JP2564944B2 - デブロッキング回路 - Google Patents

デブロッキング回路

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JP2564944B2
JP2564944B2 JP1253146A JP25314689A JP2564944B2 JP 2564944 B2 JP2564944 B2 JP 2564944B2 JP 1253146 A JP1253146 A JP 1253146A JP 25314689 A JP25314689 A JP 25314689A JP 2564944 B2 JP2564944 B2 JP 2564944B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、デブロッキング回路に関し、特に、TACAN
(Tactical Air Navigation System)/DME(Distann
ce Measuring Equipement)送受信機の航空機搭載受
信機(以下、単に受信機という)のリニア増幅器におけ
るAGC回路の動作に基づいて生じるブロッキングを抑止
するデブロッキング回路に関する。
[従来の技術] 第2図は、従来のTACAN/DMEの受信機の受信回路の主
要部分を示すブロック図である。同図において、1,2は
二段増幅回路として受信信号101を増幅するリニア増幅
器、3はリニア増幅器2の出力する増幅受信信号を包絡
線検波する検波回路、4は検波回路3の検波出力からペ
アパルスによる送信信号を抽出し、デコード信号401と
して出力するデコーダ回路、5はデコード信号401を受
けて方位と距離を計算し、方位距離出力信号501を出力
すると共に、この方位距離出力信号501が受信信号にロ
ックしたことを示す方位距離ロック信号502を出力する
方位距離計算回路である。
また、6はデコード信号401を受け、そのピーク値を
保持するピークホールド回路、7はAGC回路であり、こ
のAGC回路7はピークホールド回路6によって保持され
たピーク値に基づき、リニア増幅器1,2の利得を適正に
制御すべきAGC電圧を発生する。
このように、従来はTACAN/DMEの受信機においてAGC動
作を行うため、ピークホールド回路6とAGC回路7によ
って閉ループを構成していた。
ところで、かかる構成において受信信号が非常に高レ
ベルとなり、二つのリニア増幅器が飽和増幅状態となっ
た場合、検波回路の出力は連続的に高レベルとなり、デ
コーダ回路はデコード信号を出力しなくなる。するとピ
ークホールド回路は、デコード信号の入力が杜絶するた
め、最低レベルの信号を出力する。そうなると、AGC回
路はリニア増幅器が最大利得状態となるようなAGC電圧
を出力するため、リニア増幅器は正常な受信状態から逸
脱してしまい、以後、この傾向は一方的に続くため自動
的に正常状態に復帰することは不可能となる。
すなわち、受信ブロッキング状態におかれてしまうこ
とがあった。
[発明が解決しようとする課題] 上述した従来のTACAN/DMEの受信機では、デブロッキ
ング回路を備えていなかったため、一度、受信ブロッキ
ング状態に陥ると、正常状態に復帰することができない
という問題点があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、ブロ
ッキング状態を自動的に解除することが可能なデフロッ
キング回路の提供を目的とする。
[課題を解決するための手段] TACAN/DME送受信機システム構成する航空機搭載受信
機に含まれるデブロッキング回路において、 ピーク電圧値信号に応答してAGC電圧を発生するAGC回
路と、 AGC電圧で利得を制御され、受信信号を増幅して出力
するリニア増幅器と、 リニア増幅器で増幅された受信信号に対して包絡線検
波を実行し検波信号を出力する検波回路と、 検波信号からTACAN/DME送受信機システムで用いる所
定間隔のパルス信号を抽出し該パルス信号のみをデコー
ド信号として出力するデコード回路と、 デコード信号からTACAN/DME送受信機システムに固有
のアルゴリズムでTACAN方位とDME距離を求め、該TACAN
方位とDME距離を表す方位距離出力信号を出力すると共
に、前記方位距離出力信号の出力中は方位距離ロック信
号も出力する方位距離計算回路と、 各パルス信号のピーク電圧値を次のパルス信号が入力
されるまで保持すると共に、該ピーク電圧値を表す前記
ピーク電圧値信号をAGC回路に供給するピークホールド
回路と、 前記検波信号と前記デコード信号と前記方位距離ロッ
ク信号を入力し、前記方位距離ロック信号が一定時間以
上出力されない場合で前記デコード信号が出力されてお
らず、かつ、前記検波信号が規定値より大きいと、AGC
リセット信号をAGC回路に送出して、前記リニア増幅器
の利得が最小になるようにAGC電圧値を制御するブロッ
キングモニタ回路とを備えたことである。
すなわち、ブロッキングモニタ回路でデコード信号,
検波信号,方位距離ロック信号をモニタすることにより
受信ブロッキング状態を検出し、この場合にはリニヤ増
幅器の利得を最小となるように制御して受信ブロッキン
グ状態を自動的に解消する。
[実施例] 以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明する。
第1図は本発明の一実施例に係るデブロッキング回路
のブロック図である。なお、従来例と共通または対応す
る部分については同一の符号で表す。同図において8は
ブロッキングモニタ回路である。ブロッキングモニタ回
路8は、検波信号301、デコード信号401、方位距離ロッ
ク信号502が入力され、これら信号に基づいてAGC回路7
へAGCリセット信号801を出力する。
上記構成において、ブロッキングモニタ回路8はデコ
ード信号401、検波信号301、方位距離ロック信号502を
常時モニタしている。そして、方位距離ロック信号502
が一定時間以上ロック状態でなく、かつデコード信号40
1が出力されておらず、かつ検波信号301が予め設定して
おいた値より大きい場合(以下、この状態を「状態1」
と呼ぶ)、AGC回路7にAGCリセット信号801を出力す
る。
以上の動作により「状態1」以外では従来例と同様の
AGC方式となり、「状態1」の場合に限りAGCリセット信
号801を出力し、AGC回路7が出力するAGC電圧701をいっ
たんリニヤ増幅回路1,2の利得が最小となるようにす
る。
そして、AGC回路7はAGC時定数により、リニヤ増幅器
1,2の利得を徐々に大きくするAGC電圧701を出力するた
め、検波信号301のレベルはいったん十分下がった後に
徐々に上がっていき、このためデコーダ回路4も正常に
作動して、方位距離信号501は受信信号にロックできる
ようになる。従って、ブロッキング状態は解消されるこ
ととなる。
以上のようにして、自動的にブロッキング状態からの
解放が可能となる。
尚、ブロッキング状態ではないが、受信信号101がな
い場合でも「状態1」となる場合があるが、検波信号30
1のレベルがいったん下がった後、信号101の受信により
検波信号301のレベルが徐々に上がって元に戻るため、
何らTACAN/DME受信機の機能を損なうことはない。この
ように本実施例では、TACAN/DME送受信機の航空機搭載
受信機におけるデコーダ回路が出力するデコード信号
と、検波回路で出力する検波信号と、方位距離計算回路
が出力する方位距離ロック信号をモニタし、この方位距
離ロック信号が一定時間以上ロック状態となっていない
か判断し、上記方位距離ロック信号が一定時間以上ロッ
ク状態となっていないと判断された場合、上記デコード
信号が出力されておらず、かつ上記検波信号が設定値よ
り大きい場合、AGC回路にAGC電圧がいったんリニヤ増幅
器の利得が最小となるようにするAGCリセット信号を出
力するブロッキングモニタ回路として構成されている。
[発明の効果] 以上説明したように本発明は、ブロッキング状態が発
生したときに、これを検知し、AGCリセット信号を出力
することにより、自動的にブロッキング状態を停止せし
めることが可能なデブロッキング回路を提供できる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るデブロッキング回路を
使用したTACAN/DMEの受信機の主要部ブロック図、第2
図は従来におけるデブロッキング回路を使用しないTACA
N/DMEの受信機の主要部ブロック図である。 1,2……リニア増幅器、 3……検波回路、 4……デコーダ回路、 5……方位距離計算回路、 6……ピークホールド回路、 7……AGC回路、 8……ブロッキングモニタ回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】TACAN/DME送受信機システム構成する航空
    機搭載受信機に含まれるデブロッキング回路において、 ピーク電圧値信号に応答してAGC電圧を発生するAGC回路
    と、 AGC電圧で利得を制御され、受信信号を増幅して出力す
    るリニア増幅器と、 リニア増幅器で増幅された受信信号に対して包絡線検波
    を実行し検波信号を出力する検波回路と、 検波信号からTACAN/DME送受信機システムで用いる所定
    間隔のパルス信号を抽出し該パルス信号のみをデコード
    信号として出力するデコード回路と、 デコード信号からTACAN/DME送受信機システムに固有の
    アルゴリズムでTACAN方位とDME距離を求め、該TACAN方
    位とDME距離を表す方位距離出力信号を出力すると共
    に、前記方位距離出力信号の出力中は方位距離ロック信
    号も出力する方位距離計算回路と、 各パルス信号のピーク電圧値を次のパルス信号が入力さ
    れるまで保持すると共に、該ピーク電圧値を表す前記ピ
    ーク電圧値信号をAGC回路に供給するピークホールド回
    路と、 前記検波信号と前記デコード信号と前記方位距離ロック
    信号を入力し、前記方位距離ロック信号が一定時間以上
    出力されない場合で前記デコード信号が出力されておら
    ず、かつ、前記検波信号が規定値より大きいと、AGCリ
    セット信号をAGC回路に送出して、前記リニア増幅器の
    利得が最小になるようにAGC電圧値を制御するブロッキ
    ングモニタ回路とを備えたことを特徴とするデブロッキ
    ング回路。
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JP2606561B2 (ja) * 1993-08-13 1997-05-07 日本電気株式会社 デブロッキング回路及びデブロッキング回路を備えた受信機

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岡田實編「航空電子装置」改訂版日刊工業新聞社P.17〜P.42

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