JP2567960Y2 - スイッチの構造 - Google Patents

スイッチの構造

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JP2567960Y2
JP2567960Y2 JP1991066543U JP6654391U JP2567960Y2 JP 2567960 Y2 JP2567960 Y2 JP 2567960Y2 JP 1991066543 U JP1991066543 U JP 1991066543U JP 6654391 U JP6654391 U JP 6654391U JP 2567960 Y2 JP2567960 Y2 JP 2567960Y2
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JP
Japan
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switch
button knob
rubber sheet
crane
switches
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JP1991066543U
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JPH0511235U (ja
Inventor
裕人 吉江
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Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はスイッチの構造に関し、
特に、クレーン用リモートコントローラに使用されるス
イッチの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】クレーン用リモートコントローラは、ク
レーンを遠隔操作するためのコントローラであって、複
数のスイッチとLEDとを備えている。この種のコント
ローラは、種々の環境下で使用される。例えば、雨の降
っている場合にも使用される。したがって、従来のコン
トローラでは、雨等からスイッチを保護するために、複
数のスイッチの金属製レバーを、直接、一枚のラバーシ
ートで覆っていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】このように、従来は、
スイッチの金属製レバーを、直接、ラバーシートで覆っ
ていたので、スイッチの操作によってラバーシートに傷
が付き易いという欠点があった。また、このスイッチの
レバーが細いのに対して、ラバーシートのスイッチを覆
う部分が大きいので、スイッチの操作性が悪いという欠
点もあった。さらに、スイッチのレバーに遊びがないの
で、スイッチを僅かに動かしただけでスイッチがオン状
態となり、誤動作してしまうという欠点もあった。ま
た、ラバーシートとスイッチのレバーとをシリコン系の
接着剤で接着しようとた場合、レバーが金属性なので、
接着性が悪いという欠点もあった。
【0004】従って、本考案の目的は、操作性の良好な
スイッチの構造を提供することにある。
【0005】本考案の他の目的は、スイッチをラバーシ
ートで覆った場合に、スイッチの操作によってラバーシ
ートに傷が付かないスイッチの構造を提供することにあ
る。
【0006】本考案のさらに他の目的は、スイッチの誤
動作を防止できるスイッチの構造を提供することにあ
る。
【0007】本考案のもっと他の目的は、ラバーシート
との接着性が良好なスイッチの構造を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案によれば、スイッ
チの金属製レバーに樹脂製ボタンノブを遊びをもたせた
状態で取り付け、ラバーシートで前記スイッチを覆い、
前記樹脂製ボタンノブと前記ラバーシートを接着剤にて
接着したことを特徴とするスイッチの構造が得られる。
【0009】
【作用】本考案では、スイッチの金属製レバーに樹脂製
ボタンノブを遊びをもたせた状態で取り付けているの
で、操作性が良好で、誤動作を防止できる。ラバーシー
トでスイッチを覆っても、スイッチの操作によってラバ
ーシートに傷が付くことがない。さらに、ボタンノブが
樹脂製なので、ラバーシートとの接着性が良好である。
【0010】
【実施例】次に本考案の実施例について図面を参照して
説明する。
【0011】図3に、本考案が適用されるクレーン用リ
モートコントローラの外観図を示す。図3において、
(a)は平面図、(b)は左側面図である。
【0012】図4に、図3に示されたクレーン用リモー
トコントローラの分解斜視図を示す。
【0013】図示のクレーン用リモートコントローラは
クレーン(図示せず)を遠隔操作するためのもので、操
作部10と柄部20とを有する。操作部10はアッパー
ケース11及びロアケース12中に収容されており、こ
れらアッパーケース11とロアケース12とはそれらの
間にケースリング13を挟んだ状態で、複数のネジ10
aによって互いに固定されている。
【0014】操作部10は8つスイッチ14−1,14
−2,14−3,14−4,14−5,14−6,14
−7,及び14−8と2つのLED15−1および15
−2とを備えており、これらは基板16に搭載されてい
る。これらスイッチ14−1〜14−8とLED15−
1および15−2とは、アッパーケース11に空けられ
た穴11aから表面に突出している。スイッチ14−1
〜14−8は、プッシュ式スイッチ14−1〜14−4
とトグルスイッチ14−5〜14−8の2種類に分類さ
れる。
【0015】本実施例において、プッシュ式スイッチ1
4−1〜14−4として、電源スイッチ14−1と、ホ
ーンスイッチ14−2と、フック格納スイッチ14−3
と、微速モードスイッチ14−4とを備えている。ま
た、トグルスイッチ14−5〜14−8として、クレー
ンを伸縮するための伸縮スイッチ14−5と、クレーン
のフックを上下させるためのフックスイッチ14−6
と、クレーンを上下させるための起伏スイッチ14−7
と、クレーンを旋回させるための旋回スイッチ14−8
とを備えている。LED15−1は電源のオン・オフを
知らせるための電源用LEDであり、LED15−2は
速度が通常モードか微速モードかを知らせるための速度
用LEDである。
【0016】操作部10は送信機(図示せず)を内蔵し
ている。一方、クレーンを制御するための制御ユニット
(図示せず)には受信機(図示せず)が接続されてい
る。この送信機は、上記スイッチ14−1〜14−8に
よる操作指令を無線で受信機へ送信する。
【0017】柄部20はクレーンを操作するオペレータ
が手で把握する部分で、中空の筒状をしており、内部に
は図示しない複数の電池が電池ケース21に収納され
る。
【0018】図3及び図4において、16はアンテナ、
22はストラップである。
【0019】上述したように、クレーンは雨の降ってい
る条件下でも使用される場合があるので、操作部10の
スイッチ14−1〜14−8とLED15−1および1
5−2とを防水する必要がある。そこで、スイッチ14
−1〜14−8とLED15−1および15−2とは後
述するようにラバーシートで覆われる。本考案では、ト
グルスイッチ14−5〜14−8の操作性を向上し、誤
動作を防止するために、後述する樹脂製のボタンノブを
トグルスイッチの金属製のレバーに遊びをもたせた状態
で取り付けている。
【0020】図1を参照して、操作部10のスイッチ1
4−1〜14−8とLED15−1および15−2の部
分の組み立て方法について説明する。
【0021】先ず、図1(a)に示されるように、基板
16にスイッチ14−1〜14−8とLED15−1お
よび15−2とを取り付ける。トグルスイッチ14−5
〜14−8の金属製のレバーに樹脂製のボタンノブ31
を遊びをもたせた状態で取り付ける。ボタンノブ31
は、例えば、ポリカーボンからなる。図2にボタンノブ
31の構造を示す。このボタンノブ31の構造について
は、後で説明する。
【0022】図1(b)に示されるように、第1のラバ
ーシート41のプッシュ式スイッチ14−1〜14−4
を覆う部分にはボタンノブ32を挿入しておく。ボタン
ノブ31の表面に接着剤60を塗布する。この接着剤6
0は、例えば、シリコン系の接着剤である。スイッチ1
4−1〜14−8とLED15−1および15−2とを
第1のスペーサ51を介して第1のラバーシート41で
覆う。この状態を図1(c)に示す。
【0023】次に、LED15−1および15−2にL
EDレンズ33を被せる。第1のラバーシート42のト
グルスイッチ14−4〜14−8を覆う部分に接着剤6
0を塗布する。スイッチ14−1〜14−8とLED1
5−1および15−2とを第2のスペーサ52(図1
(d))を介して第2のラバーシート42(図1
(e))で覆う。これにより、LED15−1および1
5−2の窓が第1および第2のラバーシート41および
42間に挟み込まれる。この状態を図4に示す。
【0024】図2を参照して、ボタンノブ31の構造に
ついて説明する。図2において、(a)は平面図、
(b)は正面図、(c)は底面図、(d)は(a)のA
−A断面図、および(e)は(b)のB−B断面図であ
る。
【0025】ボタンノブ31は筒状をしており、その外
形は、図2(a)および(e)に示されように、階段
形状をしている。ボタンノブ31にはトグルスイッチ1
4−5〜14−8のレバーが嵌合される穴31aと、こ
の穴31aを横切るように横穴31bがある。ボタンノ
ブ31をトグルスイッチのレバーに取付けるには、ボタ
ンノブ31の穴31aにトグルスイッチのレバーを挿入
し、トグルスイッチのレバーに設けられた穴14aとボ
タンノブ31の横穴31bにピン(図示せず)を挿入
し、ピンの両端をカシメて、トグルスイッチのレバーに
ボタンノブ31を取付ける。穴31aの径は、トグルス
イッチのレバーの径よりも若干大きく、横穴31bとレ
バーの穴14aの径もピンの径よりも若干大きい。した
がって、トグルスイッチのレバーはこのボタンノブ31
の穴31aに隙間があいた状態で嵌合する。すなわち、
ボタンノブ31はトグルスイッチ14−5〜14−8の
レバーに遊びをもたせた状態で取り付けられる。その
為、クレーンのオペレータが少しトグルスイッチを動か
しただけでは、トグルスイッチはオンしない。その結
果、誤動作を防止できる。また、ボタンノブ31が取り
付けられている分だけ、操作する部分が、それを取り付
けない場合に比較して太くなるので、スイッチの操作性
が良好となり、トグルスイッチ14−5〜14−8の操
作によって第1のラバーシート41に傷が付くことはな
い。また、ボタンノブ31は樹脂製なので、トグルスイ
ッチ14−5〜14−8と第1のラバーシート41との
接着性が良くなる。
【0026】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
スイッチの金属製レバーに樹脂製ボタンノブを遊びをも
たせた状態で取り付けているので、スイッチの操作性が
良好で、誤動作を防止できる。ラバーシートでスイッチ
を覆っても、スイッチの操作によってラバーシートに傷
が付くことがない。さらに、ボタンノブが樹脂製なの
で、ラバーシートとの接着性が良好である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による防水構造を示す、リモ
ートコントローラの操作部のスイッチとLEDの部分の
組み立て方法を説明するための図である。
【図2】図1のボタンノブの構造を示す図である。
【図3】本考案が適用されるクレーン用リモートコント
ローラを示す外観図で、(a)は平面図、(b)は左側
面図である。
【図4】図3に示されたクレーン用リモートコントロー
ラの分解斜視図である。
【符号の説明】
14−1〜14−8 スイッチ 15−1,15−2 LED 31,32 ボタンノブ 41,42 ラバーシート 51,52 スペーサ 60 接着剤

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチの金属製レバーに樹脂製ボタン
    ノブを遊びをもたせた状態で取り付け、ラバーシートで
    前記スイッチを覆い、前記樹脂製ボタンノブと前記ラバ
    ーシートを接着剤にて接着したことを特徴とするスイッ
    チの構造。
JP1991066543U 1991-07-29 1991-07-29 スイッチの構造 Expired - Lifetime JP2567960Y2 (ja)

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JPH0511235U JPH0511235U (ja) 1993-02-12
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2562668Y2 (ja) * 1993-10-19 1998-02-16 双葉電子工業株式会社 トグルスイッチの防水構造
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