JP2564761Y2 - 線材巻取機 - Google Patents
線材巻取機Info
- Publication number
- JP2564761Y2 JP2564761Y2 JP1991096487U JP9648791U JP2564761Y2 JP 2564761 Y2 JP2564761 Y2 JP 2564761Y2 JP 1991096487 U JP1991096487 U JP 1991096487U JP 9648791 U JP9648791 U JP 9648791U JP 2564761 Y2 JP2564761 Y2 JP 2564761Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drum
- support
- winding drum
- wire
- winding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Winding Filamentary Materials (AREA)
- Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電線等からなる線材を
ドラムに巻き取る巻取機に関し、特に、ドラムへの線材
の巻量増加を図るものである。
ドラムに巻き取る巻取機に関し、特に、ドラムへの線材
の巻量増加を図るものである。
【0002】電線製造工程等において所要径に伸線され
た電線を連続的にドラムに巻き取る巻取機は、通常、図
3に示す構成からなり、巻取ドラム1を軸受部材2より
突設した支軸3により片持支持している。軸受部材2モ
ータ4により回転されるロッド5で螺嵌支持されてお
り、よって、モータ4によりロッド5を介して軸受部材
2および巻取ドラム1をトラバースさせている。また、
巻取ドラム1の支軸3を軸受部材2の軸線部に回転自在
に支持した回転駆動軸6に連結し、該駆動軸6をモータ
7で回転させて巻取ドラム1を回転している。
た電線を連続的にドラムに巻き取る巻取機は、通常、図
3に示す構成からなり、巻取ドラム1を軸受部材2より
突設した支軸3により片持支持している。軸受部材2モ
ータ4により回転されるロッド5で螺嵌支持されてお
り、よって、モータ4によりロッド5を介して軸受部材
2および巻取ドラム1をトラバースさせている。また、
巻取ドラム1の支軸3を軸受部材2の軸線部に回転自在
に支持した回転駆動軸6に連結し、該駆動軸6をモータ
7で回転させて巻取ドラム1を回転している。
【0003】上記巻取ドラム1は図4に示す構成とされ
ており、軸線部に円筒状の芯筒8を備え、該芯筒8の両
軸端にツバ9、9が固着されると共に、芯筒8と空洞を
あけて円筒形状の胴筒10をツバ9、9の間に固着され
ている。上記芯筒8の内部に上記支軸3が内嵌され、該
支軸3に突設したツバ部3aに上記一方のツバ9が複数
箇所でピン11により結合され、よって、巻取ドラム1
が支軸3により着脱自在に支持されている。
ており、軸線部に円筒状の芯筒8を備え、該芯筒8の両
軸端にツバ9、9が固着されると共に、芯筒8と空洞を
あけて円筒形状の胴筒10をツバ9、9の間に固着され
ている。上記芯筒8の内部に上記支軸3が内嵌され、該
支軸3に突設したツバ部3aに上記一方のツバ9が複数
箇所でピン11により結合され、よって、巻取ドラム1
が支軸3により着脱自在に支持されている。
【0004】線材の巻き取り時、巻取ドラム1が支軸3
を介して回転および往復移動(トラバース)され、該巻取
ドラム1の外周に配置された線材供給ローラ12より供
給される線材(図示せず)が巻取ドラム1の胴筒10の上
面で一端側のツバ9より他端側のツバ部9に向かって巻
き取られ、ついで、逆方向に巻き取られ、これを繰り返
すことにより、外径近傍まで線材が巻取られる。
を介して回転および往復移動(トラバース)され、該巻取
ドラム1の外周に配置された線材供給ローラ12より供
給される線材(図示せず)が巻取ドラム1の胴筒10の上
面で一端側のツバ9より他端側のツバ部9に向かって巻
き取られ、ついで、逆方向に巻き取られ、これを繰り返
すことにより、外径近傍まで線材が巻取られる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上記した従来の巻取機
では、巻取ドラム1を支軸2により片持支持しているた
め、支持強度が弱く、よって、巻取ドラム1に巻取るこ
とが出来る線材の巻量が少なく設定されている。即ち、
上記したように、芯筒8の外周に空洞をあけて胴筒10
を取り付け、該胴筒10の上面からツバ9の外周の間ま
でが巻線箇所としている。例えば、ツバの外径が640
φであると胴筒の外径を340φに設定している。
では、巻取ドラム1を支軸2により片持支持しているた
め、支持強度が弱く、よって、巻取ドラム1に巻取るこ
とが出来る線材の巻量が少なく設定されている。即ち、
上記したように、芯筒8の外周に空洞をあけて胴筒10
を取り付け、該胴筒10の上面からツバ9の外周の間ま
でが巻線箇所としている。例えば、ツバの外径が640
φであると胴筒の外径を340φに設定している。
【0006】上記のように1個の巻取ドラムへの巻量が
少ないと、巻取終了後に巻取ドラムの交換を頻繁に行わ
なければならず、人手がかかる欠点がある。
少ないと、巻取終了後に巻取ドラムの交換を頻繁に行わ
なければならず、人手がかかる欠点がある。
【0007】さらに、巻取ドラムが片持支持であると、
巻量の増加に比例して支持されていない端面側の支持強
度が落ちてたわみ、線材の巻きが均一に出来なくなる欠
点もあると共に、支軸の疲労も大きく、耐久性に問題が
生じる。
巻量の増加に比例して支持されていない端面側の支持強
度が落ちてたわみ、線材の巻きが均一に出来なくなる欠
点もあると共に、支軸の疲労も大きく、耐久性に問題が
生じる。
【0008】本考案は上記した従来の問題を解消せんと
するもので、巻取ドラムの支持強度をアップすることに
より、巻取ドラムへの線材の巻量増加を図ることを目的
とするものである。
するもので、巻取ドラムの支持強度をアップすることに
より、巻取ドラムへの線材の巻量増加を図ることを目的
とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案は、巻取ドラムの芯筒に軸方向両端より支軸
を着脱自在に挿入固定して巻取ドラムを両持支持し、こ
れら両側の支軸を夫々軸受により回転自在で移動不可に
支持し、これら両側の軸受を夫々支持板の内周フランジ
に内嵌固定すると共に、該支持板の外周部を連結手段を
介して連結し、該連結手段を基枠の水平枠を構成する支
持ロッドに摺動自在に外嵌して、上記巻取ドラムを上記
基枠内に回転自在で且つ移動自在に支持する一方、上記
基枠の外側に回転手段を設置すると共に、該回転手段の
回転駆動軸を基枠内に突出して上記一方の支軸と連結
し、かつ、該回転駆動軸に移動駆動軸を遊嵌すると共に
連動して移動するように係止し、該移動駆動軸の移動に
より回転駆動軸を介して上記支軸を移動させることによ
り、巻取ドラムを回転させながら往復移動させて、巻取
ドラムの外周の所定位置に配置した線材供給ローラより
線材を巻取ドラムに巻き取る構成としていることを特徴
とする線材巻取機を提供するものである。
め、本考案は、巻取ドラムの芯筒に軸方向両端より支軸
を着脱自在に挿入固定して巻取ドラムを両持支持し、こ
れら両側の支軸を夫々軸受により回転自在で移動不可に
支持し、これら両側の軸受を夫々支持板の内周フランジ
に内嵌固定すると共に、該支持板の外周部を連結手段を
介して連結し、該連結手段を基枠の水平枠を構成する支
持ロッドに摺動自在に外嵌して、上記巻取ドラムを上記
基枠内に回転自在で且つ移動自在に支持する一方、上記
基枠の外側に回転手段を設置すると共に、該回転手段の
回転駆動軸を基枠内に突出して上記一方の支軸と連結
し、かつ、該回転駆動軸に移動駆動軸を遊嵌すると共に
連動して移動するように係止し、該移動駆動軸の移動に
より回転駆動軸を介して上記支軸を移動させることによ
り、巻取ドラムを回転させながら往復移動させて、巻取
ドラムの外周の所定位置に配置した線材供給ローラより
線材を巻取ドラムに巻き取る構成としていることを特徴
とする線材巻取機を提供するものである。
【0010】上記巻取ドラムの外周位置に配置する線材
供給ローラは、巻取ドラムの略軸方向中心位置に配置
し、よって、巻取ドラムの両外側へ移動距離を巻取ドラ
ムの軸長さの略1/2としている。
供給ローラは、巻取ドラムの略軸方向中心位置に配置
し、よって、巻取ドラムの両外側へ移動距離を巻取ドラ
ムの軸長さの略1/2としている。
【0011】また、上記両側の支軸には、互いに隣接す
る内方へ突出した小型巻取ドラム取付用支軸部材を着脱
自在に取付可能としている。よって、巻線機に取り付け
られる巻取ドラムのサイズを任意に取り替えることが出
来る。
る内方へ突出した小型巻取ドラム取付用支軸部材を着脱
自在に取付可能としている。よって、巻線機に取り付け
られる巻取ドラムのサイズを任意に取り替えることが出
来る。
【0012】
【作用】上記したように、巻取ドラムを両持支持するこ
とにより、支持強度の向上および軸線方向における支持
強度の均一化を図ることができ、よって、巻取ドラムの
軸径を細くして線材の巻量を増加させることが出来ると
共に、線材の巻きを軸線方向で均一化することが出来
る。
とにより、支持強度の向上および軸線方向における支持
強度の均一化を図ることができ、よって、巻取ドラムの
軸径を細くして線材の巻量を増加させることが出来ると
共に、線材の巻きを軸線方向で均一化することが出来
る。
【0013】
【実施例】以下、本考案を図面に示す実施例により詳細
に説明する。図1に示すように、巻取ドラム20の軸部
両側に支軸21、22を挿入固定し、これら支軸を回転
自在で移動不可に回転軸受23、24で支持している。
これら回転軸受23、24を円板形状の支持板25、2
6の内周フランジ25a、26aに内嵌固定し、かつ、
支持板25、26の外周フランジ25b、26bに穿設
した軸穴25c、26cにガイド筒27、28を内嵌固
定し、これらガイド筒27と28を連結棒29、30で
連結している。
に説明する。図1に示すように、巻取ドラム20の軸部
両側に支軸21、22を挿入固定し、これら支軸を回転
自在で移動不可に回転軸受23、24で支持している。
これら回転軸受23、24を円板形状の支持板25、2
6の内周フランジ25a、26aに内嵌固定し、かつ、
支持板25、26の外周フランジ25b、26bに穿設
した軸穴25c、26cにガイド筒27、28を内嵌固
定し、これらガイド筒27と28を連結棒29、30で
連結している。
【0014】上記ガイド筒27、28は基枠31の水平
枠を構成する支持ロッド32、33に摺動自在に外嵌し
て取り付け、支持板25、26、回転軸受23、24を
介して支軸21、22が連動するようにしている。
枠を構成する支持ロッド32、33に摺動自在に外嵌し
て取り付け、支持板25、26、回転軸受23、24を
介して支軸21、22が連動するようにしている。
【0015】上記一方の支軸21の外端には、回転駆動
軸34を固定して接続し、該回転駆動軸34の先端部に
スプライン34aを形成し、内面にスプラインを形成し
た円筒35を外嵌合を連結し、該円筒35にホイール3
6を突設し、該ホイール36を回転駆動用モータ37に
より駆動するようにしている。よって、モータ37によ
る回転時に円筒35、回転駆動軸34、支軸21を介し
て巻取ドラム20を回転させるようにしている。
軸34を固定して接続し、該回転駆動軸34の先端部に
スプライン34aを形成し、内面にスプラインを形成し
た円筒35を外嵌合を連結し、該円筒35にホイール3
6を突設し、該ホイール36を回転駆動用モータ37に
より駆動するようにしている。よって、モータ37によ
る回転時に円筒35、回転駆動軸34、支軸21を介し
て巻取ドラム20を回転させるようにしている。
【0016】また、上記回転駆動軸34の支軸連結側の
外周面に環状溝34bを設け、該環状溝34bに嵌合す
る環状突起38aを内周部に突設した円筒状の移動駆動
筒38を回転駆動軸34に遊嵌している。該移動駆動筒
38の外周に突起38bを設け、該突起38bをモータ
(図示せず)により往復移動される伝動具39に固定して
いる。よって、モータにより移動駆動筒38、回転駆動
軸44を介して支軸21を往復移動させると共に、該支
軸21を支持した回転軸受23が移動して、上記連結手
段(支持板25、ガイド筒27、連結棒29、30、ガ
イド筒28、支持板26)を介して他側の回転軸受24
および支軸22が連動して往復移動するようにしてい
る。
外周面に環状溝34bを設け、該環状溝34bに嵌合す
る環状突起38aを内周部に突設した円筒状の移動駆動
筒38を回転駆動軸34に遊嵌している。該移動駆動筒
38の外周に突起38bを設け、該突起38bをモータ
(図示せず)により往復移動される伝動具39に固定して
いる。よって、モータにより移動駆動筒38、回転駆動
軸44を介して支軸21を往復移動させると共に、該支
軸21を支持した回転軸受23が移動して、上記連結手
段(支持板25、ガイド筒27、連結棒29、30、ガ
イド筒28、支持板26)を介して他側の回転軸受24
および支軸22が連動して往復移動するようにしてい
る。
【0017】上記支軸21、22により両持支持される
巻取ドラム20は、図2に示す形状で、円筒形状の芯筒
40の両端側に軸受41を固着し、該軸受41にツバ4
2を固着すると共に、該ツバ42の内面側に案内板43
を介して胴筒44を固定している。本実施例では、ツバ
42の外径が640φであると胴筒44の外径は280
φとしている。
巻取ドラム20は、図2に示す形状で、円筒形状の芯筒
40の両端側に軸受41を固着し、該軸受41にツバ4
2を固着すると共に、該ツバ42の内面側に案内板43
を介して胴筒44を固定している。本実施例では、ツバ
42の外径が640φであると胴筒44の外径は280
φとしている。
【0018】上記両側のツバ42の内周部には周方向に
間隔をピン取付穴42aを穿設しており、これらピン取
付穴42aを、上記支軸21、22に突設したフランジ
21a、22aに穿設したピン取付穴を連通させ、ピン
45により着脱自在に結合するようにしている。
間隔をピン取付穴42aを穿設しており、これらピン取
付穴42aを、上記支軸21、22に突設したフランジ
21a、22aに穿設したピン取付穴を連通させ、ピン
45により着脱自在に結合するようにしている。
【0019】上記回転軸受23、24により支持された
支軸21、22の間の巻取ドラム設置幅L1は本実施例
では430mmであり、 よって、 略軸長430mmの巻取ド
ラム20が取り付けられる。上記両持支持される巻取ド
ラム20に対して、その軸方向の略中心部に対応する外
周位置に、線材供給ローラ50が配置され、該ローラ5
0に供給源(図示せず)より巻き取られる線材(図示せず)
が供給される。
支軸21、22の間の巻取ドラム設置幅L1は本実施例
では430mmであり、 よって、 略軸長430mmの巻取ド
ラム20が取り付けられる。上記両持支持される巻取ド
ラム20に対して、その軸方向の略中心部に対応する外
周位置に、線材供給ローラ50が配置され、該ローラ5
0に供給源(図示せず)より巻き取られる線材(図示せず)
が供給される。
【0020】上記した線材巻取機においては、 巻取ドラ
ム20が回転しながら往復移動することにより、線材供
給ローラ50より送給される線材が巻取ドラム20の一
端側のツバ42内面より他端側のツバ42の内面まで巻
取られ、ついで、巻取ドラム20が反対方向に移動して
逆方向に巻取られる。該作動を繰り返すことによりツバ
42の外周縁近傍まで線材が巻取られる。
ム20が回転しながら往復移動することにより、線材供
給ローラ50より送給される線材が巻取ドラム20の一
端側のツバ42内面より他端側のツバ42の内面まで巻
取られ、ついで、巻取ドラム20が反対方向に移動して
逆方向に巻取られる。該作動を繰り返すことによりツバ
42の外周縁近傍まで線材が巻取られる。
【0021】上記作動時、巻取ドラム20は、その一端
のツバ42が図1に示す巻取ドラムの軸方向中心位置ま
で移動した後、逆方向に移動して図示の位置まで戻り、
この往復移動を繰り返すことにより、上記中心位置に配
置している線材供給ローラ50より巻取ドラム20の軸
方向全体にわたって線材を巻取っている。
のツバ42が図1に示す巻取ドラムの軸方向中心位置ま
で移動した後、逆方向に移動して図示の位置まで戻り、
この往復移動を繰り返すことにより、上記中心位置に配
置している線材供給ローラ50より巻取ドラム20の軸
方向全体にわたって線材を巻取っている。
【0022】本巻取機においては、さらに、巻取ドラム
の大きさを変更した場合にも使用出来るようにしてい
る。即ち、図1に示すように、支軸21、22に互いに
近接する方向に突出した円筒形状の小型巻取ドラム支持
部材55、55を着脱自在に外嵌して取り付け、該支持
部材55、55に設けたツバ56、56に小型巻取ドラ
ム20’をピン57、57で結合して取付るようにして
いる。
の大きさを変更した場合にも使用出来るようにしてい
る。即ち、図1に示すように、支軸21、22に互いに
近接する方向に突出した円筒形状の小型巻取ドラム支持
部材55、55を着脱自在に外嵌して取り付け、該支持
部材55、55に設けたツバ56、56に小型巻取ドラ
ム20’をピン57、57で結合して取付るようにして
いる。
【0023】尚、巻取ドラムの回転および往復移動機構
は上記実施例に限定されず、巻取ドラムを回転させなが
ら往復移動できる機構であれば、適宜に採用し得る。ま
た、線材供給ローラ側を往復移動する構成としても良
い。
は上記実施例に限定されず、巻取ドラムを回転させなが
ら往復移動できる機構であれば、適宜に採用し得る。ま
た、線材供給ローラ側を往復移動する構成としても良
い。
【0024】
【考案の効果】以上の説明より明らかなように、本考案
に係わる線材巻取機においては、巻取ドラムの両端を支
軸で支持する両持タイプとしているため、巻取ドラムの
支持強度を向上させることが出来る。よって、巻取ドラ
ムの軸部の径を小径とすることができ、ツバの外径が同
一である場合、線材の巻量を増加させることが出来る。
に係わる線材巻取機においては、巻取ドラムの両端を支
軸で支持する両持タイプとしているため、巻取ドラムの
支持強度を向上させることが出来る。よって、巻取ドラ
ムの軸部の径を小径とすることができ、ツバの外径が同
一である場合、線材の巻量を増加させることが出来る。
【0025】また、両持支持として、軸部を安定して支
持しているため、巻量の増加により巻取ドラムがたわむ
ことを防止でき、よって、線材の均一に巻取ドラムに巻
き付けることも出来る。
持しているため、巻量の増加により巻取ドラムがたわむ
ことを防止でき、よって、線材の均一に巻取ドラムに巻
き付けることも出来る。
【図1】 本考案に係わる線材巻取機の全体構成図であ
る。
る。
【図2】 上記線材巻取機に取り付ける巻取ドラムの一
部断面正面図である。
部断面正面図である。
【図3】 従来の線材巻取機の全体構成図である。
【図4】 従来の巻取ドラムの断面図である。
20 巻取ドラム 21、22 支軸 23、24 回転軸受 25、26 支持板 50 線材供給ローラ 55 小型巻取ドラム支持部材
Claims (1)
- 【請求項1】 巻取ドラムの芯筒に軸方向両端より支軸
を着脱自在に挿入固定して巻取ドラムを両持支持し、こ
れら両側の支軸を夫々軸受により回転自在で移動不可に
支持し、これら両側の軸受を夫々支持板の内周フランジ
に内嵌固定すると共に、該支持板の外周部を連結手段を
介して連結し、該連結手段を基枠の水平枠を構成する支
持ロッドに摺動自在に外嵌して、上記巻取ドラムを上記
基枠内に回転自在で且つ移動自在に支持する一方、 上記基枠の外側に回転手段を設置すると共に、該回転手
段の回転駆動軸を基枠内に突出して上記一方の支軸と連
結し、かつ、該回転駆動軸に移動駆動軸を遊嵌すると共
に連動して移動するように係止し、該移動駆動軸の移動
により回転駆動軸を介して上記支軸を移動させることに
より、巻取ドラムを回転させながら往復移動させて、巻
取ドラムの外周の所定位置に配置した線材供給ローラよ
り線材を巻取ドラムに巻き取る構成としていることを特
徴とする線材巻取機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991096487U JP2564761Y2 (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | 線材巻取機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991096487U JP2564761Y2 (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | 線材巻取機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0544310U JPH0544310U (ja) | 1993-06-15 |
JP2564761Y2 true JP2564761Y2 (ja) | 1998-03-09 |
Family
ID=14166431
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991096487U Expired - Lifetime JP2564761Y2 (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | 線材巻取機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2564761Y2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50152048A (ja) * | 1974-05-28 | 1975-12-06 | ||
DE3024095A1 (de) * | 1980-06-27 | 1982-01-21 | Rosendahl Industrie-Handels AG, Schönenwerd | Wickelmaschine zum aufwickeln von strangfoermigem wickelgut auf eine spule |
JPS60170353U (ja) * | 1984-04-23 | 1985-11-12 | 東レ株式会社 | 巻取装置 |
JPS61197374A (ja) * | 1985-02-22 | 1986-09-01 | Fujikura Ltd | テ−パボビンへの細線条体巻付け方法 |
-
1991
- 1991-11-25 JP JP1991096487U patent/JP2564761Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0544310U (ja) | 1993-06-15 |
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