JP2565577Y2 - Icユニットを備えた回路装置 - Google Patents

Icユニットを備えた回路装置

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JP2565577Y2
JP2565577Y2 JP1992001909U JP190992U JP2565577Y2 JP 2565577 Y2 JP2565577 Y2 JP 2565577Y2 JP 1992001909 U JP1992001909 U JP 1992001909U JP 190992 U JP190992 U JP 190992U JP 2565577 Y2 JP2565577 Y2 JP 2565577Y2
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昭雄 横嶋
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ROM等の適宜のIC
素子をユニットケースに内蔵したICユニットを本体装
置のプリント基板に着脱自在に設けたICユニットを備
えた回路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、装置本体に対しICユニットを着
脱自在に設けた回路装置としては、例えば図3及び図4
に示すシーケンス制御装置がある(実公平3−4655
2号)。図3はICユニットとして使用するメモリユニ
ット1の組立分解図であり、プリント基板2上にシーケ
ンスプログラムを書き込んだEP−ROM3、ノイズ吸
収用のコンデンサ4および雌側コネクタ5bを設け、2
分割したケース6,7に収納している。
【0003】図4はメモリユニット1の装置本体8に対
する装着を示したもので、装置本体8には雄側コネクタ
5aが設けられ、図示のメモリユニット1の雌側コネク
タ5bを下向きにして差し込む。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の回路装置にあっては、メモリユニット1側が
雌側コネクタ5bであり、装置本体8側がピンの突出し
た雄側コネクタ5aとなっていたため、メモリユニット
1の着脱回数が増加すると、装置本体8に設けている雄
側コネクタ5aのコネクタピンを破損する恐れがあり、
コネクタピンが破損した場合には高価な装置本体8のプ
リント基板を交換しなければならないという問題があっ
た。
【0005】本考案は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、無理な挿入によるコネクタピンの破
損を防止すると共に、コネクタピンを破損しても高価な
装置本体側のプリント基板の交換を不要としたICユニ
ットを備えた回路装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本考案にあっては、ROM等の適宜のIC素子をユニッ
トケースに内蔵したICユニットを本体装置のプリント
基板に着脱自在に設けたICユニットを備えた回路装置
につき、ICユニットに雄側コネクタを設けると共にユ
ニットケースにコネクタ接続位置を決めるガイド用突起
を設け、本体装置のプリント基板には雌側コネクタを設
けると共にガイド用突起の差し込みを受けるガイド穴を
設けたことを特徴とする。
【0007】またICユニットに紫外線照射により消去
可能なROMを内蔵した場合には、ユニットケースに紫
外線照射用の消去窓を設け、この消去窓に紫外線遮光シ
ールを貼付する。
【0008】
【作用】このような構成をもった本考案のICユニット
を備えた回路装置によれば、ICユニットをプリント基
板にコネクタ接続する際には、ユニットケースのガイド
突起を基板のガイド穴に合わせて差し込むことで、コネ
クタ同士が適切な装着位置に相対し、無理な差し込みを
防止することでコネクタピンの破損を防止できる。
【0009】またコネクタピンが破損してしまったよう
な場合には、雄側コネクタをICユニットに設けている
ため、ICユニットを交換すればよく、高価な装置本体
のプリント基板を交換する必要はない。更にICユニッ
トに紫外線消去型のEP−ROMを内蔵した場合には、
ユニットケースに設けた消去窓に紫外線遮光シールを貼
付しておくことで、不要に紫外線が照射されて記憶内容
が消去されてしまうことを未然に防止できる。
【0010】
【実施例】図1は本考案で用いるICユニットの組立分
解図である。図1において、ICユニット10はプリン
ト基板2と2分割されたケース11,20で構成され
る。プリント基板2上には、例えば紫外線照射により消
去可能なEP−ROM3が2個実装され、更にノイズ吸
収用のコンデンサ4を2個のEP−ROM3に対応して
設けている。また、プリント基板2の一端には雄側コネ
クタ5aが装着され、コネクタケースの一部には位置決
め用切欠19が形成されている。
【0011】ノイズ吸収用のコンデンサ4はEP−RO
M3の制御端子とグランド端子間に接続されることにな
る。更に、EP−ROM3のパッケージ表面には消去部
17が設けられており、この消去部17に対し外部より
指定の強さ以上の紫外線を照射すると記憶内容が消去さ
れ、専用のROMライタ等を使用して新たなデータを書
き込むことが可能となる。尚、18はビス通し穴であ
る。
【0012】プリント基板2の収納に用いられる上側の
ケース11にはプリント基板2のEP−ROM3に対応
して消去窓12が2カ所に設けられ、またケース固定の
ためのビス通し穴15を設けている。更に、ケース端面
にはコネクタ装着穴14が形成され、その両側を延在す
ることでガイド用突起13を設けている。ケース11に
設けられた消去窓12に対しては、この実施例にあって
は紫外線遮光シール16が貼り付けられる。紫外線遮光
シール16は紫外線波長域の通過をカットできる特性を
有し、併せてICユニット10の銘板を兼ねている。
【0013】プリント基板2の収納に用いられる下側の
ケース20には2カ所にネジ穴21が設けられ、2本の
ビスを使用することでICユニット10を組み立てるこ
とができる。図2は図1に示したICユニット10の装
置本体プリント基板に対する装着状態を示した説明図で
ある。
【0014】図2において、装置本体プリント基板30
上には雌側コネクタ5bが設けられている。雌側コネク
タ5bには図1に示したICユニット10の雄側コネク
タ5aの位置決め用切欠19に嵌合する位置決め用突起
31が形成されている。更に、雌側コネクタ5bの両側
には一対のガイド穴32が設けられる。このガイド穴3
2に対しICユニット10に設けたガイド用突起13を
差し込むことで、雌側コネクタ5bに対しICユニット
10側の雄側コネクタ5aを位置決め案内できるように
している。また、ガイド穴32に対するガイド用突起1
3の嵌合で、装置本体プリント基板30に対しICユニ
ット10を固定支持する機能も兼ねている。
【0015】このため、回路ユニット10を装置本体3
0の雌側コネクタ5bに装着する際には、ガイド穴32
に対するICユニット10のガイド用突起13の嵌着に
よる案内作用でコネクタ同士の位置決めができ、無理な
くICユニット10をコネクタ接続することができる。
一方、万が一にもICユニット10に設けている雄側コ
ネクタ5aのコネクタピンが破損して曲がったり折れた
りした場合には、ICユニット10そのものを新品と交
換すれば良く、コスト的に高価な装置本体プリント基板
30を交換する必要はない。
【0016】尚、上記の実施例にあっては、ICユニッ
ト10に紫外線消去型のEP−ROM3を設けた場合を
例にとるものであったが、これ以外に、電気的に消去可
能なE2 P−ROMやRAM、更にはメモリ以外のIC
素子等の適宜の素子を実装することができる。また、I
Cユニット10の装置本体プリント基板30に対する接
続保持を強固に行うためには、コネクタ接続した後にビ
ス止めを行うようにしても良い。
【0017】
【考案の効果】以上説明してきたように本考案によれ
ば、ICユニットにガイド用突起を設けて装置本体プリ
ント基板のガイド穴に挿入することでコネクタ接続した
ため、コネクタ接続の際のコネクタピンの破損を防止す
ることができる。また、万が一、コネクタピンが破損し
た場合にも、ICユニットに雄側コネクタを設けている
ことからICユニットを交換すれば良く、高価な装置本
体プリント基板を交換する必要はない。更に、ユニット
ケースに設けた消去窓に紫外線遮光シールを貼付してお
くことで、ICユニットに内蔵した紫外線消去型のEP
−ROMの記憶内容が、不要に紫外線によって消去され
てしまうことを未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案で用いるICユニットの組立分解図
【図2】図1のICユニットの装置本体プリント基板に
対する装着を示した説明図
【図3】従来のメモリユニットの組立分解図
【図4】図3のメモリユニットの装置本体に対する装着
を示した説明図
【符号の説明】
2:プリント基板 3:EP−ROM 4:コンデンサ 10:ICユニット 11,20:ユニットケース 12:消去窓 13:ガイド用突起 14:コネクタ装着穴 15,18:ビス通し穴 19:位置決め用切欠 21:ネジ穴 30:装置本体プリント基板 31:位置決め突起 32:ガイド穴

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ROM等の適宜のIC素子をユニットケー
    スに内蔵したICユニットを本体装置のプリント基板に
    着脱自在に設けたICユニットを備えた回路装置に於い
    て、 前記ICユニットに雄側コネクタを設けると共にユニッ
    トケースにコネクタ接続位置を決めるガイド用突起を設
    け、 前記本体装置のプリント基板には雌側コネクタを設ける
    と共に前記ガイド用突起の差し込みを受けるガイド穴を
    設け、前記ICユニットに紫外線照射により消去可能なROM
    を内蔵すると共に、ユニットケースに紫外線照射用の消
    去窓を設け、該消去窓に紫外線遮光シールを貼付した
    とを特徴とするICユニットを備えた回路装置。
JP1992001909U 1992-01-23 1992-01-23 Icユニットを備えた回路装置 Expired - Fee Related JP2565577Y2 (ja)

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JPH0562066U JPH0562066U (ja) 1993-08-13
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JPH0534131Y2 (ja) * 1987-02-19 1993-08-30
JPS63182574U (ja) * 1987-05-18 1988-11-24
JPH0680781B2 (ja) * 1989-05-17 1994-10-12 三洋電機株式会社 混成集積回路装置
JPH036099A (ja) * 1989-06-02 1991-01-11 Canon Inc 電子機器の実装構造
JPH0538943U (ja) * 1991-10-22 1993-05-25 日本ビクター株式会社 基板の位置決め結合構造

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