JP2567875B2 - 粘弾性検出器 - Google Patents

粘弾性検出器

Info

Publication number
JP2567875B2
JP2567875B2 JP62267305A JP26730587A JP2567875B2 JP 2567875 B2 JP2567875 B2 JP 2567875B2 JP 62267305 A JP62267305 A JP 62267305A JP 26730587 A JP26730587 A JP 26730587A JP 2567875 B2 JP2567875 B2 JP 2567875B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
viscoelasticity
detector
sensor
rotating shaft
detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62267305A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01109242A (ja
Inventor
隆和 篠田
允孝 河田
潤一郎 梅屋
勇二 舛田
貞治 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON DENKI SANEI KK
NEC Corp
Shiseido Co Ltd
Original Assignee
NIPPON DENKI SANEI KK
Shiseido Co Ltd
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON DENKI SANEI KK, Shiseido Co Ltd, Nippon Electric Co Ltd filed Critical NIPPON DENKI SANEI KK
Priority to JP62267305A priority Critical patent/JP2567875B2/ja
Publication of JPH01109242A publication Critical patent/JPH01109242A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2567875B2 publication Critical patent/JP2567875B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は粘弾性検出器に関し、特に軟質物体の力学的
性質である粘性および弾性を測定する場合に必要なデー
タを取得するセンサとしの粘弾性検出器に関する。
〔従来の技術〕
軟質物体、たとえば人体表面近傍の粘性および弾性を
検出する検出装置にあっては、センサとしての検出器を
何等かの手段で軟質物体に接着もしくは粘着する必要が
あり、従来の方法としては軟質物体にあてる接触子の部
分を瞬間接着剤や両面粘着テープ等で被測定部分に固定
することが一般的に行なわれている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した従来の粘性および弾性検出器は、被測定部に
検出部を固定する何等かの固定手段が必要であり、この
ため簡単に測定ができないという問題がある。
また、定圧押し付け機構が必要で、装置が大型で複雑
となり、さらに被測定物に対する押し付け圧により被測
定物の力学特性が変化し正確な粘弾性の検出が困難とな
るという欠点がある。
本発明の目的は上述した欠点を除去し、押し付け圧と
応力とを同時に検出し、検出部と被検出物の固定をこれ
ら両者間の押し付け圧と摩擦によって行なうことによ
り、粘弾性が押し付け圧の関数として正確に求め得る粘
弾性検出器を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の粘弾性検出器は、人体表面等の軟体物質の粘
性および弾性を測定する場合のセンサとしての粘弾性検
出器において、一定振幅で反復回転する回転軸を有して
負荷の応力に抗してこの回転軸を回転せしめるトルクを
検出するガルバノメータ式トルクセンサと、前記回転軸
の軸線方向に揺動自在の状態で前記回転軸に結合された
接触子と、前記回転軸とは独立的に分離固定され前記接
触子を前記軟体物質に圧接する際の押し付け圧を歪の形
式で検出する起歪式荷重センサとを備えて構成される。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例の縦断面図、第2図は本発
明の一実施例の側面図である。
第1図および第2図に示す実施例の粘弾性検出器は、
携帯型のケース1の内部にガルバノメータ式トルクセン
サ3を固定装備し、このガルバノメータ式トルクセンサ
3の回転軸4の回転中心線上に起歪式荷重センサ7
(a)をケース1に固定しその受感部が回転軸4の軸線
方向となるように取付けられる。さらに、回転軸4の軸
線方向には、接触子12が軸線方向に遥動可能な状態でネ
ジ5、支持環6、ジンバルバネ10a,10b、連結軸9、ネ
ジ11を介して回転軸4と結合、保持された構造となって
いる。なお、歪増幅器7(b)は起歪式荷重センサ7
(a)によって取得する歪量を増幅するものであり、ケ
ーブル15は各センサによって取得したデータを粘弾性計
出器(図示せず)に送出するものである。
第1図および第2図にはさらに、検出圧力インジケー
タ13と検出開始用スイッチ14が備えられているが、これ
はケーブル15を介して粘弾性計出器から送出される押し
付け圧力を所定の刻みで表示するもので、第2図に示す
aが接触子12により接触圧が検出処理に適正な範囲であ
り、この範囲は、多くの運用資料にもとづいてあらかじ
め設定される。また検出開始用スイッチ14は、検出圧力
インジケータ13の表示が適正値範囲にあるとき、検出処
理を開始させるスイッチである。
以上、構成の基本内容について述べたが、次に動作に
ついて主要構成部分の詳述を含めて述べる。
ガルバノメータ式トルクセンサ3の回転軸4には、支
持環6をネジ5で固定し、その先端にジンバルバネ10a,
10bの外周を固定している。ジンバルバネ10a,10bはいわ
ゆるドーナツ形となっており、中心穴に連結軸9を固定
し、この連結軸9こ回転軸4の軸線方向に遥動自在に保
持する。
連結軸9の先端には接触子12がネジ11で取付けられ後
端には接触面棒8が取付けられている。接触面棒8の端
面8′は平滑に仕上げられて、起歪式荷重センサ7
(a)の凸部7′とは微少間隙をもって対向している。
この微少間隙量はガルバノメータ式トルクセンサ3の回
転軸4と結合した支持環6をネジ5を弛めて調節でき、
また連結軸9と結合した接触子12はネジ11を弛めてキャ
ップ2の端面2′からの突出量bを調節できる。
接触子12の表面には、軟体物物質との接触において回
転スリップをほぼゼロとするような表面加工が施されて
いる。この接触子12は、連結軸9上のジンバルバネ10a,
10bに支えられているため、軸線方向で自由に遥動可能
であるとともに、ガルバノメータ式トルクセンサ3の回
転と一体になって一定振幅の反復回転を繰返す。
いま、接触子12を軟体物質100に押し付けると、接触
子12と一体構造になっている接触面棒8が起歪式荷重セ
ンサ7(a)の凸部7′を押圧し、起歪式荷重センサ7
(a)によって軟体物質100の弾性負荷に対応した押し
付け圧を検出する。
このような構造の本実施例の粘弾性検出器を手にして
接触子12を軟体物質に押し付け、検出圧力が適正値範囲
にあるか否かを検出圧力インジケータ13で確認したのち
検出開始用スイッチ14をオンとする。この時から、基準
信号によって回転軸4を一定振幅で反復回転するガルバ
ノメータ式トルクセンサ3が駆動を開始し、軟体物質10
0に圧接する接触子12を介して取得する軟体物質100の押
力をトルク電流に変換し検出する。また、同時に、起歪
式荷重センサ7(a)は軟体物質100に対する押し付け
圧を検出する。この押し付け圧とトルク電流にもとづ
き、公知の手法により粘弾性値が求められる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、可搬型のケースに内装
したガルバノメータ式トルクセンサ、起歪式荷重センサ
ならびにガルバノメータ式トルクセンサの回転軸に軸方
向に遥動自在に結合した接触子を利用して軟体物質の粘
性と弾性の算出に必要なトルクと押し付け圧とを同時に
検出する手段を備え、かつ押し付け圧を常時表示しうる
手段を備ええることにより、装置の構成を著しく簡素化
するとともに、測定を著しく簡便とし、かつ正確な粘弾
性計出のためのデータを取得できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の縦断面図、第2図は本発明
の一実施例の側面図である。 1……ケース、2……キャップ、3……ガルバノメータ
式トルクセンサ、4……回転軸、5……ネジ、6……支
持環、7(a)……起歪式荷重センサ、7(b)……歪
増幅器、7′……凸部、8……接触面棒、8′……端
面、9……連結軸、10a,10b……ジンバルバネ、11……
ネジ、12……接触子、13……検出圧力インジケータ、14
……検出開始用スイッチ、15……ケーブル、100……軟
体物質。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河田 允孝 東京都港区芝5丁目33番1号 日本電気 株式会社内 (72)発明者 梅屋 潤一郎 神奈川県川崎市幸区小倉1―1―1― 1112 (72)発明者 舛田 勇二 神奈川県横浜市港北区新羽町338 資生 堂花椿寮内 (72)発明者 福田 貞治 東京都新宿区大久保1丁目12番1号 日 本電気三栄株式会社内 審査官 高見 重雄 (56)参考文献 特開 昭52−22986(JP,A) 特開 昭61−181437(JP,A) 特開 昭61−181436(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】人体表面等の軟体物質の粘性および弾性を
    測定する場合のセンサとしての粘弾性検出器において、
    一定振幅で反復回転する回転軸を有して負荷の応力に抗
    してこの回転軸を回転せしめるトルクを検出するガルバ
    ノメータ式トルクセンサと、前記回転軸の軸線方向に揺
    動自在の状態で前記回転軸に結合された接触子と、前記
    回転軸とは独立的に分離固定され前記接触子を前記軟体
    物質に圧接する際の押し付け圧を歪の形式で検出する起
    歪式荷重センサとを備え、前記軟体物質の粘性および弾
    性の計出に必要な前記トルクと押し付け圧とを同時に検
    出することを特徴とする粘弾性検出器。
  2. 【請求項2】前記押し付け圧を表示する表示器を所定の
    表示刻みに対応して複数個前記接触子の圧接方向に線配
    列した検出圧力インジケータと、前記検出圧力インジケ
    ータの指示値があらかじめ設定する適正値範囲にあると
    き検出処理を開始せしめる検出開始用スイッチとを備え
    て成ることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載
    の粘弾性検出器。
JP62267305A 1987-10-21 1987-10-21 粘弾性検出器 Expired - Lifetime JP2567875B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62267305A JP2567875B2 (ja) 1987-10-21 1987-10-21 粘弾性検出器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62267305A JP2567875B2 (ja) 1987-10-21 1987-10-21 粘弾性検出器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01109242A JPH01109242A (ja) 1989-04-26
JP2567875B2 true JP2567875B2 (ja) 1996-12-25

Family

ID=17442982

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62267305A Expired - Lifetime JP2567875B2 (ja) 1987-10-21 1987-10-21 粘弾性検出器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2567875B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3686698B2 (ja) * 1995-03-20 2005-08-24 オリンパス株式会社 触覚センサプローブ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01109242A (ja) 1989-04-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4140008A (en) System for testing firmness
JPS6122774B2 (ja)
US4844371A (en) Apparatus for controlling tension of a sheet
GB1379356A (en) Testing apparatus for elastomers
US4544039A (en) Torque transducing systems for impact tools and impact tools incorporating such systems
GB2023840A (en) Apparatus for making rheological measurements
JP2567875B2 (ja) 粘弾性検出器
JPH06313752A (ja) 軟質材用硬度計
JP3907267B2 (ja) 生体表面部の力学特性測定のためのセンサ内蔵形加振器
US4881552A (en) Tooth stability monitor
JPH05149854A (ja) 簡易軟体表面測定器
JP3136294B2 (ja) 皮膚の張力測定装置
CA2208974A1 (en) Support system with radially rigid wire suspension
JPH0220688Y2 (ja)
US4200986A (en) Digital indicator
JP2768773B2 (ja) 硬度測定装置
US3447365A (en) Apparatus for determining modular properties of an elastomer and nondestructive test method
US4478092A (en) Textile roll-weight gauge
GB2289947A (en) Position and force measuring apparatus
SU1692543A1 (ru) Датчик дл определени функционального состо ни слизистой оболочки полости рта
US3393556A (en) High speed deflectometer
JPH0424438Y2 (ja)
JPS601778A (ja) スリツプリングのブラシ支持機構
JPS59142429A (ja) 超微少トルク測定器
JPH06207885A (ja) 軸ロス測定装置