JP2567528Y2 - スリーブ式カップホルダー - Google Patents

スリーブ式カップホルダー

Info

Publication number
JP2567528Y2
JP2567528Y2 JP1993020678U JP2067893U JP2567528Y2 JP 2567528 Y2 JP2567528 Y2 JP 2567528Y2 JP 1993020678 U JP1993020678 U JP 1993020678U JP 2067893 U JP2067893 U JP 2067893U JP 2567528 Y2 JP2567528 Y2 JP 2567528Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holding hole
cup holder
plate
cup
sleeve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1993020678U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0678271U (ja
Inventor
沢 俊 幸 長
Original Assignee
株式会社 長沢機械製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社 長沢機械製作所 filed Critical 株式会社 長沢機械製作所
Priority to JP1993020678U priority Critical patent/JP2567528Y2/ja
Publication of JPH0678271U publication Critical patent/JPH0678271U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2567528Y2 publication Critical patent/JP2567528Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Packages (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、アイスクリーム等の冷
凍食品及びプリン等を収納するテーパー形カップのスリ
ーブ式カップホルダーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テーパー形カップの収納容器とし
ては、強度をもつダンボールからなる扉付の菓子折形の
もの、あるいは図5に示すような包装体が多く用いられ
ていた。すなわち、図5に示す従来のテーパー形カップ
101の包装体100は、第一底板114、第一側壁板
116、天井板118、第二側壁板(図示せず)及び第
二底板122を有し、これらの構成部材はそれぞれ横方
向折曲目線に沿って折曲され連結されて包装体100の
外殻を構成するようになっている。また、第一底板11
4からはキール構造が打出され、このキール構造は分離
台板134及びこの分離台板134にヒンジ連結されて
相隔てて置かれた二組の保持脚を有する。一方の脚13
6,138,140,142はそれぞれ折目線に沿って
台板134に連結され、さらに別の折目線に沿って底板
114に連結されている。また、保持脚の他方の脚は、
一方の脚から折目線に向う方向にずらせて設けられ、こ
の脚は三つの脚160,162,164を有し、これら
の脚は折目線に沿って台板134に連結され、さらに別
の折目線に沿って底板114に連結されている。また、
台板134には弧状衝接面182,184が形成されて
いて、カップ101の本体部のための支持体を形成して
いる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のテーパー形カップの収納容器では、その強度
と剛性をもたすために比較的強度のある段ボール紙で構
成していたためその材料費が高く、かつ、簡単に折りた
たんで保管できないため保管スペースをとりすぎるおそ
れがあった。そのため、これらの保管容器のまとめ買い
ができず収納する商品の販売促進に難点があった。
【0004】また、テーパー形カップの本体部の支持の
ために素材から種々の脚部を切り出す必要があるため収
納容器の構造が極めて複雑になるおそれがあった。
【0005】本考案は、このような従来のテーパー形カ
ップの収納容器のもつ問題点に鑑みてなされたものであ
って、比較的薄い用紙例えばボール紙によってスリーブ
式のカップホルダーを構成してその下部保持孔にテーパ
ー形カップのテーパー下端部がきつく嵌合することによ
ってまくれ(カール)部を形成して、ホルダーとテーパ
ー形カップとが一体となって十分な剛性を供するように
構成したスリーブ式カップホルダーを提供することを目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】本考案のスリー
ブ式カップホルダーは、可折曲げシート状紙材料から作
られ、横方向折曲げ目線に沿って折曲げ可能に順次連結
された第一側壁板、天井板、第二側壁板、底板及び舌板
からなる。また、天井板に打抜いて形成した上部保持孔
と底板に打抜いて形成した上部保持孔よりもやや小径の
下部保持孔とを有し、テーパー形カップを挿入時に下部
保持孔の内縁にカール部が形成される。
【0007】
【実施例】以下、本考案のスリーブ式カップホルダーの
実施例を図面を参照して説明する。図1は本考案のスリ
ーブ式カップホルダーの一実施例を構成する素材(ブラ
ンク)の平面図を示す。ここでカップホルダー(素材)
1は可折曲げシート状紙材料である通常の厚紙から作ら
れ(例えばボール紙)、天井板2、底板3、第一側壁板
4、第二側壁板5、舌板6とからなり横方向折曲目線4
a,5a,6aに沿って次々に連結されて一体となって
いる。また、舌板6の両隅部にはカット部6bが形成さ
れている。さらに、アイスクリーム容器等のテーパー形
カップを保持する上部保持孔7(例えば直径62mm程
度)が天井板2に、また、これより幾分小径の下部保持
孔8(例えば直径55.5mm程度)が底板3に打抜かれ
て形成されている。これらの保持孔7,8の数は収納す
るテーパー形カップの大きさにより異なるが6〜10個
程度とする。
【0008】このようにして構成された素材は、図2に
カップホルダー1の斜視図として示すように、横方向折
曲目線に沿って次々に折曲し、最後に、第二側壁板5の
内側にカット部6bをもつ舌板6を重ね合せて糊剤等に
より貼着して一体化しスリーブ式カップホルダー1を構
成する。
【0009】とくに、このようにして構成したスリーブ
式カップホルダー1(例えばテーパー形カップ10を1
0個収納する場合には巾:143.5mm、長さ:361
mm、高さ:25mm程度の大きさとなる。)にテーパー形
カップ10を収納する場合には、図4に示すような木製
の受け台20を用いる。すなわち、この受け台20には
収納するテーパー形カップ10の同数の貫通孔21(直
径58mm程度)が先述したスリーブ式カップホルダー1
の保持孔7,8と等ピッチで形成され、その貫通孔21
の上部の孔の周囲には半径3mm程度の丸み22がつけら
れて面取りされている。
【0010】そして、テーパー形カップ10をそれぞれ
の保持孔7,8に挿入して収納する際には、まず、受け
台20上に組立てたカップホルダー1をそれぞれ下部保
持孔8と貫通孔21が合致するようにして載置し、その
後、テーパー形カップ10を例えば10個、順次、カッ
プホルダー1の上部保持孔7から下部保持孔8へ挿入す
る。この際、受け台20の貫通孔21の直径(58mm)
は、カップホルダー1の底板3に形成した下部保持孔8
の直径(55.5mm)より幾分大きく形成されているの
で、テーパー形カップ10を手でそれぞれ下へ強く押圧
することによりカップ10とテーパー部により下部保持
孔8の内縁部が折曲げられ拡開されてカール部rがそれ
ぞれ形成されることになる。この際、上部保持孔7の内
径部とテーパー形カップ10のテーパー部との間には幾
分隙間があってもよい。
【0011】このようにして、テーパー形カップ10は
それぞれカップホルダー1の下部保持孔8と強く嵌合
し、かつ、カップ10挿入の際に下部保持孔8の内縁に
カール部rが形成されて、全体として十分な剛性をもつ
スリーブ式カップホルダー1が構成されることになる。
このようにして構成されたスリーブ式カップホルダー1
は流通用通い箱として用いられるとともに、販売用ディ
スプレイとして店頭に陳列することもできる。
【0012】
【考案の効果】本考案のスリーブ式カップホルダーは、
上記のように構成されているので、通常のボール紙によ
り構成するだけで十分な剛性をもつことができ、極めて
軽く、かつ、低コストで作成することが可能となる。ま
た、極めて簡単に折り畳めるのでその保管にスペースを
とらず流通が容易でありまとめ買いが可能となるので販
売促進の向上に寄与するとともに解体することが簡単な
ので容易に再生ができ、省資源に貢献することができ
る、等従来のものに比べて極めて顕著な効果を奏するこ
ととなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のスリーブ式カップホルダーの一実施例
を構成する素材(ブランク)の平面図。
【図2】図1に示した素材を組立てて構成した本考案の
スリーブ式カップホルダーの一実施例の斜視図。
【図3】図2に示した本考案のスリーブ式カップホルダ
ーの保持孔にテーパー形カップを挿入して保持した状態
を示す部分斜視図。
【図4】図2に示した本考案のスリーブ式カップホルダ
ーにテーパー形カップを挿入するのに用いる受け台の斜
視図。
【図5】従来のテーパー形カップの収納容器の斜視図。
【符号の説明】
1 素材(スリーブ式カップホルダー) 2 天井板 3 底板 4 第一側壁板 5 第二側壁板 6 舌板 6b カット部 7 上部保持孔 8 下部保持孔 10 テーパー形カップ r カール部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】可折曲げシート状紙材料から作られ、横方
    向折曲げ目線に沿って折曲げ可能に順次連結された第一
    側壁板(4)、天井板(2)、第二側壁板(5)、底板
    (3)及び舌板(6)からなるとともに、前記天井板
    (2)に打抜いて形成した上部保持孔(7)と前記底板
    (3)に打抜いて形成した該上部保持孔(7)よりもや
    や小径の下部保持孔(8)とを有し、テーパー形カップ
    (10)を前記上部保持孔(7)より挿入時に該テーパ
    ー形カップ(10)の外周面により押圧拡張されて前記
    下部保持孔(8)の内縁に下方に向いたカール部(r)
    が形成され剛性を付与するようにしたことを特徴とする
    スリーブ式カップホルダー。
JP1993020678U 1993-04-21 1993-04-21 スリーブ式カップホルダー Expired - Lifetime JP2567528Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993020678U JP2567528Y2 (ja) 1993-04-21 1993-04-21 スリーブ式カップホルダー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993020678U JP2567528Y2 (ja) 1993-04-21 1993-04-21 スリーブ式カップホルダー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0678271U JPH0678271U (ja) 1994-11-04
JP2567528Y2 true JP2567528Y2 (ja) 1998-04-02

Family

ID=12033846

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993020678U Expired - Lifetime JP2567528Y2 (ja) 1993-04-21 1993-04-21 スリーブ式カップホルダー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2567528Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101026276B1 (ko) * 2008-11-13 2011-03-31 유니레버코리아 주식회사 펌프용기의 프로모션용 연결체

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5683615A (en) * 1979-12-11 1981-07-08 Sana Shoji Kk Ball bush
JPS62148691A (ja) * 1985-12-20 1987-07-02 松下電器産業株式会社 洗濯機

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0678271U (ja) 1994-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6230882B1 (en) Carrier for drink cups
US8720743B2 (en) Dispensing package
US2794585A (en) Paperboard tray
US4181220A (en) Display packaging insert
US5513745A (en) Shipment and display fixture for greeting cards
US2778487A (en) Display container
US4562926A (en) Compartmented food placemat
US3058643A (en) Two-piece box body
US2936068A (en) Can holder
JP2567528Y2 (ja) スリーブ式カップホルダー
JPS6128774Y2 (ja)
JP4187325B2 (ja) 食品及び筒状容器の携行トレー
JPH10152132A (ja) 芳香剤などの展示用紙箱
GB2369769A (en) Fold-flat tray
JPH0126573Y2 (ja)
JPH0535091Y2 (ja)
JPH0315460Y2 (ja)
JPS6341313Y2 (ja)
JPS635593Y2 (ja)
JPH0136742Y2 (ja)
JPS6211500Y2 (ja)
JPH0333623Y2 (ja)
JPS6215132Y2 (ja)
JPS5827965Y2 (ja) 容器運搬用簡易筒
JPH11198930A (ja) 物品収納台座

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term