JP2565576Y2 - シャワー装置 - Google Patents

シャワー装置

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JP2565576Y2
JP2565576Y2 JP5668992U JP5668992U JP2565576Y2 JP 2565576 Y2 JP2565576 Y2 JP 2565576Y2 JP 5668992 U JP5668992 U JP 5668992U JP 5668992 U JP5668992 U JP 5668992U JP 2565576 Y2 JP2565576 Y2 JP 2565576Y2
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勝 在津
勝彦 長野
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東陶機器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はシャワー装置、更に詳し
くは手動のハンドル操作若しくはスイッチ操作により吐
出流量を任意に設定可能なシャワー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のシャワー装置において
は、シャワー流量や、その流量が適正な流量であるかど
うかを表示する表示部を備えたものはなく、もっぱら使
用者各人の好みによりシャワー流量の調節を行っている
のが普通である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】そのため、必要以上に
流量を多くしてシャワー水を無駄に使用する場合や、例
えばボディーシャワーのようにマッサージ効果を得るた
めには所定の流量以上の流量を必要とするにも拘らず、
流量が少なすぎて所期の効果が得られていない場合があ
る。本考案は、従来技術が有する上記問題点に鑑みてな
されたもので、使用しているシャワーについて、その流
量が適正なものであるかどうかを使用者が容易に判断で
きるようにすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本考案のシャワー装置では、流量が適正であるかどう
かを表示する表示部と、流量調節弁とシャワー吐水口と
の間の流路に設けられる水量センサと、水量センサの検
出値と予め設定された適正流量とを比較する比較手段
と、比較手段の比較結果に基づいて表示部の表示を制御
する表示制御部とを備えるものである。
【0005】
【作用】以上のように構成したシャワー装置にあって
は、シャワー使用中水量センサが流水量を検出して、そ
の水量が使用シャワーの適正流量に対して多いか少ない
かを表示部に表示する。
【0006】
【実施例】以下、図に基づいて本考案の実施の一例を説
明する。本実施例のシャワー装置は、ユニットバスルー
ムの側壁に嵌め込む形で設置するものであり、図2に示
すように縦長状に形成した本体パネル1の所要箇所に複
数種類のシャワー吐水口2を設けて構成してある。
【0007】シャワー吐水口2はこの実施例の場合、打
たせシャワー2a、スプレーシャワー2b、ミクロシャ
ワー2c、ボディーシャワー2d、ハンドシャワー2e
であり、上記打たせシャワー2a、スプレーシャワー2
b、ミクロシャワー2cは、本体パネル1の上部に斜め
下方を向いて張り出し状に形成された張りだし部1aに
吐水口を集合させることによりオーバーヘッドシャワー
を構成している。また、ボディーシャワー2dは2個を
一対として本体パネル1の中央部に設け、ハンドシャワ
ー2eは本体パネル1中央部のスライドバー3に上下ス
ライド自在に取り付けたハンガー4に着脱自在に係止し
ている。また、このシャワー装置は本体パネル1下部に
設けたカウンター5の立上がり面にカラン6を備えてい
る。
【0008】これらのシャワー吐水口2及びカラン6に
湯を供給する流路を構成する配管系は、本体パネル1の
裏面に沿って設けられている。配管系は図3に示すよう
に、給湯器などの給湯源から給湯管7を介して供給され
る湯と、水道管などの給水源から給水管8を介して供給
される水とを混合栓9に導入し、該混合栓9により所望
の温度に混合調節して各シャワー吐水口2a,2b,2
c,2d,2eとカラン6に供給するように構成されて
いる。
【0009】混合栓9は、従来周知のワックス型サーモ
スタットミキシングバルブからなり、本体パネル1の表
面側からのハンドル10操作により混合水温度の設定がで
きるようになっている。
【0010】上記混合栓の2次側と各シャワー吐水口2
a,2b,2c,2d,2e及びカラン6を連絡する混
合水管路11には、上流側から流量調節弁12、水量センサ
13、各シャワー吐水口2a,2b,2c,2d,2e及
びカラン6に対応する電磁弁14(14a,14b,14c,14
d,14e,14f)が設けられている。
【0011】流量調節弁12は手動弁で、本体パネル1表
面側からのハンドル15操作により開度を調整して各シャ
ワー吐水口2やカラン6の吐出流量を任意に調節できる
ようになっている。
【0012】水量センサ13は流量調節弁12と各電磁弁14
の内最も下流側に設けられたもの14fとの間において、
混合水管路11内に配備されて流水により回転する羽根車
に取り付けた磁石と、管路外周面の適所に配備されて上
記磁石の磁界の切替わりを検知するMRセンサからなる
従来周知の構造形態を有し、羽根車の回転による磁界の
切替わりをMRセンサが検知する都度信号を発生する。
【0013】一方、各電磁弁14は後述の操作パネル16
a,16bに設けた操作スイッチ17,18の操作タイミング
に基づいて各々その開閉を制御部20で制御される。
【0014】操作パネル16a,16bは本体パネル1とカ
ラン6の2箇所に夫々配設されており、本体パネル1に
設けた操作パネル16aには電源スイッチス19,スプレー
シャワー2b,ミクロシャワー2c及びボディーシャワ
ー2d用のスタートスイッチ17b,17c,17d と、全て
のシャワー17に対応するストップスイッチ18等が配備さ
れると共にシャワー流量が適正であるかどうかを表示す
る表示部21が設けられ、カランに設けた操作パネルには
打たせシャワー2a,ハンドシャワー2e及びカラン6
用のスタートスイッチ17a,17e,17fが配備されてい
る。
【0015】各スタートスイッチ17a,17b,17c,17
d,17e,17fは各々その押圧操作によりスタートタイ
ミング信号を発生し、ストップスイッチ18はその押圧操
作によりストップタイミング信号を発生する。また、表
示部21は適正流量用、流量過多用、流量過少用の夫々発
光色が異なる3個のLED21a,21b,21cからなり、
例えば適正流量用のLED21aは緑、流量過多用のLE
D21bは赤、流量過少用のLED21cはオレンジに発光
するものが用いられ,各々制御部20からの出力を受ける
と発光する。
【0016】制御部20は、マイクロコンピュータからな
り、基本的には中央処理装置(CPU)20aと、入出力
インターフェース20b,20cと、メモリー20dとで構成
されて本体パネル1の適所に配備され、入力インターフ
ェース20bには操作部17,18の各スイッチと水量センサ
13を、出力インターフェース20cには表示部21の各LE
D21a,21b,21cを接続し、メモリー20dには上記各
電磁弁14の開閉及び表示部21の表示を制御するためのプ
ログラムを記憶させてある。
【0017】そして、この制御部20においては、いずれ
かのスタートスイッチ17、例えばボディホシャワー用の
スタートスイッチ17dが押圧操作されてスタート信号が
発生し、その信号を入力すると、そのスタートスイッチ
17dに対応する電磁弁14dに開弁出力を発生してこれを
開弁し、該電磁弁14dに対応するシャワー吐水口、即ち
ボディーシャワー吐水口2dからの吐水を開始させる。
【0018】また、これにより、管路11内に水の流れが
生じ、水量センサ13が作動して検知信号が発生される
と、これを入力して単位時間、例えば1分当たりの信号
数に基づいて流量を演算し、この演算値を予め設定器22
に設定しておいた各シャワー毎の適正流量値と比較し
て、演算値が設定された適正流量値と一致するときには
適正流量用のLED21aに、適正流量値より大きいとき
には流量過多用LED21bに、また適正流量値より小さ
いときには流量過少用のLED21cに夫々出力を発生す
る。したがって、シャワー使用者は表示部21の発光して
いるLEDの色により適正流量で使用しているかどうか
を視認することができ、適正流量でないときには流量調
節弁12を開閉どちら側に調節すればよいかも容易に判断
できる。
【0019】そして、この制御部20はストップスイッチ
18が押圧操作されてストップ信号が発生し、そのストッ
プ信号を入力すると上記電磁弁14dへの開弁出力を消滅
して電磁弁14dを閉弁し、シャワー2dの吐水を停止す
ると同時に表示部21への出力も消滅してLEDを消光す
る。
【0020】以上の説明では、表示部21を発光色が異な
る3個のLEDで構成し、どの色のLEDが発光するか
により流量が適正であるかどうかを識別するようにした
が、LEDの発光色は同じでも発光するLEDの数によ
り識別するようにしたり、適正流量表示部の左右どちら
側のLEDが発光するかにより流量過多であるか流量過
少であるかを識別するようにするなど、表示の仕方を他
の適当な仕方に変更すること任意である。
【0021】尚、図3において、23はシャワー装置の運
転開始時及び前回のシャワー吐水から長時間経過後の吐
水のときに給湯管7内の冷却した湯を捨てて新たに加熱
した熱い湯に入れ替えるための捨て水用電磁弁、24は前
回のシャワー吐水からあまり時間が経過していない内の
再吐出の際に、混合栓9を通過する混合水を所定時間捨
ててワックス形サーモスタットミキシングバルブの特性
に起因するオーバーシュートによる熱湯の吐出を防止す
るための捨て水用電磁弁であり、前者は給湯管7に配備
したサーミスタ25が検出する給湯管7内の水温に基づい
て、後者はスタートイッチ17の操作タイミングに基づい
て、夫々開閉を制御部20で制御されるが、その制御につ
いては本願考案の要旨とは関係がないので説明を省略す
る。また、26は逆止弁、27はストレーナ、28は止水栓で
ある。
【0022】
【効果】本考案は以上のように構成したので、下記する
ような効果を奏する。 (1).シャワー吐水口に供給される湯水の量を検出し
て、その水量が適正流量であるかどうかを表示部に表示
するようにしたので、使用者は表示部を見ることにより
シャワーを適正流量で使用しているかどうかを容易に判
断することができ、流量の調整もし易く、使用勝手が向
上する。 (2).使用者が好みにより適正流量より大流量で使用
したり、小流量で使用していても、表示部を見て適正流
量に調整することが期待されるので、節水やシャワー機
能の最大限の活用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の構成を示すクレーム対応機能ブロック
図。
【図2】本考案の一実施例を示すシャワー装置の斜視
図。
【図3】装置の全体構成の概略を示すブロック図。
【符号の説明】
2 シャワー吐水口 11 混合水管路
(流路) 12 流量調節弁 13 水量センサ 21 流量表示部 22 設定器

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャワー吐水口にシャワー水を供給する流
    路の途中に、任意に調節可能な流量調節弁を備えるシャ
    ワー装置において、流量が適正であるかどうかを表示す
    る表示部と、流量調節弁とシャワー吐水口との間の流路
    に設けられる水量センサと、水量センサの検出値と予め
    設定された適正流量とを比較する比較手段と、比較手段
    の比較結果に基づいて表示部の表示を制御する表示制御
    部とを備えることを特徴とするシャワー装置。
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