JP2566214Y2 - ブレーキディスク付車輪組立装置 - Google Patents

ブレーキディスク付車輪組立装置

Info

Publication number
JP2566214Y2
JP2566214Y2 JP1993016241U JP1624193U JP2566214Y2 JP 2566214 Y2 JP2566214 Y2 JP 2566214Y2 JP 1993016241 U JP1993016241 U JP 1993016241U JP 1624193 U JP1624193 U JP 1624193U JP 2566214 Y2 JP2566214 Y2 JP 2566214Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheel
brake disc
brake
brake disk
seat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1993016241U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0667104U (ja
Inventor
利行 秦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority to JP1993016241U priority Critical patent/JP2566214Y2/ja
Publication of JPH0667104U publication Critical patent/JPH0667104U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2566214Y2 publication Critical patent/JP2566214Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Assembly (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、鉄道用車両などに使用
されるブレーキディスク付車輪の組立装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来は、車輪の両面にブレーキディスク
を組み込む作業は、車輪に対するブレーキディスクの芯
出し作業と仮止めを片面側ごとに行った後に、両ブレー
キディスクを車輪に固定するのが一般である。
【0003】以下に従来のブレーキディスク付車輪の組
み立て作業工程を述べる。 車輪の反フランジ側が上面となるようにハッカーで車
輪を吊り、作業台に車輪を載せる。 反フランジ側ブレーキディスクをハッカーで吊り、前
記作業台上に載せた車輪上に反フランジ側ブレーキディ
スクを載せる。 ブレーキディスクと車輪の芯ズレにより生ずる隙間に
シムを差し込み、ブレーキディスクと車輪の芯出しを行
う。 芯出しを行った反フランジ側ブレーキディスクと車輪
に2本のボルトで仮止めを行う。 反フランジ側ブレーキディスクを仮止めした車輪をハ
ッカーで吊り、フランジ側が上面となるように反転さ
せ、作業台に載せる。 フランジ側ブレーキディスクをハッカーで吊り、前記
車輪上にフランジ側ブレーキディスクを載せる。 反フランジ側ブレーキディスクと同様に、の作業を
行い、フランジ側ブレーキディスクと車輪の芯出しを行
う。 全てのボルト孔にボルトを挿入し、ナットを締める。 トルクレンチによりナットの増締めを行い、割ピンで
ナットを固定する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】すなわち、前述したブ
レーキディスク付車輪の組み立て作業では、ブレーキデ
ィスクと車輪の芯出し作業に要する時間がほとんどであ
る。
【0005】本考案の目的は、ブレーキディスクと車輪
の芯出し作業の単純化を図り、組み立て作業時間を短縮
することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本考案のブレーキディスク付車輪組立装置は、昇降
動可能な架台に、一方のブレーキディスクの内径を支持
すべく、一方のブレーキディスクの内径に合致する切り
欠きを設けたブレーキディスク受け座を固定配置すると
共に、このブレーキディスク受け座の囲りに、ブレーキ
ディスクに設けられたボルト孔に貫入するボルトの支持
台を配設し、また、前記ブレーキディスク受け座の中心
位置には、回転自在な車輪受け座を昇降動可能に設置
、この車輪受け座には、前記切り欠きと同芯で、ブレ
ーキディスク受け座を貫通して車輪の車輪軸孔に嵌合
し、車輪を支持する円錐形状部を設けたものである。
【0007】
【作用】本考案のブレーキディスク付車輪組立装置で
は、上記したように構成しているので、ブレーキディス
ク受け座にブレーキディスクを載せ、車輪受け座に車輪
を載せ、それぞれのボルト孔を合わせるだけで、一方の
ブレーキディスクと車輪の芯出し作業が完了する。
【0008】
【実施例】以下、本考案を添付図面に基づいて、一実施
例を説明する。図1は本考案におけるブレーキディスク
付車輪組立装置の構成図である。
【0009】9はシリンダ8の作動により昇降動可能な
架台であり、この架台9上にブレーキディスク受け座5
を固定配置している。さらに、架台9上でブレーキディ
スク受け座5の周囲に車輪1とブレーキディスク2、3
を固着するためのボルト6の支持台10が設置されてい
る。
【0010】ブレーキディスク受け座5には、反フラン
ジ側のブレーキディスク3の内径に合わせた切り欠き5
aが設けられており、この切り欠き5aとブレーキディ
スク3の内径が嵌合することで、ブレーキディスク受け
座5とブレーキディスク3の芯出しが行われる。
【0011】4はブレーキディスク受け座5と同芯に貫
通配置された車輪受け座で、車輪軸孔1aを支持する円
錐形状部4aを有しており、シリンダ7を作動させるこ
とにより、車輪受け座4は架台9とは独立して昇降動可
能である。また、車輪受け座4は主軸11との間にベア
リング12を介して、主軸11と回動自在に構成されて
おり、車輪受け座4上に載せられた車輪1を容易に回転
できる。
【0012】次に、本考案によるブレーキディスク付車
輪組立装置を用いた組み立て作業工程を説明する。 シリンダ8を作動し、架台9を上昇させた後、架台9
上のボルト支持台10にボルト6を配置する。 反フランジ側ブレーキディスク3を図示しないクレー
ンで吊り、ブレーキディスク受け座5に載せる。この
時、反フランジ側ブレーキディスク3とブレーキディス
ク受け座5が嵌合し、車輪受け座4に対して芯出しが行
われる。
【0013】シリンダ7を作動し、車輪受け座4を上
昇させた後、車輪1を図示しないハッカーで吊り、車輪
受け座4に載せる。この時、車輪受け座4の円錐形状部
4aと車輪1が嵌合し、車輪受け座4と車輪1の芯出し
が行われる。従って、同時に車輪1と反フランジ側ブレ
ーキディスク3の芯出しが行われる。 先に配置したボルト6に対して車輪1のボルト孔が合
うように、車輪受け座4を回転させた後、シリンダ7を
作動し、車輪受け座4を下降する。 フランジ側ブレーキディスク2を図示しないハッカー
で吊り、車輪1に載せる。
【0014】車輪1とフランジ側ブレーキディスク2
の芯ズレにより生じた隙間にシムを差し込み、車輪1と
フランジ側ブレーキディスク2の芯出しを行う。 ボルト締め機によりボルトに螺合したナットを締め
る。 シリンダ8を作動し、架台9を下降させた後、組み立
てた車輪をコンベア13に載せる。 トルクレンチを使用して増締めを行い、ナットを割ピ
ンで固定する。
【0015】
【考案の効果】以上説明したように、本考案装置を使用
することにより、車輪と一方のブレーキディスクの芯出
し作業を省略することができ、作業時間の短縮が図れ
る。また、車輪を反転させる作業も省略できるので、作
業時間を大幅に短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案におけるブレーキディスク付車輪組立装
置の構成図である。
【符号の説明】
1 車輪 2 フランジ側ブレーキディスク 3 反フランジ側ブレーキディスク 4 車輪受け座 5 ブレーキディスク受け座 6 ボルト 7、8 シリンダ 9 架台

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降動可能な架台に、一方のブレーキデ
    ィスクの内径を支持すべく、一方のブレーキディスクの
    内径に合致する切り欠きを設けたブレーキディスク受け
    座を固定配置すると共に、このブレーキディスク受け座
    の囲りに、ブレーキディスクに設けられたボルト孔に貫
    入するボルトの支持台を配設し、また、前記ブレーキデ
    ィスク受け座の中心位置には、回転自在な車輪受け座を
    昇降動可能に設置し、この車輪受け座には、前記切り欠
    きと同芯で、ブレーキディスク受け座を貫通して車輪の
    車輪軸孔に嵌合し、車輪を支持する円錐形状部を設け
    ことを特徴とするブレーキディスク付車輪組立装置。
JP1993016241U 1993-03-09 1993-03-09 ブレーキディスク付車輪組立装置 Expired - Lifetime JP2566214Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993016241U JP2566214Y2 (ja) 1993-03-09 1993-03-09 ブレーキディスク付車輪組立装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993016241U JP2566214Y2 (ja) 1993-03-09 1993-03-09 ブレーキディスク付車輪組立装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0667104U JPH0667104U (ja) 1994-09-20
JP2566214Y2 true JP2566214Y2 (ja) 1998-03-25

Family

ID=11911065

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993016241U Expired - Lifetime JP2566214Y2 (ja) 1993-03-09 1993-03-09 ブレーキディスク付車輪組立装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2566214Y2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5858806B2 (ja) * 2012-01-27 2016-02-10 新日鐵住金株式会社 ブレーキディスク付き鉄道車輪の組立て装置
JP5987745B2 (ja) * 2013-03-26 2016-09-07 新日鐵住金株式会社 ブレーキディスク付き鉄道車輪の皿ばね挿入治具および組立て方法
CN107598523B (zh) * 2017-10-28 2023-08-29 中车洛阳机车有限公司 制动盘预组装装置及方法
CN112849307B (zh) * 2021-01-04 2022-05-27 中车青岛四方机车车辆股份有限公司 轮装制动盘组装台及车轮和制动盘的组装方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5745938A (en) * 1980-09-03 1982-03-16 Hitachi Ltd Semiconductor device
JPS5852627Y2 (ja) * 1980-09-09 1983-11-30 東洋電装株式会社 カツプリングの抜止め装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0667104U (ja) 1994-09-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5858806B2 (ja) ブレーキディスク付き鉄道車輪の組立て装置
JP3075723B1 (ja) 金属製パイプ端に金属製フランジを溶接する装置
CN207205702U (zh) 旋转式底座机构
JPH0386530A (ja) タイヤユニフォミティマシン
JP2566214Y2 (ja) ブレーキディスク付車輪組立装置
CN104111166A (zh) 一种机轮疲劳试验台的加载装置
US5791257A (en) Overhead crane with adjustable bearings
CN205607638U (zh) 一种驱动桥总成运转检测装置
CN115255896B (zh) 一种轮装制动盘机器人螺栓拧紧台
CN211808828U (zh) 一种方便安装汽车轮毂的修理工具
US10875358B1 (en) High load pivoting caster with integral jack
JPH03110138A (ja) タイヤユニフォミティマシンにおけるリムチエンジャ装置
JPS6349361Y2 (ja)
JP7338757B1 (ja) 車両試験装置用のハブ連結装置
JPH06115305A (ja) 締め付けトルク解除機構
CN217371741U (zh) 气缸盖气阀与阀座研磨装置
CN218837631U (zh) 一种现场多用途双向拉马
CN215067151U (zh) 一种电机测试工装
CN219563013U (zh) 一种铝合金轮毂工装检测台
CN212924242U (zh) 一种曳引机装配吊升装置
KR200217551Y1 (ko) 스핀들모터의 턴테이블 해체용 지그
JP3246607B2 (ja) タイヤホイールの分解組立スタンド装置
CN220197428U (zh) 一种新型铝合金踏步支架四轴夹具
CN220388542U (zh) 一种动车组齿轮箱小齿轮轴轴承一次压装装置
CN221065662U (zh) 一种轮毂焊接缝专用打磨器

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term