JP2567815B2 - 振動篩装置に於ける篩網の目詰まり防止方法及び装置 - Google Patents

振動篩装置に於ける篩網の目詰まり防止方法及び装置

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JP2567815B2 JP6097832A JP9783294A JP2567815B2 JP 2567815 B2 JP2567815 B2 JP 2567815B2 JP 6097832 A JP6097832 A JP 6097832A JP 9783294 A JP9783294 A JP 9783294A JP 2567815 B2 JP2567815 B2 JP 2567815B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、振動篩装置に於ける篩
網の目詰まり防止方法と目詰まり防止装置とに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、山や陸で採取した砂利・砂類を良
質なコンクリート用骨材に処理するため振動篩装置によ
り粒径の揃った砂利・砂に篩い分けるときは、振動篩装
置に於ける篩網に目詰まり現象が生じ易いので、これを
防止するため篩網の表面に注水しながら採取した砂利・
砂類に篩い分け処理を施していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】山や陸で採取した砂利
・砂類中には赤土塊や粒土塊等が混入しているため、上
記のように篩網の表面に注水しながら砂利・砂類に篩い
分け処理を施すときは、大量の廃棄汚泥が発生し、之を
そのまま河川に廃棄することは環境汚染を防止する観点
からできないので、現在コンクリート用骨材製造業者は
一般に搾機と称される汚水処理装置を使用して発生する
汚泥を濃縮されたヘドロ状廃棄物と濾過水とに分離して
処理しているが、上記搾機は非常に高価であるためコン
クリート用骨材のコスト高を招く等の問題があった。本
発明が解決しようとする課題は、従来砂利・砂類に篩い
分け処理を施すときに発生していた廃棄汚泥を発生させ
ることなく、篩網の目詰まりを確実に防止して篩い分け
処理の効率を高めることができる目詰まり防止方法及び
装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る振動篩装置
に於ける篩網の目詰まり防止方法及び装置は上記課題を
解決したもので次の通りである。先ず本発明に係る目詰
まり防止方法は、互いに左右に間隔を隔てて複数の目詰
まり防止杆19の一端部を可動横杆6に回動自在に連結
し、この複数の目詰まり防止杆19の先端側下面に設け
たブラシ22を振動篩装置2の前面に設けた開口部23
から内部へ挿入して振動篩装置2に於ける篩網24の上
面に支持させた状態で、上記篩網24を上下に振動させ
ながら可動横杆6を斜め前後に反復移動させることによ
り、複数の目詰まり防止杆19の先端側下面に設けたブ
ラシ22を篩網24の上面で上下に振動させながら斜め
前後に反復移動させてその叩き落し作用と掻き取り作用
とにより篩網24の目詰まりを防止することを特徴とし
たものであり、次に本発明に係る目詰まり防止装置は、
振動篩装置2の前側に設けた機枠3の上端部に水平に固
定した支持板1の上面に球体コロ4を設け、この球体コ
ロ4に支持させた載板5の上面に可動横杆6を振動篩装
置2の前面の左右方向に沿わせて固定し、この可動横杆
6の端部は斜め前後に可動横杆6を反復移動させる往復
運動機構7に連係し、互いに左右に間隔を隔てて複数の
目詰まり防止杆19の一端部を上記可動横杆6に回動自
在に連結し、この複数の目詰まり防止杆19の先端側下
面に設けたブラシ22を振動篩装置2の前面に設けた開
口部23から内部へ挿入して振動篩装置2に於ける篩網
24の上面に支持させてなるものである。
【0005】
【作用】本発明に係る篩網の目詰まり防止方法に於て、
振動篩装置2に於ける篩網24を上下に振動させながら
可動横杆6を斜め前後に反復移動させることにより複数
の目詰まり防止杆19の先端側下面に設けたブラシ22
を篩網24の上面で上下に振動させながら斜め前後に反
復移動させるときは、上記ブラシ22の移動は上下に振
動しながら行われ然も斜め前後方向へ移動するため、目
詰まり防止杆19に直交する横方向へ移動する場合と比
較して無理なく円滑に行われ、然も篩網24の略全面に
亘り目詰まり粒子に対して叩き落し作用と掻き取り作用
とを及ぼすことが可能となるものである。
【0006】本発明に係る篩網の目詰まり防止装置は上
記のように構成されているから、振動篩装置2に於ける
図面に示してない振動発生機を作動させることにより振
動篩装置2本体及びその篩網24を上下に振動させた
後、往復運動機構7に於けるモーター16を作動させる
と、この往復運動機構7に連係した可動横杆6及び載板
5は球体コロ4上を斜め前後に反復移動するから、これ
により複数の目詰まり防止杆19の先端側下面に設けた
ブラシ22は篩網24の上面で上下に振動しながら斜め
前後に反復移動することとなる。従って、上記のように
振動篩装置2が振動し且つその篩網24の上面でブラシ
22が上下に振動しながら斜め前後に反復移動している
状態に於て、振動篩装置2の上方から採取した砂利・砂
類を連続的に送り込み、この砂利・砂類に混入している
比較的大きな石を振動篩装置2の図面に示してない上部
の篩網により分離してから砂及び比較的小さな石を篩網
24上に落下させ、この篩網24の目を通過し得る砂類
だけを下方へ落下させ篩網24上に残された石は篩網2
4の振動により順次後方へ移送させることにより篩い分
け処理を施すときは、篩網24の上面で上下に振動しな
がら斜め前後に反復移動する複数の目詰まり防止杆19
の先端側下面に設けたブラシ22により、篩網24に付
着せんとする砂や土に対して叩き落し作用と掻き取り作
用とを篩網の略全面に亘って及ぼし得るものである。
尚、本発明に係る方法及び装置は、砂利・砂類だけでな
く例えば穀物やその粉類等のその他の粒状・粉状製品に
ついても使用され得るものである。
【0007】
【実施例】本発明に係る装置の実施例を図面に基づいて
説明する。図中1は振動篩装置2の前側に設けた機枠3
の上端部に水平に固定した左右一対の方形状支持板で、
その上面四隅に球体コロ4を夫々設けてある。5は上記
方形状支持板1よりも大きな左右一対の方形状載板で、
前記左右一対の方形状支持板1に夫々対応させ且つ後記
する往復運動機構により斜め前後に反復移動したときに
外れることがないように上記球体コロ4上に支持させて
ある。6は振動篩装置2の前面の左右方向に沿わせて左
右一対の方形状載板5の上面に於ける前後方向中央部に
固定した可動横杆で、その左端部は斜め前後に可動横杆
6を反復移動させる往復運動機構7に連係してある。即
ち、機枠3の左端上部に可動横杆6に対して斜めに固定
した案内板8とこの案内板8の右側面に並行させて取付
腕部9により取付けた案内棒10との間の走行路11に
上記案内棒10を上下に挾んだ上下軸受板12の先端部
に設けた前後一対のローラ13を嵌合し、上記案内棒1
0に沿わせて軸受板12に固定した往復運動板14の後
端部にリンク15a、15b、15cを介して減速機付
モーター16を連結してなる往復運動機構7に於ける上
記往復運動板14に可動横杆6の左端部を固定してあ
る。尚、図面に示すように減速機付モーター16を軸受
17に樹立した回動縦軸18に支持させることにより回
動自在とすれば、この減速機付モーター16を振動篩装
置2の左側面に近い位置に設置することが可能となるか
ら、フロアスペースを有効に利用できるものである。ま
た、往復運動機構7が上記実施例に示すものに限定させ
るものでないことは言うまでもなく、その他例えばシリ
ンダのピストンロッドの後端部に固定したナット部にモ
ーターにより回転し且つスラスト軸受に支持させた螺軸
を螺合し、上記モーターを制御してこの螺軸を一定時間
置きに交互に正転・逆転させることによりシリンダのピ
ストンロッド(往復運動体)を往復動させる式の往復運
動機構が挙げられる(図面には示してない)。
【0008】19は図3に示すように中間部に於て先端
側が低くなるようにクランク状に曲げた複数の目詰まり
防止杆で、その一端部を可動横杆6の上面に固定した2
枚の取付板20の間に嵌合し且つ軸21を貫通させるこ
とにより、複数の目詰まり防止杆19を互いに左右に間
隔を隔てて一端部を可動横杆6に回動自在に連結し、そ
の先端側下面に設けた金属製の毛のブラシ22を振動篩
装置2の前面に設けた開口部23から内部へ挿入して振
動篩装置2に於ける後部を低く傾斜させた目の大きさ約
8mmの金属製篩網24の上面に支持させてある。尚、
目詰まり防止杆19の中間部は篩網24の高さの関係等
で必要に応じてクランク状に曲げるものであり、従って
その他の形状に曲げる場合や曲げない場合もあり得る。
上記目詰まり防止杆19の先端側下面に設けたブラシ2
2の形態やブラシ22の取付手段等は特定の形態等に限
定されるものではないが、図5に基づいて実施例を説明
する。即ち、図5aに示すように目詰まり防止杆19の
下面に固定した断面山形の取付部材25の下面にブラシ
台22aを押え止軸26等により固定するか、又は図5
bに示すように目詰まり防止杆19の下面に固定した断
面山形の取付部材25の下面に軸受環27を固定し、こ
の軸受環27に円柱状のブラシ22’の中心軸22’b
を支持させることにより目詰まり防止杆19の下面にブ
ラシ22、22’を設けるものである。
【0009】次に、図6に示すように機枠3の右端部に
も上記機枠3の左端部に設けた案内板8に平行に案内板
8’を固定し、この案内板8’とその左側面に並行させ
て取付腕部9’により取付けた案内棒10’との間の走
行路11’に上記案内棒10’を上下に挾んだ上下軸受
板12’の先端部に設けた前後一対のローラ13’を嵌
合し、上記案内棒10’に沿わせて軸受板12’に固定
した往復運動板14’に前後実施例に於ける可動横杆6
の右端部を固定する場合もあり、この場合には可動横杆
6の斜め前後への反復移動がより一層安定した状態で行
われるものである。
【0010】尚、図1、図2及び図6中28は振動篩装
置2本体を支持するスプリングであり、図2及び図3中
29は篩網24を通過する砂類を図面に示してないホッ
パー内に落下させるためのゴム製案内板である。また、
振動篩装置2の上部には回転軸にアンバランスウェイト
を設けた振動発生モーター等の振動発生機(図面には示
してない)を設けてあり、この振動発生機により振動篩
装置2本体及び篩網24を上下に振動させるものであ
る。
【0011】
【発明の効果】上記のように本発明に係る篩網の目詰ま
り防止方法及び装置によれば、複数の目詰まり防止杆の
先端側下面に設けたブラシを篩網の上面で上下に振動さ
せながら斜め前後に反復移動させることとしたから、目
詰まり防止杆に直交する横方向へ移動させる場合と比較
してブラシの移動が無理なく円滑に行われる特長を有す
ると同時に篩網の略全面に亘り目詰まり粒子に対して叩
き落し作用と掻き取り作用とを及ぼすことが可能となる
ため、従来の注水により目詰まりを防止する場合と違っ
て大量の廃棄汚泥を発生させることなく、篩網の目詰ま
りを確実に防止して篩い分け処理の効率を高め、コンク
リート用骨材その他の粒状・粉状製品のコストの低減に
資する等の大きな効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2に示すA−A線の断面図である。
【図2】本発明に係る装置の実施例を示す正面図であ
る。
【図3】図1に示すB−B線の断面図である。
【図4】図1に示すC−C線の断面図である。
【図5】目詰まり防止杆に於けるブラシを設けた部分の
実施例を示す断面図である。
【図6】本発明に係る装置の他の実施例を示す図1と同
じ箇所の断面図である。
【符号の説明】
1 支持板 2 振動篩装置 3 機枠 4 球体コロ 5 載板 6 可動横杆 7 往復運動機構 19 目詰まり防止杆 22、22’ ブラシ 23 開口部 24 篩網

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに左右に間隔を隔てて複数の目詰ま
    り防止杆の一端部を可動横杆に回動自在に連結し、この
    複数の目詰まり防止杆の先端側下面に設けたブラシを振
    動篩装置の前面に設けた開口部から内部へ挿入して振動
    篩装置に於ける篩網の上面に支持させた状態で、上記篩
    網を上下に振動させながら可動横杆を斜め前後に反復移
    動させることにより、複数の目詰まり防止杆の先端側下
    面に設けたブラシを篩網の上面で上下に振動させながら
    斜め前後に反復移動させてその叩き落し作用と掻き取り
    作用とにより篩網の目詰まりを防止することを特徴とし
    た振動篩装置に於ける篩網の目詰まり防止方法。
  2. 【請求項2】 振動篩装置の前側に設けた機枠の上端部
    に水平に固定した支持板の上面に球体コロを設け、この
    球体コロに支持させた載板の上面に可動横杆を振動篩装
    置の前面の左右方向に沿わせて固定し、この可動横杆の
    端部は斜め前後に可動横杆を反復移動させる往復運動機
    構に連係し、互いに左右に間隔を隔てて複数の目詰まり
    防止杆の一端部を上記可動横杆に回動自在に連結し、こ
    の複数の目詰まり防止杆の先端側下面に設けたブラシを
    振動篩装置の前面に設けた開口部から内部へ挿入して振
    動篩装置に於ける篩網の上面に支持させてなる振動篩装
    置に於ける篩網の目詰まり防止装置。
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KR20040009888A (ko) * 2002-07-26 2004-01-31 주식회사 포스코 파쇄 스크린의 망 막힘방지장치
JP5290595B2 (ja) * 2008-02-28 2013-09-18 鹿島建設株式会社 岩石の利用可否判定方法
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