ
るので、接触子2と対象物5は複数個所で接触する。
触状態を図2により説明する。図2は、プローブ1の中
心軸と対象物5の接触面とが完全に垂直でない場合の接
触状態である。図2の状態でも、接触子2には弾性があ
るので、接触子2と対象物5は複数個所で接触する。
【0008】 次に、図2と図5の電気的等価回路を図
3により説明する。図3アは図2の等価回路であり、R
a、Rb、……、Rnは接触子2と対象物5との接触抵
抗、Rは合成抵抗である。nは接触子2の数を示す。図
3イは図5の等価回路であり、rは王冠プローブ9の接
触抵抗である。
3により説明する。図3アは図2の等価回路であり、R
a、Rb、……、Rnは接触子2と対象物5との接触抵
抗、Rは合成抵抗である。nは接触子2の数を示す。図
3イは図5の等価回路であり、rは王冠プローブ9の接
触抵抗である。
【0009】図3アから、R=1/(1/Ra+1/R
b+1/Rc+……1/Rn)となる。Ra=Rb=R
c=……Rn=Rtと仮定すると、R=Rt/nとな
る。
b+1/Rc+……1/Rn)となる。Ra=Rb=R
c=……Rn=Rtと仮定すると、R=Rt/nとな
る。
【0010】
【考案の効果】この考案によれば、プローブの頭部の周
辺に複数の板ばね状の接触子を取り付け、接触子を中心
軸に向け互いに非接触の状態で保持するので、プローブ
の中心軸と対象物の接触面が垂直でない場合でも、接触
子と対象物が複数個所で接触し、接触抵抗を小さくする
ことができる。
辺に複数の板ばね状の接触子を取り付け、接触子を中心
軸に向け互いに非接触の状態で保持するので、プローブ
の中心軸と対象物の接触面が垂直でない場合でも、接触
子と対象物が複数個所で接触し、接触抵抗を小さくする
ことができる。
【図1】この考案によるプローブの構成図である。
【図2】図1の接触子2と対象物5との接触状態説明図
である。
である。
【図3】図2と図5の電気的等価回路である。
【図4】従来技術によるプローブの外観図である。
【図5】図4エの王冠型プローブ9と対象物5との接触
状態説明図である。
状態説明図である。
1 プローブ 2 接触子 3 スプリング 4 ケース 5 対象物
Claims (1)
- 【請求項1】 プローブ(1) の頭部の周辺に複数の板ば
ね状の接触子(2) が取り付けられ、接触子(2) は中心軸
に向け互いに非接触の状態で保持されることを特徴とす
る複数の板ばね状の接触子をもつコンタクトプローブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11192591U JP2568572Y2 (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 複数の板ばね状の接触子をもつコンタクトプローブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11192591U JP2568572Y2 (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 複数の板ばね状の接触子をもつコンタクトプローブ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0555076U JPH0555076U (ja) | 1993-07-23 |
JP2568572Y2 true JP2568572Y2 (ja) | 1998-04-15 |
Family
ID=14573559
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11192591U Expired - Lifetime JP2568572Y2 (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 複数の板ばね状の接触子をもつコンタクトプローブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2568572Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6084592B2 (ja) * | 2014-08-05 | 2017-02-22 | 株式会社アイエスシーIsc Co., Ltd. | ポゴピン用プローブ部材 |
JP6084591B2 (ja) * | 2014-08-05 | 2017-02-22 | 株式会社アイエスシーIsc Co., Ltd. | ポゴピン用プローブ部材 |
JP2021105560A (ja) * | 2019-12-26 | 2021-07-26 | 株式会社エンプラス | コンタクトピンの製造方法、コンタクトピン、及びソケット |
-
1991
- 1991-12-24 JP JP11192591U patent/JP2568572Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0555076U (ja) | 1993-07-23 |
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